10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
近頃スカパーのザ・シネマは、なつかしの名作映画の日本語吹替え版が充実していて中々嬉しい。今年一作目が公開30周年を迎えたグレムリンシリーズや、ビバリーヒルズコップシリーズ、新作が撮影中のスターウォーズシリーズなど、なんとも豪華なラインナップ。ただ、スター・ウォーズに関しては、ルーク・スカイウォーカーが主人公の4作目から6作目に当たるタイトルは、テレビでよく見た吹替え版(ルーク=水島裕、ハンソロ=村井国夫、C-3PO=野沢那智他)のほうもぜひ放送して欲しい。ルーク役のマーク・ハミルや、ハンソロ役のハリソン・フォードらは、新作にも出演するそうだが、ハリソン・フォードが撮影中に怪我をしてしまったらしく、今後の撮影の動向が気になるところ。
スター・ウォーズよりもずっと前にテレビで放送され人気を博したSFドラマの古典「スタートレック」の劇場版も、なんと全11作の字幕版と日本語吹替え版が連日放送されていた。スタートレックは、1966年に放送された最初のテレビシリーズを見た程度で、以後のシリーズは、残念ながらほとんど未見だが、劇場版のほうは、昔何本か見た記憶がある。スタートレックと言えば、去年、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』と言うタイトルの新作が公開されたが、それ以前に11作も劇場版が作られていたことに改めて驚いた。日本でも依然人気があるようで、スパドラでは、今もテレビシリーズが再放送されているが、当然ながら本国では、それ以上に根強い人気があるようですね。劇場版をもう一度見直してみようと、さっそく録画をしたが、他の見たい番組と時間が重複することもあって、結局6作目までしか録画できなかった。しかも5作目は、確認してみたらニュース番組が映っていて、録画に失敗。今のところ見られたのは、1から4作目までだが、今のCG表現のスタトレとは違うSFX(特殊撮影)満載の映像が懐かしくもあり、改めて見ると中々迫力があった。
4作の中で一番印象に残ったのは、スポック役のレナード・ニモイが監督を務めた『スタートレックⅣ 故郷への長い道』。クリンゴン人との激しい戦闘の末、エンタープライズ号を自爆させてしまったカーク提督らは、スポックの故郷であるバルカン星に身を隠す。その頃、地球には、謎の探査船が接近し、その探査船から出ている強力な電波によって、地球の大気がイオン化し、全システムが停止してしまう。探査船の目的がザトウクジラであることを知ったカークらは、再生し記憶を取り戻したスポックと共にクリンゴンの戦艦に乗り込んで20世紀末の地球にタイムワープし、絶滅前のザトウクジラを連れ帰ろうとする・・・。
3作目までは、エンタープライズ号による宇宙での激しい戦闘がメインだったが、この4作目は、1986年のサンフランシスコが舞台となっており、カークらが宇宙ではなく、20世紀の地球で活躍する劇場版の中でも一際コミカルなストーリーになっていた。20世紀の世界にうまく順応できず、戸惑いながらも、全力でクジラの保護に勤しむカークらの姿が面白く、派手な戦闘シーンはないものの逆に新鮮さがあった。水族館の水槽の中にいるクジラと一緒に泳ぐスポックの映像は中々インパクトがありました(笑)。
『スタートレックⅢ ミスター・スポックを探せ!』には、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのドク博士役などでもお馴染みのクリストファー・ロイドがクルーグ艦長役で出演していた。また、『ロボコップ』のモートン役などでも有名なミゲル・フェラーも出ていたり、改めて見直すと意外な俳優がこのシリーズに出演していたことにも驚きます。そして、チョイ役でしたがこんな人も・・・。
どこかで見たことがあると思ったら、
『ナイトライダー』の「死線48時間リミット寸前!決死のレールウェイ大走破!!」や、『超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ』の「F4ファントムの猛攻をかわせ!! 南米騒乱脱出行」などにゲスト出演していたマリオ・マルセリーノと言う俳優さんですね。そう言えば、『新ナイトライダー2000』にスタートレックでスコッティを演じたジェームズ・ドゥーアンが本人役でゲスト出演していた。初見時は、なんでナイトライダーにいきなりスタトレの人が本人役で???と思った。しかも劇中でスコッティと呼ばれていたし・・・。もし、これがテレビシリーズ化されていたら、死んだデボンの代わりにスコッティをレギュラー出演させるつもりだったのでしょうかね(苦笑)。
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チャレンジャー号乗組員に捧げる映画
ガースさん、こんばんは。
>≧3作目まではエンタープライズ号による宇宙での激しい戦闘がメインだったが、この4作目は「1986年のサンフランシスコ」が舞台となっており、カークらが宇宙ではなく20世紀の地球で活躍する劇場版の中でも一際コミカルなストーリーになっていた。
>「スター・トレックIV 故郷への長い道」は「スター・トレックⅥ 未知の世界」と併せてDVDを買いましたが、本編開始前にチャレンジャー号の爆発事故で命を落とした宇宙飛行士を追悼する献辞で始まる作品ですよね。本編はレナード・ローゼンマン作曲によるメインテーマで幕を開け、カークたちエンタプライズ号の乗組員が奪ったクリンゴンの宇宙艇に「バウンティ号」と名づけるあたりを見ると「今回はエンタープライズ号でなく、クリンゴン宇宙艇が舞台になるのでは?」と思いきや「謎の宇宙探査船の影響で海が蒸発し、大気が破壊されそうな地球」を救うべくザトウクジラを求めて1986年の地球へタイムスリップする…と言うストーリーや水族館女性スタッフのジリアン・テイラーと協力していなくなった鯨を探すカークたちの姿が見ものでした。
>≧20世紀の世界にうまく順応できず戸惑いながらも、全力でクジラの保護に勤しむカークらの姿が面白く、派手な戦闘シーンはないものの逆に新鮮さがあった。
バウンティ号の倉庫を鯨を移す水槽にしようとスコットに指示したりタイムトラベルに一か八かをかけるカークの姿が序盤の見ものでしたが、「1986年のサンフランシスコに降り立ったバウンティ号のシーン」で透明化したバウンティ号の着陸を見て驚くゴミ収集車のドライバーと助手の場面に端を発する「昭和61年のサンフランシスコに降り立ったエンタープライズ号クルー」の描写は、「路線バスに乗ろうとしたら小銭がなくて乗車拒否されるカークとスポック→バスの車内にいた不良をバルカン流護身術で倒すスポック」や「原子力艦のある場所を通行人やパトロールの白バイ警官に聞こうとするウフーラとチェコフ」を見ると「20世紀の世界になじめないカークたち」を印象付けていました。
「カークとスポックが鯨をもとめて水族館を訪れるシーン」で「鯨の水槽でザトウクジラと泳ぐスポック」に圧倒されましたが、「原子力空母のエンタープライズ号」をウフーラとチェコフが発見し、決死の潜入をするもチェコフが逮捕されるシーンにハラハラしてコンピューターをあっという間に操作するスコット・ヘリを操縦するスールーやチェコフが搬送された病院で医者に変装し、透析が必要な患者を診て「透析…?何と言う遅れた治療を!」と言うなり未来の薬を手渡したりチェコフのオペをしようとする医者に談判し「20世紀の医療技術」に苦言を呈するマッコイの姿も見ものでしたね。
また、1986年のサンフランシスコの夜景を眺めて「サンフランシスコだ…故郷だ…」とヒカル・スールー(ミスター・カトー)と「懐かしいな…」とドクターマッコイが口にするシーンを読むとスールーとマッコイガ地球育ちであることを感じますが、図書館で借りた「故郷への長い道」のノベライズ版にあった〝昭和61年のサンフランシスコに降り立ったヒカル・スールーが自分の祖先にあたる少年と出会うシーン″を思い出しました。ノベライズによるとその場面は、サンフランシスコを歩くスールーが「ヒカルおじちゃん」と自分を呼ぶ少年に会う内容で「折角じゃが、お人違いでござる」と古い日本語で少年と会話するも「そういえばおじちゃんの日本語、変だね」と言われるスールー→そのアキラという少年が自分の祖先にあたることを知るなり「貴殿は安楽な生涯を送られまするぞ」と言うメッセージを告げたりドクター・マッコイに「あの子はだれだ?」と聞かれて「ドクター…あの子は僕の5代前の先祖なんです」と語るスールーの姿を読むと、「20世紀のサンフランシスコにタイムスリップし、自分の祖先にあたる少年と対面したミスター・カトー」を印象付けているように感じました。
>≧3作目まではエンタープライズ号による宇宙での激しい戦闘がメインだったが、この4作目は「1986年のサンフランシスコ」が舞台となっており、カークらが宇宙ではなく20世紀の地球で活躍する劇場版の中でも一際コミカルなストーリーになっていた。
>「スター・トレックIV 故郷への長い道」は「スター・トレックⅥ 未知の世界」と併せてDVDを買いましたが、本編開始前にチャレンジャー号の爆発事故で命を落とした宇宙飛行士を追悼する献辞で始まる作品ですよね。本編はレナード・ローゼンマン作曲によるメインテーマで幕を開け、カークたちエンタプライズ号の乗組員が奪ったクリンゴンの宇宙艇に「バウンティ号」と名づけるあたりを見ると「今回はエンタープライズ号でなく、クリンゴン宇宙艇が舞台になるのでは?」と思いきや「謎の宇宙探査船の影響で海が蒸発し、大気が破壊されそうな地球」を救うべくザトウクジラを求めて1986年の地球へタイムスリップする…と言うストーリーや水族館女性スタッフのジリアン・テイラーと協力していなくなった鯨を探すカークたちの姿が見ものでした。
>≧20世紀の世界にうまく順応できず戸惑いながらも、全力でクジラの保護に勤しむカークらの姿が面白く、派手な戦闘シーンはないものの逆に新鮮さがあった。
バウンティ号の倉庫を鯨を移す水槽にしようとスコットに指示したりタイムトラベルに一か八かをかけるカークの姿が序盤の見ものでしたが、「1986年のサンフランシスコに降り立ったバウンティ号のシーン」で透明化したバウンティ号の着陸を見て驚くゴミ収集車のドライバーと助手の場面に端を発する「昭和61年のサンフランシスコに降り立ったエンタープライズ号クルー」の描写は、「路線バスに乗ろうとしたら小銭がなくて乗車拒否されるカークとスポック→バスの車内にいた不良をバルカン流護身術で倒すスポック」や「原子力艦のある場所を通行人やパトロールの白バイ警官に聞こうとするウフーラとチェコフ」を見ると「20世紀の世界になじめないカークたち」を印象付けていました。
「カークとスポックが鯨をもとめて水族館を訪れるシーン」で「鯨の水槽でザトウクジラと泳ぐスポック」に圧倒されましたが、「原子力空母のエンタープライズ号」をウフーラとチェコフが発見し、決死の潜入をするもチェコフが逮捕されるシーンにハラハラしてコンピューターをあっという間に操作するスコット・ヘリを操縦するスールーやチェコフが搬送された病院で医者に変装し、透析が必要な患者を診て「透析…?何と言う遅れた治療を!」と言うなり未来の薬を手渡したりチェコフのオペをしようとする医者に談判し「20世紀の医療技術」に苦言を呈するマッコイの姿も見ものでしたね。
また、1986年のサンフランシスコの夜景を眺めて「サンフランシスコだ…故郷だ…」とヒカル・スールー(ミスター・カトー)と「懐かしいな…」とドクターマッコイが口にするシーンを読むとスールーとマッコイガ地球育ちであることを感じますが、図書館で借りた「故郷への長い道」のノベライズ版にあった〝昭和61年のサンフランシスコに降り立ったヒカル・スールーが自分の祖先にあたる少年と出会うシーン″を思い出しました。ノベライズによるとその場面は、サンフランシスコを歩くスールーが「ヒカルおじちゃん」と自分を呼ぶ少年に会う内容で「折角じゃが、お人違いでござる」と古い日本語で少年と会話するも「そういえばおじちゃんの日本語、変だね」と言われるスールー→そのアキラという少年が自分の祖先にあたることを知るなり「貴殿は安楽な生涯を送られまするぞ」と言うメッセージを告げたりドクター・マッコイに「あの子はだれだ?」と聞かれて「ドクター…あの子は僕の5代前の先祖なんです」と語るスールーの姿を読むと、「20世紀のサンフランシスコにタイムスリップし、自分の祖先にあたる少年と対面したミスター・カトー」を印象付けているように感じました。
Re:チャレンジャー号乗組員に捧げる映画
>本編開始前にチャレンジャー号の爆発事故で命を落とした宇宙飛行士を追悼する献辞で始まる作品ですよね。
「23世紀を越えて生き続けるチャレンジャー号全乗組員の勇気に捧げる」と言う哀悼の意でしたね。チャレンジャー号の爆発事故から今年でちょうど30年になりますが、この作品も公開されてからちょうど30年になるんですね。
>バスの車内にいた不良をバルカン流護身術で倒すスポック
北斗神拳の秘孔を突くみたいに一瞬で不良を気絶させていましたよね(笑)。それを見た乗客が一斉に拍手喝采したり、カークが下品な言葉遣いをしていたところも印象的でした。
>ノベライズによるとその場面は、サンフランシスコを歩くスールーが「ヒカルおじちゃん」と自分を呼ぶ少年に会う内容で
そのシーンぜひとも見てみたかったですね。なんでヒカルおじちゃんというネーミングにしたんでしょう(笑)。そこがものすごくひっかかる。
「23世紀を越えて生き続けるチャレンジャー号全乗組員の勇気に捧げる」と言う哀悼の意でしたね。チャレンジャー号の爆発事故から今年でちょうど30年になりますが、この作品も公開されてからちょうど30年になるんですね。
>バスの車内にいた不良をバルカン流護身術で倒すスポック
北斗神拳の秘孔を突くみたいに一瞬で不良を気絶させていましたよね(笑)。それを見た乗客が一斉に拍手喝采したり、カークが下品な言葉遣いをしていたところも印象的でした。
>ノベライズによるとその場面は、サンフランシスコを歩くスールーが「ヒカルおじちゃん」と自分を呼ぶ少年に会う内容で
そのシーンぜひとも見てみたかったですね。なんでヒカルおじちゃんというネーミングにしたんでしょう(笑)。そこがものすごくひっかかる。
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