10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
ファミリー劇場で久しぶりにヤットデタマンが放送されている。ヤットデタマンと言えば、タイムボカンシリーズの第5作目として製作されたタツノコプロのアニメで、それまでのシリーズでは、ヒーローは、男女の二人組で構成されていたが、このシリーズで初めて男一人になり、巨大型ロボット「大巨神」が登場した。当時は、ロボットアニメ全盛の時代だったが、ヤッターマンやゼンダマンなどのタイムボカンシリーズは、動物型のロボットに乗っているのが特徴だった。
大巨神は、自分の偏平足をとても気にしたり、「罪を憎んで人を憎まず」と、毎回、悪玉達に情けをかけるのだが、悪玉達の陰口を聴いて、怒りのトドメを刺すなど、中々ユニークなキャラのロボットで面白かった。いよいよこのシリーズも本格的にロボットアニメの方向に進んでいくのかと当時、そんなことを思いながら見ていました。実際、この後に放送された「逆転!イッパツマン」も男一人のヒーローと巨大ロボの組み合わせが継承されたが、しかし、それ以後は残念ながら続かなかった。
改めて見ると、ヤットデタマン自身の活躍がさほどなかったことに驚く。笛を吹いてミレンジョたちの前に現れて、一応一戦を交えるのだが、出番は非常に短く、すぐに大巨神に乗り込んでしまう。リアルタイムで見ていた時は、全く気にならなかったが、このアニメは、ほとんどが悪玉三人のコントとロボット戦で成り立っていたんですね。ところで、ヤットデタマンは、ワタル青年が勇気を念じることによって僅か3秒で変身する(しかし、その変身には、様々なプロセスがあることが29話で明かされる)のですが、最近もこんな変身の仕方をするヒーローがいたな・・・あ、今放送中のトッキュウジャーではないですか。
トッキュウジャーは、不可能を可能にする力・イマジネーションを持った若者達が変身して敵を倒しますが、勝利のイメージを想像している場面など見ると、ワタル青年のことをつい思い出してしまいます。そう言えば、7話には、人間にハンコを押してやる気を失わせてしまうハンコ怪人みたいなのが出ていたが、ヤットデタマンの武器のドレミ剣は、剣先がスタンプになっていて、いつも悪玉に赤いマークを押していた。
意外とタツノコアニメ・テイストも垣間見えるトッキュウジャーですが、10話のサブタイトルは、「トカッチ、夕焼けに死す」は、なかなか思わせぶりなタイトルでしたね。タイプシャドーに「トカッチ、夕焼けに死す」と打ち込まれ、死の宣告をされてしまうトカッチ。ファイナルファンタジーのアーリマンみたいな感じの怪人ですが、何より、ピンときたのは、10話にこのタイトルを持ってきたところ。今から丁度30年前に放送された「超電子バイオマン」の10話は、イエロ・フォーが衝撃の死を遂げた戦隊シリーズの歴史に残るエピソードでしたが、こちらは、大人の事情もあって、イエローが本当に死んでしまったのです。しかも変身したままの状態で。「アキバレンジャーシーズン痛」の最終話にも「死んだ戦隊ヒーロー大集合的」な場面にイエロー・フォーが登場していましたが、やはり、トッキュウジャーの10話は、バイオマン30周年を意識したパロディ・エピソードだったのでしょうか。
トッキュウジャーのロボ戦で流れる「烈車合体!トッキュウオー」は宮内タカユキ氏が歌われていますが、宮内氏と言えば、やはり、バイオマン。初期戦隊のロボ戦の歌は、どれも勇ましくてカッコいい曲が多かったですが、バイオロボの歌もどこか物悲しさがありつつも力強く、燃える曲でしたね。
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