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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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往年のアクション刑事ドラマには、話の中で当たり前のように必ずカーアクションがありましたが、もう一つ定番としてヘリを使った話もよく見かけました。あの頃の刑事ドラマで一番印象に残っているのは、やはり『西部警察』シリーズ。地方ロケ編になると、必ず大門がヘリに乗って犯行現場に急行し、敵をバンバン撃ち殺していましたね。普通の話の時もヘリの登場率がかなり多く、その凄まじい空撮の映像に何度も圧倒させられました。西部警察以外にもヘリを使った話が展開する刑事ドラマがたくさんありましたが、その中から特に印象に残ったものをいくつかご紹介致します。







『太陽にほえろ!』

「東京上空17時00分」

ゴリ=石塚刑事は、3000万円の給料強盗事件を起こし、島で逮捕された犯人の倉田(風間杜夫)を警視庁の18号ヘリで護送していた。ヘリは、芝浦ヘリポートに到着するが、着陸寸前にヘリのパイロットが何者かに狙撃される。ヘリは、コントロールを失い急降下するが、ヘリパイロットの志願者だった倉田が操縦桿を握り、何とか安定飛行の状態に戻す。警視庁からの通信により、ヘリは、大井の13号埋立地に無事に着陸し、撃たれたパイロットが降ろされ、救急車両に搬送される。その様子を見ていた倉田は、野次馬の中にいた歌手の石井あかりの姿を見ると、突然ヘリを離陸させた。飛び上がったヘリにしがみつき、何とかコクピットに乗り込んだゴリは、倉田を説得してヘリを着陸させようとするが・・・。



  


太陽にほえろ!では珍しいヘリを全面的に押し出したエピソード。ヘリパイロットの志願者だった犯人がヘリを奪って東京上空を不気味に飛び回る。実機を使って、東京湾の海上を飛行したり、新宿の高層ビル群の周囲を飛び回る映像は、もう圧巻の一言。また、芝浦のヘリポートの場面では、ヘリがコントロールを失って、ビル屋上のヘリポートの間近で急降下するカットなどもあったり、中々の迫力だった。埋立地から離陸するヘリに、ゴリがしがみつくシーンを、ゴリ役の竜雷太氏本人が実際に体当たりで演じているところも凄かったですね。








『特捜最前線』

「特命ヘリ102応答せず!」

一週間前、東京で警官を殺した犯人・宇田川清(片岡五郎)が長野県南佐久町にあらわれたという情報が入り、特命課は直ちに吉野刑事を派遣する。銃撃戦の末、宇田川は逮捕されるが、その際、川で釣りをしていた少年が宇田川の銃で撃たれ、病院に運び込まれる。少年は、A+B-という特殊な血液型の持ち主で、東京にある同型の血液が届かない限り、手術ができなかった。特命課の紅林がヘリを操縦することになり、特殊血液を持つ看護婦も共に乗り込み、ヘリは離陸した。その直後、間違った血液が手渡されていたという通信が入り、紅林は、とある場所にヘリを着陸させ、正しい血液を持つ警察官の男(山本昌平)と合流する。しかし、警察官は、突然紅林に銃に向け、ヘリをジャックした。




  


特捜最前線も西部警察と同じく、よくヘリを使用していましたね。オープニングにも東京上空を飛行するヘリのカットがあり、この刑事ドラマの象徴になっているようにも見え、とても印象に残っています。と言うのも、特命捜査課には、ヘリ捜査の担当の刑事がいて、桜井刑事(藤岡弘)が最初その役割を果たしていたのですが、桜井刑事が一時特命課を離れた後は、紅林刑事(横光克彦)がその役割を担うことになったのです。桜井と同様に、紅林もヘリの操縦ができることから、今回の話では、彼がメインで活躍しています。ちなみにこの時すでに桜井刑事も復帰しているが、この話で桜井がヘリを操縦することはありませんでした。


特殊血液の運ぶ話は、他の刑事ドラマや、特撮ものでもたくさんあったが、この話のようにヘリを使ったものは、そう多くはない。ヘリでの血液輸送の話なので、空撮映像も多く、田舎の道を走るパトカーと、その上空を飛行するヘリのカットや、宇田川を乗せた護送車の前にヘリが着陸するカットなど、実機のヘリを使った壮大な場面が楽しめる。手術のタイムリミットが迫る中、特殊血液を乗せたヘリが目的地も不明のまま、長野の上空を延々と飛行し、紅林と犯人が緊迫したやりとりを続けるところや、ヘリとそれを追う特命課車両との追跡線も見応えがあった。病院に中々到着できず、焦る紅林が涙を流して犯人達に懇願するシーンも印象に残りました。




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乗った事があります。
飛行機に乗ってもヘリコプターに乗った事のある人は少ないと思います。
私は、もうかなり前ですが1度だけ乗った事があります。
幼稚園くらいのときに遊覧ヘリで乗りました。
それも飛行機より先でした。
ヘリコプターも古い型で丸いガラスの球体で鉄骨の骨組みでした。

大都会、西部警察でヘリコプターが出てるのは、たくさんありますが、大都会Ⅲでは「殺人犯奪回要求」、西部警察ではPARTⅢの「激追!!地を走る3億ドルー大阪・神戸編ー」が一番印象に残ってますね。
「殺人犯奪回要求」では埋立地で刑事長が撃って、ドラム缶が爆発するシーンがすごかったです。
このシーンは後にオープニング後半に使われましたが。
「激追!!地を走る3億ドルー大阪・神戸編」では、犯人の乗ったヘリをタイショー、純が逃がさないようにしたのが印象に残っています。
このときが一番多くヘリを飛ばしていましたね。
何機くらい飛ばしていたんでしょうか?
だめおやじ 2014/08/16(Sat)11:38:42 編集
Re:乗った事があります。
>飛行機に乗ってもヘリコプターに乗った事のある人は少ないと思います。
>私は、もうかなり前ですが1度だけ乗った事があります。
とても貴重な体験をされましたね。そのタイプのヘリって刑事ドラマではよく見かけましたけど、実際に飛んでるところは見たことがないですからね。

>「殺人犯奪回要求」では埋立地で刑事長が撃って、ドラム缶が爆発するシーンがすごかったです。
カークラッシュに、ヘリを使った派手な銃撃戦と爆破、ラストは、ヘリでボートを追跡して犯人を射殺・・・と、後の西部警察の地方ロケの要素が詰まった濃厚なアクション回でしたよね。ドラム缶の爆破、まるで地雷原にでもいるような、激しい爆破の連続で圧巻でした。

>何機くらい飛ばしていたんでしょうか?
犯人達が乗る一機と、その上に四機のヘリが旋回して、敵のヘリの動きを封じ込めていましたよね。そのうちの一機は、撮影用にも使われていたみたいですが、エアーウルフ並みにこれほどのヘリが登場する刑事ドラマって、やはり西部警察しかありませんね(笑)。
【2014/08/31 13:46】
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