10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
1979年の日本のテレビ界は、まさに歴史的な一年であり、数々の名作ドラマやアニメが生まれた年。戦隊シリーズもこの年にスタートしたバトルフィーバーJからまもなく始まるキョウリュウジャーまで今まで途絶えず続いているのが凄いですね。あの頃は、アクション刑事ドラマが各局そろっておりました。日テレが大都会PARTⅢに太陽にほえろ!、フジが大空港、テレビ朝日は、特捜最前線に、この年に西部警察をスタートさせている。そして、TBSは、Gメンに新七人の刑事と、もう一つ忘れてはならない名作刑事ドラマをこの年に誕生させています。
それは『噂の刑事トミーとマツ』。警視庁富士見署捜査課の岡野富夫・通称トミー(国広富之)と松山進・マツ(松崎しげる)の凸凹コンビが様々な事件を解決する痛快アクション刑事ドラマ。あぶない刑事などのバディもの刑事ドラマの先駆けと言う感じでしたが、当時人気だったアメリカドラマの『刑事スタスキー&ハッチ』を意識して作られたとか。スタハチは、当時TBSが火曜の夜10時から放送していたみたいですが、やはり、局の関連で生まれた作品なんですね。女にもてず気性の荒いマツと、女にもてるが気が弱い新米刑事のトミーのオセロ的なドジコンビぶりの掛け合いが面白くてリアルタイムで熱中し、再放送もよく見ました。数年前にスカパーでも放送されていましたが、今は、TBSチャンネル2で放送中。この間無料放送期間があったので久しぶりに数本見ましたが、やはり面白いですね。
このドラマの見所は、なんと言ってもトミーのハルク的な変身ぶり。二人が危険な状況下に置かれると、必ずやマツがトミーに「オトコオンナのトミコー!」と叫ぶ。それを聞いたトミーが耳をぴくぴくさせて、あれよという間に人格が変化して超人的なパワフルファイターに変身し、悪党を痛快に倒していく。特別なスーツは着ないがこの辺の要素はまさに特撮ヒーローとなんら変わらない(笑)。なんせ擬斗は、今も戦隊シリーズやライダーシリーズのアクション監督として活躍する金田治氏だし、毎回トミーが繰り出すアクロバティックなアクションは、確かに日本のヒーローアクションそのものだ。当時大人気を得たトミマツは、2シリーズに渡り製作されていますが、第1シリーズには、トミーの姉・岡野幸子役で当時JACの人気スターだった志穂美悦子さんがレギュラー出演している。劇中では目立ったアクションシーンはなかったが、志穂美さんが姉役だと、トミーが変身して強くなっても違和感がないし、ある意味説得力のある配役だ(笑)。
この間見た再放送は、第2シリーズの序盤の回でしたが、課長役が初代の林隆三氏から石立鉄男氏演じる相模五郎に代わっていた。石立鉄男と言えば大映ドラマの名選手と言う印象で、大映が手がけた数々のドラマに出演していた記憶がありますが、よくよく考えてみたら、このトミーとマツも大映テレビの作品だったんですね。なるほど石立さんが出ていてもなんら不思議ではない。大映テレビと言えば、1970年代の赤いシリーズとか、80年代は、スクールウォーズを代表する青春もののドラマシリーズのイメージが強いですが、この時期は、刑事ドラマも数多く製作していたようです。トミマツ以外にも「夜明けの刑事」「明日の刑事」と言うのがあるそうですが、これらは残念ながらまだ未見。確かにトミマツのあのドタバタな動きは、大映クサさを感じる(笑)。事件の描き方も独特の暗さがあって、いかにも大映チックだ。
「マツ気絶! 巨大クレーン対ターザントミー」には、西部警察にもよく出ていた市川好朗氏が暴走族グループのリーダー役で出演していたが、あの姿見たら、西部PARTⅢ「大門軍団フォーメーション」で演じていたマッドマックス風味の暴走バイク集団のリーダー「皇帝」と呼ばれる男を思い出した(苦笑)。「漁港の決闘!決まったトミーの鯨突き」では、現在は、笑点の座布団運びでも有名な山田隆夫氏がほんの出来心で金を盗んだことから、事件が大きくなっていき、やくざに数々の罪をなすりつけられて人生のどん底に落ちていくラーメン屋の青年役を熱演していた。この話は展開がなかなか面白かった。
トミマツと言えば、エンディングも印象的でした。マツ役の松崎しげる氏が歌う「ワンダフルモーメント」。リアルタイムの時は、ワンダフルモーメントのほうが強く印象に残っていたけど、この間見たら、第2シリーズで流れていた「愛の静けさ」のほうも良くてCD買おうかと思ってしまったほど(笑)。劇中、聞き込みのシーンで流れる「人生は~道のない 道を進むロマン~うわさのけいじ~」と言うフレーズだけの挿入歌がある。リアルタイム当時、これ誰が歌ってるのか気になったが、トミー役の国広さんが歌っていたんですね。今の今まで知らなかった(汗)。DVDも出ているみたいだが、レンタルとか出ないかな…。第1シリーズをもう一度見たい。
二人が雨の中傘の取り合いをするエンディングもやはり良い。
それは『噂の刑事トミーとマツ』。警視庁富士見署捜査課の岡野富夫・通称トミー(国広富之)と松山進・マツ(松崎しげる)の凸凹コンビが様々な事件を解決する痛快アクション刑事ドラマ。あぶない刑事などのバディもの刑事ドラマの先駆けと言う感じでしたが、当時人気だったアメリカドラマの『刑事スタスキー&ハッチ』を意識して作られたとか。スタハチは、当時TBSが火曜の夜10時から放送していたみたいですが、やはり、局の関連で生まれた作品なんですね。女にもてず気性の荒いマツと、女にもてるが気が弱い新米刑事のトミーのオセロ的なドジコンビぶりの掛け合いが面白くてリアルタイムで熱中し、再放送もよく見ました。数年前にスカパーでも放送されていましたが、今は、TBSチャンネル2で放送中。この間無料放送期間があったので久しぶりに数本見ましたが、やはり面白いですね。
このドラマの見所は、なんと言ってもトミーのハルク的な変身ぶり。二人が危険な状況下に置かれると、必ずやマツがトミーに「オトコオンナのトミコー!」と叫ぶ。それを聞いたトミーが耳をぴくぴくさせて、あれよという間に人格が変化して超人的なパワフルファイターに変身し、悪党を痛快に倒していく。特別なスーツは着ないがこの辺の要素はまさに特撮ヒーローとなんら変わらない(笑)。なんせ擬斗は、今も戦隊シリーズやライダーシリーズのアクション監督として活躍する金田治氏だし、毎回トミーが繰り出すアクロバティックなアクションは、確かに日本のヒーローアクションそのものだ。当時大人気を得たトミマツは、2シリーズに渡り製作されていますが、第1シリーズには、トミーの姉・岡野幸子役で当時JACの人気スターだった志穂美悦子さんがレギュラー出演している。劇中では目立ったアクションシーンはなかったが、志穂美さんが姉役だと、トミーが変身して強くなっても違和感がないし、ある意味説得力のある配役だ(笑)。
この間見た再放送は、第2シリーズの序盤の回でしたが、課長役が初代の林隆三氏から石立鉄男氏演じる相模五郎に代わっていた。石立鉄男と言えば大映ドラマの名選手と言う印象で、大映が手がけた数々のドラマに出演していた記憶がありますが、よくよく考えてみたら、このトミーとマツも大映テレビの作品だったんですね。なるほど石立さんが出ていてもなんら不思議ではない。大映テレビと言えば、1970年代の赤いシリーズとか、80年代は、スクールウォーズを代表する青春もののドラマシリーズのイメージが強いですが、この時期は、刑事ドラマも数多く製作していたようです。トミマツ以外にも「夜明けの刑事」「明日の刑事」と言うのがあるそうですが、これらは残念ながらまだ未見。確かにトミマツのあのドタバタな動きは、大映クサさを感じる(笑)。事件の描き方も独特の暗さがあって、いかにも大映チックだ。
「マツ気絶! 巨大クレーン対ターザントミー」には、西部警察にもよく出ていた市川好朗氏が暴走族グループのリーダー役で出演していたが、あの姿見たら、西部PARTⅢ「大門軍団フォーメーション」で演じていたマッドマックス風味の暴走バイク集団のリーダー「皇帝」と呼ばれる男を思い出した(苦笑)。「漁港の決闘!決まったトミーの鯨突き」では、現在は、笑点の座布団運びでも有名な山田隆夫氏がほんの出来心で金を盗んだことから、事件が大きくなっていき、やくざに数々の罪をなすりつけられて人生のどん底に落ちていくラーメン屋の青年役を熱演していた。この話は展開がなかなか面白かった。
トミマツと言えば、エンディングも印象的でした。マツ役の松崎しげる氏が歌う「ワンダフルモーメント」。リアルタイムの時は、ワンダフルモーメントのほうが強く印象に残っていたけど、この間見たら、第2シリーズで流れていた「愛の静けさ」のほうも良くてCD買おうかと思ってしまったほど(笑)。劇中、聞き込みのシーンで流れる「人生は~道のない 道を進むロマン~うわさのけいじ~」と言うフレーズだけの挿入歌がある。リアルタイム当時、これ誰が歌ってるのか気になったが、トミー役の国広さんが歌っていたんですね。今の今まで知らなかった(汗)。DVDも出ているみたいだが、レンタルとか出ないかな…。第1シリーズをもう一度見たい。
二人が雨の中傘の取り合いをするエンディングもやはり良い。
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