10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
最近気になる俳優と言えば、前回紹介したジム・カヴィーゼルもそうですが、ここのところよく見かけるのがウォルトン・ゴギンズ。
人気テレビシリーズ『ザ・シールド ルール無用の警察バッジ』でシェーン・ベンドレルを演じた俳優。ザ・シールドでは、ストライクチームの一員として、マイケル・チクリス演じるヴィック・マッキーらと共に犯罪を重ねた超悪刑事を演じたウォルトン・ゴギンズ。マイケル・チクリスは、『ファンタスティック・フォー』でザ・シング役で顔を覚えたが、ウォルトンは、このドラマで初めて知った…と思っていたが、実は、ジャッキー・チェン主演の「シャンハイ・ヌーン」や、「ボーン・アイデンティティー」など過去にも大作に出演していたようでちょっとびっくりした。シェーンと言う役があまりに強烈過ぎたのか、やはりこの人を見たらシェーンの人だなと思ってしまう。
かなりベテランの俳優さんなのかと思っていたらまだ41歳だそうで、ジム・カヴィーゼルよりも若いんですね。この間スターチャンネルで「プレデターズ」を見たら、なんとシェーンが…いや、ウォルトンが出ていた。強姦殺人を犯した死刑囚の役で、どことなくシェーンが生きてたらその成れの果てみたいな役どころに見えたが、プレデターと戦うも、脊髄と頭蓋骨を引き抜かれてしまうと言うえぐい死に様を見せていた。これはさすがにシェーンの時よりもインパクトがあってブッたまげた(苦笑)。
6代目ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグとハリソン・フォードが共演したことでも話題になった『カウボーイ & エイリアン』。19世紀のアリゾナが舞台で、不思議な腕輪をつけた記憶喪失の男・ジェイク・ロネガン(ダニエル・クレイグ)がとある西部の町にたどり着き、その町を支配するウッドロー・ダラーハイド(ハリソン・フォード)と共に突如宇宙から襲来したエイリアンたちと戦うお話。監督は、「アイアンマン」のジョン・ファヴロー、製作は、ロン・ハワード、製作総指揮がスピルバーグと何気にハリウッドSF界最強の製作布陣。西部劇の世界にエイリアンが登場するところや、SF映画に出演するダニエル・クレイグも新鮮であり、また、ハリソン・フォードとコンビを組むところも意外性抜群で楽しめた。
「スターウォーズ」の新作にも出演するのではないかと噂されているハリソン・フォードは、現在70歳。「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」でも60代ながら華麗なアクションを見せていたが、この映画でも中々見せてくれています。まあスタローンもまだまだアクションの世界で健在だし、シュワちゃんも10年ぶりに俳優業に復帰して、「ラストスタンド」と言うバリバリの豪快アクションに出演しているぐらいだから、ハリソン・フォードは、その先導に立っている感じなんでしょうね。いつまでも見ていたいものですが…。
でこの映画にもウォルトン・ゴギンズが出ていました。無法者集団の一人ハントを演じています。プレデターに続いてエイリアンと戦ってくれるのかと思いきや、ジェイクに一発殴られて歯を折られ、ひたすらジェイクのことが好きだと言って知らぬ間にフェード・アウト。もうちょっと見せ場が欲しかったが、存在感はそこそこあり。こう言うコメディリリーフ的な役割のウォルトンも良い感じです。吹替えのほうも見たが、やはりウォルトンの声は、シェーンを演じていた佐藤晴男さんが一番ハマッてる。「ごめんなー、レーン!!!」のあの叫び声が忘れられない。
人気テレビシリーズ『ザ・シールド ルール無用の警察バッジ』でシェーン・ベンドレルを演じた俳優。ザ・シールドでは、ストライクチームの一員として、マイケル・チクリス演じるヴィック・マッキーらと共に犯罪を重ねた超悪刑事を演じたウォルトン・ゴギンズ。マイケル・チクリスは、『ファンタスティック・フォー』でザ・シング役で顔を覚えたが、ウォルトンは、このドラマで初めて知った…と思っていたが、実は、ジャッキー・チェン主演の「シャンハイ・ヌーン」や、「ボーン・アイデンティティー」など過去にも大作に出演していたようでちょっとびっくりした。シェーンと言う役があまりに強烈過ぎたのか、やはりこの人を見たらシェーンの人だなと思ってしまう。
かなりベテランの俳優さんなのかと思っていたらまだ41歳だそうで、ジム・カヴィーゼルよりも若いんですね。この間スターチャンネルで「プレデターズ」を見たら、なんとシェーンが…いや、ウォルトンが出ていた。強姦殺人を犯した死刑囚の役で、どことなくシェーンが生きてたらその成れの果てみたいな役どころに見えたが、プレデターと戦うも、脊髄と頭蓋骨を引き抜かれてしまうと言うえぐい死に様を見せていた。これはさすがにシェーンの時よりもインパクトがあってブッたまげた(苦笑)。
6代目ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグとハリソン・フォードが共演したことでも話題になった『カウボーイ & エイリアン』。19世紀のアリゾナが舞台で、不思議な腕輪をつけた記憶喪失の男・ジェイク・ロネガン(ダニエル・クレイグ)がとある西部の町にたどり着き、その町を支配するウッドロー・ダラーハイド(ハリソン・フォード)と共に突如宇宙から襲来したエイリアンたちと戦うお話。監督は、「アイアンマン」のジョン・ファヴロー、製作は、ロン・ハワード、製作総指揮がスピルバーグと何気にハリウッドSF界最強の製作布陣。西部劇の世界にエイリアンが登場するところや、SF映画に出演するダニエル・クレイグも新鮮であり、また、ハリソン・フォードとコンビを組むところも意外性抜群で楽しめた。
「スターウォーズ」の新作にも出演するのではないかと噂されているハリソン・フォードは、現在70歳。「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」でも60代ながら華麗なアクションを見せていたが、この映画でも中々見せてくれています。まあスタローンもまだまだアクションの世界で健在だし、シュワちゃんも10年ぶりに俳優業に復帰して、「ラストスタンド」と言うバリバリの豪快アクションに出演しているぐらいだから、ハリソン・フォードは、その先導に立っている感じなんでしょうね。いつまでも見ていたいものですが…。
でこの映画にもウォルトン・ゴギンズが出ていました。無法者集団の一人ハントを演じています。プレデターに続いてエイリアンと戦ってくれるのかと思いきや、ジェイクに一発殴られて歯を折られ、ひたすらジェイクのことが好きだと言って知らぬ間にフェード・アウト。もうちょっと見せ場が欲しかったが、存在感はそこそこあり。こう言うコメディリリーフ的な役割のウォルトンも良い感じです。吹替えのほうも見たが、やはりウォルトンの声は、シェーンを演じていた佐藤晴男さんが一番ハマッてる。「ごめんなー、レーン!!!」のあの叫び声が忘れられない。
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海外ドラマの新シリーズが気になる季節ですが、まもなく開局1年を迎えるBSの海外ドラマ専門局D-LIFEでは、来月からあの『リベンジ』のシーズン2がいよいよスタート。FOXチャンネルでは、バーン・ノーティスのシーズン5の吹替え版が3月から放送開始。『ウォーキング・デッド』の吹替え版も放送して欲しいのですが、まだかねえ…。注目は、AXNで4月からスタートする『HAWAII FIVE-0』のシーズン3。海に沈められてしまったコノの運命はいかに。『NIKITA / ニキータ』のシーズン3は、今秋の放送らしいのでまだ当分時間がかかりそう。それにしてもスパドラで放送された『ヒューマン・ターゲット』のシーズン2は、CGを使わないアクションシーンが多くて面白かったのに打ち切りになってしまったのは残念。
5月にシーズン2がスタートする『PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット』。シーズン1全視聴しましたが、アクションものと言えばそうかもしれないが、基本はサスペンスで、クールな演出が癖になるこのドラマ。日本の相棒みたいな雰囲気に派手なアクション成分とハイテクを組み合わせたような感じでそれなりに見応えがあった。わけありの元CIAのエージェント、ジョン・リースと、政府の依頼を受けてテロ対策用に巨大な監視システムを作り上げたコンピュータの天才ハロルド・フィンチのユニークなコンビネーションも印象に残るが、何より街中のあらゆる場所に設置されている監視カメラを駆使して、未来に起こりうる犯罪を未然に防ぐと言う斬新な設定が面白い。
今まで監視社会の問題を描いた映画は、過去に何度も作られているが、このドラマは、監視システムを犯罪捜査にフル活用して、監視社会を完全に「善」として描いているところも何気に新しい。正義のためなら監視もOK的な感じなんですけど、でもこれ、リアルにあるとちょっと怖いかもね…。そして、誰が加害者で誰が被害者なのかも最後までじっくり見ていないと判然としないところも今までにないタイプで面白い。実質行動を起こすのは、リース一人で、リースが毎回ターミネーター的な超人的な活躍をするのが見所の一つでもあるのだが、一方で脚に障害があり、体が不自由なハロルドの密かな行動にも目を引く。リースと殺された恋人との関係、ハロルドとその親友のネイサン・イングラムとの関係など謎に包まれた二人の過去がフラッシュバックで小出しで静かに描かれているのも何気に良い演出。アクション好きとしては、リースの人並み外れた戦いに目を奪われるし、次シーズンでももっと強烈な活躍を見せて欲しいと思っているのですが、それにしてもリース役のジム・カヴィーゼルがカッコ良いですね。
ジム・カヴィーゼル、あまり聞かない名前だなあと思っていたら、メル・ギブソンが監督したあの問題作「パッション」でイエス・キリストを演じた人だったんですね。最近では、『プリズナー No.6』のリメイク版でも主演しているし、知らず知らずのうちに結構いろんなところで見ていた。若い頃のケビン・コスナーとかジョージ・クルーニーにちょっと似てるかなあとも思ったけど、長身だしがっちりしてるから、このようなアクションものは、まさにハマり役だと思う。吹替え版の声もこれまた良い雰囲気にハマっているんですよね。ハロルド役の牛山茂氏もぴったりマッチしているし、まだまだこのコンビは見続けたい。
ニコラス・ケイジの『ザ・ロック』にF-18のパイロット役で出ていたカヴィーゼル…。
5月にシーズン2がスタートする『PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット』。シーズン1全視聴しましたが、アクションものと言えばそうかもしれないが、基本はサスペンスで、クールな演出が癖になるこのドラマ。日本の相棒みたいな雰囲気に派手なアクション成分とハイテクを組み合わせたような感じでそれなりに見応えがあった。わけありの元CIAのエージェント、ジョン・リースと、政府の依頼を受けてテロ対策用に巨大な監視システムを作り上げたコンピュータの天才ハロルド・フィンチのユニークなコンビネーションも印象に残るが、何より街中のあらゆる場所に設置されている監視カメラを駆使して、未来に起こりうる犯罪を未然に防ぐと言う斬新な設定が面白い。
今まで監視社会の問題を描いた映画は、過去に何度も作られているが、このドラマは、監視システムを犯罪捜査にフル活用して、監視社会を完全に「善」として描いているところも何気に新しい。正義のためなら監視もOK的な感じなんですけど、でもこれ、リアルにあるとちょっと怖いかもね…。そして、誰が加害者で誰が被害者なのかも最後までじっくり見ていないと判然としないところも今までにないタイプで面白い。実質行動を起こすのは、リース一人で、リースが毎回ターミネーター的な超人的な活躍をするのが見所の一つでもあるのだが、一方で脚に障害があり、体が不自由なハロルドの密かな行動にも目を引く。リースと殺された恋人との関係、ハロルドとその親友のネイサン・イングラムとの関係など謎に包まれた二人の過去がフラッシュバックで小出しで静かに描かれているのも何気に良い演出。アクション好きとしては、リースの人並み外れた戦いに目を奪われるし、次シーズンでももっと強烈な活躍を見せて欲しいと思っているのですが、それにしてもリース役のジム・カヴィーゼルがカッコ良いですね。
ジム・カヴィーゼル、あまり聞かない名前だなあと思っていたら、メル・ギブソンが監督したあの問題作「パッション」でイエス・キリストを演じた人だったんですね。最近では、『プリズナー No.6』のリメイク版でも主演しているし、知らず知らずのうちに結構いろんなところで見ていた。若い頃のケビン・コスナーとかジョージ・クルーニーにちょっと似てるかなあとも思ったけど、長身だしがっちりしてるから、このようなアクションものは、まさにハマり役だと思う。吹替え版の声もこれまた良い雰囲気にハマっているんですよね。ハロルド役の牛山茂氏もぴったりマッチしているし、まだまだこのコンビは見続けたい。
ニコラス・ケイジの『ザ・ロック』にF-18のパイロット役で出ていたカヴィーゼル…。
1979年の日本のテレビ界は、まさに歴史的な一年であり、数々の名作ドラマやアニメが生まれた年。戦隊シリーズもこの年にスタートしたバトルフィーバーJからまもなく始まるキョウリュウジャーまで今まで途絶えず続いているのが凄いですね。あの頃は、アクション刑事ドラマが各局そろっておりました。日テレが大都会PARTⅢに太陽にほえろ!、フジが大空港、テレビ朝日は、特捜最前線に、この年に西部警察をスタートさせている。そして、TBSは、Gメンに新七人の刑事と、もう一つ忘れてはならない名作刑事ドラマをこの年に誕生させています。
それは『噂の刑事トミーとマツ』。警視庁富士見署捜査課の岡野富夫・通称トミー(国広富之)と松山進・マツ(松崎しげる)の凸凹コンビが様々な事件を解決する痛快アクション刑事ドラマ。あぶない刑事などのバディもの刑事ドラマの先駆けと言う感じでしたが、当時人気だったアメリカドラマの『刑事スタスキー&ハッチ』を意識して作られたとか。スタハチは、当時TBSが火曜の夜10時から放送していたみたいですが、やはり、局の関連で生まれた作品なんですね。女にもてず気性の荒いマツと、女にもてるが気が弱い新米刑事のトミーのオセロ的なドジコンビぶりの掛け合いが面白くてリアルタイムで熱中し、再放送もよく見ました。数年前にスカパーでも放送されていましたが、今は、TBSチャンネル2で放送中。この間無料放送期間があったので久しぶりに数本見ましたが、やはり面白いですね。
このドラマの見所は、なんと言ってもトミーのハルク的な変身ぶり。二人が危険な状況下に置かれると、必ずやマツがトミーに「オトコオンナのトミコー!」と叫ぶ。それを聞いたトミーが耳をぴくぴくさせて、あれよという間に人格が変化して超人的なパワフルファイターに変身し、悪党を痛快に倒していく。特別なスーツは着ないがこの辺の要素はまさに特撮ヒーローとなんら変わらない(笑)。なんせ擬斗は、今も戦隊シリーズやライダーシリーズのアクション監督として活躍する金田治氏だし、毎回トミーが繰り出すアクロバティックなアクションは、確かに日本のヒーローアクションそのものだ。当時大人気を得たトミマツは、2シリーズに渡り製作されていますが、第1シリーズには、トミーの姉・岡野幸子役で当時JACの人気スターだった志穂美悦子さんがレギュラー出演している。劇中では目立ったアクションシーンはなかったが、志穂美さんが姉役だと、トミーが変身して強くなっても違和感がないし、ある意味説得力のある配役だ(笑)。
この間見た再放送は、第2シリーズの序盤の回でしたが、課長役が初代の林隆三氏から石立鉄男氏演じる相模五郎に代わっていた。石立鉄男と言えば大映ドラマの名選手と言う印象で、大映が手がけた数々のドラマに出演していた記憶がありますが、よくよく考えてみたら、このトミーとマツも大映テレビの作品だったんですね。なるほど石立さんが出ていてもなんら不思議ではない。大映テレビと言えば、1970年代の赤いシリーズとか、80年代は、スクールウォーズを代表する青春もののドラマシリーズのイメージが強いですが、この時期は、刑事ドラマも数多く製作していたようです。トミマツ以外にも「夜明けの刑事」「明日の刑事」と言うのがあるそうですが、これらは残念ながらまだ未見。確かにトミマツのあのドタバタな動きは、大映クサさを感じる(笑)。事件の描き方も独特の暗さがあって、いかにも大映チックだ。
「マツ気絶! 巨大クレーン対ターザントミー」には、西部警察にもよく出ていた市川好朗氏が暴走族グループのリーダー役で出演していたが、あの姿見たら、西部PARTⅢ「大門軍団フォーメーション」で演じていたマッドマックス風味の暴走バイク集団のリーダー「皇帝」と呼ばれる男を思い出した(苦笑)。「漁港の決闘!決まったトミーの鯨突き」では、現在は、笑点の座布団運びでも有名な山田隆夫氏がほんの出来心で金を盗んだことから、事件が大きくなっていき、やくざに数々の罪をなすりつけられて人生のどん底に落ちていくラーメン屋の青年役を熱演していた。この話は展開がなかなか面白かった。
トミマツと言えば、エンディングも印象的でした。マツ役の松崎しげる氏が歌う「ワンダフルモーメント」。リアルタイムの時は、ワンダフルモーメントのほうが強く印象に残っていたけど、この間見たら、第2シリーズで流れていた「愛の静けさ」のほうも良くてCD買おうかと思ってしまったほど(笑)。劇中、聞き込みのシーンで流れる「人生は~道のない 道を進むロマン~うわさのけいじ~」と言うフレーズだけの挿入歌がある。リアルタイム当時、これ誰が歌ってるのか気になったが、トミー役の国広さんが歌っていたんですね。今の今まで知らなかった(汗)。DVDも出ているみたいだが、レンタルとか出ないかな…。第1シリーズをもう一度見たい。
二人が雨の中傘の取り合いをするエンディングもやはり良い。
それは『噂の刑事トミーとマツ』。警視庁富士見署捜査課の岡野富夫・通称トミー(国広富之)と松山進・マツ(松崎しげる)の凸凹コンビが様々な事件を解決する痛快アクション刑事ドラマ。あぶない刑事などのバディもの刑事ドラマの先駆けと言う感じでしたが、当時人気だったアメリカドラマの『刑事スタスキー&ハッチ』を意識して作られたとか。スタハチは、当時TBSが火曜の夜10時から放送していたみたいですが、やはり、局の関連で生まれた作品なんですね。女にもてず気性の荒いマツと、女にもてるが気が弱い新米刑事のトミーのオセロ的なドジコンビぶりの掛け合いが面白くてリアルタイムで熱中し、再放送もよく見ました。数年前にスカパーでも放送されていましたが、今は、TBSチャンネル2で放送中。この間無料放送期間があったので久しぶりに数本見ましたが、やはり面白いですね。
このドラマの見所は、なんと言ってもトミーのハルク的な変身ぶり。二人が危険な状況下に置かれると、必ずやマツがトミーに「オトコオンナのトミコー!」と叫ぶ。それを聞いたトミーが耳をぴくぴくさせて、あれよという間に人格が変化して超人的なパワフルファイターに変身し、悪党を痛快に倒していく。特別なスーツは着ないがこの辺の要素はまさに特撮ヒーローとなんら変わらない(笑)。なんせ擬斗は、今も戦隊シリーズやライダーシリーズのアクション監督として活躍する金田治氏だし、毎回トミーが繰り出すアクロバティックなアクションは、確かに日本のヒーローアクションそのものだ。当時大人気を得たトミマツは、2シリーズに渡り製作されていますが、第1シリーズには、トミーの姉・岡野幸子役で当時JACの人気スターだった志穂美悦子さんがレギュラー出演している。劇中では目立ったアクションシーンはなかったが、志穂美さんが姉役だと、トミーが変身して強くなっても違和感がないし、ある意味説得力のある配役だ(笑)。
この間見た再放送は、第2シリーズの序盤の回でしたが、課長役が初代の林隆三氏から石立鉄男氏演じる相模五郎に代わっていた。石立鉄男と言えば大映ドラマの名選手と言う印象で、大映が手がけた数々のドラマに出演していた記憶がありますが、よくよく考えてみたら、このトミーとマツも大映テレビの作品だったんですね。なるほど石立さんが出ていてもなんら不思議ではない。大映テレビと言えば、1970年代の赤いシリーズとか、80年代は、スクールウォーズを代表する青春もののドラマシリーズのイメージが強いですが、この時期は、刑事ドラマも数多く製作していたようです。トミマツ以外にも「夜明けの刑事」「明日の刑事」と言うのがあるそうですが、これらは残念ながらまだ未見。確かにトミマツのあのドタバタな動きは、大映クサさを感じる(笑)。事件の描き方も独特の暗さがあって、いかにも大映チックだ。
「マツ気絶! 巨大クレーン対ターザントミー」には、西部警察にもよく出ていた市川好朗氏が暴走族グループのリーダー役で出演していたが、あの姿見たら、西部PARTⅢ「大門軍団フォーメーション」で演じていたマッドマックス風味の暴走バイク集団のリーダー「皇帝」と呼ばれる男を思い出した(苦笑)。「漁港の決闘!決まったトミーの鯨突き」では、現在は、笑点の座布団運びでも有名な山田隆夫氏がほんの出来心で金を盗んだことから、事件が大きくなっていき、やくざに数々の罪をなすりつけられて人生のどん底に落ちていくラーメン屋の青年役を熱演していた。この話は展開がなかなか面白かった。
トミマツと言えば、エンディングも印象的でした。マツ役の松崎しげる氏が歌う「ワンダフルモーメント」。リアルタイムの時は、ワンダフルモーメントのほうが強く印象に残っていたけど、この間見たら、第2シリーズで流れていた「愛の静けさ」のほうも良くてCD買おうかと思ってしまったほど(笑)。劇中、聞き込みのシーンで流れる「人生は~道のない 道を進むロマン~うわさのけいじ~」と言うフレーズだけの挿入歌がある。リアルタイム当時、これ誰が歌ってるのか気になったが、トミー役の国広さんが歌っていたんですね。今の今まで知らなかった(汗)。DVDも出ているみたいだが、レンタルとか出ないかな…。第1シリーズをもう一度見たい。
二人が雨の中傘の取り合いをするエンディングもやはり良い。
秘密戦隊ゴレンジャーから大戦隊ゴーグルファイブまで戦隊シリーズの初期6作品を盛り上げた音楽は、いわゆる「宙明サウンド」と呼ばれるものですが、特撮ヒーローものの音楽と言えば、やはり渡辺宙明氏を思い出します。戦隊以前のイナズマンやキカイダーシリーズなど石森章太郎作品の音楽もやはり宙明氏が担当されていましたが、まさに特撮音楽の祖と言う印象でいろんな曲が耳に焼き付き、心打たれました。キカイダーと言えば、ブラスにエレキギターのハーモニーの最高潮「01ロック」。これは、スピード感抜群でノリノリで素晴らしく熱い。
宙明サウンドと言えば、忘れてならないのが宇宙刑事シリーズ。宇宙刑事ギャバンからシャイダー、そして、巨獣特捜ジャスピオン、時空戦士スピルバンまでのメタルヒーローシリーズの音楽も担当されていました。宇宙刑事シリーズでとくに特色を感じるのはやはりレーザーブレードのテーマ。ギャバンのレーザーブレードのテーマは、当初は、マクーの襲撃をイメージして作られたそうです。あの高揚感バリバリのブラスとストリングスの勇ましいメロディを最後の決め技のテーマにした選曲の方のセンスは実に素晴らしかったですね。以後、シャリバンとシャイダーは、最初からレーザーブレードのテーマが作られていましたが、個人的には、有名なギャバンのよりもシャリバンのレーザーブレードのテーマのほうが好きですね。ギャバンのものをよりメロディアスに、より高揚感が増して、とどめのシャリバンクラッシュを物凄くゴージャスに盛り上げていました。シャイダーの場合は、本家のレーザーブレードのテーマよりも「出撃!超次元戦闘母艦」と言うタイトルの3曲目のBGMのほうがマッチしていると思うが、劇中では、2話ほどしか使われていなかった。
宇宙刑事シリーズの後に登場したジャスピオンの曲も印象に残るものがたくさんありますが、戦闘シーンでよく使われていた「Desperate War」の一連のスケール感のある楽曲とか、串田アキラ氏が歌った挿入歌もそれぞれに特色があって聴き応えがありました。ジャスピオンは、海外輸出プレゼンテーション用フィルムのために英語バージョンの主題歌(I’m Juspion)、エンディング(A wolf in Space Juspion)も作られていましたが、それもお気に入りです。特撮ヒーローものの音楽で英語バージョンがあるのは、他にタイムレンジャーぐらいしか知りませんが、それが功を奏したのかジャスピオンは、ブラジルでいまだ絶大な人気を誇っているようですね。宇宙刑事シリーズの英語バージョンも聴いてみたいところです。
戦隊ものの主題歌は、一人の作品とは思えないぐらい本当にどれも毛色の違う名曲ばかりですが、特に好きなのは、デンジマンとサンバルカン、ゴーグルファイブの三曲。デンジマンは、とくに冒頭のイントロ部分。あのシンセパートのピコピコ音が今聞いてもかっこ良くて、リアルタイムで初めて見た時は、物凄くメカニカルな印象で鳥肌が立ったほど。サンバルカンは、当時絵本とセットになったコロちゃんパックのカセットテープを買ってもらい、家や車の中でもよく聞いていましたね。曲も素晴らしいが、詞の世界も壮大で美しかった。太陽がなくなったら、本当に地球はどうなってしまうのかと幼いながら深刻に考えさせられた(笑)。太陽の大事さを教えてくれた素晴らしい歌。ゴーグルファイブもイントロから転調してサビに至るまでさわやかで疾走感溢れるリズムが素晴らしくカッコ良い。ゴーグルファイブの主題歌には、冒頭に「ゴーグルファイブ・ゴーゴー」のコーラスが入った別バージョンもあったが、そっちもやはりお気に入りです。
さて、宙明サウンドと言えば、宙明さんの関わった作品の中では、必ずと言っていいほどあるいわゆる「流用曲」。バトルフィーバーの戦闘シーンでジャッカーの曲が、サンバルカンの戦闘シーンでデンジマンの曲が、ゴーグルファイブの戦闘シーンでサンバルカンの曲が流れたなんてのはよくある話。バトルフィーバーなんて、ペンタフォースの時は、キカイダーの楽曲だし、バトルフィーバーロボが電光険・唐竹割りの必殺技を出す時に流れる曲は、イナズマンからの流用でしたね。宇宙刑事シリーズでもシャリバンにギャバンの曲が使われたり、シャイダーに前の二作品のBGMが使用されることが多かったが、その集大成的な作品だったのが起動刑事ジバン。これは、制作上のトラブルで急遽宙明さんが音楽を担当することになったそうですが、制作時間があまりなかったためか、宇宙刑事シリーズや巨獣特捜ジャスピオンなど過去の宙明サウンドをありったけそろえて選曲されていた。ジバンは、リアルタイムでは見なかったのだが、数年前に機会があって見てみたら、凄まじい流用の嵐で衝撃を受けた(笑)。
ジバンの後に放送された特警ウインスペクターもメタルダーからの流用曲が多かったが、この時期のメタルヒーローは、劇中曲不遇の時代だったのでしょうか。でも、別の楽しみができていろんな発見ができるので逆に面白いかもしれませんね。
ささき氏のパワフルなボーカルとボンゴやドラムのリズムがたまらない魅力の
ジャッカー電撃隊の主題歌も素晴らしい名曲!
宙明サウンドと言えば、忘れてならないのが宇宙刑事シリーズ。宇宙刑事ギャバンからシャイダー、そして、巨獣特捜ジャスピオン、時空戦士スピルバンまでのメタルヒーローシリーズの音楽も担当されていました。宇宙刑事シリーズでとくに特色を感じるのはやはりレーザーブレードのテーマ。ギャバンのレーザーブレードのテーマは、当初は、マクーの襲撃をイメージして作られたそうです。あの高揚感バリバリのブラスとストリングスの勇ましいメロディを最後の決め技のテーマにした選曲の方のセンスは実に素晴らしかったですね。以後、シャリバンとシャイダーは、最初からレーザーブレードのテーマが作られていましたが、個人的には、有名なギャバンのよりもシャリバンのレーザーブレードのテーマのほうが好きですね。ギャバンのものをよりメロディアスに、より高揚感が増して、とどめのシャリバンクラッシュを物凄くゴージャスに盛り上げていました。シャイダーの場合は、本家のレーザーブレードのテーマよりも「出撃!超次元戦闘母艦」と言うタイトルの3曲目のBGMのほうがマッチしていると思うが、劇中では、2話ほどしか使われていなかった。
宇宙刑事シリーズの後に登場したジャスピオンの曲も印象に残るものがたくさんありますが、戦闘シーンでよく使われていた「Desperate War」の一連のスケール感のある楽曲とか、串田アキラ氏が歌った挿入歌もそれぞれに特色があって聴き応えがありました。ジャスピオンは、海外輸出プレゼンテーション用フィルムのために英語バージョンの主題歌(I’m Juspion)、エンディング(A wolf in Space Juspion)も作られていましたが、それもお気に入りです。特撮ヒーローものの音楽で英語バージョンがあるのは、他にタイムレンジャーぐらいしか知りませんが、それが功を奏したのかジャスピオンは、ブラジルでいまだ絶大な人気を誇っているようですね。宇宙刑事シリーズの英語バージョンも聴いてみたいところです。
戦隊ものの主題歌は、一人の作品とは思えないぐらい本当にどれも毛色の違う名曲ばかりですが、特に好きなのは、デンジマンとサンバルカン、ゴーグルファイブの三曲。デンジマンは、とくに冒頭のイントロ部分。あのシンセパートのピコピコ音が今聞いてもかっこ良くて、リアルタイムで初めて見た時は、物凄くメカニカルな印象で鳥肌が立ったほど。サンバルカンは、当時絵本とセットになったコロちゃんパックのカセットテープを買ってもらい、家や車の中でもよく聞いていましたね。曲も素晴らしいが、詞の世界も壮大で美しかった。太陽がなくなったら、本当に地球はどうなってしまうのかと幼いながら深刻に考えさせられた(笑)。太陽の大事さを教えてくれた素晴らしい歌。ゴーグルファイブもイントロから転調してサビに至るまでさわやかで疾走感溢れるリズムが素晴らしくカッコ良い。ゴーグルファイブの主題歌には、冒頭に「ゴーグルファイブ・ゴーゴー」のコーラスが入った別バージョンもあったが、そっちもやはりお気に入りです。
さて、宙明サウンドと言えば、宙明さんの関わった作品の中では、必ずと言っていいほどあるいわゆる「流用曲」。バトルフィーバーの戦闘シーンでジャッカーの曲が、サンバルカンの戦闘シーンでデンジマンの曲が、ゴーグルファイブの戦闘シーンでサンバルカンの曲が流れたなんてのはよくある話。バトルフィーバーなんて、ペンタフォースの時は、キカイダーの楽曲だし、バトルフィーバーロボが電光険・唐竹割りの必殺技を出す時に流れる曲は、イナズマンからの流用でしたね。宇宙刑事シリーズでもシャリバンにギャバンの曲が使われたり、シャイダーに前の二作品のBGMが使用されることが多かったが、その集大成的な作品だったのが起動刑事ジバン。これは、制作上のトラブルで急遽宙明さんが音楽を担当することになったそうですが、制作時間があまりなかったためか、宇宙刑事シリーズや巨獣特捜ジャスピオンなど過去の宙明サウンドをありったけそろえて選曲されていた。ジバンは、リアルタイムでは見なかったのだが、数年前に機会があって見てみたら、凄まじい流用の嵐で衝撃を受けた(笑)。
ジバンの後に放送された特警ウインスペクターもメタルダーからの流用曲が多かったが、この時期のメタルヒーローは、劇中曲不遇の時代だったのでしょうか。でも、別の楽しみができていろんな発見ができるので逆に面白いかもしれませんね。
ささき氏のパワフルなボーカルとボンゴやドラムのリズムがたまらない魅力の
ジャッカー電撃隊の主題歌も素晴らしい名曲!
一昨日は29(肉)の日と言うことで、巷ではキン肉マンの日とも言われているようですが、そう言えば、吉野家の牛丼のうまさを知ったのもこのアニメがきっかけでした。吉野家で牛丼を食べる度「牛丼一筋300年、早いのうまいのやっすいのぅ~」のあのテーマソングが思い浮かんだ少年時代。日テレプラスで放送中のキン肉マンは、只今「キン肉星王位争奪戦」編が放送中でございますが、このシリーズは、リアルタイムではほとんど見ることはありませんでした。
まず、声優陣がキン肉マンとミート君以外全て変更されてしまったことと、主題歌や劇中のBGMも新しくなったが、いまいちパッとせず、前よりも熱さや緊迫感がなくなってしまったのと、あと作画も演出もオリジナルと比べると妙な雰囲気で好きにはなれなかった。声優陣は別段入れ替えなくても良かったような気がするのですが、なぜあのようなことになってしまったのか未だに疑問だ。せめてロビンマスクぐらいはオリジナルの郷里大輔さんの迫力ボイスで聞きたかったなあ。今仮に新作ができるとしてもきっと声優陣は総入れ替えになってしまうだろうし、そう思うと少し寂しい気も致します。ところでこのシリーズには、コニタくんと呼ばれるアニメオリジナルのキャラクターが登場しているのですが、当時FMWで過激なファイトを繰り広げていたあの人がモデルだったんですね。物凄く時代を感じた。
それにしても改めてオリジナルを見返すと素晴らしく声優陣がマッチしていますね。もうあれ以上はないってぐらい本当にクオリティの高い人選だったんだなあと思う。80年代、北斗の拳、シティハンターと立て続けに主人公の声を担当されていた神谷明氏の神がかりな演技力がなければ、キン肉マンの熱いファイトにあれほどの輝きは生まれなかったのではないだろうか。そして、当時サンバルカンや宇宙刑事シリーズで有名だった串田アキラ氏が主題歌や挿入歌を歌ったことも素晴らしく効果的で、キン肉マンたちの熱いファイトを物凄く惹き立てていた。序盤は、ドクタースランプのようなギャグ系だったのが、超人オリンピック編辺りから少しずつシリアスなプロレスファイトが中心になり、その流れが急な路線変更ではなくて、物凄く自然に移り変わっていくのが面白い。アニメのほうは、キン骨マンや五分刈刑事、アデランスの中野さんのシーンを合間合間に挟んでギャグテイストを維持していたが、7人の悪魔超人編からまたがらっと雰囲気が変わっていき、どんどん超絶な展開になっていった。
再放送のほうは、第2回超人オリンピックの決勝戦の終盤ですが、キン肉マンとウォーズマンの激烈な戦いにも熱中しました当時。第1回超人オリンピックの試合でラーメンマンがブロッケンマンを手打ちラーメンにしてしまう展開はさすがにドン引きしてしまったが(笑)、第2回では、親父の復讐のためにあらわれたブロッケンJr.と対戦して、ラーメンマンがやはり勝ってしまう。試合後にラーメンマンがブロッケンJr.に「親父のことは忘れろ。そうすればお前は強くなる」と捨て台詞を残し、その言葉に胸打たれたのか、ブロッケンJr.は、その後ラーメンマンのセコンドにつくことになるのだが、親父をラーメンにされて食われてしまったのに、なんて寛大な奴なんだと、ラーメンマンを許したブロッケンJr.のことがその時物凄く好きになった(笑)。しかし冷静に考えるとなんて恐ろしい奴だったんだラーメンマン。
そのラーメンマンがウォーズマンとの死闘で植物状態になってしまう展開は、泣いたなあ当時。キン肉マンにウォーズマンの研究をさせるため、自ら捨て石になって敗北するところがまた泣けた。これ以後、キン肉マンのために命をかけて死んでいく超人たちが増えていくのだが、死んでもすぐに生き返るのが定番になってしまって、どんどんなんでもありな展開になって行くところがいかにも80年代らしくてまた良かったんですね。やはり今見ても面白いキン肉マン。ああ、また久しぶりに牛丼が食いたくなってきた…。
まず、声優陣がキン肉マンとミート君以外全て変更されてしまったことと、主題歌や劇中のBGMも新しくなったが、いまいちパッとせず、前よりも熱さや緊迫感がなくなってしまったのと、あと作画も演出もオリジナルと比べると妙な雰囲気で好きにはなれなかった。声優陣は別段入れ替えなくても良かったような気がするのですが、なぜあのようなことになってしまったのか未だに疑問だ。せめてロビンマスクぐらいはオリジナルの郷里大輔さんの迫力ボイスで聞きたかったなあ。今仮に新作ができるとしてもきっと声優陣は総入れ替えになってしまうだろうし、そう思うと少し寂しい気も致します。ところでこのシリーズには、コニタくんと呼ばれるアニメオリジナルのキャラクターが登場しているのですが、当時FMWで過激なファイトを繰り広げていたあの人がモデルだったんですね。物凄く時代を感じた。
それにしても改めてオリジナルを見返すと素晴らしく声優陣がマッチしていますね。もうあれ以上はないってぐらい本当にクオリティの高い人選だったんだなあと思う。80年代、北斗の拳、シティハンターと立て続けに主人公の声を担当されていた神谷明氏の神がかりな演技力がなければ、キン肉マンの熱いファイトにあれほどの輝きは生まれなかったのではないだろうか。そして、当時サンバルカンや宇宙刑事シリーズで有名だった串田アキラ氏が主題歌や挿入歌を歌ったことも素晴らしく効果的で、キン肉マンたちの熱いファイトを物凄く惹き立てていた。序盤は、ドクタースランプのようなギャグ系だったのが、超人オリンピック編辺りから少しずつシリアスなプロレスファイトが中心になり、その流れが急な路線変更ではなくて、物凄く自然に移り変わっていくのが面白い。アニメのほうは、キン骨マンや五分刈刑事、アデランスの中野さんのシーンを合間合間に挟んでギャグテイストを維持していたが、7人の悪魔超人編からまたがらっと雰囲気が変わっていき、どんどん超絶な展開になっていった。
再放送のほうは、第2回超人オリンピックの決勝戦の終盤ですが、キン肉マンとウォーズマンの激烈な戦いにも熱中しました当時。第1回超人オリンピックの試合でラーメンマンがブロッケンマンを手打ちラーメンにしてしまう展開はさすがにドン引きしてしまったが(笑)、第2回では、親父の復讐のためにあらわれたブロッケンJr.と対戦して、ラーメンマンがやはり勝ってしまう。試合後にラーメンマンがブロッケンJr.に「親父のことは忘れろ。そうすればお前は強くなる」と捨て台詞を残し、その言葉に胸打たれたのか、ブロッケンJr.は、その後ラーメンマンのセコンドにつくことになるのだが、親父をラーメンにされて食われてしまったのに、なんて寛大な奴なんだと、ラーメンマンを許したブロッケンJr.のことがその時物凄く好きになった(笑)。しかし冷静に考えるとなんて恐ろしい奴だったんだラーメンマン。
そのラーメンマンがウォーズマンとの死闘で植物状態になってしまう展開は、泣いたなあ当時。キン肉マンにウォーズマンの研究をさせるため、自ら捨て石になって敗北するところがまた泣けた。これ以後、キン肉マンのために命をかけて死んでいく超人たちが増えていくのだが、死んでもすぐに生き返るのが定番になってしまって、どんどんなんでもありな展開になって行くところがいかにも80年代らしくてまた良かったんですね。やはり今見ても面白いキン肉マン。ああ、また久しぶりに牛丼が食いたくなってきた…。
『ナイトライダーネクスト』第6話「Knight of the Living Dead」は、日本では、「悪夢のハロウィンナイト」と名づけられていますが、原題は、ジョージ・A・ロメロのホラーの名作「Night of the Living Dead」を文字った風なタイトルになっています。
内容のほうは、ハロウィンの夜にSSC(ナイトインダストリーズ・研究開発部衛星監視機関)で起きた殺人事件とそれに絡んで巻き起こる騒動が描かれています。嵐の中、輸送機でフライトするマイクとサラ。マイクは、仮装しながらSSCで働くビリーとゾーイにいたずらを仕掛けて、二人がまんまとそれにはまっている様子を監視モニターで確認しながらニヤニヤしている。ちょっと悪趣味なところがあるマイクではありますが、チャールズも自分が開発した「動く手」でビリー達を驚かせて満足気。それぞれがハロウィンの夜を楽しむ中、チャールズとゾーイがメインフレーム室でスタッフの一人のボビーの遺体を発見する。最初はマイクのいたずらだと思っていた二人だが、ボビーは銃で撃たれ殺されていた。その直後、三発の銃声が鳴り、チャールズとゾーイは、暗闇の中で気を失う。SSCは緊急封鎖され、外部アクセスの禁止により、マイク達が乗る輸送機との通信も遮断されてしまう。SSC内はパニックに陥り、やがてキットの自爆プログラムがメインフレームを介して起動していたことが判明する。起動した人物の指紋照合がないと自爆プログラムが止められないことから、チャールズたちは、急いでSSC内にいる潜入者を見つけ出さなければならない。一方マイク達は、自力で自爆プログラムを止めようとするが、キットは、自分を輸送機から捨てるようマイク達に申し出る…。
SSC内部と輸送機で移動中のマイク達の混乱が同時展開するこのエピソード。一時は、キャリーが犯人扱いされるも真犯人は、意外なところに。チャールズ博士がキットに自爆プログラムを仕掛けた理由が後に登場するカールと関係している事実が明かされるなど、注目点もあったが、ナイト3000のカーアクションはなく、ほとんど密室劇的な内容で、アクション的にはいまいち。しかし、24的な緊迫感があったり、自爆プログラムが起動して少し感情的になるキットがマイク達との様々な思い出を回想している場面は、オリジナルのキットを彷彿とさせ懐かしくなった。
ハロウィンの話と言えば、オリジナルにもありましたね。「HALLOWEEN KNIGHT(幽霊殺人事件・謎のゴリラを追え!)」。ハロウィン前日の夜にボニーが目撃した殺人事件の犯人をマイケル達が探し出すストーリーでしたが、こちらでは、ナイト財団のメンバーが仮装しておりました。マイケルは、レット・バトラー(キットはハムレットと言っていた)、そしてデボンがルイ14世、サイモンは、ギャラクティカのサイロン兵のマスクを被っていました。アルフレッド・ヒッチコックの「サイコ」がオマージュされており、様々な怪奇現象演出や、実際にサイコで使われた屋敷が劇中に登場したり、シャワー室のパロディシーンやBGMもサイコ風なアレンジが施されたりと、遊び心満載の一作でした。ネクストのハロウィンの話は、オリジナルのカメレオンの話(KNIGHT OF THE CHAMELEON:復讐のカメレオンマン・千の顔を持つ男)もなんとなく彷彿とさせます。
ところで、この話でナイト3000がピンク色をコーディネートしたオープンカーにトランスフォームしていたが、ナイト3000もナイト2000と同じようにオープンカーになれる機能があるようです。
せめてネクストにもこれぐらいのジャンプシーンが欲しかった…。
内容のほうは、ハロウィンの夜にSSC(ナイトインダストリーズ・研究開発部衛星監視機関)で起きた殺人事件とそれに絡んで巻き起こる騒動が描かれています。嵐の中、輸送機でフライトするマイクとサラ。マイクは、仮装しながらSSCで働くビリーとゾーイにいたずらを仕掛けて、二人がまんまとそれにはまっている様子を監視モニターで確認しながらニヤニヤしている。ちょっと悪趣味なところがあるマイクではありますが、チャールズも自分が開発した「動く手」でビリー達を驚かせて満足気。それぞれがハロウィンの夜を楽しむ中、チャールズとゾーイがメインフレーム室でスタッフの一人のボビーの遺体を発見する。最初はマイクのいたずらだと思っていた二人だが、ボビーは銃で撃たれ殺されていた。その直後、三発の銃声が鳴り、チャールズとゾーイは、暗闇の中で気を失う。SSCは緊急封鎖され、外部アクセスの禁止により、マイク達が乗る輸送機との通信も遮断されてしまう。SSC内はパニックに陥り、やがてキットの自爆プログラムがメインフレームを介して起動していたことが判明する。起動した人物の指紋照合がないと自爆プログラムが止められないことから、チャールズたちは、急いでSSC内にいる潜入者を見つけ出さなければならない。一方マイク達は、自力で自爆プログラムを止めようとするが、キットは、自分を輸送機から捨てるようマイク達に申し出る…。
SSC内部と輸送機で移動中のマイク達の混乱が同時展開するこのエピソード。一時は、キャリーが犯人扱いされるも真犯人は、意外なところに。チャールズ博士がキットに自爆プログラムを仕掛けた理由が後に登場するカールと関係している事実が明かされるなど、注目点もあったが、ナイト3000のカーアクションはなく、ほとんど密室劇的な内容で、アクション的にはいまいち。しかし、24的な緊迫感があったり、自爆プログラムが起動して少し感情的になるキットがマイク達との様々な思い出を回想している場面は、オリジナルのキットを彷彿とさせ懐かしくなった。
ハロウィンの話と言えば、オリジナルにもありましたね。「HALLOWEEN KNIGHT(幽霊殺人事件・謎のゴリラを追え!)」。ハロウィン前日の夜にボニーが目撃した殺人事件の犯人をマイケル達が探し出すストーリーでしたが、こちらでは、ナイト財団のメンバーが仮装しておりました。マイケルは、レット・バトラー(キットはハムレットと言っていた)、そしてデボンがルイ14世、サイモンは、ギャラクティカのサイロン兵のマスクを被っていました。アルフレッド・ヒッチコックの「サイコ」がオマージュされており、様々な怪奇現象演出や、実際にサイコで使われた屋敷が劇中に登場したり、シャワー室のパロディシーンやBGMもサイコ風なアレンジが施されたりと、遊び心満載の一作でした。ネクストのハロウィンの話は、オリジナルのカメレオンの話(KNIGHT OF THE CHAMELEON:復讐のカメレオンマン・千の顔を持つ男)もなんとなく彷彿とさせます。
ところで、この話でナイト3000がピンク色をコーディネートしたオープンカーにトランスフォームしていたが、ナイト3000もナイト2000と同じようにオープンカーになれる機能があるようです。
せめてネクストにもこれぐらいのジャンプシーンが欲しかった…。
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