10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
今年はまた初っ端からスカパーの刑事ドラマの編成が凄いことになっています。まずファミリー劇場では、「太陽にほえろ!」のマカロニ編が水曜の朝に再スタートし、金曜の朝は、土曜の刑事劇場のボン・ロッキー編の再放送。日テレプラスが金曜の昼にボギー殉職後のシリーズの再放送と、初期と中期(300話台~)と後期(600話台~)の3つの時代の太陽が楽しめる。初期は、マカロニとシンコの青春色が濃い作風、中期は、ボンとロッキーを中心にミステリータッチの作風もあり、後期は、ブルースのハードなアクション回が多かったりと、時代によって様々な色合いの太陽が見られるのが良いですね。また、ファミ劇の火曜の朝は、「西部警察」のPARTⅠ、そして、木曜の朝は、「西部警察PARTⅡ」とこちらも2つの時代の西部が楽しめ選り取りみどり。気づいたら「俺たちの勲章」のHDリマスター版の放送が終了してしまっていたが、先週最終回までの一挙放送があったんですね・・・。こういうのあんまり好きじゃないけど(苦笑)、録り逃がした回があるからまた再放送をしてもらいたい。
ところで、ドラマを見ていると、劇中でテレビを見ている人や、あるいは映画を見ている人をちょくちょく見かけるのですが、その時、いったい何を見ているのかが気になったりします。刑事ドラマでも食卓でテレビを見ているシーンや、映画館でスクリーンが映るシーンなどを時々見かけますが、何が映ってんのか、とても気になることがありますね・・・。
『刑事貴族』
「血を吸う薔薇の犯罪」・・・マンションで殺人事件が起こり、風間達は、物取りと怨恨の線で捜査を開始する。殺人現場の部屋でタクが発見した写真に、曙町の映画館で痴漢騒ぎを起こした倉持(佐久田脩)が被害者の岡崎と一緒に映っていたことが判明。岩田とタクは、倉持から事情を聞く・・・。
岩田とタクがある殺人事件の犯人のアリバイを崩すため、様々な推理を展開するエピソードですが、サブタイトルにも使われているとおり、倉持が痴漢騒ぎを起こした映画館で上映されていた映画は、「血を吸う薔薇」という作品。「幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形」から続く東宝の「血を吸う」シリーズの第3弾として製作された怪奇映画で、主役の教師役を黒沢年男、吸血鬼役を岸田森が演じている。劇中では、黒沢氏が演じる教師・白木と田中邦衛が演じる校医の下村が会話をしている場面がスクリーンに映っていましたが、そう言えばこの二人、「大空港」で刑事役で共演していたお二人でしたよね。1974年に劇場公開された作品なので、劇中では、リバイバル上映という設定のようですが、当時実際に上映されていたのか?については不明。ちなみに、同時上映作品は、「狼の紋章」。
『西部警察PARTⅢ』
「母と子の約束」・・・「ジャガーのツネ」と呼ばれた女スリの河合常子(菅井きん)が刑務所から出所した。ジョーは、22年前にツネと別れた彼女の一人息子・下山竜治(佐藤仁哉)を発見し、2人を再会させる。しかし、銀竜会のシャブの運び屋が殺された事件を捜査していた大門達は、その事件に竜治が関わっている事を知り…。
22年ぶりに再会した親子が文化住宅の一室で束の間の生活を送るのですが、その時、竜治が体育座りしながら見ていたアニメは・・・当時、西部警察と同じくテレ朝の人気番組だった「忍者ハットリくん」の「くの一変身はこりごりでござるの巻」。いろんなところで女の子が優遇されていることを羨ましく思うケンイチは、ハットリくんと一緒にいとこのさっちゃんとよっちゃんになりすまし身も心も女の子に変身して、街へ繰り出すと言うお話。劇中では、ハットリくんとケンイチが双子のいとこに変身する場面が映し出されていた。ハットリくんのこのエピソードは、1984年の4月に放送されたもので、つまり、「母と子の約束」は、その時期に撮影されたものと思われる。
『代表取締役刑事』
「若者のすべて」・・・レストランで無銭飲食を咎められて逆上した男が子供を人質に立てこもる事件を起こす。ガンさんが男に説得を続けていた最中、突然、中西(谷川竜)が拳銃を発砲した。事件は無事解決するが、兵頭は、中西の拳銃使用を問題視する。そんな時、中西は、深夜、通りがかった工事現場で男達に襲われていた女を目撃する。女を助けるため、中西は、男達と殴り合いをした末、襲い掛かってきた男の腕を拳銃で撃ち抜いてしまい・・・。
自宅で寝ていた中西がつけっぱなしのテレビから聞こえてくる銃弾の音を耳にして目を覚ます場面で映っていたのは、「ゴリラ警視庁捜査第8班」の初回「ポリス・アドベンチャー」のフィリピンでの戦闘の一場面。拳銃使用の失敗で苦悩する中西の姿が描かれているエピソードでしたが、わざわざこのゴリラのエピソードを持ってきたのは、やはり、石原プロのファンサービスの一環?だったのでしょうか・・・。
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