当時、日本では、プラモデルの発売で再び火がついたガンダムブームもあり、私もその影響を多分に受けてガンキャノンとかザクとかドムとかジオングなどのプラモデルを買って、よく作りました。ガンダムは、人気があってどこの店に行っても中々手に入らなかったが、作った記憶はあります。でもこのトランスフォーマーが世に出てきてからは、こちらのほうに心奪われ、玩具屋に寄る度に棚に山積みにされたたくさんのロボットの玩具を眺めるのが習慣になった。
元々、1980年頃から日本では、「ダイアクロン」と呼ばれる変形合体ロボット玩具のシリーズがあり、ホンダのシティや、日産のフェアレディZなど実在する車をロボットに変形させる「カーロボット」などが発売されていました。私もこのシリーズにハマり、ポルシェとかフェアレディZなどを持っていた。そのダイアクロンがトランスフォーマーに吸収されて、例えばバトルコンボイ型のロボットは、正義の戦士サイバトロンの総司令官コンボイになり、ジープ型は、偵察員ハウンド、ニューカウンタックは、戦士ランボルとしてアニメに登場し活躍していました。
カーロボットのみならず、ジェット機型ロボットやトレインロボ、恐竜ロボなど、ダイアクロンの多種多様なロボット達が新たな名称と役割を与えられ、アニメの中で活躍するという巧みな設定とスケールの大きいストーリー展開に魅了されて、当時、たくさん玩具を買いそろえました。しかし、全てを買いそろえるなんて子供には、到底無理な話。悪の軍団デストロンのリーダー・破壊大帝メガトロンというワルサーP38に変形する銃型のロボットも欲しかったのですが、当時人気があったのかどこの玩具屋に行っても見つからなかった。メガトロンは、後に強化されてレーザー砲台に変形するロボット・新破壊大帝ガルバトロンになったが、それは、持っていた記憶があります。
友達がカセットプレーヤーに変形するロボットのサウンドウェーブを持っていたが、さすがにこのロボットは今見ると時代を感じさせられますね。でも、アニメで声を担当していたのが宇宙刑事シリーズのナレーションでもお馴染みだった政宗一成氏だったので物凄くカッコ良く見えました。政宗氏は、トランスフォーマーのナレーションも担当されていましたが、あの力強いナレーションがなかったらアニメの面白さが半減していたかもしれません。
一体の変形にとどまらず、例えば車とヘリとロボットの3つに変形できるトリプルチェンジャーや、5体合体、6体合体して巨大ロボになるタイプ、メトロフレックスやダイナザウラーなどの超巨大型ロボなど、次から次へ新たなロボットが登場し、シリーズが変わるごとにまた玩具の数も増えて、街の玩具さんは、トランスフォーマーの玩具で溢れ返っていた。アニメの展開と共に、玩具の展開もとにかく凄まじかったあの時代…。
本当は、アニメの話をするつもりだったのですが、玩具の話が長くなってしまったので、それはまた次の機会に…(汗。
なんと当時そろえた玩具達がまだ残っていた…。
左からモーターマスター(コンボイ)、シルバーボルト(コンコルドジェット機)、スカイダイブ(F-16ファイティングファルコン)。
なお、あまりの使用感のため、シルバーボルトは、トランスフォーム不可能でした。当時は、所属部隊も名前も気にせず、見た目のカッコ良さだけでそろえていましたね(汗。
この間久しぶりにファミ劇で「またまたあぶない刑事」を見た。リターンズ以降の映画は、他のチャンネルでもよく放送されているが、初期3部作のうちの2作品がこのチャンネルで見られるのは、非常に珍しい。しかし、第一作だけなぜかラインナップされていないのが謎だ…。それはさておき、「またまた…」は、個人的にあぶ刑事の映画の中で一番好きな作品でしたが、全然色褪せていなくて、一番最初に金曜ロードショーで見た時と同じ気分で見ることができた。タカとユージのファッションやらユーモア溢れるトークやら、スタイリッシュな映像、カメラワーク、アクション演出から音楽まで全てにおいて最高傑作。改めて二人と近藤課長のやりとりを見ると、やはり、中条静夫さんのポジションって凄く大事だったんだなあと思った。今、あぶ刑事風な刑事ドラマをやっても近藤課長的な演技が似合う人って中々いませんものね…。
アクション的には、タカとユージが乗る覆面車が現金輸送車を追跡中に、派手に横転して、逆さまになった車の中で二人が雄叫びを上げている場面が最高の名場面。佐久間が潜伏しているホテルに向かった二人が、そこで繰り広げる銃撃戦の演出もカッコ良いし、その時流れる「I'M THE LAW」の曲も最高にマッチしている。その後、暗がりの倉庫の中に迷い込んだ二人が落とし穴に落ちて、佐久間にまんまと買収されてしまう展開がまた面白い。「GET DOWN」が鳴り出すと共にユージが佐久間の車を追って物凄い勢いで走り出し、「BAD DREAMS」が流れる中、米軍跡地の廃墟の中でユージと佐久間が銃撃戦を繰り広げる一連のユージのユーモラスなアクションがこれまた最高にカッコ良い。恭兵さんの神がかり的なシャープな動きと、長回しなどを取り入れたカメラワークの一体感が素晴らしい。あぶ刑事の楽曲って今でも通用するぐらいカッコ良い曲が多くて、懐かしさよりも改めてそのクオリティの高さに圧倒されてしまった。久しぶりにサントラ引っ張り出してきて聞き捲くってしまった。
あぶ刑事と言えば今期の地上波、舘さんと浅野さんのあぶ刑事コンビがなんと夫婦役で共演しているドラマが放送されている。「渡る世間は鬼ばかり」などで知られる橋田壽賀子脚本の「なるようになるさ」。晩年夫婦が自宅を改装してレストランを経営することになり、そこへわけありの三人の若者達が転がり込んできて、様々な問題を起こすと言う内容。浅野さんの演技は、「パパはニュースキャスター」などの80年代のTBSドラマに出ていた頃の雰囲気があり、また、作風も「パパは…」シリーズとどことなく似ている雰囲気があって、色んな面において懐かし味のあるホームドラマだ。このキャストでぜひ「奥さまは魔女」を見てみたいなと思った。浅野さんのサマンサと舘さんのダーリン、結構ハマりそうなんですが…(笑)。
同じく舘さんと仲村トオル氏のあぶ刑事がコンビが出演している「ゴリラ警視庁捜査第8班」。ファミ劇で先週、第5話の「ニトロトラック」が放送され、リアルタイム以来24年ぶりに拝見。国会前にニトロ満載のタンクローリーが止められていたり、ニトロの威力を見せるためだけに車を一台爆破して見せたり、タンクローリーが険しい山道の坂を下りている時に突然ブレーキが利かなくなって暴走し始めるなど、終始緊迫感があってやはり面白かった。ストーリーは、フランス映画の「恐怖の報酬」をなぞっているところもあるのですが、日本国内であの映画を彷彿とさせるようなストーリーにチャレンジしているところがまた良いですね。なぜにDVDにこのエピソードが収録されなかったのか。西部警察みたいにキャラクターコレクションでも出すんかな…(苦笑)。
戦隊シリーズでは、新戦隊と旧戦隊がそろって戦うVSシリーズがありますが、劇場で公開された「秘密戦隊ゴレンジャーvsジャッカー電撃隊」で、初めてゴレンジャーとジャッカー電撃隊が共演し、クライム四天王と戦った。当時はまだスーパー戦隊シリーズと言う括りはなく、両作品は、石森章太郎の作品として数えられており、次作のバトルフィーバーJ以後の作品では、VSシリーズは制作されていない。とくに電子戦隊デンジマンと太陽戦隊サンバルカンのVSシリーズは、見たかった。デンジマンの敵であったへドリアン女王がサンバルカンにおいて復活するなど、唯一作品の世界につながりがあったので、作られていればきっと共闘話は、盛り上がったに違いないと思うが、残念ながら実現しなかった。VSシリーズは、平成に入ってから東映Vシネマで復活し、「超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー」以降、現在まで続けられている。と言うことで、特撮ヒーロー史に残る共闘話をいくつかご紹介致します。
『仮面ライダー』
仮面ライダー1号・本郷猛役の藤岡弘氏が撮影中にバイクで転倒して重傷を負い一時降板、14話から急遽仮面ライダー2号・一文字隼人が登場するが、このアクシデントによって1号2号の「ダブルライダー」が生まれることになった。そのダブルライダーが初めて共演したのが第40話「死斗!!怪人スノーマン対二人のライダー」。スイスからやってきた死神博士とスノーマンを追って日本に戻ってきた本郷猛(一文字が日本で戦っている間、本郷は、海外のショッカーと戦っているという設定になっていた)が一文字隼人と初顔合わせをし、そして、2人のライダーが初めて一緒に戦った。このダブルライダー回は、1972年の正月に放送され、20%を超える高い視聴率を記録した。当時の子供達も初のライダー共闘に大熱狂したのでしょうね。
『キカイダー01』
最近、映画化が噂されている『人造人間キカイダー』ですが、土曜夜8時のゴーデンタイム枠に放送され、当時の人気番組だったドリフの『8時だョ!全員集合』と視聴率で戦い、見事高視聴率を獲得。キカイダーは、ドリフと戦った唯一の特撮ヒーローでもあるんですね(笑)。そして、キカイダーの成功によって新たに作られたのが「キカイダー01」。キカイダーより先に作られた言わばプロトタイプであり、01=イチローは、キカイダー=ジローの兄に当たる。01は、仁王像の中に3年間封印され、悪のエネルギーの増大を察知して眠りから覚ますと言うインパクトのある登場の仕方をしている。キカイダーとは違って完全な良心回路を持つが、太陽電池によってエネルギーを吸収しているため、太陽が照っていない場所では、戦闘力が通常の10分の1に落ちてしまう弱点がある。第2話のハカイダー部隊との戦いにおいて、01は、両足を損傷し、その弱点によって危機に陥るが、続く3話「帰って来たジロー キカイダー」にあのキカイダーが登場し、01の危機を救う。
この回で初めて、キカイダーと01がそろい、以後数度に渡って共闘することになる。キカイダーは、ギルの笛の音が弱点だったが、01は、太陽電池が動力源なので、戦える場所が限定されてしまうのが難点。戦闘ロボットとしては、結構大きな弱点ですよね。やはり、キカイダーのほうが優秀なのか…。
「宇宙刑事ギャバン」
父・ボイサーと再会し、いよいよマクーとの最終決戦に挑むギャバン。最終回「ドンホラーの首」の前半で、ギャバンは、サンドルバと魔女キバと対決するも、キバの妖術によって動きを封じられ、とどめを刺されそうになる。しかし、そこへ突然謎の赤い光球があらわれ、ギャバンのピンチを救った。その赤い光球の正体は…宇宙刑事シャリバン。ギャバンの後枠でスタートすることになっていた宇宙刑事シャリバンがなんと、番宣も兼ねて?なのかギャバンの最終回に登場。
当時としては、画期的なサプライズだったが、実は、第41話「魔空都市は男の戦場 赤い生命の砂時計」で、森林パトロール隊の隊員として、伊賀電がすでに登場しており、この話の中で電が重傷を負いバード星に送られ、やがてシャリバンになる伏線が張られている。つまり、最終回でのシャリバンの登場は、決定事項だったわけですね。当然、顔見せ程度で、一緒にドン・ホラーを倒すことはありませんでしたが、シャリバンの最終回「赤射・蒸着」では、二人が本格的に共闘しています。
殺人を犯してロシア警察に拘束された息子のジャックを救うべく、モスクワへやってきたジョン・マクレーン。前作の「4.0」には、ジョンの娘のルーシーが登場し、今作にも空港でジョンをお見送りするシーンにちょこっとだけ出ていましたが、今度は、息子のジャックがジョンの相棒役として活躍する。一作目の冒頭の場面で、ジョンの妻のホリーが電話をかけている時に、マクレーン家族の写真が映っていたが、確かに4人家族でしたね。しかも、ジャック、CIAのエージェントになっていた。やはり、親父の血を引いてるのか、性格から行動まで親父譲りの荒っぽさ。
ジャックが出廷する予定だった裁判所が謎の武装集団によって突然爆破され、マクレーン親子が対面する前から町はもう戦争状態。武装集団は、どうやらジャックと一緒に逃げていたユーリ・コマロフと言う元政治家の命を狙っているらしい。裁判所の横に止まってた数台のBMWが猛烈な勢いで爆発し、軍用の装甲トラックが街を暴走して、駐車中の車両や交差点に入ってきた車などに次々とぶつかり蹴散らかしていく。ハイウェイとか立体交差など、かなり街の中心でカーチェイスが展開しており、とにかく壊される車の数が凄まじかった。撮影で使われた車は、なんと650台でそのうち132台は、廃車処分になったとか。ブルース・ブラザーズでも真っ青、西部警察でもこんなのはありえなかった。
市街を走行中の装甲車からジョンの車を狙ってロケット弾が発射され、ジョンの車がくるっくるっ回転しながらそのミサイルを鮮やかに避けてしまう場面がもう漫画か!ってくらい華麗で痛快だった。その後、ジョンの車は、駐車車両を巻き込んで、派手に横転しまうのだが、それでも怪我一つせず車から出てきたマクレーンは、やはり只者ではない。見ず知らずの人の4WDを奪い取って、立体交差の橋の上を走行中にジャックの車を見かけるや、いきなり、橋の上から飛び降りて、カートレーラーの車の上や、渋滞で止まっている車の上を数珠繋ぎで走り渡り、「すまん」「悪いな」で済ましてしまうジョンがえげつない(苦笑)。しかもハイウェイであのごつい装甲トラックに体当たりしてトラックを横転させてしまうのだからかなりイカれてる。このカーチェイスシーン、約10分ぐらい続いたが、他にも書ききれないくらい驚異的なクラッシュシーンが数多くあり大迫力だった。これまでのカーアクション映画の記録を軽く塗り替えてしまったかもしれない。よくぞあそこまでやったよなってくらい本当に超ハイスケールでとても見応えがあった。ロシアは、カーアクションに寛容な国なんですね。
CIAのセーフハウスに逃げ込んだマクレーン親子とコマロフ。しかし、誰が教えたのかここでも武装集団に襲われ、ジャックやコマロフは負傷するが、無敵のマクレーンは、M249パラトルーパーの機関銃で応戦し、あっという間に敵を片付けてしまう。このシーンのマクレーンは、かなりカッコ良い。後半は、チェルノブイリ原発付近にあるプリピャチと言う都市が舞台になり、とある銀行の金庫室でコマロフとその娘のイリーナ、そして、コマロフと敵対しているチャガーリンの手下のアリクが10億ユーロの濃縮ウランを巡って一悶着を起こすのですが、それにしてもわざわざチェルノブイリを舞台にしたのは、何か意図があったのでしょうかね。日本でも原発事故が起きたし、色々とリアルに伝わってくるものがあったが、どこか意味深な展開に見えた。その後、大どんでん返しが起きて、マクレーン親子は、意外な人物と対立することになるのですが、ここからまた派手な銃撃戦やバトルが展開します。
イリーナが操縦する大型輸送ヘリMi-26の貨物室にジョンが乗り込んで、そこ積んであった車を発進させるシーン。鎖でつながれていた車を外に放り出すことによって、飛行中のヘリの動きを鈍らせようとするジョン。かなり無謀と言うか行き当たりばったり過ぎるだろ(苦笑)。ヘリからぶら下がってる状態の車の中からジョンがどうやって脱出するのかと思って見ていたら、なんと、ヘリがバランスを崩しながらぐるぐる旋回している間に、その遠心力によってジョンが銀行の建物まで吹っ飛ばされてしまった。これは単に運が良かったでは片付けられない程の運の良さ(苦笑)。最後は、ヘリが建物に突っ込み、マクレーン親子は、華麗にジャンプして、スローモーションで下にあるプールへ向かって大落下する。映像は、美しかったがなんか無意味な感じもして、ポカンと見入っていた。
前作は、「24」を意識したような展開が多くて、ダイハードらしさが足りない上にCGを使ったアクションも浮いてて違和感があった。今回もストーリーには、新鮮味は感じなかったし、1作目を見た時のような感動はなかったものの、アクション映画としては、素晴らしい出来になっていたので久しぶりに大興奮した。街のど真ん中でCGも使わずよくあんな撮影ができたものだと、アクション面についてはとても感動してしまった。そして、アクションの合間合間のジョンのセリフもいちいち面白かった。MI-24とか26などのロシア製の戦闘ヘリも登場していて、航空アクションとしても見応え十分。でも今回は、やたら時間が短かったのが気になった。と言うか、結構見てますけど、最近のハリウッド製のアクション映画は、2時間超えの作品が少ないですね。
マデレインは、エネルギー企業のトップ・オリバー・ヴェルトの心臓手術を行おうとしていたが、見知らぬ男から医療ミスを起こしてオリバーを死亡させろと言う脅迫を受ける。マデレインの同姓結婚の妻・エイミーには、スナイパーの銃口が向けられている。そう言えば、最近向こうでは、同姓婚が合法化されて、同性愛者にも普通のカップルと同じ権利が与えられると言ったニュースを聞いたが、このドラマの中でも、同姓婚が扱われていてタイムリーなエピソードだと思った。日本でも20年ぐらい前に「同窓会」と言う同性愛をテーマにしたドラマが放送されて当時、話題を呼びましたが、それ以降は、その手のドラマは見かけなくなりましたね。
事情を知った二人は、さっそく動き出す。リース君は、スナイパー探しを、そして、フィンチは、病院のコンピュータから情報を引き出し、リースに指示を与える。リース君、いつもながら仕事が早いです。フィンチから情報を得ると、あっという間にスナイパーを見つけ出して倒してしまいました。最早スーパーマンレベル(笑)。しかし、スナイパーは、一人だけじゃなかったようです。黒幕のアステリア・ウェズリーは、元MI6、引き連れている部下は、元特殊空挺部隊らしいですが、そんなこと気にも留めず、いきなりウェズリーに掴み掛かるリース君は、やはり今回も超人でした。一方、フィンチは、変装して手術室に潜り込み、マデレインの補佐役として彼女に付き添う。フィンチの手術着姿、中々様になっていました。本当の医師に見えてしまう程。どうやら病院にもウェズリーに通じる内通者がいるようで、リース君は、ファスコと共に急いでエイミーの保護に向かいます。ウェズリーの目をそらせるため、警官と無意味な喧嘩沙汰を起こすファスコ。相変わらず不憫なお役目ご苦労様…。
病院の中や、エイミーの周囲に紛れ込む意外な内通者の正体…など、意外な展開がてんこもりで中々面白いエピソードだった。リース君は当然として、今回は、フィンチも体を張って頑張っていたところが良かったですね。しかし、今回一番目立っていたのは、間違いなくレオン。フィンチの愛犬ベアーとのやりとりや、ウェズリーの情報を見事に調べ上げ、計画の阻止に大いに貢献するところなど、レギュラーメンバーを上回る大活躍。ファスコの立場が危うい(笑)。そう言えば、今回、カーター刑事は、本筋とは関係ないところで単独行動していたが、体に爆弾を巻きつけられていたマーク・スノウ捜査官の謎の行動もこれからの展開の重要なポイントになってきそうですね。あと、ラストでリース君と携帯で会話をしていたウェズリーの最後の言葉も気になります。こいつもまた再登場するのでしょうかね。リース君の敵がますます増えていく…。
1983年に発売されたファミコンソフトは、本機を作った任天堂が出した9本のタイトルのみ。その中には、マリオブラザーズやベースボールなどのタイトルも含まれているが、たった9本だけだったのが意外ですね。翌年の84年からハドソンやナムコなど他社のソフトメーカーが参入し、ロードランナーやゼビウスなどの人気タイトルが続々出始めた。私がファミコンを購入した85年の9月辺りには、スーパーマリオブラザーズも出ていたし、コナミやタイトー、ジャレコなどのゲームメーカーも参入して、ますますタイトルが増えていた時期でした。
ファミコンブームの影響なのか、あの頃近所の商店街には、ファミコン専門のショップが開店し、店に子供達が溢れかえっていましたね。ショーケースや棚に山積みにされたカセットの箱をジロジロ眺めるのが楽しくて毎日通っていたこともありました。その店では、毎月ゲーム大会が開かれていたのですが、一度だけ参加したことがあります。その時やったゲームは、確かスカイキッド。横スクロールのシューティングゲームでしたが、操作が不慣れですぐにミサイルに当たってゲームオーバーに。結果は散々だったがもう味わえない経験だし、今となっては良い思い出ですね。
1986年には、エニックスからドラゴンクエストが発売され、さらに盛り上がりを見せる。この頃になるとアクションゲームも内容が充実し、それと共に音楽もとても印象に残るものが多くなった。と言うことで、今回は、1986年に発売されたファミコンソフトの中から未だに記憶に残っているBGMをご紹介致します。
『ドラえもん』
この年、『忍者ハットリくん』を大ヒットさせたハドソンが、再び藤子アニメ作品をゲーム化。ハットリくんと言えば、アニメの主題歌とクラシックを融合させたBGMの出来が大変素晴らしかったことでも記憶に残るゲームでしたが、ドラえもんのBGMも中々耳に残った。このゲームは、「開拓編」「魔境編」「海底編」と3つの世界で構成されていたが、その中でも一番印象に残ったのは、開拓編のコーヤコーヤ星ステージで流れるBGM。秘密道具を一通り集めて、マンホールの迷路を抜け、さあ次は、どんなステージが待ち構えているのかとワクワクしていたら、敵の猛襲が凄まじいちょいムズステージだった。ここをクリアするのに、結構時間がかかったけど、気に入った音楽が何度も聴けるので苦ではなかった(笑)。
『迷宮組曲』
おなじくハドソンから発売されたアクションゲーム。ボーナスステージのBGM演出(7つの楽器をそろえて、一つの曲を完成させる)も話題になったゲームです。各部屋のワルツ調のBGMも良いのですが、やはり一番印象に残ったのは、井戸のステージや3階の塔の中にある氷の部屋、迷いの部屋などで流れていたBGM。半音階の不気味なメロディとステージの雰囲気が絶妙にマッチングし、一瞬でお気に入りになった曲です。不安感をそそられ、焦って自機を素早く走らせた挙句、敵の猛攻を食らってゲームオーバーなんてこともよくありましたね。
『キングコング2 怒りのメガトンパンチ』
同年に公開されたアメリカ映画「キングコング2」のゲーム化。記録によると、映画の公開よりもファミコンソフトの発売のほうが早かったそうです。ツインビーやグラディウスなど、当時ゲーム音楽でも評価が高かったコナミから発売されたアクションゲーム。文字通りキングコングが建物などをパンチやジャンプや岩などを使って次々とぶっ壊していく痛快な内容なんですが、それに相反するような哀愁感漂う切ないメロディが印象に残りました。ステージごとに微妙に異なるアレンジが施されているところも良かったですね。
やはり、この時代のハドソンとコナミの音楽は、最高です。
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