10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
ついに東映が禁断の封印を解いた・・・。3月に公開される「平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊」で、あの藤岡弘、氏が38年ぶりに仮面ライダー1号に変身!ライダー映画に顔出し出演するのは、「劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4」以来ですが、本郷猛役で出演するのは、平成になってからは今回が初!!ディケイド辺りから昭和ライダーがフィーチャーされはじめ、それから毎年のように昭和ライダー達が登場する映画が作られてきましたが、変身前の役者さんが顔出しで登場することはなかった。なんと今回は、藤岡さんだけでなく、仮面ライダーX/神敬介役の速水亮氏も出演されるとのこと。
思い返せば、昭和ライダーの変身前のオリジナルメンバーが勢ぞろいしたのは、「仮面ライダーストロンガー」の最終回。日本破壊計画をたくらむデルザー軍団に立ち向かうべく、ストロンガーの元に1号、2号、V3、ライダーマン、X、アマゾンの歴代ライダー達が集結し、7人が力を合わせてマシーン大元帥を倒した後、素顔の7人が親父さんの周りを取り囲むシーンは、壮観だった。ライダー史に強烈に残る名場面となったが、ライダーマン/結城丈二役を演じた山口暁氏や、ストロンガー/城茂役の荒木茂氏は、他界されてしまっているので、もうこの7人の揃い踏みは、二度と見ることはできない。私が一番最初に見たライダーは、スカイライダーで、この7人の活躍は、残念ながらリアルタイムでは見られなかったのですが、それでもやはり、昭和ライダーと言えば、藤岡さん演じる本郷猛のイメージが根強いですね。今回の映画では、なんと藤岡さん本人がサイクロンに乗り、走行する場面もあったり、昭和ライダーファンなら必見、感涙ものの光景が次々と見られそう。
もちろん、平成ライダーのほうも555/乾巧役を演じた半田健人氏をはじめ、数人のオリジナルキャストが出演する模様。内容は、例のごとくタイトルどおり、昭和ライダーと平成ライダーがまたしても大激突し、熾烈なバトルを繰り広げるようですが、「平成ライダーだと?甘ったれるな!!」と本郷が平成ライダーを熱く挑発しているところを察するに、どうやら先に喧嘩を吹っかけるのは、昭和ライダーのほうなのか??気づけば、平成ライダーの人数のほうが昭和ライダーのよりも上回ってしまっているし、年を重ねるごとに人数的に不利になっていく昭和ライダー…(苦笑)。CG時代になり、ビジュアル的に見ると、必殺技の派手さも平成ライダーのほうが勝っているようにみえますが、昭和ライダーの熱のこもった必殺技もCG映像によってさらに洗練されパワフルに描かれるのでしょうね。
昭和ライダーと言えば、10番目に登場した仮面ライダーゼクロス/村雨良役を演じた菅田俊氏も今回の映画に出演される噂がありますが、そのゼクロスがテレビに初登場したのは、今からちょうど30年前の1984年の正月に放送された「10号誕生!仮面ライダー全員集合!!」という歴代ライダーが集合したスペシャル番組でのこと。ゼクロスはテレビマガジンなどのヒーロー雑誌の企画で生まれたライダーで、残念ながらテレビシリーズは、実現しなかったのですが、このスペシャル番組で初めて変身し、動くゼクロスを見ることができた。
事実上、最後の昭和ライダーシリーズとなった「仮面ライダーBLACK RX」の終盤、世界各地で戦っていた9人のライダー達がクライシス帝国の日本総攻撃を察知して、アメリカのアリゾナ州にある1号のアジトに集結する。特訓シーンでRXは、ストロンガーや1号と戦っていた。ちなみに、その時ゼクロスの声を担当したのは、当時「超獣戦隊ライブマン」でナレーションを担当していた桑原たけし氏。菅田俊氏の顔出し出演が実現すれば、こちらも実に30年ぶりの登場となり、貴重な映像になりそうですね。
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ゾンビ映画が乱立する昨今。映画だけでなく、ドラマにもなったり、真面目なホラーからコメディ、最近は、人間に恋するゾンビなんかも出てきたり、多様に描かれています。ゾンビ映画と言えば、メジャーな俳優が主人公にならないことが鉄則みたいところがありますが、最近公開された「ワールド・ウォー・Z」の主人公は、なんとブラッド・ピッドが演じていた。ブラピがこの手のホラーものに出るなんて珍しいなと思い、さっそく拝見。特に印象に残った場面は・・・。
冒頭の交通渋滞のシーンは、予告編で先に見ていたが、最初は何気ない渋滞の風景が徐々に異様な光景になっていくその過程が中々面白かった。白バイがブラピ家族が乗る車のドアミラーを破壊して、そのままとんずらする光景だけでもすでに異常なのだが、その異常の度合いがどんどん大きくなり、車通りのずっと向こうで爆発が起きたり、トラックが物凄い勢いで渋滞の列に突っ込んできたり、ダイハード5のマクレーンかよと言わんばかりに暴走するブラピの車も含め、のっけからの壮大なカーアクションの数々とパニック描写の凄まじさに度肝を抜く。で、このパニックの正体は、一体なんなのだ?とずっと見ていたら、所々で獣ような人間が人間を襲っている。しかし、走り回る群集が邪魔をして、いまいち何が起きているのかよくわからない。人間達がいったい何を恐れているのか。軍隊までやってきて、気づけば町は、戦争状態に。わけもわからず逃げ惑うブラピ一家。フィラデルフィアの街が瞬く間に混乱し、町のあちこちに乗り捨てられている車と、その車を狭間を潜り抜けて逃げ惑っている群集を撮らえた空撮映像が圧巻。CGでもここまで綿密な描写かつ演出力があると興奮してしまいますね。
この映画の最大の見せ場とも言うべきシーンと言えば、やはり、中盤に出てくるエルサレムに作られた高い壁をゾンビの群れが一体となって登り上がり、壁を越えてしまうシーン。どれぐらいの人数がいるのかわからないが、無数の人間が人間によじ登る、まさに「人間積み木」のような描写。ゾンビタワーとも呼ばれているらしいですが、この映画のゾンビは、体が丈夫ですね。あれぐらいの高さから落ちてもびくともせず、すぐに起き上がって猛ダッシュで人々に襲い掛かる。ウォーキング・デッドのゾンビなら、あの高さから飛び降りたら絶対潰れてると思う(苦笑)。足の速いゾンビと言えば、10年前に公開された「ドーン・オブ・ザ・デッド」を思い出すが、あれよりもさらに過激な印象を受けた。この映画、ゴアな描写は、極力抑えられている感じですが、ゾンビに噛まれた女性兵士のセガンがブラピ演じるジェリーに手首を切り落とされてしまうところが、唯一の残酷描写になっていて印象に残った。
今まであるようでなかったのが飛行機の中でゾンビが人間を襲うシーン。身動きが取れにくい狭い空間の中で、人々が次々とゾンビに襲われ、ゾンビが高速で増殖してゆく光景が恐ろしい。着陸中ならともかく、高度何万メートルもの上空にいる飛行機の中で大量のゾンビが襲い掛かってきたら、もう絶望的で諦めるしかなさそうだが、そこは、ヒーロー・ブラピ。助かるために何をするのかと思ったら、なんと女性兵士が持っていた手りゅう弾を投げて、飛行機に穴を開けて、襲い掛かってくるゾンビ達を外に放出させてしまう。まだ他にも生きている人がいたかもしれないのに、やはり主役です。飛行機は、案の定墜落してしまったが、ブラピと女性兵士だけ生き残った(苦笑)。 ちょっと強引さが半端なかったけど、映像が面白かったので良いとしよう。
ラストのほうは、やや盛り上がりに欠け物足りなかったが、以上の3つのシーンが圧倒的に凄く、ゾンビ映画としては、まずまずの出来。続編があるなら見てみたいが、ブラピは続編もの出る人だったかな・・・?
チャーリーズ・エンジェルの後期シーズンが見たくてチャンネル銀河に加入したんですが、すでにシーズン4の放送が始まっていて、しかもあと5話ほどで終了・・・。再放送もないようだし、DVDを探ってみたが、日本で発売されているのは、シーズン3までなんですね。仕方ないので、来月からスタートするシーズン5は、銀河で見るとして、残りのシーズンは、DVDで見るかと思っていた矢先、もう一つあることに気づいた。海外ドラマには、テレビシリーズ化される前に、試験的に製作されるパイロット版というものが存在する。
例えば、ナイトライダーもテレビシリーズが始まる半年前にパイロット版が放送され、そこで評価を受けて晴れてテレビシリーズと言う運びだった。日本でも、土曜ワイド劇場枠で放送されていた「相棒」がその枠で人気を得て、数年後に現在のテレ朝水曜9時枠でテレビシリーズ化され、現在に至っている。チャーリーズ・エンジェルも例外ではなく、パイロット版が存在する。しかし、現在BSのD-LIFEでシーズン1が放送されているが、パイロットは飛ばされている。地上波でもパイロットが放送されたと言う話は、少なくともここ10年では、聞いたことはないし、AXNでの放送時にパイロットも放送されたかは不明だ。
で、調べてみたら、国内版のDVDにもちゃんとパイロットが収録されていました。テレビシリーズと同じ声優陣による日本語吹替えもついていたのですか、テレビシリーズの声と比べると、皆さんのお声がややお年を召された印象だったので、おそらく、DVD発売時に、新録されたものと思われる。と言っても、このDVD、発売されてからすでに10年以上経過しているんですね…。ちなみに、日本語のサブタイトルがあり、「ぶどう園乗っ取り殺人事件」となっていた。コロンボのような推理ドラマをイメージさせるタイトルですが、内容はというと・・・
3人の元女警官サブリナ・ジル・ケリーがチャーリー探偵事務所に呼び出される。七年前に消息を絶ったサマーラぶどう園の創設者ビンセント・ラメアが、まもなく死亡扱いにされることから、彼と前妻の娘・ジャネットに遺産が渡る予定だったが、ジャネットは、行方不明になっており、ビンセントの遺産は、すべて彼の後妻であるレイチェルが相続することになった。レイチェルには、経営能力がなく、彼女の片腕で、「ホワイトシャーク」と呼ばれるボウ・クリーブが事実上ぶどう園の実権を握っていた。不可解な謎を探るべく、エンジェル達は、ぶどう園に潜入する・・・。
エンジェル達が様々に変装して、事件を解明していく展開は、テレビシリーズと同じですが、パイロットには、テレビシリーズには、登場しなかったスコット・ウッドビルと言う所員が登場し、ボスレーが彼の部下として働いているところが新鮮。潜入捜査中のエンジェル達と連絡を取り合ったり、ボスレーよりもやや存在感が勝る印象だった。ちなみに、最近作られたリメイク版の「新チャーリーズ・エンジェル」では、なんとボスレーが若いイケメン男になっているのだが、その話は、また後日に。ジャネットの幼馴染みエイラム・カレジアン役を演じているのは、若かりしトミー・リー・ジョーンズ。トミーは、一番古いのだと「ブラックライダー」の主人公役ぐらいしか思い出せないが、この頃は、テレビのほうで活躍していたようですね。
オリジナルでは、三人が自分達の過去について、話すような場面は、あまり見られなかったが、最初から淡々と仕事をこなすお姉さま方が魅力的でした。リメイク版のほうは、初回でいきなりメンバーチェンジがあったり、3人全員が前科持ちで、それぞれ過去について語るシーンが見られた。それにしてもなぜ8話で打ち切られてしまったのか…。その話もまたいずれ…。
声優の加藤精三さんがお亡くなりになられました。加藤さんと言えば、アニメファンは、やはり、「巨人の星」の星一徹が真っ先に思い浮かべるでしょうが、個人的に一番印象に残っているのは、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」のメガトロン、そして、ザ・ムービーでメガトロンの再生体として登場したガルバトロンの声がとても印象に残っています。リアルタイムでは、1作目はあまり見ることができなかったので、どちらかと言えば2作目の「トランスフォーマー2010」のガルバトロンの声ですね。ガルバトロンは玩具も持っていたし、尚更記憶に残っています。デストロン部隊を引っ張る強いリーダー・ガルバトロンのイメージにぴったりのお声で、個人的には一番のハマリ役だったと思います。
特撮では、ウルトラマンのメフィラス星人の声を担当されたのが有名ですが、戦隊シリーズでも数多くの敵のボスの声を担当されていました。「電撃戦隊チェンジマン」の星王バズー、「光戦隊マスクマン」の地帝王ゼーバ、「地球戦隊ファイブマン」の銀河超獣バルガイヤーなど。また、メタルヒーローシリーズの特救指令ソルブレインでは、ソルブレインをアシストする救助ロボット・ソルドーザーの声を演じ、数年前に公開された「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」では、仮面ライダーBLACK RXの敵ジャーク将軍の声を20年ぶりに演じられていました。
海外ドラマでは、やはり、デビッド・ジャンセンの「逃亡者」でリチャード・キンブルを追いかけるジェラード警部(バリー・モース)の声が印象に残っています。バリー・モースの雰囲気と加藤さんのお声が凄く合っていて、本人が喋っているのかと思うくらいマッチングしていました。「ナイトライダー」には、「真夜中の転落死!高層ビルに隠された罠」に登場するハネガン役でゲスト出演されています。また、「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」には、「初陣は南米ナチス狩り!!ミサイル空中戦」で007の敵役を演じたことでも有名なウォルター・ゴーテルが演じる武器商人ヘルムッド・クルガーの声を担当されていました。そう言えば、「特攻野郎Aチーム」のシーズン3に登場したブリッグス大佐の声も演じられていましたね。
映画では、「グレムリン」の保安官役や、「ザ・ロック」のリー・ストーク補佐官、「ポリスアカデミー」シリーズのサデウス・ハリス、「プレデター」のフィリップス将軍などが印象に残っていますが、他にも数多くの作品に出演されていて、一時期は、テレビの洋画劇場で、いつもお声を聞いていたと思います。
加藤さんは、俳優としても映画やドラマにいくつか出演されていたようですが、この間までTBSチャンネルで放送された「新七人の刑事」でお姿を見かけました。「4日間遅れのクリスマス」と言うエピソードにマグロ船の船員役で出演されていました。ほんの少しの出番でしたが、やはり声に物凄く特徴があるせいなのか、それまでテレビで本人のお姿を見たことはなかったのですが、声を聞いて一発で加藤さんだとわかりました。多方面で楽しませて頂きました。加藤精三さんのご冥福をお祈り致します。
ようやく先月からチャンネル銀河が見られるようになった。ちょうど今月から『大都会』シリーズの第1弾「大都会-闘いの日々-」の再放送が始まっていたので拝見。大都会シリーズは、一時期は、地上波やスカパーでも中々再放送されなかったのですが、2007年に日テレプラスで地上波での再放送以来、約21年ぶりに放送され、超話題になった。以後、「大都会PARTⅢ」までの全3シリーズが放送され、現在は、チャンネル銀河でも繰り返し放送され続けています。
「西部警察」のような豪快なハードアクションが展開した「大都会PARTⅢ」とは違い、この「闘いの日々」は、暴力団の犯罪捜査を専門とする警視庁刑事部捜査第四課に所属の刑事・黒岩頼介(渡哲也)を筆頭に、警視庁捜査第四課の課長・深町行男(佐藤慶)が率いる「深町軍団」と呼ばれる第四課のメンバーと、城西警察署担当の記者クラブの記者達の活躍が描かれている。Ⅱでは、城西警察署の捜査課部長として捜査課のメンバーを従え、Ⅲでは、「黒岩軍団」のリーダーとして活躍していた黒岩刑事ですが、闘いの日々では、過去に自分のせいで強姦事件の被害者になってしまった妹・恵子(仁科明子)のことで苦悩を続けながら、暴力団が起こす卑劣な犯罪に挑んでいる。
以後の2シリーズとは、対称的に闘いの日々は、やや重苦しい人間ドラマが展開し、アクションも地味ですが、キャスティングは、かなり豪華です。石原裕次郎氏の役どころは、医者ではなく、東洋新聞社会部記者で、城西警察署記者クラブのキャップ・滝川を演じている。東洋新聞社以外にも様々な新聞社がドラマの中で登場し、各社の記者が特ダネを追って競い合ったり叩き合うところは中々面白い。(記者クラブの連中は、なぜかいつも麻雀を打ったり、競馬をやったりやりたい放題なのが気になる(笑))。最近のリアルの新聞社は、中々叩き合いをすることはないですもんねえ。
毎朝新聞記者クラブのキャップ・松川役を宍戸錠氏、タイムス社記者クラブのキャップ木内役を柳生博氏が演じている。Ⅲでは、黒岩軍団の一員として活躍していた寺尾聰氏や、Ⅱで途中から城西署のメンバーになった神田正輝氏が東洋新聞の記者役で出演。神田さんが新人記者役を演じているのが時代を感じさせますね。また、高品格氏が演じる丸山刑事や、小野武彦氏が演じる大内刑事は、以後のシリーズにも登場していましたが、大都会全シリーズ登場した刑事は、渡さん演じる黒岩を含め、この三人だけでした。また、「あぶない刑事」シリーズの課長役だった中条静夫氏も警視庁捜査第四課の係長役で出演しています。他にも、後のシリーズでレギュラーになった俳優さんがゲスト出演しているエピソードがありましたね。
第4話「協力者」・・・東洋新聞が黒岩と、捜査協力者の喫茶店経営者の男・松宮が写る写真を無断で掲載し、第四課の課長代理の一色(玉川伊佐男)は、キャップの滝川に猛抗議をする。そんな時、松宮が何者かに刺殺され、東洋新聞の写真掲載がさらに大問題に発展。犯人と思われる関西弁の男を捜す黒岩達は、小坪一家の幹部である松宮の弟・一郎から事情を聞き出そうとするが、一郎は、自ら落とし前をつけようと犯人探しを始める。
PARTⅡで徳吉刑事を演じた松田優作氏がゲスト出演し、少し不気味な暴力団の幹部役を熱演していた。時期的に「俺たちの勲章」で中野刑事を演じた後の出演みたいですが、チンピラ役であっても独特の存在感が滲み出ていて、やはりカッコ良いですね。黒岩と丸山が殺人事件の聞き込みに回る時に、「トレンチコートの男(犯人)を目撃したのは、午後8時3分、ちょうどテレビの「太陽にほえろ!」が始まった時間・・・」と言う丸山のセリフがあったが、優作さんが出演しているのに合わせて、わざわざ太陽にほえろ!のセリフを付け加えたのでしょうかね…(笑)。
久々に見た東映チャンネルで、「パワーレンジャー」が放送されていた。パワーレンジャーシリーズとは、現地の俳優陣によるドラマパートと、日本で撮影されたアクション/特撮パートを組み合わせたスーパー戦隊シリーズの海外版とも言える人気シリーズ。1993年に「恐竜戦隊ジュウレンジャー」を原作とした「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー シーズン1」がスタートし、以後、17作、700回以上続いている。その16作目に当たる「パワーレンジャー・サムライ」を見た。
日本では、残念ながら地上波で放送されることは少ないが、関西では、最近、特捜戦隊デカレンジャーをベースとした「パワーレンジャー・S.P.D.(Space Patrol Delta)」が放送されていた。私も1作目とS.P.D.は見たことがあるが、残念ながらその他のシリーズはまだ未見。パワーレンジャー・サムライは、2009年に放送された侍戦隊シンケンジャーをベースにした作品で、オリジナルと同じく男三人、女二人のメンバーが侍になるため、シバハウスと呼ばれる道場で修業をしながら、ナイロック一味と戦いを繰り広げる。
メンバーは、それぞれ、レッドレンジャー(シンケンレッド)、ブルーレンジャー(シンケンブルー)、ピンクレンジャー(シンケンピンク)などと呼ばれ、シンケンゴールドに当たるゴールドレンジャーや、姫シンケンレッドに当たるローレン・シバ=レッドレンジャーも後々のエピソードに登場するそうです。本家では、伊吹吾郎氏が演じていた日下部彦馬は、パワーレンジャーでは、メンター・ジイと言う名で登場していた。ちなみに、メンター・ジイを演じているレネ・ナウファフは、パワーレンジャーS.P.D.の犯罪組織トゥルービアン軍のボス・グラム皇帝を演じたことでも有名らしい。
本家と比べて、設定は、大幅に変更されているようですが、一番気になった部分と言えば、やはり、サムライレンジャー達がサムライメガゾード(日本では、シンケンオーと呼ばれていた)と呼ばれる巨大ロボに乗り込む時に、サムライレンジャー達のスーツデザインがチェンジして、「メガモード」になるところ。これは、シンケンジャーではなかった設定ですが、なんとマスクに「唇」がつき、上半身に陣羽織がついて、まさに戦国武将のようないでたちになってしまいます。
どうでしょう。この唇つきのマスク結構良いかも…。元々漢字をモチーフとした個性的なデザインだったシンケンジャーですが、こっちのほうはさらに勇ましく威厳が漂っています。むしろこのメガモードでサムライレンジャー達が戦っているところも見たいんですが、アクションパートは、ほぼ日本で撮影されたものが使われているようだし、ちょっと期待はできなさそうか・・・。
一時は、打ち切りの噂も流れていたこともあるパワーレンジャーシリーズですが、天装戦隊ゴセイジャーをベースにした「パワーレンジャー・メガフォース」も放送された模様。これの第2シーズンに当たる「パワーレンジャー・スーパーメガフォース」は、海賊戦隊ゴーカイジャーがベースになっている。ゴーカイジャーと言えば、レンジャーキーを使い、歴代の34のスーパー戦隊に変身して、カオスな戦闘を展開していたが、となると、おそらくパワーレンジャーのほうも歴代のパワーレンジャー達が登場して豪快な戦いを繰り広げるのでしょうね。ゴレンジャーからジェットマンまでの15戦隊は、つまはじきにされてしまいそうですが、なにはともあれ、向こうもシリーズが誕生してからちょうど20周年だし、日本と同じく超お祭りな展開になるのでしょうね。
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