10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
俳優の渡瀬恒彦さんが亡くなりました。印象に残っている出演作は、「セーラー服と機関銃」の若い強面のヤクザ役と、「南極物語」の関西弁を喋る越冬隊員役。とくに「セーラー・・・」のヤクザ役は強烈で、本物のヤクザではないかと思うほどの凄みのある演技が見応えありました。両方ともテレビで見ましたが、当時、大人だったら絶対劇場に観に行っていたでしょうね。渡瀬さんは、この間亡くなった松方さんのようにバラエティ番組に出ることはなかったし、東映のヤクザ映画の人という印象が強くて、子供の頃はちょっと怖いイメージがありました。
渡瀬恒彦さんのお兄さんは、渡哲也さんですが、お二人が兄弟であることを知ったのは随分経ってからでした。渡さんは物心ついた時にすでに「西部警察」で大門団長をやっていたからすぐに顔を覚えたけど、渡瀬さんは、テレビドラマで見た記憶がほとんどなかったし、子供の頃はあまり馴染みがなかったですね。初めて親近感を感じたのはバスクリンのCMの時。子供と一緒に行進しながら「裸の~王様が~」と楽しそうに歌っている姿を見て、長年持っていた怖いイメージがなくなりました。ちなみに、このCMソングの「裸の王様」は、当時シングルCDで発売されておりました。兄弟なのになんで名字が違うんだろうという疑問を長い間持ち続けておりましたが、渡瀬さんは本名で芸能活動をし、渡さんのほうが芸名(本名:渡瀬 道彦)だそうです。
渡瀬さんの出演作を数多く見たのはスカパーに加入してからでした。スカパーで「大激闘マッドポリス'80」を見てからは、渡瀬さん=氷室キャップのイメージが俄然強くなりました。シルバーのRX7をクールに乗り回し、ルガーP08などの銃を撃ちまくる氷室がカッコ良かった。西部警察の大門とマッドポリスの氷室、兄弟で共にアクションドラマの主演を張り、競い合っていた時代があったんですね。ちなみに、この二人、数年前にドラマで2度共演していました。一つは、「帰郷」と言うTBSのドラマ。もう一つもTBSで「十津川警部シリーズ」の「消えたタンカー」と言う作品。帰郷は、確執のある医者の兄弟の話で、渡&渡瀬兄弟が激しくぶつかり合っていたのが印象に残っています。
「狂った野獣」「暴走パニック大激突」などのアクション系の映画もたくさん見ましたが、これらの作品では自らカースタントもこなしていて大変驚きました。「狂った野獣」では、免許取り立てながらも大型バスを暴走させ、豪快に横転させていたのが圧巻でした。未見ですが「十津川警部シリーズ」でも自分でカ一アクションをこなした回があったそうです。「大激闘マッドポリス'80」以外にももっとたくさん渡瀬さんのアクションドラマが見たかったですね。
「恐竜・怪鳥の伝説」「復活の日」「震える舌」などアクション以外の出演作でも楽しませてもらいました。子供の頃から見ていた俳優さんやタレントさんが近頃どんどんいなくなり続けていてなんとも言えない空虚感を感じます。松方さんに続いてまた東映のビッグな名優がまた一人・・・。渡瀬恒彦さんのご冥福をお祈りします。
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