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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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「ニード・フォー・スピード」や「フルスロットル」などなど、最近のアメリカのアクション映画に必ず登場しているマスタング。向こうではマックイーンがいた時代からずっと人気車のようでありますが、日本と言うか、身近ではあまり見かけることがないですね。


マスタングと言うと、個人的には、「007 ダイヤモンドは永遠に」でボンドカーとして使用され、片輪走行などアグレッシブなカーアクションを見せていた2代目モデルを真っ先に思い浮かべますが、最近のマスタングと言えば、やはり「シェルビーマスタングGT500」。ナイトライダーのリメイク版「ナイトライダーネクスト」や、「ニード・フォー・スピード」でも主人公が乗りメインで活躍していた車ですが、とにかく今ドラマや映画で引っ張り凧の車です。トランスフォーマーシリーズの「トランスフォーマー ユナイテッド」には、シェルビーGT500に変形するロボット(ウインドチャージャー)がいたり、もう挙げ出したらキリがないくらい。そしてまた新たにシェルビーGT500が活躍する映画を拝見。タイトルは、「ゲッタウェイ スーパースネーク」



元プロレーサーのブレントの妻・リアンが何者かに誘拐された。ブレントは、リアンを誘拐した男の要求に従い、地下駐車場に停められていたシェルビー・マスタングGT500に乗り込み、クリスマスシーズンのブルガリアの街を暴走し始める。その最中、突如マスタングの持ち主を名乗る少女が車に乗り込んできた。男の指示通り、ブレントは、その少女を助手席に乗せ、さらに暴走し続ける・・・。



タイトルだけ聞くと、マックイーンの映画を連想するのですが、わりとそれにも近いノリがあるというか、70年代の熱いカーアクション映画を彷彿とさせる内容で中々良かったです。妻を誘拐された主人公ブレントが乗る車は、「シェルビー・マスタング2008GT500スーパースネーク」。映画では、130台の車両が使用され、2台のスーパースネークを含む9台のマスタングが撮影に使用されたそうです。この話を聞いて、かつてシカゴを舞台に数十台のパトカーとはちゃめちゃなカーアクションを繰り広げた「ブルース・ブラザーズ」のことを思い浮かべたが、それに匹敵するぐらい、過激なカーアクションがてんこもりの映画だった。



カーアクションのシーンは、ほぼ夜に撮影されており、昼間の撮影シーンは、ラスト辺りでしか見られなかったが、当然ながらクラッシュシーンには実車が使われており、90分の映画の中でかなりの車がオシャカになったことは言うまでもない。CG全盛のこの時代に、街の中心地を使ってこれほど過激なカーアクションが繰り広げられているのがなにより驚異的だ。日本だって一昔前は市街で結構過激なカーアクションの撮影をやっていたものだが、今は、公道もまともに使えなくなってるらしいから、もう幻滅するしかないけども(苦笑)、海外ではまだまだこの手の映画は勢いがあって良いですね。何より最新車を使って、ガンガンパトカーや乗用車にぶつかっていく爽快感がたまりません。



やはり、パワフルな走りを見せるには持って来いのマスタング。この映画でも豪快かつワイルドに活躍していました。とくに中盤の操車場でのマスタングとバイクのチェイスシーンは、超ド迫力。追っ手のバイクからの銃撃を食らいつつも、レールの上を激走するマスタング。積荷をなぎ倒し、ホームにぶつかりながらスピーディーに走るその姿が実にカッコいい。マスタングがホームにぶつかった時に右のドアミラーが壊れていたが、次のシーンでは、なぜか壊れたはずのドアミラーが直っていた。直ったんだと思って見ていたら、次のシーンでまた壊れていたり・・・。撮影の都合上仕方がなかったのでしょうが、そんなアラも気にならないくらい、終始マスタングの熱狂的な走りに酔いしれた。大炎上するレールの上を走り切り、猛烈な爆発をバッグにジャンプを決めるマスタングを見ると、ナイトライダーネクストでもこういうシーンを見てみたかったなあと。ナイト3000のターボジャンプシーンのイメージを重ねつつ、このシーンを見ると余計に興奮した(苦笑)。



マスタングの走りに夢中でストーリーのほうはあまり気にならなかったが、最後に少しだけ顔を見せたジョン・ボイトが一番印象に残りました。吹替えの声だけ聞いてるとゲイリー・ビジーなんだけど(ちなみにジョン・ボイトの声の担当は樋浦勉氏)、役名も与えられていないのに、ちょっと顔出ししただけで大きな存在感を感じさせるボイトはやはり凄いですね。










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小学生のお小遣いで1本4000円以上のゲームソフトを買うのはやはり至難の業。だから友達とカセットの貸し借りをするしかなかったんですが、それをするにも新しいソフトが必要になるし、こどもの日や誕生日、あるいはクリスマス、御年玉の時期までひたすら待つしかなかった。一番最初に買ったナムコのソフトは、「ワープマン」でしたが、当時4500円だったのが、特価で売り出されていて2800円で手に入れた時はかなり喜びました。ナムコが1986年頃に出していた3900円シリーズのカセットもありがたかったですね。



3900円シリーズも小学生にはハードなお買い物ですが、当時はわりと貯金があったのか、まず買ったのが「スーパーチャイニーズ」。カンフーの達人の主人公がカンフー技で妖魔軍団を倒していき、捕らわれたミンミン姫を救い出すというアクションもののゲームですが、当時病みつきになるまでやりましたが、大して進まなかったゲームでしたね。次に買ったのが「スカイキッド」。鳥のキャラクターが操縦する複葉機を操って、敵軍の基地の爆撃を目的とする横スクロールのシューティングゲームで、宙返りができるのが一つの特徴でした。自機の飛行機が宙返りしている時は、敵機の攻撃を避けることができるのですが、それをやっているうちに、後方から現れた敵機に撃ち落とされたり地上にぶつかったりして操作に慣れず、結局これもあまり進まなかったゲームの一つでしたね。



ナムコが出したファミコンソフト全80本のうち、やったことがあるソフトは33本。そのうちクリアしたゲームはわずか5本(泣)。そのうち1本は、「スーパーゼビウス ガンプの謎」でしたが、まともにクリアできたのは、このゲームぐらいですね。あまりにもクリアしたゲームの数が少ないので、今回は、クリアしたかったナムコのゲームをいくつかご紹介したいと思います。







バトルシティー




自機のタンクを操作して、アイテムパネルでパワーアップさせながら敵のタンクを倒していく画面固定型のアクションゲーム。自機のタンクは4段階パワーアップすることができ、最終段階のスーパータンクになると、弾のスピードがより早くなり、通常では壊せない防弾壁なども破壊できる。敵のタンクにはすばしっこいやつがいたり、弾を4発撃たないと破壊できないやつなどもいるが、強敵と言えるほどの手強いタンクは出てこないので、わりかし簡単に進めるものと思っていたが、自軍の司令部の前に敵タンクがやってきて、そこに弾を一発でも浴びせられると、その時点でゲームオーバーとなってしまうところが肝。また、司令部は、自機の弾でも破壊でき、自爆的にゲームオーバーとなる場合もあり油断大敵だった。友達の家で初めてやったのですが、このゲームは個人でやるよりも二人で楽しむほうがより面白かったですね。二人で協力してゲームを進めることもできるが、やはり、途中で対戦になって、マリオブラザーズみたいに殺し合いの展開になることも多々ありましたが(苦笑)、二人で協力してやった時でもせいぜい15面ほどしか進めなかった・・・。





パックランド



全世界で有名な「パックマン」シリーズの一つ。パックマンと言えば、半円形のキャラですが、このゲームのパックマンは、アニメ風のデザインになっていました。街や森や山、湖、橋などの様々なステージを進み、モンスター達や障害物を避けながら、妖精をフェアリーの国まで送り届けることを目的とする横スクロールのアクションゲーム。十字ボタンでジャンプ、ABボタンで左右に移動と言う、通常のゲームとは違う特異な操作方法に慣れることができず、結局これが原因でラウンド05までしか進めなかった。これ自分で買ったゲームでしたが、当時は無駄買いしてしまったなと、かなり凹んだ思い出が・・・(苦笑)。10年ぐらい前にもう一度やってみたら意外にスムーズに操作することができて、子供の頃よりも楽しくプレイすることができたが、やはりラウンド05の操作が激ムズでそれ以降進めなかった。どうやってジャンプさせるんだあれ・・・。





スター・ウォーズ



映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』を題材に製作されたアクションゲーム。主人公のルークを操り、敵を倒しフォースを集めて特殊な能力を身につけていく。映画と同じく最終的にデス・スターの排気口に魚雷を撃ち込み、デス・スターを攻略すればクリアとなる。一応映画のストーリーがベースとなっており、ルークがライトセーバーなどを使って敵を倒していくステージと、途中にファルコン号を操作して、タイ・ファイターと対戦するシューティングステージがあったり、最終ステージもX-WINGを操作して、デス・スターを攻略するシューティングステージになっています。映画には出なかった惑星が登場したり、オリジナルの設定も数多く、とくにサソリベイダー、ギャオスベイダー、ワンパベイダーなど、様々なダースベイダーが出てきたところが印象に残っております。当時としては、かなり画期的なビジュアルで、映画のストーリーに準じたゲーム構成に感動しながらプレイしましたが、一回目のデス・スターのステージ(レイアの救出ステージ)で迷子になり、先に進めなくなってあえなく断念。これはいつかまた再チャレンジしたいゲームですね。




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アメリカでもっともポピュラーで歴史のあるSFドラマ「スタートレック」。1960年代にそれまでにはなかった画期的な映像と壮大なストーリーでお茶の間を夢中にさせたドラマとして長年語り継がれ、日本でもスカパーの放送局で現在も様々なシリーズがリピート放送されております。オリジナルのシリーズは1966年からスタートし、全3シリーズ79エピソードが制作されていますが、残念ながら世代ではないのでリアルタイムでは見ることができず、まだ全てのエピソードを通して見ることができていないのですが、個人的に馴染みがあるのは、テーマ曲です。



スタトレのテーマ曲は、日本では1970、80年代に日本テレビで放送されていた「アメリカ横断ウルトラクイズ」のテーマとしても使用されていたので、どちらかと言えば、スタートレックよりもウルトラクイズの曲というイメージのほうが強いのですが、メイナード・ファーガソンの代表曲の一つであり、日本でもかなり有名な曲です。この曲を聴くと未だにニューヨークに行きたくなってしまいますが(苦笑)、スターウォーズがまだなかった時代に毎週ブラウン管からこの曲が流れていたんですね。テレビが夢の玉手箱だった時代の作品だけあって、この曲を聴いただけでもこのドラマの魅力が存分に伝わってきます。








ところでメイナード・ファーガソンと言えば、ロッキーのテーマ「Gonna Fly Now」でも知られていますが、スタートレックに続く大型SFドラマとして、1970年代に放送されヒットした「宇宙空母ギャラクティカ」のテーマもファーガソンが演奏しています。この曲は、昨年亡くなられたグレン・A・ラーソン(この作品では、製作総指揮&脚本も担当)と、ナイトライダーのテーマを手掛けたことでも知られるスチュー・フィリップスが共同で作曲したものですが、ファーガソンの雄大な演奏によって何倍にも魅力が増幅されて聴きごたえがあります。SFドラマの音楽=ファーガソンを決定付けた曲のようにも聴こえますね。







スタートレックと言えば、宇宙船エンタープライズ号を指揮するカーク船長を真っ先に思い浮かべる人も多いでしょうが、個人的にはやはりスタートレック=スポックのイメージがありますね。スポックは、地球人との混血の異星人でおかっぱ風の髪型と尖った耳が特徴でしたが、日本のバラエティ番組のコントでもよくものまねされていたのが思い出されます。先月末にスポックを演じたレナード・ニモイ氏が亡くなられたそうです。当初、スポック役は、「スパイ大作戦」や「スペース1999」に出演したマーティン・ランドーにオファーされていたそうですが、自身のキャラと合わないとランドーがことわり、ニモイ氏が演じることになったそうです。ニモイ氏も後に「スパイ大作戦」にレギュラー出演していましたが、そういえば、このシリーズでもランドーが演じたローランの後釜のグレート・パリス役で出演していましたね。ランドーとは色々と因縁があったようですね。




スタートレックシリーズには、劇場版6作品に連続出演しており、2009年に公開されたリブート作品や、二年前に公開された「スター・トレック イントゥ・ダークネス」にもスポック・プライム役で出演。劇場版4作目に当たる「スタートレックIV 故郷への長い道」では、監督を担当されています。23世紀の地球を救うためにエンタープライズのクルー達が1986年のサンフランシスコにタイムワープして、絶滅寸前のザトウクジラを連れ帰ろうするユニークなストーリーを描き、自身もスポック役で出演されていましたが、水族館の水槽の中にいるクジラと一緒に泳いでいるスポックの姿が大変印象に残っております。



また、ニモイ氏は、スタートレック放送当時に「Mr Spock's Music From Outer Space」というアルバムも出されていたみたいですね。半世紀にわたりスポック役を演じられてきたので、ニモイ氏以外のスポックを見ると、どうしても未だに違和感が拭えませんが、次回作からもう見られないのかと思うと残念でなりませんね。レナード・ニモイ氏のご冥福をお祈り致します。








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80年代の特撮はかなり見ていたほうなんですが、90年代はしばらく特撮から離れていた時期もあって未見の作品が数多く、東映チャンネルなどで拝見しておりますが、最近一番印象に残ったのはジャンパーソン。敵勢力が豊富で途中からジャンパーソンの相棒となるガンギブソンが登場したり、敵側もジャンパーソンとよく似た赤いメタルボディのビルゴルディが出てきて、白熱した戦闘を繰り広げたり、今見ても十分に面白かった。


ところで、ジャンパーソンは、シボレー・コルベットをベースにしたダークジェイカーと言うマシーンに乗っていましたが、この作品の放送当時(1993年)はまだ公道を自由に走り回ることができたようで、今よりは撮影に制限がない分、生き生きしたマシーンの走りを見ることができた。現在放送中の仮面ライダードライブも当初は、実車を使った走行シーンが多かったが、やはり予想通りというか、制約が多いせいか回が進むごとに出番が減ってきて、最近はあまり見かけなくなりましたね(汗)。エンディング辺りに「トライドロンは許可を得た私有地内で撮影しています」なんてテロップが出ているが、毎回これ見るとほんとしらける(苦笑)。今後も車の活躍はあまり期待できなさそうではありますが、タイトル通りもっと車を活かしたアクションを見せてもらいたいものです。



ジャンパーソンに続いて始まった「ブルースワット」も中々面白い。1994年に製作されたメタルヒーローシリーズ第13弾に当たる作品で、宇宙犯罪組織スペースマフィアから地球を守るため秘密裏に組織された戦闘部隊「ブルースワット」の三人の戦士が活躍する物語。一応メタルヒーローシリーズに数えられている作品のようですが、宇宙刑事みたいな完全なメタリックスーツのヒーローではなく、普通の戦闘服の上にメタリックなアーマーとマスクをつけたデザインが特徴で、見た目的には、世界忍者戦ジライヤと同系のヒーローのように見えます。





敵のスペースマフィアの目的は、地球外知的生命体=エイリアンのことで、人間や乗り物にインヴェード(乗り移り)し、地球人を隷属化することのようですが、これを見ていると、昔、日曜洋画劇場でよくやっていた「ヒドゥン」という映画を思い出します。未知なる異星人が地球人の体に寄生して、次々と人間を乗り換えていって、凶悪事件を巻き起こすSFホラーでしたが、あの映画の雰囲気とよく似ている。カイル・マクラクランが演じた主人公の刑事は異星人という設定でしたが、ブルースワットの中にも一人だけ異星人のメンバーがいるところを見ると、やはり、ヒドゥンを意識しているように見えます。


劇中で流れる曲で一つ気になったのは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のテーマ曲をモロ●クリしたようなBGMがあること。どう聞いてもBTTFにしか聞こえない(苦笑)。当時はこういうのもアリだったのでしょうかね。まあでも、デンジマンの主題歌もよくよく聴いてみると、アメリカの古いドラマ「ローハイド」だし、劇場版のBGMには、スティーブ・マックイーンの映画「ブリット」のテーマ曲に似たものもあったし、これはこれでいいのかもしれませんが・・・。


ブルースワットのアクションも中々ハードなシーンが多くて見応えがありますが、最近見た中では、宇宙刑事シリーズでよくやっていたロープを使ったターザンアクション。シャリバン(伊賀電)やアニーがロープで橋の下をダイナミックに渡っていましたが、ブルースワットでは、エイリアンの攻撃によって、川の水が天高く噴き上がり、その水柱のそばを女性隊員のサラがターザンで擦り抜ける映像が圧巻。一層迫力がありました。


  



23話には、ブルースワットのメンバーで主人公ショウの怒り反応して時空を超えて現れる黄金の戦士「ゴールドプラチナム」なるものが登場していたが、ジライヤに突然磁雷神が登場した時のようなインパクトがありました。「仮面ライダーストロンガー」の主人公を演じた荒木しげる氏が鬼塚コンツェルン会長役で出ていたが、もしかしてこのまま敵幹部の役でレギュラー出演?と思いきや、残念ながら2話だけの出演だったようですね。他にも「24」のジャック・バウワーの吹替えで知られる小山力也氏や、堀田真三氏、片岡五郎氏など刑事ものでもよく見かけた人達がゲスト出演していて印象に残りました。



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昨年末に『ゴリラ・警視庁捜査第8班 セレクション-2 DVD-BOX』が発売され、セレクション1で収録されなかったエピソード全26話がDVD化されました。これにて、ゴリラもようやく完全DVD化されたわけでございますが、気になったのは、CS/スカパーで欠番扱いにされた第18話「ゴリラの熱い一日」ですが、これもこのDVDに収録されています。ファミ劇では、現在ゴリラが再放送中ですが、どうやら今回の放送でもこのエピソードは放送されなかったみたいですね。なにはともあれ、二十数年ぶりにまた綺麗な映像で見ることができて大満足。この件については、以前にもこのブログ(タイトル:「ゴリラの欠番」)に書きましたが、もう一度さらっとストーリーだけ書いておきますと・・・



【ストーリー】原爆製造をたくらむ国際的な爆弾製造グループを追うゴリラ。伊達達は、取引現場に現れたグループの主犯格・望月を捕まえるが、その時突然、何者かに襲撃され、プルトニウムを積んだトラックが奪われた。伊達は、トラックのコンテナの後ろに飛び乗るが途中で振り落とされて気絶。そのまま、犯人に拉致され、爆弾つきのプルトニウムと共にコンテナの中に閉じ込められてしまう。犯人は、現金2億円を要求。風間達は、奪われたプルトニウムの放出阻止と伊達を救うため、取引現場の横浜に向かう。



なんといってもこのエピソードの最大の見所は、プルトニウムと共にトラックのコンテナの中に閉じ込められた伊達を救出すべく、犯人の指示に従い、暴走する風間の姿。事件で誰かが誘拐されたり、また仲間が人質に取られたりして、犯人の無理な指示に従って暴走する刑事の姿は、これまでにもいろんな刑事ドラマで見ましたが、とくに個人的に一番印象に残っているのは、「ベイシティ刑事」の「ヘビの入れ墨をした女」。このエピソードでは、星野が男女二人組の殺し屋に拉致され、小池が横浜の中華街を走らされる展開がありました。つい最近東映チャンネルで放送されていた「はみだし刑事情熱系」の「2月17日の恐怖!命を賭けた殺人ゲーム」では、女の子が何者かに誘拐され、高見刑事と杉浦刑事がセーラー服を着せられて30キロの荷物を背負いながら駅周辺を歩かされると言う場面があった。ちなみに、リアルタイム放送時、このエピソードは、タイトル通り、2月17日に放送されているが、東映チャンネルで放送された日も偶然重なったのか2月17日でした。



「ゴリラの熱い一日」は、最初のほうは、横浜で撮影されており、山下公園やマリンタワーなど、「あぶない刑事」と同じく古き良き横浜の街並みが見られるところも見所の一つ。中盤、風間が運転する2tラックに時速20キロを下回ると爆発する爆弾がセットされていることがわかると、そこから映画の「新幹線大爆破」のような展開になっていくところが面白いですね。「西部警察」にもスピードが落ちると爆発する爆弾がセットされたバスやトレーラーなどが出ておりましたが、まさにそのゴリラ版とも言うべき展開でした。



倉本が爆弾を製造した望月を説得し、彼にトラックの爆弾を解体させるため、ゴリラ専用のヘリコプターG8に望月を乗せて、走行中のトラックのコンテナの上空に接近し、そこから望月が縄梯子を使ってトラックのコンテナの上に降りるという場面がありますが、例のBGMと相俟って中々カッコいいアクションシーンでしたね。ちなみに望月を演じていたのは、遠藤憲一氏。ゴリラのメンバーでないにもかかわらず、望月の活躍が一番印象に残ったエピソードでもありました。

 




ちなみに、例のBGMとは↓の曲のことですが、この音源、残念ながらリアルタイム放送時に発売された2枚のサウンドトラックには収録されなかったんですよねえ。だからタイトルも未だにわからないのですが、まさに遠藤憲一のテーマって感じでしたよね(笑)。




7、80年代のアクション刑事ドラマや、西部警察の様々なエレメントを凝縮したようなエピソードであったことは間違いありません。もう一度再見されたい方は、DVDのほうでご覧くださいませ。





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リーアム・ニーソンを最初に見たのは、「ダーティハリー5」の映画監督役。スピルバーグの「シンドラーのリスト」に出演して以降は、有名な映画祭でノミネートされる俳優の常連となり、アクション映画からは遠退いていましたが、最近また、アクション映画で主演を張ることが多くになりましたね。個人的には、なんといっても「ダークマン」の超人役がインパクト強くて忘れられないのですが、近作では、「96時間」シリーズの元CIA工作員役や、リメイク版「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」のハンニバル役も印象に残っています。それらに並ぶのが最近公開された「フライトゲーム」。この作品でニーソンは、一癖ある航空保安官役を熱演しており、渋みのある演技が印象に残りました。




航空保安官のビル・マークスは、ニューヨーク発ロンドン行きの飛行機に乗り込んだ。飛行機が大西洋上空を飛行する頃、マークスの携帯電話に差出人不明のメールが入り、それには「指定の口座に1億5000万ドル送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺害する」というメッセージが書き込まれていた。そしてメール文の通り、機内で次々と犠牲者が出始める。ところが指定された口座の名義人は、マークスものであり、それを知った乗客達は、マークスが犯人なのではないかと疑い出した・・・。




飛行機を舞台にしたサスペンスものと言えば、ジョディフォスターの「フライトプラン」を思い出しますが、気づけばこの映画、かれこれ10年前の作品になるんですね。フライトプランは、航空機の設計士が飛行中の飛行機内で姿を消した娘を探す話でしたが、フライトゲームは、航空保安官が飛行機内に潜む殺人犯を探り当てるというもので、主人公が疑われてしまうところなど、若干筋書きがフライトプランと似ているところもあったが、リーアム・ニーソンのカッコ良さも相俟って、最後まで緊迫感があり楽しめました。


この作品でニーソンが演じているビルと言う男は、アルコール依存症で、重い過去を引き摺っているので、終始暗くて重たい雰囲気があり、96時間のブライアンのような有能で超人的な男とは相反するキャラクター。しかし、映画の後半では、ビルがブライアンみたいにテキパキとした有能な仕事ぶりを見せ、面白かった。何百人といる乗客の中から真犯人を探し出すというシチュエーションも良く、最後まで犯人が読めない展開も良かった。ビルが携帯で犯人と会話している場面での、メール文の画面演出も面白かった。


「乱気流・タービュランス」のように犯人が暴れ出して、クライマックスはパニックムービーになるのではないかと予想したが、概ねその予想は当たっていたが、タービュランスほどの派手さはなく、最後まで地味で淡々とした演出が続いた。しかし、犯人が見つかってからの展開は、いかにもハリウッドのアクション映画って感じで、エアポートシリーズを彷彿とさせる豪快さがありました。ただ、犯人役がこれまた地味過ぎて物足りない感じがしたが、あまりに有名な俳優を使うとすぐに犯人役だってばれてしまっただろうからこれで良かったのかもしれませんね。



ダイハードシリーズの一つにあってもおかしくない内容だと思ったが、意外にもダイハードには、飛行機を舞台にした作品は作られていないんですよね。「ダイハード2」はあくまで空港が舞台で、テロリストに管制塔が乗っ取られ、着陸前の飛行機の乗客が人質に取られる設定でしたが、フライトゲームは、ビル→マクレーンでも成立しそうな映画でしたね。ラストでニューヨーク市警の刑事がビルに協力するところを見て、余計にそう思ってしまった。でも、ダイハードは「3」で舞台を広げすぎてしまったから、その後に飛行機内を舞台にしたものが作られいたら違和感を持ったかも(苦笑)。リーアム・ニーソンには、昔思い出してもらってもう一度ダークマンみたいなブッ飛んだ主人公を演じてもらいたいものですね・・・(爆)。











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