10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
チャンネルNECOで放送中の「ハングマンGOGO」も折り返し地点に入り、残すところ8回。リアルタイム時は、突然の路線変更についていけず一切見ることがなかったこのラストシリーズですが、改めて見てみるとコミカルな演技や演出が過度になり過ぎてはいるものの、ストーリーにはまだハードな部分が残っているし、フラッシュがリーダーだった時は、あまり印象に残る活躍がなかったアンクル、スポット、アイリスの三人が、ダブルがリーダーになってからは、以前よりも活き活きと動き回っているように見えます。
シリーズも回を重ねて、毎回登場するゲスト出演者の顔ぶれも「あ、またこの人だ!」と思わず言ってしまうぐらい、同じ俳優さんを見ることが多くになりましたが、ハングマンシリーズに最多ゲスト出演した俳優さんは一体誰だったのか?いきなりですが、ちょっとまとめてみました。
①川辺久造/田口計・・・8回
②江見俊太郎/草薙幸二郎/友金敏雄/浜田晃/佐原健二・・・7回
③近藤宏/神田隆/成瀬正/名和宏/剣持伴紀/菅貫太郎/片岡五郎/高品剛/関川慎二・・・6回
④小松方正/内田勝正/渥美国泰/小池雄介/草薙良一/中山昭二/大下哲矢/江幡高志/片桐竜次/根上淳/小林勝彦・・・5回
⑤八名信夫/藤木孝/鹿内孝/幸田宗丸/西沢利明/泉じゅん/早川雄三/江角英明/中田博久/原口剛/亀石征一郎/団時朗/桜井浩子/宗方勝巳/堀田真三/塩見三省/内藤剛志・・・4回
ザッとこんな結果になりました。いずれもあの時代に名を馳せたベテランの俳優さん達がランク・インしています。刑事ドラマや時代劇の悪役で活躍した人や、特撮番組で有名な俳優さんの名前もちらほらありますね。
現在までに8話まで拝見しましたが、とくに印象に残ったエピソードは・・・
夏の夜の悪夢! 恐怖の怪奇ホテル
「犯罪者を助ける逃がし屋が存在する。一味を暴き出してハンギングせよ」・・・殺しや強盗をして大金を手に入れた犯罪者達を国外へ脱出させる「逃がし屋」の正体を暴けとのゴッドの指令が下る。だが、指令部屋にダブルの姿はなかった。ダブルの車が若い女に乗っ取られた。女の名は、東和銀行の銀行員の水沢さゆり。彼女は、銀行から4億5000万円の金を盗み出し、外国船に乗り高飛びするため、横浜に向かおうとしていた。
ゴッドの指令を聞く時は、メンバー全員がそろっているのがこれまでの定番でしたが、今回は、ダブルが拉致され、ゴッドの指令部屋に行くことができないという珍しい展開が見られました。いつものパターン崩しから始まり、ダブルが巻き込まれた事件がやがてゴッドの指令とリンクして、ダブル達が逃がし屋が経営するホテルを見つけ出し大男と大乱闘を繰り広げた後、逃がし屋をハンギングするまでのストーリー展開が小気味良く描かれていて、中々楽しめました。
ダブルとアンクルが逃がし屋のメンバーの大男(ストロング金剛)と激しい取っ組み合いをしていましたが、アンクルが大男に派手に投げ飛ばされたりして苦戦していたのが印象的でしたね。アンクルと言えば、「朝まで待てない! 水中からの脱出」でも、追っ手と格闘中にコンクリートの穴凹に落ちて、水を流されてあわや溺死寸前の状態になっていましたが、GOGOになってからピンチに陥ることが多くなりましたね。大男が怪力で鉄パイプを折り曲げたのを見てアンクルが「こいつは人間じゃねぇぞ」と言った後、ダブルが「モンスターだ!」と言うセリフのやりとりがちょっと気になった。大男役のストロング金剛さんは、「超電子バイオマン」と言う戦隊番組でモンスターと言う名の敵の幹部を演じていましたが、このセリフは、バイオマンのネタをあえて使ったのでしょうか(笑)。もしかしたら普通に「モンスター(怪物)」と言う意味で言ったのかもしれませんが・・・。
今回のモルモットおじさんは、巨大なコンクリート石を頭の上に落とされ、頭が体にめり込む姿を披露していました。どんどんドリフのようなコント仕立てになっていくハンギングですが、「楽しいハンギング、愉快なハンギング」がモットーのこのシリーズですから、そこは大目に見て楽しみましょう(笑)。
シリーズも回を重ねて、毎回登場するゲスト出演者の顔ぶれも「あ、またこの人だ!」と思わず言ってしまうぐらい、同じ俳優さんを見ることが多くになりましたが、ハングマンシリーズに最多ゲスト出演した俳優さんは一体誰だったのか?いきなりですが、ちょっとまとめてみました。
①川辺久造/田口計・・・8回
②江見俊太郎/草薙幸二郎/友金敏雄/浜田晃/佐原健二・・・7回
③近藤宏/神田隆/成瀬正/名和宏/剣持伴紀/菅貫太郎/片岡五郎/高品剛/関川慎二・・・6回
④小松方正/内田勝正/渥美国泰/小池雄介/草薙良一/中山昭二/大下哲矢/江幡高志/片桐竜次/根上淳/小林勝彦・・・5回
⑤八名信夫/藤木孝/鹿内孝/幸田宗丸/西沢利明/泉じゅん/早川雄三/江角英明/中田博久/原口剛/亀石征一郎/団時朗/桜井浩子/宗方勝巳/堀田真三/塩見三省/内藤剛志・・・4回
ザッとこんな結果になりました。いずれもあの時代に名を馳せたベテランの俳優さん達がランク・インしています。刑事ドラマや時代劇の悪役で活躍した人や、特撮番組で有名な俳優さんの名前もちらほらありますね。
現在までに8話まで拝見しましたが、とくに印象に残ったエピソードは・・・
夏の夜の悪夢! 恐怖の怪奇ホテル
「犯罪者を助ける逃がし屋が存在する。一味を暴き出してハンギングせよ」・・・殺しや強盗をして大金を手に入れた犯罪者達を国外へ脱出させる「逃がし屋」の正体を暴けとのゴッドの指令が下る。だが、指令部屋にダブルの姿はなかった。ダブルの車が若い女に乗っ取られた。女の名は、東和銀行の銀行員の水沢さゆり。彼女は、銀行から4億5000万円の金を盗み出し、外国船に乗り高飛びするため、横浜に向かおうとしていた。
ゴッドの指令を聞く時は、メンバー全員がそろっているのがこれまでの定番でしたが、今回は、ダブルが拉致され、ゴッドの指令部屋に行くことができないという珍しい展開が見られました。いつものパターン崩しから始まり、ダブルが巻き込まれた事件がやがてゴッドの指令とリンクして、ダブル達が逃がし屋が経営するホテルを見つけ出し大男と大乱闘を繰り広げた後、逃がし屋をハンギングするまでのストーリー展開が小気味良く描かれていて、中々楽しめました。
ダブルとアンクルが逃がし屋のメンバーの大男(ストロング金剛)と激しい取っ組み合いをしていましたが、アンクルが大男に派手に投げ飛ばされたりして苦戦していたのが印象的でしたね。アンクルと言えば、「朝まで待てない! 水中からの脱出」でも、追っ手と格闘中にコンクリートの穴凹に落ちて、水を流されてあわや溺死寸前の状態になっていましたが、GOGOになってからピンチに陥ることが多くなりましたね。大男が怪力で鉄パイプを折り曲げたのを見てアンクルが「こいつは人間じゃねぇぞ」と言った後、ダブルが「モンスターだ!」と言うセリフのやりとりがちょっと気になった。大男役のストロング金剛さんは、「超電子バイオマン」と言う戦隊番組でモンスターと言う名の敵の幹部を演じていましたが、このセリフは、バイオマンのネタをあえて使ったのでしょうか(笑)。もしかしたら普通に「モンスター(怪物)」と言う意味で言ったのかもしれませんが・・・。
今回のモルモットおじさんは、巨大なコンクリート石を頭の上に落とされ、頭が体にめり込む姿を披露していました。どんどんドリフのようなコント仕立てになっていくハンギングですが、「楽しいハンギング、愉快なハンギング」がモットーのこのシリーズですから、そこは大目に見て楽しみましょう(笑)。
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三十年目の印象
私も「ハングマンGOGO」本放送時はあまりのオチャラケぶりに愕然とした人間なんですが、今、本作を見直してみると、正直「6」より面白い印象があるんですよね・・・。
思うに、「6」 って、名高達郎さん演じる矢吹良介(フラッシュ)のキャラクターが結城五郎(E.T/サファリ)と似すぎていることがまずかったんじゃないでしょうか。加納良次(デジコン)から結城五郎に変わった時のような新鮮味に乏しく、マンネリ感が強くなってしまったように思えるんですよ。
さらに、結城や矢吹のような完全無欠キャラって役者や脚本家にとって扱いにくいキャラクターなんですよね。「キャラクター造りの基本は弱点を持たせること」と聞いたことがありますが、完全無欠キャラだと転がしたり膨らましたりする余地が無くて使い勝手が良くない。この事がマンネリ感をさらに強めてしまったのではないでしょうか。
また「GOGO」においては、リーダーが頼りないことが他のメンバーに活躍の場を与えてキャラ立ちさせる要因となっていて(「V」もリーダーがパートの主婦という頼りないキャラ設定で本作と類似)、逆説的にリーダーを完全無欠キャラにしてしまうことの弊害を示しているようにみえるんですよね。
まあ、今から三十年も前の作品に注文をつけても仕方ないんですけど、矢吹良介のキャラ設定次第で「6」がもっと面白い作品に出来たかもしれないと思うと、いささかもったいない気がしますねぇ。
思うに、「6」 って、名高達郎さん演じる矢吹良介(フラッシュ)のキャラクターが結城五郎(E.T/サファリ)と似すぎていることがまずかったんじゃないでしょうか。加納良次(デジコン)から結城五郎に変わった時のような新鮮味に乏しく、マンネリ感が強くなってしまったように思えるんですよ。
さらに、結城や矢吹のような完全無欠キャラって役者や脚本家にとって扱いにくいキャラクターなんですよね。「キャラクター造りの基本は弱点を持たせること」と聞いたことがありますが、完全無欠キャラだと転がしたり膨らましたりする余地が無くて使い勝手が良くない。この事がマンネリ感をさらに強めてしまったのではないでしょうか。
また「GOGO」においては、リーダーが頼りないことが他のメンバーに活躍の場を与えてキャラ立ちさせる要因となっていて(「V」もリーダーがパートの主婦という頼りないキャラ設定で本作と類似)、逆説的にリーダーを完全無欠キャラにしてしまうことの弊害を示しているようにみえるんですよね。
まあ、今から三十年も前の作品に注文をつけても仕方ないんですけど、矢吹良介のキャラ設定次第で「6」がもっと面白い作品に出来たかもしれないと思うと、いささかもったいない気がしますねぇ。
Re:三十年目の印象
はじめまして
管理人のガースです。
>私も「ハングマンGOGO」本放送時はあまりのオチャラケぶりに愕然とした人間なんですが、今、本作を見直してみると、正直「6」より面白い印象があるんですよね・・・。
確かに今見るとGOGOのほうがハジけていますね。アンクル、アイリス、スポットも6の時より活き活きしてますし。
>思うに、「6」 って、名高達郎さん演じる矢吹良介(フラッシュ)のキャラクターが結城五郎(E.T/サファリ)と似すぎていることがまずかったんじゃないでしょうか。加納良次(デジコン)から結城五郎に変わった時のような新鮮味に乏しく、マンネリ感が強くなってしまったように思えるんですよ。
当時は、ハードなハングマンが帰ってきたと喜んで見ていたのですが、改めて見直すと、仰る通りフラッシュは、E.Tやサファリと似たキャラだし、他のメンバーがいまいちノリ切れていないというか、以前のシリーズのファルコンやオショウなどと比べると、キャラが薄っぺらく見えてしまうんですよね。
>さらに、結城や矢吹のような完全無欠キャラって役者や脚本家にとって扱いにくいキャラクターなんですよね。「キャラクター造りの基本は弱点を持たせること」と聞いたことがありますが、完全無欠キャラだと転がしたり膨らましたりする余地が無くて使い勝手が良くない。この事がマンネリ感をさらに強めてしまったのではないでしょうか。
西部警察の大門もそうですが、当時のアクションものの主人公は完全無欠のキャラが大半を占めていましたよね。80年代前半までは、アクションドラマの数が多かったですが、後半に入ると徐々に減り始めて、アイドル系のドラマや恋愛もの、コメディ路線のドラマが増えて人気を得ていました。そのような影響もあって、あの頃は、完全無欠のキャラが時代に合わなくなっていたのかもしれませんね。
>また「GOGO」においては、リーダーが頼りないことが他のメンバーに活躍の場を与えてキャラ立ちさせる要因となっていて(「V」もリーダーがパートの主婦という頼りないキャラ設定で本作と類似)、逆説的にリーダーを完全無欠キャラにしてしまうことの弊害を示しているようにみえるんですよね。
確かに「6」の時は、リーダーの存在感を際立たせるために、他のメンバーを控えめに扱っているというか、リーダー以上に目立たせない印象がありましたが、GOGOは、リーダーらしくないリーダーのおかげで他のメンバーの存在感も際立っている感じがしますね。
>まあ、今から三十年も前の作品に注文をつけても仕方ないんですけど、矢吹良介のキャラ設定次第で「6」がもっと面白い作品に出来たかもしれないと思うと、いささかもったいない気がしますねぇ。
当時の名高達郎と渡辺徹では、根本的にイメージが違い過ぎますからね(笑)。逆にがむしゃらにギャグを飛ばしたり、コミカルな動きをするフラッシュだったら、違和感があり過ぎてやはり見なかっただろうし(苦笑)。でもあの頃は、ハードな完全無欠キャラよりも、ダブルのようなブッ飛んだキャラのほうが時代にマッチしていたのかもしれませんね。
管理人のガースです。
>私も「ハングマンGOGO」本放送時はあまりのオチャラケぶりに愕然とした人間なんですが、今、本作を見直してみると、正直「6」より面白い印象があるんですよね・・・。
確かに今見るとGOGOのほうがハジけていますね。アンクル、アイリス、スポットも6の時より活き活きしてますし。
>思うに、「6」 って、名高達郎さん演じる矢吹良介(フラッシュ)のキャラクターが結城五郎(E.T/サファリ)と似すぎていることがまずかったんじゃないでしょうか。加納良次(デジコン)から結城五郎に変わった時のような新鮮味に乏しく、マンネリ感が強くなってしまったように思えるんですよ。
当時は、ハードなハングマンが帰ってきたと喜んで見ていたのですが、改めて見直すと、仰る通りフラッシュは、E.Tやサファリと似たキャラだし、他のメンバーがいまいちノリ切れていないというか、以前のシリーズのファルコンやオショウなどと比べると、キャラが薄っぺらく見えてしまうんですよね。
>さらに、結城や矢吹のような完全無欠キャラって役者や脚本家にとって扱いにくいキャラクターなんですよね。「キャラクター造りの基本は弱点を持たせること」と聞いたことがありますが、完全無欠キャラだと転がしたり膨らましたりする余地が無くて使い勝手が良くない。この事がマンネリ感をさらに強めてしまったのではないでしょうか。
西部警察の大門もそうですが、当時のアクションものの主人公は完全無欠のキャラが大半を占めていましたよね。80年代前半までは、アクションドラマの数が多かったですが、後半に入ると徐々に減り始めて、アイドル系のドラマや恋愛もの、コメディ路線のドラマが増えて人気を得ていました。そのような影響もあって、あの頃は、完全無欠のキャラが時代に合わなくなっていたのかもしれませんね。
>また「GOGO」においては、リーダーが頼りないことが他のメンバーに活躍の場を与えてキャラ立ちさせる要因となっていて(「V」もリーダーがパートの主婦という頼りないキャラ設定で本作と類似)、逆説的にリーダーを完全無欠キャラにしてしまうことの弊害を示しているようにみえるんですよね。
確かに「6」の時は、リーダーの存在感を際立たせるために、他のメンバーを控えめに扱っているというか、リーダー以上に目立たせない印象がありましたが、GOGOは、リーダーらしくないリーダーのおかげで他のメンバーの存在感も際立っている感じがしますね。
>まあ、今から三十年も前の作品に注文をつけても仕方ないんですけど、矢吹良介のキャラ設定次第で「6」がもっと面白い作品に出来たかもしれないと思うと、いささかもったいない気がしますねぇ。
当時の名高達郎と渡辺徹では、根本的にイメージが違い過ぎますからね(笑)。逆にがむしゃらにギャグを飛ばしたり、コミカルな動きをするフラッシュだったら、違和感があり過ぎてやはり見なかっただろうし(苦笑)。でもあの頃は、ハードな完全無欠キャラよりも、ダブルのようなブッ飛んだキャラのほうが時代にマッチしていたのかもしれませんね。
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