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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2025/12月

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先月から始まった「烈車戦隊トッキュウジャー 」は、ゴーカイジャー以来の男3人女2人のメンバーで、21世紀の戦隊の中で一番シンプルなデザイン。一気にファイブマン辺りのデザインに戻った雰囲気があり、懐かしい感じがする戦隊。メンバーの呼び名がカラーではなく、番号なところが新鮮。他の戦士に乗り換えができるフォームチェンジは色が変わるだけなので、見た目のインパクトは薄いが面白い。アナウンスつきの変身シーンや名乗りのポーズもユニークですが、トッキュウジャーの一番の特徴と言えば、マスクのゴーグルの前についているレール。レールつきのゴーグルって今までにないタイプですが、あれは取り外し可能な仕様みたいですね(2話でトッキュウ2号のレールがズレる場面が見られた)。男のメガネキャラ(トカッチ=トッキュウ2号)がいるも新鮮。戦隊で男のメガネキャラと言えば、古くは、ジェットマンのイエローまで遡ることになるのか・・・。戦隊じゃないけど、ビジュアルは、マシンマンの高瀬健を彷彿させます。


列車がモチーフと言うことで、トッキュウジャーの移動基地的な存在になる「烈車」が登場しますが、やはり烈車内のシーンを見ると、仮面ライダー電王のデンライナーを思い出します。そして、五つの烈車が合体して巨大ロボットにトッキュウオーになるわけですが、そのトッキュウオーの合体プロセスがこれまた異様・・・と言うかシンプルで驚いた。昔、トランスフォーマーに6体合体するトレインボットなるものがいましたが、電車のロボットは、構造上どうしても角張った感じのデザインになってしまうようですね。トッキュウオーも胸や肩の出っ張りが少々目立ちます。


どうやら五人のメンバーは、記憶を失っているらしく、それぞれの過去の秘密がストーリーが進むにつれ明らかになっていくようです。5話までの中で一番印象に残った場面は、2話の烈車の屋根の上で トッキュウ1号と敵怪人が戦った場面。つい最近、「ウルヴァリンSAMURAI」を見たところなので目についた。この作品にも新幹線の屋根の上で、主人公のローガンが日本のヤクザと戦うシーンがあり、時速300kmで走る新幹線の風圧に耐えながら、必死にヤクザと戦うローガンの姿が面白かった。トッキュウジャーのほうは、レールの上ではなく、空中を走る烈車の屋根で、トッキュウ1号とサーベルシャドーが激しい戦闘を繰り広げた。戦隊でこういうアクションシーンが見られるのは初であり、非常にレアな感じがします。シャドーラインの烈車クライナーのデザインがカッコいいですね。それに乗るシュバルツ将軍も敵の中では、群を抜いて良いですね。ふとエバポリスを思い出してしまったけど(笑)全然違うな・・・。



戦隊もトッキュウジャーで38作品目。歴代戦隊が勢ぞろいしたゴーカイジャーがもう3つ前の作品になっていることにびっくりしますが、トッキュウジャーのように印象に残るアクションシーンは、歴代戦隊の中にも色々ありましたね・・・。



バトルフィーバーJ
「美女と野獣の結婚式」・・・うるう年(2月29日)生まれの女性と結婚してエゴス新人類を生み出そうとするギンガ怪人。紋付袴姿のギンガ怪人がお寺の結婚式場で女性と結婚式を挙げている最中に、突如バトルフィーバーがあらわれて女性を救出する。埼玉県の「吉見観音」と呼ばれる由緒あるお寺で展開されるアクションが面白かった。お寺の階段で名乗りをあげる五人や、お寺の外側の通路で派手にキックや前転飛びを決めるコサック、大仏の前で戦うミスアメリカなどなど、古風な場所での豪快なアクションが印象に残った。


  



電撃戦隊チェンジマン
「長崎の謎の幽霊船」・・・長崎のオランダ村を舞台にした地方ロケ編第1弾。アハメス初登場回でもあります。幽霊船が現れるという噂を聞いた疾風は、それを調査するため、単身長崎へ向かう。しかし、そこで疾風は、オランダ衣装を身につけた謎の美女と強化されたヒドラー兵に突如襲われ、姿を消す。消息を絶った疾風を探すため、他の4人のメンバーも長崎に向かう。1983年に開園したオランダ村の施設を利用したアクションがなんだか楽しそうだった。風車の前で名乗り上げ、華麗に飛び降りるチェンジマン(チェンジグリフォンを除く)や、マーメイドとフェニックスに倒されて「パイプスライダー」を滑り落ちるヒドラー兵など、情緒溢れる街並みをバックに激しい戦闘が繰り広げられた。オランダ村は、その後、ハウステンボスと言う名前で営業が続けられましたが、2001年に閉園。しかし、なんと2015年に再オープンされるそうですよ。


  



光戦隊マスクマン
「タケルが消される時間」・・・山の洞窟の調査に向かったマスクマンは、そこでタイムドグラーと遭遇。タイムドグラーが開いた「時穴」に吸い込まれてしまったマスクマン達は、13年前の時代にタイムスリップし、そこで11歳のタケルと出会う。イガムとフーミンに命を狙われる子供時代のタケルを救うべく、マスクマンが悪戦苦闘するエピソードで、クライマックスは、船上バトルが展開されます。船上バトルと言えば、ゴーグルファイブの劇場版や、前述のチェンジマンの長崎ロケでも見られたが、マスクマンでは、イガムとフーミンの二人の幹部がかなり激しい戦闘を繰り広げ、マスクマンを追いつめていたのが印象的だった。アクションとは無関係だが、子供時代のタケルがジージャンとジーパンを着てジローの姿になり、キカイダーの変身ごっこをしていた場面が面白かった。


  




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今週終了した『獣電戦隊キョウリュウジャー』、なかなか熱い最終回でした。変身前の役者さんたちにもアクションの見せ場が多く、もちろん変身後もアグレッシブかつブレイブな動きが冴え渡り、バイクアクションもあり、昭和戦隊風の熱い展開も見られて面白かった。いつかあるであろうと思っていたキョウリュウレッド=桐生ダイゴの父・ダンテツ役の山下真司氏の変身。トリンに成り代わってシルバーになったのは、意外でしたが、戦隊の史上最年長変身者としてまた新たな記録が生まれました。そう言えば、ここ数年、80年代に大映ドラマで活躍された俳優さん達が相次いで戦隊シリーズに出演されていますが、振り返ると、

伊藤かずえ・・・獣拳戦隊ゲキレンジャー(真咲美希)
伊藤麻衣子・・・天装戦隊ゴセイジャー(ゲスト)

「乳姉妹」や「ポニーテールはふり向かない」などに出演していた森恵が『超獣戦隊ライブマン』のブルードルフィン=岬めぐみ役で出演されていたのを含め、どんどん増えてきている印象ですが、次のシリーズでは、どんな人が出てくるのか、それも気になるところですね。そろそろのろまな亀か、大木辺りが来るのかなあ・・・(笑)。


アクションだけでなく、キョウリュウジャーが面白かったのは、80年代のテレビドラマや映画のパロディ、初期戦隊のオマージュが数多く盛り込まれていたからでしょうか。例えば、


○「荒れるぜ!止めてみな!!」のポーズが「五人そろってゴレンジャー!!」→秘密戦隊ゴレンジャー

○最終回間近でレッド(桐生ダイゴ)とピンク(アミィ結月)が恋仲になる→ジャッカー電撃隊最終回の桜井五郎とカレン水木を彷彿させる。

○メンバーに外人(キョウリュウシアン=ラミレス)がいる→バトルフィーバーJのミス・アメリカ=ダイアン・マーチンを彷彿させる。

○トリンが死んだ→電子戦隊デンジマンでダイデンジンと一体化したデンジ犬アイシーを彷彿させる。

○デーボスジャンプ→太陽戦隊サンバルカンの太陽ジャンプ

○46話でキョウリュウジャー達(レッド除く)が見せた必殺技→大戦隊ゴーグルファイブのゴーグルビクトリーフラッシュを彷彿させる。



○グリーン=立風館ソウジの両親がダイナブラックとダイナピンク→科学戦隊ダイナマン

○優子が二代目キョウリュウシアンに→超電子バイオマンの二代目イエロフォーを彷彿させる。

○キャンデリラとラッキューロが生き残り、最後にキョウリュウジャーの味方になる→電撃戦隊チェンジマンのゲーターやギョダーイを彷彿させる。

○怒りの戦騎ドゴルドの仮面が割れて空蝉丸の顔が露になる→超新星フラッシュマンの大帝ラー・デウスの白い仮面が割れる場面を彷彿させる。

○ブルー=有働ノブハルが敵のキャンデリラと恋仲に→光戦隊マスクマンのレッドマスク=タケルとイアル姫の関係を彷彿させる。



やや強引な部分もあるでしょうが(苦笑)、個人的に気づいたところではこんな感じ。戦隊以外では、マッドトリンと言うネーミングがジャスピオンのマッドギャラン、トリンが笛の音を聞いて暴れ出すところは、キカイダーのプロフェッサー・ギルを想起させる。他にも様々なヒーローのオマージュがあるかもしれないし、見返す度に新たな発見ができるかもしれませんね。



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久々に見た東映チャンネルで、「パワーレンジャー」が放送されていた。パワーレンジャーシリーズとは、現地の俳優陣によるドラマパートと、日本で撮影されたアクション/特撮パートを組み合わせたスーパー戦隊シリーズの海外版とも言える人気シリーズ。1993年に「恐竜戦隊ジュウレンジャー」を原作とした「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー シーズン1」がスタートし、以後、17作、700回以上続いている。その16作目に当たる「パワーレンジャー・サムライ」を見た。


日本では、残念ながら地上波で放送されることは少ないが、関西では、最近、特捜戦隊デカレンジャーをベースとした「パワーレンジャー・S.P.D.(Space Patrol Delta)」が放送されていた。私も1作目とS.P.D.は見たことがあるが、残念ながらその他のシリーズはまだ未見。パワーレンジャー・サムライは、2009年に放送された侍戦隊シンケンジャーをベースにした作品で、オリジナルと同じく男三人、女二人のメンバーが侍になるため、シバハウスと呼ばれる道場で修業をしながら、ナイロック一味と戦いを繰り広げる。

メンバーは、それぞれ、レッドレンジャー(シンケンレッド)、ブルーレンジャー(シンケンブルー)、ピンクレンジャー(シンケンピンク)などと呼ばれ、シンケンゴールドに当たるゴールドレンジャーや、姫シンケンレッドに当たるローレン・シバ=レッドレンジャーも後々のエピソードに登場するそうです。本家では、伊吹吾郎氏が演じていた日下部彦馬は、パワーレンジャーでは、メンター・ジイと言う名で登場していた。ちなみに、メンター・ジイを演じているレネ・ナウファフは、パワーレンジャーS.P.D.の犯罪組織トゥルービアン軍のボス・グラム皇帝を演じたことでも有名らしい。


本家と比べて、設定は、大幅に変更されているようですが、一番気になった部分と言えば、やはり、サムライレンジャー達がサムライメガゾード(日本では、シンケンオーと呼ばれていた)と呼ばれる巨大ロボに乗り込む時に、サムライレンジャー達のスーツデザインがチェンジして、「メガモード」になるところ。これは、シンケンジャーではなかった設定ですが、なんとマスクに「唇」がつき、上半身に陣羽織がついて、まさに戦国武将のようないでたちになってしまいます。






どうでしょう。この唇つきのマスク結構良いかも…。元々漢字をモチーフとした個性的なデザインだったシンケンジャーですが、こっちのほうはさらに勇ましく威厳が漂っています。むしろこのメガモードでサムライレンジャー達が戦っているところも見たいんですが、アクションパートは、ほぼ日本で撮影されたものが使われているようだし、ちょっと期待はできなさそうか・・・。



一時は、打ち切りの噂も流れていたこともあるパワーレンジャーシリーズですが、天装戦隊ゴセイジャーをベースにした「パワーレンジャー・メガフォース」も放送された模様。これの第2シーズンに当たる「パワーレンジャー・スーパーメガフォース」は、海賊戦隊ゴーカイジャーがベースになっている。ゴーカイジャーと言えば、レンジャーキーを使い、歴代の34のスーパー戦隊に変身して、カオスな戦闘を展開していたが、となると、おそらくパワーレンジャーのほうも歴代のパワーレンジャー達が登場して豪快な戦いを繰り広げるのでしょうね。ゴレンジャーからジェットマンまでの15戦隊は、つまはじきにされてしまいそうですが、なにはともあれ、向こうもシリーズが誕生してからちょうど20周年だし、日本と同じく超お祭りな展開になるのでしょうね。











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今年もあっという間に年の瀬が迫ってまいりましたが、戦隊も40話台に突入し、そろそろ大詰め。しかし、今週の「獣電戦隊キョウリュウジャー」は、ブッ飛び展開でしたね。寒い親父ギャグを連発するキョウリュウブルーことのっさんと、デーボス軍の幹部キャンデリアの人間態がお見合いをして、わりと良いムードになってしまう劇的展開も然ることながら、ターゲットを映画世界の主役にしてしまうデーボ・カントックは、どこか懐かしさのある怪人でした。やはり、「電子戦隊デンジマン」のフィルムラーを思い出します。フィルムラーって、確か劇場版にもチョイ出していたと思いますが、デンジマンが時代劇や西部劇の世界などに引きずり込まれて、カオスな戦いを繰り広げていましたね。


デーボ・カントックの特殊な能力によって、ワイルドな刑事になったり、学園ものの不良になって、素面名乗りするキョウリュウジャー。「荒れるぜ!!恐竜学園」なんてタイトルもついていましたが、もう完全にビーバップの世界まっしぐらって感じでしたよね。刑事のほうは、「西部警察」の超絶パロディ。その名も「恐竜警察」。タイトルデザインやBGM(ワンダフルガイズ)まで似せている物凄いこだわりよう。ピンクが見ていたDVDのパッケージのタイトルは、「清家警察」となっていたが、そのデザインも本物のDVDそっくりに作ってあって驚いた(笑)。さすがに団長のように角刈りになる人はいなかったようだが、キョウリュウゴールドこと空蝉丸がショットガンを持って暴れまくり。そして、暴れ終わった後、カントック達が車に乗って逃げるのですが、アクション刑事ものごとく華麗にタイヤを滑らせて走り去っていくところが良かったですね。


西部警察のパロディと言えば、この映画でもありました。「天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー」。復活したウォースター達が暴走タクシーや自転車隊など、あの手この手でゴセイジャーを追いつめるシーン。自転車隊に追いかけられているアラタとラシルの前に、なんとウォースター達が化けている偽大門軍団が登場し、本家に迫る迫力の銃乱射を見せていました。



 

団長を除く、タツ、リキ、ゲン、谷さん風の役を演じている人は、今回のキョウリュウジャーのエピソードにもDVDのパッケージとラベルの写真で登場していましたね。ちなみに、ハイドとモネが暴走タクシーと共に崖から転落する場面は、宇宙刑事ギャバンの「走る時限爆弾! 白バイに乗った暗殺者」のパロディでしたね。


ロボ戦もレトロな怪獣映画の演出になっていたり、とにかく超展開。ラミレスがのっさんの家に普通にいついていたけど、いつの間に居候したのでしょうか・・・。ともかく、このテンションで一体どんな最終回を迎えるのか、まったく予想ができないキョウリュウジャー。



そんな中、来年の戦隊が公開されました。タイトルは、「烈車戦隊トッキュウジャー」。仮面ライダーにも電車モチーフのライダーがいましたが、いよいよ戦隊にもその時代がやって来たようですね。ゴーグルの部分がレールのデザインになっていて、胸にもやはりレールがあって、数字がついています。どうやら、レッドとかブルーなどの色の名前ではなくて、今回は、トッキュウ1号、2号・・・と数字で呼び合い、変身する時は、電子乗車券を使うようです。カラーは、シンケンジャー以来の赤、青、緑、黄色、桃のいわゆるゴレンジャーカラー。最近では、珍しくシンプルなデザインの戦隊ですね。後でまたフォームチェンジとかで変化しそうな雰囲気ですが、来年は、きっとどこかの路線でトッキュウジャーデザインの電車が走っていることでしょう…。





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シアン、ゴールド、グレイ、バイオレット、そして次は、シルバーが登場した「獣電戦隊キョウリュウジャー」。外人、剣士、少林寺、メガネ娘ときて、一体誰がシルバーになるのかと思いきや、なんと、キョウリュウジャーを取りまとめているトリンが変身していました。デカレンジャーで犬が変身した時は、マスクの形あわねぇだろ…と思わず突っ込んでしまったが、今度は鳥が戦隊になってしまった。最近は、CGの発達で、動物も簡単に変身できてしまうんですね。ぜひともデンジマンのアイシーも変身させてやりたかった(苦笑)。


シルバー初登場回では、トリンと同じ姿をした悪のトリンともいえるマッドトリンが登場していましたが、このネーミング…。マッドギャラン様が聞いたらどう思うだろうか…(爆)。そう言えば、デーボス軍が気になる技を使っていましたね。なんだっけ…あっ「デーボスジャンプ」。怪人達が三人同時にジャンプしているんですが、どう見てもあの画は、サンバルカンのあれにしか見えなかった(苦笑)。サンバルカンのテーマソング流せば良かったのに。そして、ロボ戦のほうでは、ギガントキョウリュウジンなるものが出てきて、フォーメーションを組んでギガント砲なるものを発射していた。フォーメーションってなんだかメタルヒーローみたいですね。ギガントってどこかで聞いたフレーズだなあ…?



YOUTUBE版東映チャンネルでは、バトルフィーバーJの配信が始まっているようです。一時期は、東映版スパイダーマンと同じくDVD化も難しいと言われていた作品ですが、やっとネットでも普通に配信されるようになったんですね。戦隊シリーズに入れなかった忍者キャプターも配信が始まっていますが、アキバレンジャーではないけど、まさにこれこそ最初の非公認戦隊とも言うべき存在の作品でした。キカイダーやイナズマンなどですでにメインヒーローを演じていた伴直弥氏が火忍キャプター7を熱演。後にゴーグルイエローにもなる伍代参平氏が金忍キャプター5を演じていたり、キャスティングも面白いですが、何より、仮面ライダーや、その他数多くのヒーロー作品で悪役を演じ続けてきた潮健児さんが当時51歳と言う年齢で雷忍キャプター1を演じていたのがかなりインパクトありました。


その潮さん、バトルフィーバーJでは、またまた悪役になり、秘密結社エゴスの幹部・ヘッダー指揮官を演じていたのですが、番組開始すぐに覚せい剤取締り法違反で逮捕されてしまい、急遽、ジャッカー電撃隊でボス役を演じた石橋雅史氏が代役でヘッダー指揮官を演じることになったのは有名な話。ところが、その石橋さんは、第4話にベンガルの虎役でゲスト出演していたため、4話は、石橋ヘッダーの映像に差し替えができず、DVDも潮ヘッダーのままで収録されています。6話も撮り直しができなかったため、潮ヘッダーが出てきます。リアルタイム放送時は、1話から6話まで潮ヘッダーが出ていたらしいのですが、映像が残っているなら、いつかそっちのバージョンも全て見てみたいものですね。



「地球がひめえええいをあげてるぜえ…」のバトルフィーバーJの主題歌。戦隊を見始めて初めて歌詞を覚えたのがこの曲でしたが、今聞いても山川啓介氏の歌詞と渡辺宙明氏の作曲の超強力コンビの歌は最高です。そう言えばバトルフィーバーには、別のバージョンの主題歌が存在しましたね。イントロのところで「フィーバー、ジェイ、フィーバー、ジェイ」と女性のコーラスが入るバージョン。予告編ではそのコーラスバージョンが流れていたと思いますが、mojo氏の歌い方もさらにテンションが高くなっていて、こちらも中々カッコ良いです。







ちなみに、大戦隊ゴーグルファイブも同様に「ゴーグルファイブ、ゴーゴー!」とイントロ部分にコーラスが入るバージョンが存在します。これも予告編のBGMとして使われていました。







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最近は予算の関係からかあまり見かけなくなりましたが、初期戦隊では恒例となっていた地方ロケ。ゴールデンタイムではないにしろ土曜の夕方6時からの放送(関西では金曜夕方5時30分)だったし、視聴率も平均二ケタ台をキープしていた時代の戦隊だけあって、予算も潤沢だったのでしょうか。ゴレンジャーの山陰地方、愛媛松山から始まり、バトルフィーバーJの能登半島ロケなど、いろんな地方が舞台になっていましたね。そう言えば、仮面ライダーも7話において大阪で開催された大阪万博(1970年)の跡地や今は亡きエキスポタワー、エキスポランドなどの場所を大々的に使ってアクションを繰り広げていました。では、初期戦隊は、どんな場所で戦っていたのでしょうか…。




『電子戦隊デンジマン』
「熱海の陰謀を砕け」
「熱海よいとこ一度はおいで~」って何かのCMだったかそんなフレーズがありましたが、観光情緒溢れる静岡県の熱海を舞台にデンジマンとベーダーが熱い戦いを繰り広げます。このエピソードは、劇場版と平行して撮影されたそうです。相模湾一帯にサメラ菌をばらまき、900万人の殺人計画を実行しようとするベーダー。ベーダー怪物サメラーに誘拐された細菌学者の浅野教授とその妻の救出と、ベーダーの計画を阻止すべく熱海にやってきたデンジマン。デンジマシーンやデンジバギーが海岸の砂浜を突っ走って派手な銃撃戦を展開したり、夏服に衣替えしたデンジマンのメンバーとミラー&ケラーが変装合戦を繰り広げたり、モーターボートに乗って水上チェイスをするなど、地方ロケならではの遊び心満載のアクションが堪能できます。


 





『大戦隊ゴーグルファイブ』
「猪苗代の黄金魔剣」
会津一鉄流の継承者である鈴木一鉄の「黄金魔剣」を護るため、ゴーグルファイブが猪苗代に向かう。一鉄は、ゴーグルファイブの4人の男性メンバーから、孫娘・美潮の婿を選び出そうとするが、美潮には、思いを寄せる清作と言う恋人がいて…。福島県の猪苗代を舞台に、黄金魔剣を狙うデスダークのテングモズー率いる天狗集団とゴーグルファイブが対決。猪苗代湖のフェリー乗り場が映ったり、一鉄の娘の美潮とゴーグルファイブの男性メンバーがお見合いをする場所としてリステル・ワン・猪苗代が使われています。リステル・ワン・猪苗代は、ゴーグルファイブと同じ年(1982年)に放送された宇宙刑事ギャバンの福島ロケでも使用されていましたね。鶴ヶ城をバックに繰り広げられる戦闘シーンなど、やはり地方ロケならではのダイナミックなアクションが楽しめます。


 





『科学戦隊ダイナマン』
「阿蘇山大爆発作戦」
ダイナマンでは、九州ロケのエピソードが3話もありましたが、今回は、その第1弾のエピソードをご紹介します。阿蘇の噴火口に飛び込む謎の鳥の正体をつきとめるべく、ダイナマンが熊本に向かう。シソチョウシンカを火の鳥にして、マグマエネルギーを使って阿蘇山を噴火させ、その混乱に乗じて九州征服を企てるジャシンカのファイヤーバード作戦を阻止すべく、阿蘇山の雄大な自然をバックにダイナマンとメギド率いるジャシンカが激闘を繰り広げる。ダイナマンが馬に乗って、山の草原を駆け抜ける映像がなんともカッコ良い。



 


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