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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2025/07月

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1977年に巻き起こったスーパーカーブーム。残念ながらその時まだ小さかったのでそれを体感することはできなかったのですが、カウンタックやポルシェなどのミニカーや消しゴムなどは一杯持っていましたね。『キャノンボール』を初めとしたはちゃめちゃレースものは、日曜洋画劇場などテレビの映画放送枠でよく見ましたが、当時のスーパーカーブームの一端が見られる作品と言えば、まず『ジャッカー電撃隊』。ジャッカーは、現在スーパー戦隊シリーズの一作品として加えられていますが、当時はまだゴレンジャーに続く石森章太郎のヒーロー作品の一つと言う認識でした。そのジャッカーが乗るマシーンにもスーパーカーブームの多大な影響を見ることができます。








スペードマシーンのベースは、イタリア車のフィアット・X1/9。車体前部にミサイル、リトラクタブルライトの部分に20ミリ機関砲を仕込むなど、かなりダイナミックな改造が施されており、特撮ヒーローの車両の中でも強烈な印象に残した車でした。街中を派手に走り回る姿が圧巻でしたね。そして、ジャッカーには、当時人気だったスーパーカーが勢揃いするエピソードがありました。それは、7話の「8スーパーカー!! 超速300キロ」と、14話「オールスーパーカー!! 猛烈!! 大激走!!」。




  

「8スーパーカー!! 超速300キロ」には、フェラーリBB・ランボルギーニミウラ・ランボルギーニウラッコ・ポルシェ930ターボ・マセラッティメラク・ロータスヨーロッパなど、錚々たるゴージャスなスーパーカーが登場する。敵に乗っ取られたフェラーリBBが公道をブッ飛ばす場面などが見られます。「オールスーパーカー!! 猛烈!! 大激走!!」には、ポルシェ930ターボをはじめ、10台近くのスーパーカーが登場し、実際に公道レースが展開します。レース中にスペードマシーンが割り込んだり、終始スーパーカーたちの華麗な走りを見ることができます。




スーパーカーブームの火付け役になった映画と言えば、やはり「サーキットの狼」。週刊少年ジャンプに連載されていた漫画の実写版で、カウンタックやフェラーリ、ランボルギーニ、BMW2002ターボなどのたくさんのスーパーカーと、元F1ドライバーの中島悟など有名なレースドライバー達が数多く登場した作品です。主人公の風吹裕矢はロータス・ヨーロッパに乗り、公道で荒々しいカーレースを繰り広げていますが、中でも警官の沖田(矢吹二朗)が乗るフェアレディZのパトカーと、ロータスの公道レースは迫力があった。鍵十字のマークをつけたスーパーカー軍団が新宿都心の公道を走り抜ける映像は壮観。首都高でのレースシーンなども見られますが、それにしてもあの時代は、日本の公道でもかなり自由に撮影ができたんですな・・・(汗)。









他にも、『007は二度死ぬ』のボンドカーとして使用されたトヨタ2000GTや、バート・レイノルズが主演した『トランザム7000』シリーズなどでも活躍したポンティアック・ファイヤーバード・トランザムの1970年代モデルなど、当時の人気車が続々出ていました。サーキット場でのレースシーンには、イタリア車のデ・トマソ・パンテーラも出ていたが、パンテーラと言えば、刑事ドラマの『大追跡』「暴行魔W」や、『西部警察』「殺し屋参上」にも登場して、公道で迫力のある走りを見せていましたね。またこんな熱狂的なブームが来て欲しいものですが・・・。




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MXテレビで放送中の『ザ・ハングマン』。スカパーのチャンネルNECOでも一年前から放送されていましたが、先月終了しました。リアルタイムで見始めたのが『ザ・ハングマン2』からだったので、今回ようやく最初のシリーズを全部見ることができて感無量です。改めて初期シリーズを振り返ると、やはり、ハングマンのメンバーの入れ替わりが激しかった印象が強いです。


最初は7人で構成されたメンバーだったのが、最終回では4人になってしまって、少々寂しい感じもしたが、後半期のメンバーがドラゴンを除いて「2」のメンバーだったので、後半期のエピソードは、「2」の前章みたいな雰囲気があってとても楽しめました。ブラックがリーダーだった頃の前半期は、ハードで重たい雰囲気が漂っていたが、マイトがリーダーになってからは、かなり軽いタッチになって、ハンギングの手法も多種多様に、時にド派手なものもあって面白かった。


40話台から最終話までの中で一番印象に残ったエピソードをご紹介しておきますと、





「死人の恋 愛の言葉はさよなら」

東京13区の選挙違反事件で逮捕され、釈放された杉村雄作代議士の選挙本部長・河田が愛人のマンションの部屋から飛び降りて自殺した。その自殺に疑問を抱いたゴッドは、ハングマンに杉村派を調査させる。巨額の現金を使ったゲンナマ作戦によって選挙に当選した杉村は、産業省の元エリート官僚で、元副総理で政界の実力者の高野の後継者とされる人物だった。杉村の弟の杉村武も近々政界に打って出る予定になっているが、その妻で河田の娘の杉村典子は、デジコンが学生の頃に結婚を約束した相手だった。ゴッドは、デジコンを任務から外すが、デジコンは独自に事件を追い、かつての恋人・典子と接触する。


かつての恋人が事件に関わっていると言う事で、任務から外されてしまったデジコンがゴッドの命令を無視して単独で事件を調べるエピソード。マイト達の会話を盗聴して情報収集をしたり、典子と直接会って話を聞いたり、一人でも有能に活動してしまうデジコンがカッコいい。タミーだけは、デジコンの動きを知っていたみたいだが、ラストのほうで、デジコンの前に姿をあらわたゴッドを見る限り、やはりゴッドも全てお見通しだったようですね。


そう言えば、かつてマイトも妻子を殺された同僚の刑事を助けるために命令を無視したことがあった(死体を喰うマンション)し、パンも任務中に銀行に勤める娘と出会ってしまって、誤って娘を拳銃で撃ってしまう(強盗を飼う警部)なんて話もありましたね。殉職したブラックのこともあるし、そういう経験を経たゴッドがデジコンを任務から外した理由はよくわかる。逆にデジコンが全くこの任務に関与しなかったら、とのような展開になったのかが気になった。夏木マリ氏が高級クラブの歌手で、典子の友人役を演じていたり、「電子戦隊デンジマン」でデンジイエロー役だった津山栄一氏が典子の弟の信彦役で出演していたりと、ゲストも多彩で面白かった。




最終話「死人たちは二度死なない」は、ハングマンが司法機関に切り込み、国家権力と最後の戦いに挑む壮大なストーリーになっていた。劇中で「一つ間違えれば内閣の命取りになるぜ」というマイトのセリフがあったが、そう言えば、後のリクルート事件を思わせるような内容でしたね。当時の竹下内閣は、その事件によって内閣総辞職に追い込まれたが、ドラマでは、輸入食料品の闇カルテル問題を巡る帝都物産の贈賄事件に絡んだ司法機関の汚職が描かれていた。


その公判で警察側の有力な隠し玉とされていた証人の男が電車にはねられて死亡するが、ゴッドは、男の事故死に偽装殺人の疑いがあると睨んで、ハングマンに調査をさせる。しかし、その犯罪に関与している一味がハングマンの存在に気づき、マイト達は、アジトを暴かれて逃げ回ることに。タミーが警察に見つかった専用車で逃げたために、第2のアジトも警察に見つかってしまい、ハングマンもいよいよジ・エンドか?と思いきや、なんとかスリリングに逃げ切り、最後はいつものように罪人達に罪を自白させ、事件を解決させた。それにしてもタミーのあの行動は解せなかったですね(苦笑)。正体が知れ渡ったため、しばらくの間、ハングマンは解散すると言う流れになったが、最後に秘密部屋でゴッドとマイト達が全員で手を合わせるシーンは感慨深いものがありました。




「ザ・ハングマン2」の放送も期待したいところですが、なんと、この秋にチャンネルNECOでの放送が決定したみたいです。リアルタイム以来30年ぶり。楽しみですね。




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スカパーでは、すっかり1970、80年代の懐かしい海外ドラマを見かけなくなってしまいましたが、テレビのHD化によって以前の再放送用の素材が使えなくなってしまったか、あるいは放送権が切れてしまったなどの理由があるのでしょうね。新しい作品もいいけど、最近そればかりになってどこの有料チャンネルもバランスが崩れてしまっているのが残念。スーパードラマTVは、スーパーチャンネル時代の時のほうが夢のような編成でしたね・・・。


現在、『スパイ大作戦』は放映されているが、『新スパイ大作戦』は中々放送されない。5年前のエアーウルフ放送時は、『新エアーウルフ復讐編』も放送してくれていましたが、その時みたいに、スパイ大作戦も新シリーズの放送をお願いしたい。あと、日本でも放送当時人気だった『白バイ野郎ジョン&パンチ』や、『バイオニック・ジェミー』、『空飛ぶ鉄腕美女 ワンダーウーマン』、デビッド・ハッセルホフが主演した『ベイウォッチ』シリーズなどももう一度最初から見てみたい。90年代に放送された『ハイテク武装車バイパー』は、国内では、未だに第3シーズンだけ放送されていないんですよね。もちろん他のシーズンももう一度見てみたいが、3シーズンがやはり一番気になります。




2000年代前半期(2002年頃)に関西のサンテレビで再放送されていた『女刑事ペパー』。この頃のサンテレビは、ゴールデンタイムに『ナイトライダー』を放送したり、11時台に日本のなつかしの刑事ドラマを放送したり、懐かしいドラマをたくさん放送していましたね。『女刑事ペパー』は、この時の再放送で見て、お気に入りになってしまったのですが、主演のペパーを演じるアンジー・ディキソンの大人びた容姿とクールな雰囲気が良く、ビル刑事役のアール・ホリマンとのコンビネーションも抜群に面白かった。第1シリーズは、フジテレビで放送されましたが、その時ペパーの声を演じたのは、現国会議員の山東昭子氏。ビル→羽佐間道夫、ジョー→小林清志、ピート→下条アトムと言う豪華な声優陣でした。第2シリーズ以降は、放送局が変わったためか、声優陣も一新されてしまったが、どちらかと言えば、第1シリーズの吹替えメンバーのほうが好きでしたね。オープニングもとても印象に残りました。











『刑事スタスキー&ハッチ』と言えば、ベン・スティラー主演のリメイク映画が公開されたが、あのリメイクももう10年前の作品なんですよね・・・。そのラストシーンには、オリジナルで主演した二人(ポール・マイケル・グレイザー&デビッド・ソウル)がカメオ出演していました。残念ながら、このシリーズは、リアルタイムで見ることができず、地上波の再放送も全く見ることができなかった。2005年頃に発売された日本語吹替え版付きのDVDでようやく見ることができたのですが、そのDVDも結局シーズン1留まりで、それ以降のシーズンはDVD化されなかったのがとても残念。バディもの刑事ドラマの最古、日本の刑事ドラマ(トミーとマツやあぶない刑事など)にも多大なる影響を与えた作品です。スタスキー&ハッチの二人が乗っていた赤いフォード・グラントリノによるカーアクションは、毎回ド派手で迫力がありましたね。シーズン1のオープニングテーマは、『スパイ大作戦』のラロ・シフリンが担当していました。










90年代のスタスキー&ハッチ、『刑事ナッシュブリッジス』のナッシュ&ジョーも最高のコンビでしたね。80年代に一世風靡した『特捜刑事マイアミバイス』のドン・ジョンソンが再びバディもの刑事ドラマに主演したことでも話題になった作品ですが、当初は、ドン・ジョンソン演じるナッシュと、その家族を中心としたシリアスなドラマ展開だったのが、シーズン2以降からは、チーチ・マリンが演じるジョーとナッシュがコンビを組んで事件を解決するコミカルな作風が定番になり、それが受け入れられたのか、以後シーズン6まで続く人気シリーズとなりました。ナッシュ=野沢那智、ジョー=青野武の二人のハイテンションなやりとりが楽しめる吹替え版がよりドラマを面白く盛り上げていましたね。










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今年は、あの『特捜戦隊デカレンジャー』が誕生10周年。再び特撮にハマるきっかけになったこの作品も、気づけば10年前の作品・・・。東映チャンネルで久しぶり見たが、デカレンジャーの頃はまだ画面のサイズが4:3のブラウン管サイズだったんですね。しかも、当時はフィルム撮影。時代の流れを感じます。そして『超電子バイオマン』が誕生30周年。同時期に放送されていた『宇宙刑事シャイダー』も30周年記念と言うことで、今年Vシネマで復活しますが、主役を演じた円谷浩さんがいないのが本当に残念。しかし、シャイダーは、放送当時に劇場版が2本『宇宙刑事シャイダー』と『宇宙刑事シャイダー 追跡! しぎしぎ誘拐団』が公開されているので、今度のVシネを見る時は、一緒にこの2本も見て追悼したい。


関西では、戦隊の放送が金曜日の夕方5時30分だったので、キー局よりも一週遅れで見ていたことになりますが、夏になると高校野球の放送があって、よく休止になることが多かったです。休止になったエピソードは、飛ばされてしまったか、あるいは別の時間に放送されたのかはよく覚えてませんが、おそらく毎年、その時期に放送されたエピソードは見逃していたと思います。あの頃も今みたいに日曜の朝7時30分からの放送だったら、放送時間の短縮もなかっただろうし、高校野球で休止になることもなく楽しめたんでしょうね。



1984年は、特撮的には特別な年だったと思っているのですが、それはなぜかと言うと、なんと、バイオマンと同じ放送時間帯にもう一つ特撮番組が放送されたからです。その特撮番組とは、『星雲仮面マシンマン』。特撮ヒーローものと言えば、当時はまだフジテレビが不思議コメディシリーズを放送していたが、ほぼテレビ朝日の独占状態。そこへ日本テレビが急にこのマシンマンの放送を始めたので、当時は、日テレでも特撮やるんだなあと意外に思ったが、戦隊でもメタルヒーローでもないオリジナルのヒーローと言うことで、物凄く新鮮さがあった。でも、テレビマガジンなどで最初にマシンマンの姿を見た時は、正直言うと「えっ?」と言う印象だった(苦笑)。


ライダーマンみたいな口出しのマスクは、目のゴーグル部分が鼻先の位置にあって下過ぎるし、妙に頭の部分が大きいし、スーツのデザインもメタルヒーローと比べると地味。でも、番組を見て、マシンマンのアクションを見たら、デザインの違和感は一気にふっとんだ。動きが物凄く俊敏かつ華麗でカッコ良かった。戦闘に入る前に、つけていたマントを消す細かい演出も面白かったし、サーベルを使ったアクションも素晴らしかった。アップテンポなカメラワークやカット割り、アクション演出も最高。主題歌や劇伴は、アニメの「ルパン三世」や「スペースコブラ」の大野雄二氏が担当しているので、緊迫感あるし、少し大人のムードも漂い、マシンマンのテンポ抜群のアクションとぴったりマッチしていたのが良かった。


戦隊やメタルヒーローとは異なる変身プロセスも良かった。戦隊はブレス、メタルヒーローは、変身ポーズだったが、マシンマンは、感情の高ぶりによって、イクシードコンバート(超転換)し、瞬時に変身する。ドルフィンと呼ばれるスーパーマシンを呼び出して、その中でイクシードコンバートする場面が多かったが、ドルフィンがなくても変身できる。最初見た時、ワープスロットルが変身アイテムなのかと思っていたが、あれは、ドルフィンを呼び出す装置でもあり、またスロットルガンに変形して、武器としても使える道具だったんですね。ドルフィンは、実車も用意され、実際にマシンマン役のスーツアクターが乗り込んでいる場面も見られたが、あの狭い空間の中でちょこまかとハンドルを動かしている姿は、滑稽でしたね(笑)。



ドルフィンのワイヤーフレーム合成の場面は、
当時おおお!となり、圧倒された。


ヒーローものと言えば、最後は、敵怪人を倒して一件落着と言うパターンが定番ですが、マシンマンの場合は、鉄人モンスやその部下兵士のようなアンドロイドの敵もいたが、単に悪い心を持った人間が敵となり、マシンマンと戦うことが多かった。人間との戦闘時は、マシンマンがその敵の人間を倒した後、カタルシスウェーブと呼ばれる光線を出して、人間の悪い心を善に変えて改心させる。このカタルシスウェーブってどのヒーローよりも最強の技ですよね。現実にこれがあれば、世界の紛争はなくなるんじゃないか(笑)。



マシンマンも今年誕生30周年と言うことで、現在東映チャンネルで放送されております。10年程前にネットで全視聴しましたが、また改めて見ると、個性的な俳優さんがたくさん出演されていて、とても豪華に感じました。テンタクルのボス・プロフェッサーK役は、「仮面ライダー」で死神博士を演じた天本英世氏。オクトパスのボスのレディーM役は、「電子戦隊デンジマン」で幹部のケラーを演じた元宝塚出身の湖条千秋氏。高瀬健のガールフレンドで新聞記者の葉山真紀役は、「巨獣特捜ジャスピオン」でアンリを演じた塚田聖見氏。ボールボーイの声は、「電子戦隊デンジマン」のへドリアン女王など、数々の悪女を熱演された曽我町子氏が担当されている。マシンマン=高瀬健役の佐久田脩氏はこのマシンマンで初めて知ったが、子役時代にも「好き! すき!! 魔女先生」や、「超人バロム・1」などいろんな特撮作品に出演されていたんですね。



平成に入ってからは、マシンマンやバイクロッサーの流れを汲むような東映のオリジナルヒーロー作品は、中々お目にかかれませんが、それらを受け継いだヒーローものもまた見てみたいですね。いつかバイクロッサーの再放送もお願いしたい。








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前回は、レース回のエピソードについて書きましたが、最近、こんな出来事があったみたいですね。




なんと、ハッセルホフが国際的な公道ラリー「ガムボール3000」に参戦したそうです。ガムボールと言えば、70年代に「THE GUMBALL RALLY(日本題:激走!5000キロ)」なんてタイトルのレース映画もありましたが、世界的に有名なラリーのことで、今回は、アメリカのマイアミビーチからスタートし、ゴール地点であるスペインのイビサ島までの3000マイルの距離を走ったそうです。マクラーレン、フェラーリ、ポルシェなど言わずと知れたスポーツカーで参加するセレブがいる中、ハッセルホフは、意外にも日本車の日産『GT-R』で参加したそうです。しかもただのGT-Rではなく、車の前部にフラッシャーを装備したナイト2000仕様GT-Rに乗っていたとか。そう言えば、ナイトライダーにGT-Rは一度も登場しなかったですよね。ナイト2000vsGT-Rの話も見てみたかったなあ。気づけば還暦を迎えてしまった我等のマイケルですが、歳はとってもまだまだカッコ良いですね。ハッセルホフの足の長さに改めて圧倒されてしまった。


ハッセルホフが演じたマイケル・ナイトは、潜入捜査のために、何かになりすましてイベントに参加しながら、事件を解決していましたね。かなり様になっていた扮装もありましたが、その中から印象に残った「マイケルなりきり・・・」3作品をご紹介致します。





シーズン2

「ビデオテープは死のサイン!芸能界潜入!マイケル歌手に!!(LET IT BE ME)」

前にも何度か取り上げたことがあるエピソードですが、マイケルの恋人のスティービーが登場するスティービー(ステファニー)3部作の2作目。弁護士だったスティービーが「クラス・アクション」と言う名のバンドのボーカルになって芸能界デビューをしたが、バンドのメンバーが何者かに殺され、その事件の調査をマイケルが担当することになると言うエピソード。弁護士から歌手に転身なんて日本の芸能界ではあまり聞いたことがないですが、向こうではこういうケースもあるのでしょうかねえ。スティービーが突然歌手になってるのを見て、マイケルはさぞ驚いたことでしょうが、まさか、そのマイケルが歌手になってしまうなんて・・・。見ているこちらも驚いた。


マイケルは、元刑事ですが、それ以前は、歌手になるために歌の練習でもしていたのでしょうかね。すんなり、マネージャーにも認められて、あれよという間にバンドのボーカルになり、スティービーと息の合ったデュエットを見せてくれます。マイケル、これはちょっと「なりきりすぎ」やろ、とリアルタイム当時見ながら突っ込んでしまったが(笑)、この二人が歌っていた『OUR FIRST NIGHT TOGETHER』や、『NO WAY TO BE IN LOVE』は中々の名曲で、今でもたまに聞いてます。











シーズン3

「死の空中ブランコ!疑惑のサーカス団!!(CIRCUS KNIGHTS)」

デボンの友人がやっているサーカス団の舞台で、空中3回転ジャンプの大技を持つピーターが空中ブランコに失敗して死亡した。ピーターの死に不審を抱いたマイケルは、「ターボ・マン」を名乗って、サーカス団に潜り込み、ピーターを殺した犯人を見つけ出そうとする。


シーズン1では、スタントマンにも扮していたマイケルですから、サーカス団のメンバーになることなんてもうお手の物。キットと共に火の輪潜りをやる時は、かなりのなりきりようでした。とは言っても、この作戦では、マイケルよりもキットの負担の比重のほうが大きかったですね。テリーに認めてもらうために片輪走行を披露したり、火の輪潜りで華麗なジャンプを見せた後、爆弾の爆破を封じ込めたり、火炎放射器つきの車と戦ったり・・・。マイケルのターボマンもクレイジーで最高だったけど、後もう一つぐらい大技を見せてもらいたかった・・・。













シーズン4

「謀殺!サーキットに忍び寄る魔手!!(KNIGHT RACER)」

500マイルレースが行われていたサーキット場で、先頭を走っていたトーマス・レーシングチームのジョン・ベンダーの車が事故を起こし、ジョンが死んだ。マイケルは、ドライバーとしてトーマスチームに潜り込み、事故の真相を突き止めようとする。

このエピソードでは、マイケルがレーサーになりきり、レース用の車に乗ってレースに参加します。過去に何度もレースに参加しているマイケルですが、この話では、珍しくキットを使わず、自分の腕のみで走っています。そう言えば、ガムボール3000で、ハッセルホフは、なんとスピード違反で捕まり、違反キップを切られてしまったんだとか。このエピソードのマイケルのようなスピード狂になっていたのでしょうかね(苦笑)。キットがいたら、捕まらなかっただろうに・・・。










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ファミリー劇場で一年前にスタートした『ゴリラ警視庁捜査第8班』が先週ついに終了。ご存知の通りゴリラは、前半期の軽快なコンバットアクション路線から、30話台後半からは、ゴリラのメンバーの私情が入るようになり、やや人情路線にシフトしてしまいます。そういう事情もあって、リアルタイム時は、残念ながら途中で視聴を止めてしまったのですが、今回改めて全46話を視聴しました。後半期は、倉本聰氏が脚本を担当されていることもあってか、今見直すと、撮り方とか作風の雰囲気が『大都会 闘いの日々』に似ていると改めて感じました。


最初は、『あぶない刑事』のような軽い雰囲気のドラマだったのに、突然、倉本の病気の妻が出てきたり、伊達が悪性骨腫瘍になったり、当初とは違う重たい作りについていけなかったのですが、今見るとそれはさほど気にならなかった。当時は、大都会シリーズを知らなかったので、人情路線の雰囲気に馴染めなかったのですが、闘いの日々を見た後だと、違和感なく見ることができた。30話以降も田中美奈子(役名もそのまま)の加入と赤いエクリプスの登場、その後すぐに札幌ロケの地方ロケ編があったりと、やや大人しめになったもののアクション路線は継続されていたし、人情路線に変更されてからも、「生命果つるとも」や「ある少女の反乱」などは、「西部警察」のテイストがあって楽しめた。


ただ、せっかく田中美奈子やエクリプスが登場したのに、エクリプスを使ったカーアクションや、美奈子の活躍回が思っていたほどなかったのが残念。他のG-8の車両もいろんな機能や装備があったにも関わらず、後半期は、それらが全く活かされていなかったところも残念だった。岡山ロケ編でもある最終回の「命、燃えつきても」は、最後だと思ってリアルタイム時にも視聴しました。確か敵の要塞が大爆発して、それをバッグに撃たれた伊達が最期の力を振り絞って歩き続けるクライマックスシーンの時に、ニュース速報のテロップが入ってしまったんですよね・・・。せっかくの良い場面が台無しだなあと思いながら当時は見ていましたが、今回は当然ながら余計なテロップも出ず、ようやく普通の画面で見ることができました。


この最終回には、後に渡さんがNHK大河ドラマ『秀吉』で共演した竹中直人氏がゲスト出演しています。拉致された伊達と美奈子らを救出すべく、倉本達ゴリラのメンバーが敵の要塞に乗り込むところは、『西部警察』の最終回を彷彿とさせられた。西部警察も岡山ロケ編がありましたが、あの時はまだ建設中だった瀬戸大橋が、ゴリラの最終回では、見事に完成している姿が映っていて、時の流れを感じました。



倉本→病気の妻の介護、伊達→悪性骨腫瘍の発覚という重い描写がありましたが、風間には何もなかった?のかなと思ったら、38話の「シンデレラ・ガール」で、風間が防衛隊の汚職事件のネタを握る原田の妻マリを愛してしまうと言う展開のストーリーがあった。ゴリラと人妻のラブストーリーなんて、番組を見始めた当初は予想だにしなかった展開でしたが(苦笑)、風間と不倫関係になるマリは、43話の「再会」にも登場します。このエピソードでマリは、汚職事件に関わる犯人達に殺されてしまい、怒った風間がその首謀者の元へ乗り込んでいって復讐する展開になっていました。確か、ゴリラは、犯人を撃ち殺しても許される特権を与えられているはずなんですが、なぜだかこの時は、倉本が風間の暴走を止めに入り、犯人を助けてしまうんですよね。ゴリラなんだから別に撃ち殺しても良かったと思うのですが、これも人情路線の弊害と見るべきか・・・。


この風間のマリの話を見ていると、『刑事貴族』の泉刑事とその恋人のより子のことを思い出します。泉と風間は、結構似た境遇だったんですね。泉は、恋人を失ったあと、すぐに相棒の岩田刑事を失っていたし、風間もマリを失ったあと、伊達を失う。


今見ると、後半期もそれほど悪くなく普通に楽しめましたが、どちらかと言われると、やっぱり初期のコンバットアクションの路線のほうが今でも変わらず好きですね。同じく今ファミ劇で放送中の「代表取締役刑事」は、当初は、人情路線で控えめなアクションと言う作風だったのが、後半期は、結構アクションシーンが多くなっていたり、ゴリラとは逆の流れになっているところが面白いです。「代表・・・」については、またいずれ書くことにして、これと言ってアクションドラマがないこのご時勢に見直すと、ゴリラも十二分に贅沢なアクションドラマであったことを改めて再認識させられました。







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