10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
原田芳雄さんと言えば、「西部警察PARTⅢ」最終回で大門と死闘を繰り広げたテロリストの藤崎役や、「ゴリラ警視庁捜査第8班」初回、第8班のリーダー、倉本の宿敵・秋葉役も強烈に印象に残っています。犯人役のイメージが強く、この人が主演の刑事ドラマは今まで一度も見たことがなかったのですが、東映チャンネルで最近こんなドラマが放送されています。
原田芳雄主演の「五番目の刑事」。今から丁度半世紀前の1969年に放送された刑事ドラマで、「太陽にほえろ!」の先駆け的な作品。主人公の名前は、原田芳雄の芸名をそのまま使ったのかは不明ですが、原田刑事。革ジャンにジーパンスタイルのはみだし青年刑事がジープを乗り回しながら犯人を追いかける当時としてはとても画期的な刑事ドラマだったそうです。ジープに乗る若い刑事と言えば、太陽にほえろのマカロニを思い出しますが、ひょっとするとこの原田刑事の影響があったのではないかと思ってしまいますね。
東京・新宿の「東新宿署」が舞台になっており、山田部長刑事役に中村竹弥。庄田刑事役は「まんが日本昔ばなし」のナレーションでも知られた常田富士男、立花刑事役は、ミラーマンのS.G.M.の藤本隊員を演じていた工藤堅太郎。第12話から野呂刑事役で殿山泰司が登場している。
この形事ドラマの劇中で流れるBGMの中には、「キカイダー01」や「バトルフィーバーJ」などで聞いたことのある曲も流れているが、それらは、このドラマのオリジナル曲だったようです。音楽の担当が渡辺宙明氏ということもあり、特撮ファンに耳馴染みのあるメロディをたくさん聞けるところもこのドラマの魅力の一つとも言えますね。
アクション刑事ドラマの先駆けということで、原田刑事のジ一プを使ったカーアクションもたくさん見られます。1970や80年代のアクション刑事ドラマと比べると派手さは感じられないが、高層ビルがまだ一つも建っていない東京のど真ん中で自由奔放にジ一プをカッ飛ばしている原田刑事の姿は実に爽快でカッコ良い。
ちなみに、第15話の「傷だらけのタイトロープ」には、当時、「特別機動捜査隊」で三船主任を演じていた青木義朗がゲスト出演している。この話でも青木氏は刑事役を演じており、暴走する三船主任という感じで、必死に犯人を追いつめていく姿が印象的でしたね。
4話。ダンプを追跡する原田刑事のジ一プ。この後、原田刑事がジ一プからダンプの荷台に乗り移るアクションを見せていたが、バイクでダンプに乗り移ったハトやタカを思わせるアクションシーンでしたね。
8話。ドラム缶から漏れ出たオイルが燃え広がり、炎の中で立花刑事と犯人(森山周一郎)が激しい格闘を繰り広げる。CGではない本物の炎の中での殴り合いは、とてつもない緊迫感と迫力があった。
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