10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
昨日の朝は、例のミサイルのせいで、もしかしたら去年みたいにまた戦隊の放送が報道特番で中止になったのでは?と思ったが、晩にレコーダーをチェックしたところきっちり録画されていた。あと2時間早く飛んでいたらまた去年の二の舞になるところでしたね。ということで無事にフィナーレを迎えた「手裏剣戦隊ニンニンジャー」。
「忍ぶどころか暴れるぜ!!」のキャッチフレーズのごとく、文字通りこの一年間熱いアクションの連続で、昭和戦隊のダイナミックなアクションを彷彿とさせる凄まじい勢いを感じました。昭和戦隊風味なニンニンジャーのスーツデザインも然ることながら、牙鬼軍団のデザインもそれぞれインパクトがあり調和がとれていて、五人が並んだ時の画がとてもカッコ良かったですね。とくに牙鬼幻月のデザインは、いかにもな大ボス感を漂わせる凄味があり印象に残りました。魔法忍者とかいうFFのジョブか?と思わせる設定や、ニンタリティという不思議なキーワードも出てきたり、「ラストニンジャ」って結局なんだったのか理解しきれない部分もあったが(苦笑)、牙鬼幻月が復活した44話辺りからの最終決戦は、かなり熱い展開で見応えがありました。
親子3代そろってアカニンジャーに変身するところは面白かったが、思いのほか好天と旋風の変身が早く解けてしまい、活躍時間が短かったのがちょっと残念。でも、好天が背後から久右衛門に刺されて敗れる展開は、思わず息を呑みました。最終回のパワーアップした久右衛門と復活した妖怪たちにニンニンジャーたちが生身で戦う展開がこれまた熱かった。できれば、5人が敵の城内に攻め込んでいく展開や、最後に久右衛門の人間態も見てみたかったですね。そう言えば、ニンニンジャーと久右衛門が激闘を繰り広げた後、久右衛門が持っていた封印の手裏剣が緑色の忍シュリケンに変わっていましたが、もしかするとこれは・・・
あ、やっぱりVシネマの『帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー ニンニンガールズVSボーイズ FINAL WARS』で、久右衛門がミドニンジャーに!?
ミドニンジャーの中の人を演じるのは、久右衛門の声を担当していた潘めぐみさん(エイプリル・・・ではなく潘恵子さんの娘さん)だそうです。なるほど、このために緑を残していたのか。そう言えば43話に「忍風戦隊ハリケンジャー」のシュリケンジャーがレジェンド戦士として登場していたが、シュリケンジャーの登場は、この作品につながる伏線でもあったわけですね。
この作品には、天晴の母親・桜子が登場するそうですが、その桜子役を演じるのは、特撮作品には、平成ガメラシリーズ以来の出演となる中山忍さん。おや、名前が忍んでいる。何か意味がありそうな起用ですね。天晴、八雲、凪、キンジの4人のニンニンボーイズと、風花、霞、新メンバーのルナ、そして数合わせのため加わる旋風の4人のニンニンガールズが伊賀崎流の名前をかけて真剣勝負。さらに有明の方が復活して、ニンニンジャーに分裂工作を仕掛けるそうですが、最後の最後にまた熱い展開が繰り広げられそうですね。
スーパー戦隊シリーズ40周年を記念して、様々な戦隊のレジェンド戦士が登場していましたが、戦隊ではないジライヤが登場した時は驚きましたね。忍者部隊月光とか赤影とかキャプターとかダイナブラックなどにもニンニンジャーと共闘してもらいたかったですが、今年は、藤岡弘、が再び本郷猛を演じる「仮面ライダー」が映画で奇跡の復活をするし、来週から始まるジュウオウジャーにもレジェンド戦士が色々出てきそうなので、そちらに期待しましょう。
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40作品目に当たる来年のスーパー戦隊シリーズのビジュアルがついに公開。タイトルは、以前も書いたとおり「動物戦隊ジュウオウジャー」で、例年通り5人戦隊で男3人女2人の構成。赤・青・黄・緑・白の史上初の配色で、そのうち青と白が女戦士。呼び名は、赤=ジュウオウ・イーグル、青=ジュウオウ・シャーク、黄=ジュウオウ・ライオン、緑=ジュウオウ・エレファント、白=ジュウオウ・タイガー。変身アイテムは、キューブだそうです。
赤がイーグル、青がシャークと聞くと、やはり、最初の動物戦隊である「太陽戦隊サンバルカン」を意識したネーミングのように見えますね。イエローは、パンサーではなくライオンになっていますが、おそらく「超獣戦隊ライブマン」を意識したのでしょうか。白のタイガー(虎)の女戦士は、ガオレンジャーのガオ・ホワイトのように以前にもあったが、緑のエレファント(象)は、戦隊史上初の動物モチーフですね。名前が長すぎるからジュウオウ・ゾウにしたほうがいいのではと思ったが、グリーン・サイを思い出してしまうからやっぱりやめたほうがいいか・・・(苦笑)。
肝心要のマスクとスーツデザインですが、まずマスクは、当然ながらそれぞれの動物モチーフのデザインになっていますが、中々個性的です。イーグルは、口の部分が黄色になっていて、もろに鳥のくちばしのように見えます。最初に見た時、ジライヤのカラス天狗がふと脳裏に過ぎったが(笑)、これまでの鳥モチーフの戦士の中で、一番鳥らしいデザインのマスクに見えました。シャークは、バルシャークやガオ・ブルーを彷彿させつつ、女戦士っぽく丸み帯びていてかわいらしさがあり、サメが海から飛び出して襲いかかっているようなデザインに見えた。エレファントは、象の鼻がゴーグルの真ん中を通って口の部分にまで達するデザインになっていて、唯一ゴーグルが複眼になっている。一瞬、ゴーグルレッドを思い出したが、仮面ライダーっぽくも見えますね。
スーツは、上半身にそれぞれのモチーフの動物の顔がプリントされたかなりシンプルなデザイン。動物の顔が入ったスーツはこれまでもありましたが、上半身全体がプリントシャツのようになっているのは、今までになく中々新鮮です。ライオンやタイガーの絵は、中々迫力がありますね。翼を持った戦隊と言えば、「鳥人戦隊ジェットマン」を真っ先に思い出しますが、ジュウオウイーグルにも翼がついていて、大空を飛び回ることができるそうです。翼を広げたイーグルの写真を見ましたが、上半身の鷲の顔と開いた翼のマッチ感が素晴らしく、絵の鷲が飛んでいるように見えます。早くアクションシーンで飛んでいるイーグルの姿を見てみたいですね。
カクカクの電車ロボに、神輿の忍者ロボと、ここ最近の巨大ロボは、カッコ良さよりもインパクトを狙ったものが多いように思いますが、ジュウオウジャーのロボもまたインパクト重視のロボットみたいですね。名前は、ジュウオウキングと呼ばれ、なんと、キューブ型のメカがキューブイーグルやキューブシャークなどの動物メカに変形し、それらが積み上げ式に合体して巨大ロボになるそうです。ドット調のデザインが若干が気になりますが、全体的な見た目は、普通でそれほど悪くはなく、剣を持った姿も中々キマッていました。私も小さい頃、ブロックでオリジナルのロボを作って遊んだことがありますけど、まさにブロックで作ったような感じのロボットなんですよねこれ(苦笑)。子供受けは良いかも知れないですね。
と言うことで、歴代の動物戦隊の要素を多分に取り入れた40作品目の記念にふさわしい新戦隊という印象を受けました。軽くあらすじのほうにも触れておくと、動物学者の人間・風切大和の元に、宇宙からやってきた4人の「ジューマン」と呼ばれる異世界の住人達があらわれ、敵の攻撃により故郷を追われた4人のジューマンと、大和が地球を守る新ヒーローになる・・・。ジューマンは、動物(ジューマン)態と人間態の2つの姿を持ち、ジュウオウ・イーグルに変身する風切大和だけが地球人と言う設定。1人の地球人と4人の異星人からなるメンバー構成や、別の姿を持つ異星人、ジュウオウイーグルがバイザーアップ(口の部分がせり上がる)して、マッチョなジュウオウゴリラに二段階変身するなどなど、新味を感じさせる部分が中々多いです。
35作品目のゴーカイジャー時のような、オールレジェンド戦隊が客演するようなストーリーではなさそうですが、歴代の動物戦隊の登場はありそうですね。大和の叔父役が寺島進氏であるところも気になります。寺島さんは叔父役よりも、サンバルカンの嵐山長官を彷彿させるような長官役で見たかったな・・・(苦笑)。この人がいるということは、わりとハードな作風になる?そんな印象を持ってしまいますが、その部分も含め、色々と期待が膨らむ新戦隊ですね。
来年シリーズ40作目を迎えるスーパー戦隊。スーツのデザインやキャストなど詳しいことはまだ発表されていませんが、タイトルは、「動物戦隊ジュウオウジャー」となるそうです。動物戦隊と言えば、2年前に製作されたVシネマ「帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ」の中で登場したもう一つのゴーバスターズを思い出しますが、それとはとくに関連はないみたいですね。
過去にも動物モチーフの戦隊はたくさんいましたが、動物がモチーフの時は、3人戦隊であることが多いイメージがあります。戦隊シリーズ初の動物モチーフとなった太陽戦隊サンバルカンは男3人の戦隊。超獣戦隊ライブマンは男2人と女1人の3人戦隊でしたが、後に男2人が加わり5人戦隊になりました。獣拳戦隊ゲキレンジャーもライブマンと同様に最初は3人、そして、ゴーバスターズもそうでした。ということは、もしかすると、ジュウオウジャーも最初は3人戦隊?ガオレンジャーみたいに最初から5人の戦隊もいたから必ずしもそうとは限りませんが、メンバー構成も気になるところですね。ジュウオウジャーと言う名前を聞いた時にふと思い出したのが、超電子バイオマンに登場したジュウオウと呼ばれる敵怪人のこと。バイオマンの劇場版では、ジュウオウをセンターにジューノイド5獣士が名乗りを上げるシーンがありましたが、まさにあれはジューノイド戦隊ジュウオウジャーでしたね(笑)。
後半戦に入った手裏剣戦隊ニンニンジャーの34話に、なんと「世界忍者戦ジライヤ」のジライヤが登場。忍者の特撮ヒーローつながりということで、27年ぶりのテレビ出演となったようですね。劇中ではジライヤのオープニング映像(並走する2台のトラックの上をジライヤが飛び移るカットや、ジライヤが窓を突き破ってオフィスの床を滑べるカットなど)を再現したアクションシーンや、必殺技の磁光真空剣・真っ向両断を披露していました。山地闘破役の筒井巧氏も当時着ていた道着姿で登場し、串田アキラ氏が歌う主題歌や、真っ向両断のシーンの時は、当時のBGMを使用するなど、懐かしい曲が次々流れていました。
ジライヤは、メタルヒーローシリーズの一作品として数えられていますが、超人機メタルダーの後番組だけに当時は、「これってメタルヒーロー?」と、それまでのメタリックなヒーローとは相反したコスチューム姿にとても驚いた記憶があります。メタルヒーローと言うよりも、マシンマンの路線に近い感じがした。もしかして路線変更?この作品以降はずっとこのような感じのヒーローものになるのかと思っていたが、この翌年にまた、メタリックなデザインのジバンが登場して路線回帰したので、ジライヤはこのシリーズの中でも異色中の異色なヒーローと言う印象が未だに強いです。
磁光真空剣がレーザー刀に変わる演出など、メタルヒーローを彷彿とさせる場面も所々見られましたが、それ以外は、かなり独特な世界観でした。ユニークな世界忍者が次々に登場したり、忍者なのにフェアレディZがベースの黒いマシーン(ブラックセイバー)に乗っていたり、ストーリーも一風変わった展開が多かった。ジライヤが放送された1988年は、仮面ライダーBLACKや仮面ライダーBLACK RXが放送されており、どちらかというとそちらのほうがメタルヒーローの路線を受け継ぐような内容だったので、あえてジライヤのような別路線のヒーローが生み出されたのかもしれませんね。
メタルヒーローシリーズは、宇宙刑事シリーズ(ギャバン、シャリバン、シャイダー)は、金曜の夜7時30分のゴールデンタイムに放送されていましたが、次作のジャスピオンの途中から放送時間が月耀の夜7時に変わり、メタルダーの途中から日曜の朝9時30分に移動した。ジライヤは、メタルヒーローシリーズの放送が日曜の朝になったその最初の作品ということになります。当時の日曜の朝は特撮番組が花盛りの時代でしたね。朝9時からは、東映不思議コメディーシリーズ系の「じゃあまん探偵団 魔隣組」があり、9時30分からジライヤ、10時からは「仮面ライダーBLACK」&「仮面ライダーBLACK RX」と、それぞれ別のチャンネルですが3つの特撮番組が連続して放送されていました。
ジライヤと同時期に放送された戦隊と言えば、「超獣戦隊ライブマン」。現在ニコニコで放送中ですが、久しぶりに見ると巨大迷路とかキョンシーとか、当時の流行りものもたくさん出てきてとても懐かしい気分になりました。ライブマンは、戦隊シリーズ10作目(当時は、秘密戦隊ゴレンジャーとジャッカー電撃隊は戦隊シリーズに含まれなかった)に当たる作品だったので、有名俳優をキャスティングしたり、1号と2号ロボを合体させるなど、放送10周年を記念して様々な新機軸が打ち出されましたが、40作目に当たる来年のジュウオウジャーは、はたしてどのような新機軸が見られるのか!?でも、一番気になるのは、やはりスーツデザインですね・・・。
レジェンド戦隊が大集結した海賊戦隊ゴーカイジャーの放送から早4年。そろそろ来年の新戦隊の情報が囁かれる季節になってまいりましたが、一部の噂によると、またもや動物モチーフという話もあるみたいですね。戦隊シリーズは、ゴレンジャーから数えて今年で40周年。そして来年は丁度40作目に当たる新戦隊が登場するわけですが、ゴーカイジャー以後、動物+メカ→恐竜→電車→忍者ときて、来年はどんな戦隊になるのか、また、レジェンド戦隊の扱いも気になるところです。
一昨日の日曜にNHK-FMで「今日は一日特撮ソング三昧」という特撮ソングだけを延々と流すラジオ番組が10時間に渡って放送されていましたが、中々凄い番組でした。何が凄かったと言えば、主題歌がほとんど選曲されず、挿入歌や珍しいバージョンの曲とか、劇中でそれほど使用されなかった曲などが多かったこと(笑)。この特撮三昧という番組、実は3年前にも放送されていて、その時に数多くの主題歌を流したそうなので今回はあえて斜め上を行く選曲になったのかもしれませんが、個人的にはマニアックな選曲が多く楽しめました。戦隊やライダー、ウルトラマンシリーズの歌はもちろんのこと、メタルヒーローにおいては、渡辺宙明さんをゲストに迎えて、宇宙刑事シリーズの話や、レーザーブレードのBGMを特集していたのも中々面白かったです。
渡辺宙明さんと言えば、戦隊シリーズ初期の6作品(秘密戦隊ゴレンジャーから大戦隊ゴーグルファイブまで)の音楽を担当したことでも有名ですが、戦隊の話の中でバトルフィーバーJの挿入歌「明日の戦士たち」という曲が流れたのも中々印象的でした。個人的には、デンジマンやゴーグルファイブの主題歌やBGMについての話も聞きたかったのですが、それらについては触れられなかったのが残念。デンジマン関連の曲では、「デンジ姫の宇宙曲」というエピソードの中で、ゲスト出演の中尾隆聖氏が歌った「銀河ハニー」が流れていましたね。
戦隊の主題歌では、秘密戦隊ゴレンジャー、忍風戦隊ハリケンジャー、魔法戦隊マジレンジャー、侍戦隊シンケンジャー、海賊戦隊ゴーカイジャー、獣電戦隊キョウリュウジャー、烈車戦隊トッキュウジャー。あとライブで超電子バイオマン、救急戦隊ゴーゴーファイブ、爆竜戦隊アバレンジャー。生歌のバイオマンは感動しましたね。あと、レスキューポリス三部作の主題歌メドレーも良かったですね。ソルブレインの時は、観客がコーラス部分を歌っていましたが、その一体感が素晴らしくてとても印象に残りました。
昭和戦隊関連の曲は、本当に少なかったですね。さすがに40年もの歴史がある戦隊ですから、全てを網羅するのは不可能だし、初期の名曲が埋もれてしまうのは止むを得ないのでしょうが、でもチェンジマンからライブマン辺りの曲が皆無だったのが意外でした。主題歌は3年前に放送済みなので、あえて外されてしまったのでしょうかね。10時間は結構長い時間でしたが、それでも放送された曲数は、全部で99曲だったらしいです。特撮の歴史を鑑みると、10時間ではまだまだもの足りない感じですが、また次の機会に期待したいですね。ちなみにトリを取った曲は、「仮面ライダーBLACK」の主題歌でした。
「銀河ハニー」以外にも「夢をかなえてダイナマン-萩原佐代子バージョン-」や、「こころはタマゴ アコースティックバージョン」など戦隊シリーズも意表を突いた選曲が多かったですが、戦隊と言えばやはりロボソング。ロボソンも皆無だったので、私の100曲目はこれをチョイスして聴きました。ちょうど30年前の曲ですが、今聴いてもテンション上がりますね(笑)。
今年もあっという間に後半期に入りましたが、連日蒸し暑い日々が続いていますね。甲子園も始まりましたが、ということは、仮面ライダーは、そろそろ終盤の季節。関西の仮面ライダーの放送は、例年通り今年もまた高校野球の中継のため一週間ずれ込んでしまうわけです。最終回付近でこれをやられると、平日に移行放送される分を見逃してしまい、最終回の展開についていけなくなるんですよね。カブトからキバ辺りまで、見事に録画に失敗して、結局リアルタイムでは、最終回付近のエピソードは見れなかった。昔、戦隊が金曜の夕方に放送されていた時も、高校野球の中継のせいで見逃したり、あるいは、関西では放送されなかったエピソードがいくつかありました。関西の特撮ファンにとって8月は、ある意味受難期でもあるわけですね(苦笑)。
一方、戦隊のほうは、放送時間が早朝に移動になってからは、高校野球の中継があっても休止したり、一週間ズレ込むようなことがなくなりました。でも子供の頃は、日曜は、学校が休みなので、早起きせず9時か10時ぐらいまで寝ていることが多かった。だからゴールデンタイムから日曜の朝の9時30分に移動したメタルヒーローものもよく見逃していましたね。日曜の朝の5時台に放送されていたバイクロッサーは、ほとんど見ることができなかった(苦笑)。
ところで手裏剣戦隊ニンニンジャーは、早くも20話台に入っておりますが、アクションの勢いやテンポが良い感じで、特にキニンジャーが派手な動きを見せる回が何度かあって、目立っている感じがします。やはりキニンジャーを見る度、ダイナイエローを思い出してしまう(苦笑)。そして、恒例のレッドのパワーアップ回が最近ありましたね。去年のトッキュウジャーは、ちょっと微妙な感じのデザインでしたが、今年の「アカニンジャー超絶」のフォームは、ごてごてはしているものの、スーツ全体が変化して、武者風の勇ましい感じのデザインになっていました。シロニンジャーの風花が生身のまま超絶変身した場面もありましたね。
このアカニンジャーを超絶変身させるアイテム「超絶勝負チェンジャー」には、天空のオトモ忍ライオンハオーの精霊・獅子王が宿っているのですが、その獅子王を演じているのは、なんと歌手の山形ユキオ氏。山形氏と言えば、百獣戦隊ガオレンジャーの主題歌を担当した迫力のパワフルボイスの歌い手ですが、個人的には、なんと言ってもヤットデタマンの主題歌を歌っていた人というイメージが未だに根強いです。その山形氏が顔面を真っ黒にして、西遊記の孫悟空っぽい衣装で獅子王を演じていたのが、とてもインパクトありましたね。今年の秋、Vシネマで特捜戦隊デカレンジャーが復活するそうですが、デカレンでアブレラの声を演じていた中尾隆聖氏が13話から登場した晦正影の声を担当しているところも見逃せない。中尾氏と言えば、電子戦隊デンジマンの「デンジ姫の宇宙曲」にゲスト出演して、銀河ハニーを歌ってたのが今でも印象に残っていますね。
巨大ロボ・シュリケンジンが象やらUFOやらサーファーなどと合体して、変形のバリエーションがどんどん増え、そこにスターニンジャーが乗る2号ロボのバイソンキングがあらわれ、さらにライオンハオーなる3号ロボも登場。その3体が合体して覇王シュリケンジンになるなど、20話台にして登場するロボの変遷が凄まじいことになっています。ライオンハオーは、胴体部のライオンの口の中にアカニンジャー超絶が座って操縦するのですが、敵にあのむき出し状態の操縦席を狙われたら即終了・・・というかあそこにアカニンジャーがいたらかなり危険(苦笑)・・・というツッコミはさておき・・・。
そう言えば一押ししていたシノビマルの活躍がほとんどない(苦笑)。今のところシノビマルが体育座りして拗ねてた場面(妖怪エンラエンラの煙を浴びてネガティブになる回)が一番印象に残った場面。昭和の戦隊の巨大ロボは、一台のロボが特別な変形もなしに敵ロボを倒しておりましたが、今や3号ロボも当たり前の時代ですもんね。戦隊の巨大ロボの世界も出番を巡って激戦状態なのでしょう。昭和の戦隊だったら、毎回出番を与えられたかもね(笑)。走り方面白いし、アクションのキレも良いし、拗ねずにまたいつか活躍して欲しいシノビマル。
ついこの間まで映画はフィルムで撮影されるもの、そして見るものが常識だったわけですが、気づけば撮影用と上映用の35ミリフィルムの生産が終了し、劇場映画もデジタルの時代に入っております。映画館の大きなスクリーンに、映写機で映し出された映像ではなく、ハードディスクに保管されているデジタル映像が映し出されているなんて・・・。ごく当たり前のように思っていた光景がすでに過去のものになっていることがにわかに信じられませんが、特撮の世界もすでに、フィルムからデジタル映像になり、以前よりもCGの活用が増えてスケールアップしたように見えますね。しかし、戦隊の怪人の中には、最近もアナログな技術を武器に使うやつをちらほらと見かけます。ということで、戦隊のフィルム怪人ヒストリーをご紹介致します。
電子戦隊デンジマン
「白骨都市の大魔王」
映像怪物フィルムラーの老化ガスを使って人間を白骨にし、東京を白骨都市にしようと企むベーダー。映画スナックに人々を呼び集めて、老化ガスを撒き散らす作戦だが、そこにやってきたのは子供達と青梅(デンジブルー)。青梅は子供達と一緒に映画室に向かうため地下通路を歩き出し、不気味な恐怖空間へと誘われる。
時間を自由自在に操り、赤ん坊さえも老化させてしまう特殊能力を持つフィルムラー。ベーダーの仕掛けた罠にまんまとはまってしまった青梅達は、お化け屋敷のような暗闇の地下通路で、白衣装を着た男につきまとわれたり、サソリに襲撃されている間に、老化ガスを浴びせられて老人化してしまう。青梅の老人化もショッキングだったが、恐怖を誘う白衣装の不気味な老人のインパクトが凄まじかったですね。老人役を演じていたのがゴレンジャーの黒十字総統や、宇宙刑事シャリバンでは軍師レイダー役だった安藤三男氏だから、納得の恐怖感でした。後半戦では、フィルムラーのカチンコによって様々な世界へ誘われてしまうデンジマン。西部劇→時代劇→スポーツ(アメフト)と様々に変化を遂げながら、ベーダーと激しい戦闘を繰り広げていました。ちなみに、この戦闘場面は、劇場版にも使用されていましたね。
未来戦隊タイムレンジャー
「ぐっどないと」
年に1度の睡眠期のため、映画『TOKYO忍者STORY』を見ながら、眠りにつこうとしていたシオン。そんな時、トゥモローリサーチに日映株式会社プロデュサーの町田と名乗る男があらわれ、映画監督の制作費横領疑惑を探って欲しいという依頼が転がり込む。製作中の映画のタイトルが『TOKYO忍者STORY2』だと知り、目を覚ますシオン。5人は、エキストラとして撮影に参加する事になった。
製作中の映画が忍者映画ということで、タイムレンジャーの5人が忍者の格好になり映画に出演。しかし、映画の撮影中にタイムレンジャーが他の出演者達に命を狙われる。実は、映画の真のタイトルは「タイムレンジャーの最期」であり、映画監督の正体は、魂の活動屋グロカンだった。グロカンのカチンコで様々な映画の世界に送り込まれてしまうタイムレンジャー。ヤクザ映画?のカーチェイスシーンは、激しい走行や爆破もあり、中々の迫力。カンフー映画の世界では、拳法の達人達が映画「阿羅漢」のごとく掛け声をあげた後、タイムレンジャーに襲い掛かり、激しいカンフーアクションを繰り広げていました。次に病院内で自転車レースが展開し、自転車に乗ったタイムレンジャーがなぜか満月をバックに都庁の上空を飛ぶという映画「E.T.」とおぼしきパロディカットもありました。
烈車戦隊トッキュウジャー
「映画つくろう」
映画の撮影所を訪れたライト達は、そこでフィルムシャドーが男性を襲っているのを偶然目撃する。トッキュウジャーに助けられた男性が映画プロデューサーだったことから、ライト達は撮影所を見学させてもらうことになるが、撮影所では、監督やスタッフが消えてしまう怪事件が起こっていた。監督がいないため、カグラが監督、ライト達がスタッフとして映画作りに協力することになるが・・・。
「事件記者ペスカトーレ」というタイトルの映画をライト達が製作することになるが、監督のカグラの無理難題な演出によって、撮影は思わぬ方向へ進み、今度は、役者が逃げてしまう事態が勃発。明やトカッチを役者に仕立てて撮影は再開されるが、ヒカリが扮するけん玉探偵があらわれ、スタッフ失踪事件の謎を解き明かす。トッキュウ5号と銃撃戦をしている最中に、フィルムシャドーが「か・い・か・ん」と、映画「セーラー服と機関銃」さながらに声を上げていたのがツボでしたね。デジタル撮影されているトッキュウジャーにフィルム怪人が登場したのは意外だった。フィルムへのノスタルジーを感じさせるエピソードでしたね。
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