10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
ついこの間まで映画はフィルムで撮影されるもの、そして見るものが常識だったわけですが、気づけば撮影用と上映用の35ミリフィルムの生産が終了し、劇場映画もデジタルの時代に入っております。映画館の大きなスクリーンに、映写機で映し出された映像ではなく、ハードディスクに保管されているデジタル映像が映し出されているなんて・・・。ごく当たり前のように思っていた光景がすでに過去のものになっていることがにわかに信じられませんが、特撮の世界もすでに、フィルムからデジタル映像になり、以前よりもCGの活用が増えてスケールアップしたように見えますね。しかし、戦隊の怪人の中には、最近もアナログな技術を武器に使うやつをちらほらと見かけます。ということで、戦隊のフィルム怪人ヒストリーをご紹介致します。
電子戦隊デンジマン
「白骨都市の大魔王」
映像怪物フィルムラーの老化ガスを使って人間を白骨にし、東京を白骨都市にしようと企むベーダー。映画スナックに人々を呼び集めて、老化ガスを撒き散らす作戦だが、そこにやってきたのは子供達と青梅(デンジブルー)。青梅は子供達と一緒に映画室に向かうため地下通路を歩き出し、不気味な恐怖空間へと誘われる。

時間を自由自在に操り、赤ん坊さえも老化させてしまう特殊能力を持つフィルムラー。ベーダーの仕掛けた罠にまんまとはまってしまった青梅達は、お化け屋敷のような暗闇の地下通路で、白衣装を着た男につきまとわれたり、サソリに襲撃されている間に、老化ガスを浴びせられて老人化してしまう。青梅の老人化もショッキングだったが、恐怖を誘う白衣装の不気味な老人のインパクトが凄まじかったですね。老人役を演じていたのがゴレンジャーの黒十字総統や、宇宙刑事シャリバンでは軍師レイダー役だった安藤三男氏だから、納得の恐怖感でした。後半戦では、フィルムラーのカチンコによって様々な世界へ誘われてしまうデンジマン。西部劇→時代劇→スポーツ(アメフト)と様々に変化を遂げながら、ベーダーと激しい戦闘を繰り広げていました。ちなみに、この戦闘場面は、劇場版にも使用されていましたね。
未来戦隊タイムレンジャー
「ぐっどないと」
年に1度の睡眠期のため、映画『TOKYO忍者STORY』を見ながら、眠りにつこうとしていたシオン。そんな時、トゥモローリサーチに日映株式会社プロデュサーの町田と名乗る男があらわれ、映画監督の制作費横領疑惑を探って欲しいという依頼が転がり込む。製作中の映画のタイトルが『TOKYO忍者STORY2』だと知り、目を覚ますシオン。5人は、エキストラとして撮影に参加する事になった。

製作中の映画が忍者映画ということで、タイムレンジャーの5人が忍者の格好になり映画に出演。しかし、映画の撮影中にタイムレンジャーが他の出演者達に命を狙われる。実は、映画の真のタイトルは「タイムレンジャーの最期」であり、映画監督の正体は、魂の活動屋グロカンだった。グロカンのカチンコで様々な映画の世界に送り込まれてしまうタイムレンジャー。ヤクザ映画?のカーチェイスシーンは、激しい走行や爆破もあり、中々の迫力。カンフー映画の世界では、拳法の達人達が映画「阿羅漢」のごとく掛け声をあげた後、タイムレンジャーに襲い掛かり、激しいカンフーアクションを繰り広げていました。次に病院内で自転車レースが展開し、自転車に乗ったタイムレンジャーがなぜか満月をバックに都庁の上空を飛ぶという映画「E.T.」とおぼしきパロディカットもありました。
烈車戦隊トッキュウジャー
「映画つくろう」
映画の撮影所を訪れたライト達は、そこでフィルムシャドーが男性を襲っているのを偶然目撃する。トッキュウジャーに助けられた男性が映画プロデューサーだったことから、ライト達は撮影所を見学させてもらうことになるが、撮影所では、監督やスタッフが消えてしまう怪事件が起こっていた。監督がいないため、カグラが監督、ライト達がスタッフとして映画作りに協力することになるが・・・。

「事件記者ペスカトーレ」というタイトルの映画をライト達が製作することになるが、監督のカグラの無理難題な演出によって、撮影は思わぬ方向へ進み、今度は、役者が逃げてしまう事態が勃発。明やトカッチを役者に仕立てて撮影は再開されるが、ヒカリが扮するけん玉探偵があらわれ、スタッフ失踪事件の謎を解き明かす。トッキュウ5号と銃撃戦をしている最中に、フィルムシャドーが「か・い・か・ん」と、映画「セーラー服と機関銃」さながらに声を上げていたのがツボでしたね。デジタル撮影されているトッキュウジャーにフィルム怪人が登場したのは意外だった。フィルムへのノスタルジーを感じさせるエピソードでしたね。
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1975年に「秘密戦隊ゴレンジャー」が誕生してから今年で早40周年。スーパー戦隊シリーズ40周年を記念して、この前のニンニンジャーには、歴代の忍者戦隊(カクレンジャー/ハリケンジャー)のレッドに加えて、アカレンジャーもサプライズゲストとしてラストに登場しておりました。さすがにゴレンジャーは、私もリアルタイム世代ではなくて、再放送世代。当時は、夕方に特撮の再放送枠があり、そこでゴレンジャーとジャッカー電撃隊が再放送されていたのでよく見ていました。当時は、ウルトラマンシリーズや、キカイダーシリーズ、レインボーマン、仮面の忍者赤影など、古い特撮もよく再放送されていましたね。
ところで当初、ゴレンジャーとジャッカー電撃隊は、石森章太郎作品として数えられていて、戦隊シリーズには含まれていなかったんですよね。その証拠として、高速戦隊ターボレンジャーの初回に「10大戦隊集合 頼むぞ! ターボレンジャー」なる戦隊シリーズ10周年を記念した特番が放送されています。その番組は、新戦隊のターボレンジャーと、バトルフィーバーJから超獣戦隊ライブマンまでの10の戦隊が勢ぞろいして、それぞれの戦隊の戦いの歴史を振り返り、最後は、新たに地球で戦うことになったターボレンジャーに、10の戦隊が「後は任せたぞ!」的なエールを送る内容になっていました。この頃は、今のようなスーパー戦隊シリーズと言う括りもなく、ゴレンジャーとジャッカー電撃隊は、別扱いになっていました。当時は、番組編成の関係で戦隊は25分枠(本編は正味20分)で放送されていたので、10の戦隊を振り返る映像も短く感じましたが、時間が短いせいで逆に編集のテンポが良くなってとても見やすかったし、歴代戦隊がワーッとターボレンジャーの後ろに押しかけて集結し、それぞれポーズを決めていく映像は、壮観かつ圧巻でしたね。
ゴレンジャーとジャッカー電撃隊が戦隊シリーズに加わり、「スーパー戦隊シリーズ」と言う括りができたのが2000年に放送された「未来戦隊タイムレンジャー」の時。タイムレンジャーの最終回には、「スーパー戦隊大集合」というゴレンジャーからタイムレンジャーまでの24の戦隊を振り返る番組が放送されました。タイムレンジャーの5人が乗るタイムジェットが時間移動して、ゴレンジャーから順番に戦隊の世界に入り込み、歴代の戦隊を紹介していくと言うタイムレンジャーのドラマ性を活かした演出がなされていた。番組の最後には、新戦隊の百獣戦隊ガオレンジャーも登場し、タイムレンジャーがエールを送る場面も見られました。この特番の時は、前述の10大戦隊の時のように、24の戦隊が勢ぞろいするといった場面は見られなかった。しかし、「百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊」という東映Vシネマ作品で、ガオレンジャーとドリーム戦隊(ビッグワン・レッドファルコン・ギンガブルー・ゴーイエロー・メガピンク)、そして、ゴレンジャーからタイムレンジャーまでの24戦隊のレッドのみが大集結し、激しい戦闘を繰り広げていた。巨大戦では、デンジファイターなど歴代のメカも登場していました。
スーパー戦隊シリーズ30作目に当たる「轟轟戦隊ボウケンジャー」では、エンディング終了後にボウケンジャーのメンバーがゴレンジャーからボウケンジャーまでの30の戦隊を毎週一本ずつ紹介する「全戦隊大全集」というミニコーナーがあった。30戦隊を紹介し終わった後、「30戦隊大全集スペシャルファイル」と改題され、戦隊シリーズの様々な「史上初」の出来事を紹介していました。残念ながらこのコーナーは、DVDには収録されておらず、テレビの再放送やネット配信でもカットされており、現在見ることは不可能になっています。東映Vシネマ「轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊」では、ボウケンジャーと歴代戦隊の戦士(ハリケンブルー・アバレブラック・デカブレイク・マジイエロー・マジシャイン)、そして、アカレッドと呼ばれるオリジナル戦士が共闘していましたが、残念ながら、歴代の戦隊が勢ぞろいする場面は見られなかった。
ゴレンジャーからゴーカイジャーまでの35のスーパー戦隊・199人の戦士が登場した劇場版「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」の衝撃の映像はまだ記憶に新しいですが、これもすでに4年前の作品なんですよね・・・。そして早くも来年は、スーパー戦隊シリーズが40作目を迎えるわけですが、はたしてゴーカイジャーを超える衝撃が見られるのか?どうなるんでしょうね・・・。
トッキュウジャーの放送休止トラブルによって、奇遇にも2/22(にんにんにん)の日にスタートした「手裏剣戦隊ニンニンジャー」。名前は斜め上ストレートな印象だったが、蓋を開けてみると、いかにも忍者戦隊らしいからくりアクションの連続が勢いありました。デザイン的には、昭和戦隊を彷彿とさせる風貌で中々カッコ良いんですが、やはりキニンジャーとモモニンジャーのマスクは、ダイナマンのイエローとピンクに見えるし、シロニンジャーは、ジッと見ていると、ザ・デストロイヤーに見えてくるが、五人の中では一番好きなマスクデザインですね。
第3話はキニンジャーのメイン回で、修行中のキニンジャーが妖怪と戦っている途中、トラックに括りつけられ、そこから派手なトラックアクションが展開していた。ビバリーヒルズコップの冒頭で暴走するトラックに必死にしがみついてたアクセルのごとく、キニンジャーもハードなアクションを見せていましたが、最近では「宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION」でもアニーの後継者的存在のタミーが暴走するトラックに必死にしがみつく豪快なアクションを披露していましたね。昭和戦隊にもゴーグルファイブやダイナマンなどでトラックを使ったど派手なアクションがありましたが、ニンニンジャーのアクションには、昭和戦隊のような熱さと勢いを感じます。そう言えば、モモニンジャーの霞役の子ってどこかで見かけたことがあると思っていたが、宇宙刑事NEXT GENERATIONでゴードン長官の娘役をやってた人か・・・。
オトモ忍と呼ばれるニンニンジャーのメカがユニークかつ個性的です。去年は、列車オンリーでしたが今年は、ロボット忍者(シノビマル)がいたり、ドラゴン、ダンプ、犬、リニアモーターカーと、五人が乗るメカがてんでバラバラ。リニアみたいに去年とかぶってるものもいますが、これだけバラバラ過ぎると逆に新鮮に見えますね。ロボットながら忍者のごとく俊敏に動き回るシノビマルが気に入りました(苦笑)。走っている姿も面白いし。今年はシノビマルをとくに応援(笑)。
合体の仕方がこれまたユニークです。手足は普通に合体するのですが、胴体部分が椅子のようになっていて、そこにシノビマルがひょこっと座って、シノビマルの頭にもうひとつ大きな頭がかぶさり、巨大ロボ・シュリケンジンが完成。つまり、胴体部は、シノビマルが座った状態が丸見えになっていて、所謂お神輿状態(笑)。今までいろんな戦隊のロボットを見てきましたが、去年のもシンプルイズベスト的なインパクトがありましたが、今年のは、その上を行くインパクトがありました。
第4話には、早くも別のオトモ忍があらわれ、緑色の象型のロボット(パオンマル)が登場していましたが、その象もシノビマルと同じく、胴体部分の椅子に合体してシュリケンジンパオーンと名乗っていた。こんな感じでさらにいろんなオトモ忍がでてくるのでしょうかね。次回は、UFO型のオトモ忍が出てくるそうですし、今年のロボはまたバリエーションが凄まじそうですね。UFO型のオトモ忍は、「宇宙忍者」と呼ばれるらしいが、宇宙忍者って聞くと、↓のほうを思い浮かべてしまう(苦笑)。

いよいよ最終駅間近の「烈車戦隊トッキュウジャー」。ライトが闇のトッキュウ1号となり、闇の皇帝ゼットと真っ向対決する劇的展開を迎えておりますが、シリーズ終盤の展開で黒色のトッキュウジャーが初登場。今年は、レギュラー戦士のカラーに黒色が入っていませんでしたが、なるほどこのキャッスルタワーでの最終決戦のために残していたのですね。かつてのタイムレンジャーのタイムファイアや、シンケンジャーの終盤に登場した女シンケンレッドを彷彿とさせる現れ方で、主人公のカラーが赤から黒になるところはとても新鮮に見えました。これまでややコミカルテイストな作風でしたが、ここにきてかなりシリアス展開になってきましたね。光と闇、互いに共鳴し合うライトとゼット。はたして二人が辿り着く終着駅は?・・・そして、今までの記憶を失い子供の姿に戻ったトカッチ、ミオ、ヒカリ、カグラの4人は、ようやく自分達の住んでいた町に帰ることができたが、再びライトと巡り合うことができるのか?
中々面白い展開になってきましたが、なんと今週(2/1)は、報道特番のため急遽放送休止となり、番組の終了が一週間ずれ込むと言う異常事態に。次の「手裏剣戦隊ニンニンジャー」も本来は、2/15から放送開始の予定でしたが、どうやら2/22にずれ込み、まさに、「ニンニン」デイからのスタートとなるようです。近年ですと、「海賊戦隊ゴーカイジャー」の5話がやはり東日本大震災の報道のために休止、一週間後に順延となっていましたが、最終話付近でこのようなゴタゴタが起こるのは非常に珍しいです。
ここ最近の戦隊は、トータルの放送回数も減少傾向にあるようですね。バトルフィーバーJの時は一年間に全52話と、パーフェクトに放送されていましたが、現在放送中のトッキュウジャーは、全47話で終了と随分短くなっています。関西では、金曜日の夕方5時30分に戦隊が放送されていた時代は、毎年夏の高校野球の放送のせいで番組が休止になることが多く、そのせいで何回か見逃しまったこともありましたが、昭和戦隊にも今回のように報道番組なので休止・順延となった作品があったことを思い出しました。
電撃戦隊チェンジマン
第48話「海賊ブーバ愛の嵐」
スーパーギルークによって宇宙獣士にさせられようとしていたブーバ。チェンジドラゴンもスーパーギルークの攻撃を受け、大きなダメージを受けるが、二人は、女海賊ジールによって命を救われる。チェンジマンを倒して、はれて自由の身になるため、ブーバは、剣に挑戦状を送るが、しかし傷ついたブーバの代わりにジールが剣と対決することに・・・。
●これも最終決戦間近のエピソードで、本来は、1985年12月28日に放送される予定でしたが、その日は、中曽根改造内閣発足の報道特番のため休止となり、この回だけ翌年(1986年)の1月8日の水曜日に放送されたそうです。
超新星フラッシュマン
第37話「幽霊の初恋」
ダイにだけなぜか聞こえるスミレの声・・・ダイは、スミレを自分の妹だと思うようになる。獣戦士ザ・デビルブが霊魂を操り、夜な夜な人々を襲っていた。デビルブの攻撃を受け、大ピンチのフラッシュマン。スミレがダイと手を繋いだ時、ダイと共に他のフラッシュマン達もどこかへ消えてしまった。たどり着いたのは、墓場の前。そこでサラがスミレの墓を発見する。スミレは、8年前に亡くなり幽霊になっていたのだ・・・。
●近畿圏の朝日放送では、1986年11月21日にこのエピソードを放映する予定だったが、その日、伊豆大島の三原山が大噴火したため、急遽報道特別番組に切り替わり番組は休止。11月25日の火曜日に放送された。なお、関東圏は、当時土曜の夕方6時からの放送だったため影響はなく、通常通り放送された。
超獣戦隊ライブマン
第44話「ブッチー涙の大暴走!!」
ギルドスが大教授ビアスが作ったロボットである事を知ったブッチー。そして、ブッチー自身もロボットだった。「宇宙人の天才として完璧に振る舞えるよう、それも私が作った」とビアスの言葉を聞いたブッチーは、自分が捨て駒のロボットだった事を知りショックを受け、涙をこぼしながら街を破壊し暴走する・・・。
●このエピソードは、1989年1月7日に放送される予定でしたが、昭和天皇崩御に伴う特別編成のため、番組は休止。翌週の1月14日に放送され、事実上、平成初の戦隊エピソードになった。なお、ライブマンの第32話「ケンプ、血とバラの謎」も放送途中から昭和天皇容体急変の臨時番組に差し変わったため、後日再放送された。
今年も残すところあと4日となりましたが、そう言えば戦隊がそろそろ最終話を迎える時期なんですよね。烈車戦隊トッキュウジャーは、トッキュウジャー=ライト達が一体何者なのか?がずっと謎のままで来ましたが、いよいよそれが明らかにされていくようですね。トッキュウジャー達の物語も然ることながら、やはり内部抗争が続く敵側のドラマが興味深い。敵のシャドーラインには、皇帝ゼットと言う人間態のボスもいますが、着ぐるみの幹部に中々カッコいいのが多くて、むしろこっちに目がいってしまいますね。中でも気になるのがシュバルツ将軍。

闇の皇帝ゼットに飲み込まれてしまったグリッタ嬢を救うべく、離反してゼットに真っ向から立ち向かう。初期戦隊も後半期に入ると、バンリキ魔王やイナズマギンガー、ダークナイトやバイオハンター・シルバなど第3勢力の敵達が絶大な存在感を見せていましたが、このシュバルツもその系統に近い存在に見えます。シュバルツ将軍は、存在感も然ることながら、デザインもカッコ良いですね。雑魚兵の戦闘員クローズのデザインも結構良いんですよね。シュバルツがグリッタを救い出してゼットを倒し、二人がシャドーラインの新たな司令塔として組織を再興していく・・・なんて展開を想像したが、それだとダイナマンの最終決戦っぽい展開になってしまうな(笑)。しかし、このシュバルツ将軍、残念ながら先週ゼットに敗れてしまいました。最後までいて欲しかったのですが無念・・・。
そして、もう一人気になるのは、トッキュウジャーの6人目の戦士トッキュウ6号の存在。いつも作業員風の格好をしている虹野明ですが、かつては、ザラムと言う名のシャドー怪人だった。ここにきてトッキュウジャーを離れて、シュバルツと組んで、皇帝ゼットと戦い始めています。毎度ハーモニカを吹きながら登場するところなんかは、ギターやトランペットを鳴らしながら現れるのが定番だったキカイダーを彷彿とさせるし、最近は、明がカウボーイスタイルで登場しているが、同じくオレンジ色の戦士だった2代目バトルコサックの神誠を思い出します。
戦隊シリーズはゴレンジャーから数えると、来年でなんと40周年になるわけですが、その40年の歴史の中で意外にもオレンジ色の戦士は、バトルコサックとこのトッキュウ6号の2人しかいないそうなんですね。バトルコサックの初代はマシンガンで撃たれて殉職してしまいましたが、まあ明は死なないだろうし、トッキュウ6号の2代目はありえないでしょうね。そう言えば、皇帝ゼットが明から変身アイテムを奪ってトッキュウ6号に変身していたが、2代目が敵ボスのゼットだったら案外面白いかも(苦笑)。実は本当の敵はまだ隠れていて、トッキュウジャーとゼットが共闘して、真の敵ボスを倒す・・・てなだったら燃えるなあ(爆)。あと、あのグリッタ嬢。今は醜い姿をしているけど、やはり最後は美しい人間態の姿になるのでしょうかね。
さて、来年は、3度目の忍者モチーフの「手裏剣戦隊ニンニンジャー」ですが、明朝のトッキュウジャーでいよいよ予告編が見られるそうです。戦隊で忍者というと個人的には、ダイナマンのダイナブラックを真っ先に思い出してしまうのですが、ダイナブラックみたいな空中技とか、木の葉隠れのような豪快な忍術が見られるのか・・・。敵は妖怪らしいですが、赤影みたいな奇々怪界みたいな作風になるのでしょうかね。そう言えば、キニンジャーのマスクのデザインがダイナイエローっぽいと前に書きましたが、モモニンジャーのマスクもよくよく見るとダイナピンクっぽいが雰囲気があるんですよね。ダイナマンみたいな爆発力のある戦隊だとなお良いですね(笑)・・・。
戦隊ロボと言えば、神々しいBGMが流れる中合体し、巨大化した怪物を必殺技を使って一撃で倒す無敵の王者的なイメージがあります。戦隊シリーズ初の巨大ロボとなったバトルフィーバーJの「バトルフィーバーロボ」。その鎧武者のような斬新なデザインはいかにも日本的で、斧や槍やチェーンを駆使した戦闘スタイルが素晴らしく、まさに無敵の王者の風格がありました。電子戦隊デンジマンの巨大ロボ・ダイデンジンは、戦闘機からロボに変形する初の変形ロボとなり、太陽戦隊サンバルカンのサンバルカンロボは、上半身となる戦闘機と下半身の地上戦闘車両が合体する初の2台合体ロボとなった。さらに大戦隊ゴーグルファイブでは、戦闘機+タンク+ダンプの3台合体のゴーグルロボが登場。以後、バイオマンを除いて3台合体ロボが定着し、光戦隊マスクマンでは、戦闘機+ドリル車両+高機動戦車+重戦闘機+ジェットヘリの初の5台合体となるグレートファイブが登場した。
以後も複雑かつ様々に変化を遂げる戦隊ロボ。バトルフィーバーロボのように無敵の王者を誇った時代もありましたが、1980年代後半辺りのシリーズになると、そのイメージは崩れ、巨大ロボに様々なハプニングが起こるようになります。
超新星フラッシュマン
「巨大ロボ破れたり」

戦隊ロボの歴史を変えた有名なエピソードとして忘れてならないのがこれ。戦隊シリーズで一番最初に破壊されてしまった巨大ロボと言えば、フラッシュマンのフラッシュキング。2体のザ・ズコンダと戦って辛くも1体を倒すも、もう1体の爆破に巻き込まれて左の手足が分断されてしまう。リアルタイム当時は、初の巨大ロボ敗北のシーンにかなり衝撃を受け、「フラッシュショッキング」などと勝手に呼んだりもしましたが(苦笑)、これが2号ロボ誕生のきっかけとなり、戦隊史初の2号ロボ・タイタンボーイが登場する記念すべきエピソードとなりました。
鳥人戦隊ジェットマン
「新戦隊登場」

1990年代初頭と言えば、バブル時代を反映してテレビドラマにもリッチな若者たちが登場し、華麗なファッションを着飾った美男美女が大胆な恋愛を繰り広げる、いわゆる「トレンディドラマ」が流行していた時代。その波は戦隊シリーズにも訪れ、ジェットマンでは、戦隊内恋愛が展開した。トレンディ戦隊として有名なジェットマンですが、巨大ロボ戦でもかなり大胆なアクシデントに見舞われていた。
地上最強のロボと言われていたジェットマンの巨大ロボ・ジェットイカロスは、通算5回腕を切り落とされると言う破壊記録を持っていますが、その最初となったのがこのエピソード。究極の破壊獣セミマルとの対戦において、ジェットイカロスは、主力武器のバードニックセイバーを折られた挙句に、両腕を切り落とされてしまい戦闘不能状態に陥った。その危機を救ったのは、裏次元世界ディメンシアの戦士達によって作られたバードガルーダで、これが後にジェットマンの2号ロボ・ジェットガルーダとなりました。ちなみに、裏次元戦士の三人の配役が、ブルーフラッシュ=ブン(石渡康浩)、ピンクマスク=モモコ(前田賀奈子)、トリケラレンジャー=ダン(藤原秀樹)と旧来の戦隊の役者で構成されていたところも印象的でしたね。
特命戦隊ゴーバスターズ
「帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズvs動物戦隊ゴーバスターズ」

2000年代以降の戦隊の巨大ロボはデザインの複雑化に伴い、合体シーンもCGで表現されることが多くになりましたが、このゴーバスターズのゴーバスターオーも実写のトランスフォーマー程ではないものの、かなり複雑なデザインになっていました。ゴーバスターズの巨大ロボ戦は、ローアングルが多用され、ロボの巨大感を引き立たせる演出がなされていましたが、ゴーバスターオーの胸があまりにも出っ張りすぎていたために、ローアングルでロボが映ると胸の出っ張りのせいで顔が見えなくなってしまう(苦笑)、そんなところも気になりました。
Vシネマで例年制作されている「帰ってきた」シリーズでは、なんと通常のゴーバスターズと、パラレルワールドからやってきたもう一つの(動物戦隊)ゴーバスターズが共演するという摩訶不思議なストーリーが展開。動物戦隊のほうは、サンバルカンなどを意識した80年代の熱血的な戦隊演出が取り入れられており、変身シーンや他にもいろんなパロディが楽しめます。最近の戦隊のロボ戦は、以前のようにロボが無惨に破壊されてしまう描写は、まったく見かけなくなっていますが、この作品では、冒頭ゴーバスターズのロボ達が謎の強敵・大魔王アザゼルと対決し、ゴーバスターエースの右腕が切断されてしまう場面が見られます。
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