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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2026/05月

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1979年の日本のテレビ界は、まさに歴史的な一年であり、数々の名作ドラマやアニメが生まれた年。戦隊シリーズもこの年にスタートしたバトルフィーバーJからまもなく始まるキョウリュウジャーまで今まで途絶えず続いているのが凄いですね。あの頃は、アクション刑事ドラマが各局そろっておりました。日テレが大都会PARTⅢに太陽にほえろ!、フジが大空港、テレビ朝日は、特捜最前線に、この年に西部警察をスタートさせている。そして、TBSは、Gメンに新七人の刑事と、もう一つ忘れてはならない名作刑事ドラマをこの年に誕生させています。


それは『噂の刑事トミーとマツ』。警視庁富士見署捜査課の岡野富夫・通称トミー(国広富之)と松山進・マツ(松崎しげる)の凸凹コンビが様々な事件を解決する痛快アクション刑事ドラマ。あぶない刑事などのバディもの刑事ドラマの先駆けと言う感じでしたが、当時人気だったアメリカドラマの『刑事スタスキー&ハッチ』を意識して作られたとか。スタハチは、当時TBSが火曜の夜10時から放送していたみたいですが、やはり、局の関連で生まれた作品なんですね。女にもてず気性の荒いマツと、女にもてるが気が弱い新米刑事のトミーのオセロ的なドジコンビぶりの掛け合いが面白くてリアルタイムで熱中し、再放送もよく見ました。数年前にスカパーでも放送されていましたが、今は、TBSチャンネル2で放送中。この間無料放送期間があったので久しぶりに数本見ましたが、やはり面白いですね。


このドラマの見所は、なんと言ってもトミーのハルク的な変身ぶり。二人が危険な状況下に置かれると、必ずやマツがトミーに「オトコオンナのトミコー!」と叫ぶ。それを聞いたトミーが耳をぴくぴくさせて、あれよという間に人格が変化して超人的なパワフルファイターに変身し、悪党を痛快に倒していく。特別なスーツは着ないがこの辺の要素はまさに特撮ヒーローとなんら変わらない(笑)。なんせ擬斗は、今も戦隊シリーズやライダーシリーズのアクション監督として活躍する金田治氏だし、毎回トミーが繰り出すアクロバティックなアクションは、確かに日本のヒーローアクションそのものだ。当時大人気を得たトミマツは、2シリーズに渡り製作されていますが、第1シリーズには、トミーの姉・岡野幸子役で当時JACの人気スターだった志穂美悦子さんがレギュラー出演している。劇中では目立ったアクションシーンはなかったが、志穂美さんが姉役だと、トミーが変身して強くなっても違和感がないし、ある意味説得力のある配役だ(笑)。


この間見た再放送は、第2シリーズの序盤の回でしたが、課長役が初代の林隆三氏から石立鉄男氏演じる相模五郎に代わっていた。石立鉄男と言えば大映ドラマの名選手と言う印象で、大映が手がけた数々のドラマに出演していた記憶がありますが、よくよく考えてみたら、このトミーとマツも大映テレビの作品だったんですね。なるほど石立さんが出ていてもなんら不思議ではない。大映テレビと言えば、1970年代の赤いシリーズとか、80年代は、スクールウォーズを代表する青春もののドラマシリーズのイメージが強いですが、この時期は、刑事ドラマも数多く製作していたようです。トミマツ以外にも「夜明けの刑事」「明日の刑事」と言うのがあるそうですが、これらは残念ながらまだ未見。確かにトミマツのあのドタバタな動きは、大映クサさを感じる(笑)。事件の描き方も独特の暗さがあって、いかにも大映チックだ。


「マツ気絶! 巨大クレーン対ターザントミー」には、西部警察にもよく出ていた市川好朗氏が暴走族グループのリーダー役で出演していたが、あの姿見たら、西部PARTⅢ「大門軍団フォーメーション」で演じていたマッドマックス風味の暴走バイク集団のリーダー「皇帝」と呼ばれる男を思い出した(苦笑)。「漁港の決闘!決まったトミーの鯨突き」では、現在は、笑点の座布団運びでも有名な山田隆夫氏がほんの出来心で金を盗んだことから、事件が大きくなっていき、やくざに数々の罪をなすりつけられて人生のどん底に落ちていくラーメン屋の青年役を熱演していた。この話は展開がなかなか面白かった。


トミマツと言えば、エンディングも印象的でした。マツ役の松崎しげる氏が歌う「ワンダフルモーメント」。リアルタイムの時は、ワンダフルモーメントのほうが強く印象に残っていたけど、この間見たら、第2シリーズで流れていた「愛の静けさ」のほうも良くてCD買おうかと思ってしまったほど(笑)。劇中、聞き込みのシーンで流れる「人生は~道のない 道を進むロマン~うわさのけいじ~」と言うフレーズだけの挿入歌がある。リアルタイム当時、これ誰が歌ってるのか気になったが、トミー役の国広さんが歌っていたんですね。今の今まで知らなかった(汗)。DVDも出ているみたいだが、レンタルとか出ないかな…。第1シリーズをもう一度見たい。







二人が雨の中傘の取り合いをするエンディングもやはり良い。



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秘密戦隊ゴレンジャーから大戦隊ゴーグルファイブまで戦隊シリーズの初期6作品を盛り上げた音楽は、いわゆる「宙明サウンド」と呼ばれるものですが、特撮ヒーローものの音楽と言えば、やはり渡辺宙明氏を思い出します。戦隊以前のイナズマンやキカイダーシリーズなど石森章太郎作品の音楽もやはり宙明氏が担当されていましたが、まさに特撮音楽の祖と言う印象でいろんな曲が耳に焼き付き、心打たれました。キカイダーと言えば、ブラスにエレキギターのハーモニーの最高潮「01ロック」。これは、スピード感抜群でノリノリで素晴らしく熱い。


宙明サウンドと言えば、忘れてならないのが宇宙刑事シリーズ。宇宙刑事ギャバンからシャイダー、そして、巨獣特捜ジャスピオン、時空戦士スピルバンまでのメタルヒーローシリーズの音楽も担当されていました。宇宙刑事シリーズでとくに特色を感じるのはやはりレーザーブレードのテーマ。ギャバンのレーザーブレードのテーマは、当初は、マクーの襲撃をイメージして作られたそうです。あの高揚感バリバリのブラスとストリングスの勇ましいメロディを最後の決め技のテーマにした選曲の方のセンスは実に素晴らしかったですね。以後、シャリバンとシャイダーは、最初からレーザーブレードのテーマが作られていましたが、個人的には、有名なギャバンのよりもシャリバンのレーザーブレードのテーマのほうが好きですね。ギャバンのものをよりメロディアスに、より高揚感が増して、とどめのシャリバンクラッシュを物凄くゴージャスに盛り上げていました。シャイダーの場合は、本家のレーザーブレードのテーマよりも「出撃!超次元戦闘母艦」と言うタイトルの3曲目のBGMのほうがマッチしていると思うが、劇中では、2話ほどしか使われていなかった。


宇宙刑事シリーズの後に登場したジャスピオンの曲も印象に残るものがたくさんありますが、戦闘シーンでよく使われていた「Desperate War」の一連のスケール感のある楽曲とか、串田アキラ氏が歌った挿入歌もそれぞれに特色があって聴き応えがありました。ジャスピオンは、海外輸出プレゼンテーション用フィルムのために英語バージョンの主題歌(I’m Juspion)、エンディング(A wolf in Space Juspion)も作られていましたが、それもお気に入りです。特撮ヒーローものの音楽で英語バージョンがあるのは、他にタイムレンジャーぐらいしか知りませんが、それが功を奏したのかジャスピオンは、ブラジルでいまだ絶大な人気を誇っているようですね。宇宙刑事シリーズの英語バージョンも聴いてみたいところです。


戦隊ものの主題歌は、一人の作品とは思えないぐらい本当にどれも毛色の違う名曲ばかりですが、特に好きなのは、デンジマンとサンバルカン、ゴーグルファイブの三曲。デンジマンは、とくに冒頭のイントロ部分。あのシンセパートのピコピコ音が今聞いてもかっこ良くて、リアルタイムで初めて見た時は、物凄くメカニカルな印象で鳥肌が立ったほど。サンバルカンは、当時絵本とセットになったコロちゃんパックのカセットテープを買ってもらい、家や車の中でもよく聞いていましたね。曲も素晴らしいが、詞の世界も壮大で美しかった。太陽がなくなったら、本当に地球はどうなってしまうのかと幼いながら深刻に考えさせられた(笑)。太陽の大事さを教えてくれた素晴らしい歌。ゴーグルファイブもイントロから転調してサビに至るまでさわやかで疾走感溢れるリズムが素晴らしくカッコ良い。ゴーグルファイブの主題歌には、冒頭に「ゴーグルファイブ・ゴーゴー」のコーラスが入った別バージョンもあったが、そっちもやはりお気に入りです。


さて、宙明サウンドと言えば、宙明さんの関わった作品の中では、必ずと言っていいほどあるいわゆる「流用曲」。バトルフィーバーの戦闘シーンでジャッカーの曲が、サンバルカンの戦闘シーンでデンジマンの曲が、ゴーグルファイブの戦闘シーンでサンバルカンの曲が流れたなんてのはよくある話。バトルフィーバーなんて、ペンタフォースの時は、キカイダーの楽曲だし、バトルフィーバーロボが電光険・唐竹割りの必殺技を出す時に流れる曲は、イナズマンからの流用でしたね。宇宙刑事シリーズでもシャリバンにギャバンの曲が使われたり、シャイダーに前の二作品のBGMが使用されることが多かったが、その集大成的な作品だったのが起動刑事ジバン。これは、制作上のトラブルで急遽宙明さんが音楽を担当することになったそうですが、制作時間があまりなかったためか、宇宙刑事シリーズや巨獣特捜ジャスピオンなど過去の宙明サウンドをありったけそろえて選曲されていた。ジバンは、リアルタイムでは見なかったのだが、数年前に機会があって見てみたら、凄まじい流用の嵐で衝撃を受けた(笑)。


ジバンの後に放送された特警ウインスペクターもメタルダーからの流用曲が多かったが、この時期のメタルヒーローは、劇中曲不遇の時代だったのでしょうか。でも、別の楽しみができていろんな発見ができるので逆に面白いかもしれませんね。






ささき氏のパワフルなボーカルとボンゴやドラムのリズムがたまらない魅力の
ジャッカー電撃隊の主題歌も素晴らしい名曲!



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一昨日は29(肉)の日と言うことで、巷ではキン肉マンの日とも言われているようですが、そう言えば、吉野家の牛丼のうまさを知ったのもこのアニメがきっかけでした。吉野家で牛丼を食べる度「牛丼一筋300年、早いのうまいのやっすいのぅ~」のあのテーマソングが思い浮かんだ少年時代。日テレプラスで放送中のキン肉マンは、只今「キン肉星王位争奪戦」編が放送中でございますが、このシリーズは、リアルタイムではほとんど見ることはありませんでした。



まず、声優陣がキン肉マンとミート君以外全て変更されてしまったことと、主題歌や劇中のBGMも新しくなったが、いまいちパッとせず、前よりも熱さや緊迫感がなくなってしまったのと、あと作画も演出もオリジナルと比べると妙な雰囲気で好きにはなれなかった。声優陣は別段入れ替えなくても良かったような気がするのですが、なぜあのようなことになってしまったのか未だに疑問だ。せめてロビンマスクぐらいはオリジナルの郷里大輔さんの迫力ボイスで聞きたかったなあ。今仮に新作ができるとしてもきっと声優陣は総入れ替えになってしまうだろうし、そう思うと少し寂しい気も致します。ところでこのシリーズには、コニタくんと呼ばれるアニメオリジナルのキャラクターが登場しているのですが、当時FMWで過激なファイトを繰り広げていたあの人がモデルだったんですね。物凄く時代を感じた。



それにしても改めてオリジナルを見返すと素晴らしく声優陣がマッチしていますね。もうあれ以上はないってぐらい本当にクオリティの高い人選だったんだなあと思う。80年代、北斗の拳、シティハンターと立て続けに主人公の声を担当されていた神谷明氏の神がかりな演技力がなければ、キン肉マンの熱いファイトにあれほどの輝きは生まれなかったのではないだろうか。そして、当時サンバルカンや宇宙刑事シリーズで有名だった串田アキラ氏が主題歌や挿入歌を歌ったことも素晴らしく効果的で、キン肉マンたちの熱いファイトを物凄く惹き立てていた。序盤は、ドクタースランプのようなギャグ系だったのが、超人オリンピック編辺りから少しずつシリアスなプロレスファイトが中心になり、その流れが急な路線変更ではなくて、物凄く自然に移り変わっていくのが面白い。アニメのほうは、キン骨マンや五分刈刑事、アデランスの中野さんのシーンを合間合間に挟んでギャグテイストを維持していたが、7人の悪魔超人編からまたがらっと雰囲気が変わっていき、どんどん超絶な展開になっていった。



再放送のほうは、第2回超人オリンピックの決勝戦の終盤ですが、キン肉マンとウォーズマンの激烈な戦いにも熱中しました当時。第1回超人オリンピックの試合でラーメンマンがブロッケンマンを手打ちラーメンにしてしまう展開はさすがにドン引きしてしまったが(笑)、第2回では、親父の復讐のためにあらわれたブロッケンJr.と対戦して、ラーメンマンがやはり勝ってしまう。試合後にラーメンマンがブロッケンJr.に「親父のことは忘れろ。そうすればお前は強くなる」と捨て台詞を残し、その言葉に胸打たれたのか、ブロッケンJr.は、その後ラーメンマンのセコンドにつくことになるのだが、親父をラーメンにされて食われてしまったのに、なんて寛大な奴なんだと、ラーメンマンを許したブロッケンJr.のことがその時物凄く好きになった(笑)。しかし冷静に考えるとなんて恐ろしい奴だったんだラーメンマン。



そのラーメンマンがウォーズマンとの死闘で植物状態になってしまう展開は、泣いたなあ当時。キン肉マンにウォーズマンの研究をさせるため、自ら捨て石になって敗北するところがまた泣けた。これ以後、キン肉マンのために命をかけて死んでいく超人たちが増えていくのだが、死んでもすぐに生き返るのが定番になってしまって、どんどんなんでもありな展開になって行くところがいかにも80年代らしくてまた良かったんですね。やはり今見ても面白いキン肉マン。ああ、また久しぶりに牛丼が食いたくなってきた…。



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『ナイトライダーネクスト』第6話「Knight of the Living Dead」は、日本では、「悪夢のハロウィンナイト」と名づけられていますが、原題は、ジョージ・A・ロメロのホラーの名作「Night of the Living Dead」を文字った風なタイトルになっています。



内容のほうは、ハロウィンの夜にSSC(ナイトインダストリーズ・研究開発部衛星監視機関)で起きた殺人事件とそれに絡んで巻き起こる騒動が描かれています。嵐の中、輸送機でフライトするマイクとサラ。マイクは、仮装しながらSSCで働くビリーとゾーイにいたずらを仕掛けて、二人がまんまとそれにはまっている様子を監視モニターで確認しながらニヤニヤしている。ちょっと悪趣味なところがあるマイクではありますが、チャールズも自分が開発した「動く手」でビリー達を驚かせて満足気。それぞれがハロウィンの夜を楽しむ中、チャールズとゾーイがメインフレーム室でスタッフの一人のボビーの遺体を発見する。最初はマイクのいたずらだと思っていた二人だが、ボビーは銃で撃たれ殺されていた。その直後、三発の銃声が鳴り、チャールズとゾーイは、暗闇の中で気を失う。SSCは緊急封鎖され、外部アクセスの禁止により、マイク達が乗る輸送機との通信も遮断されてしまう。SSC内はパニックに陥り、やがてキットの自爆プログラムがメインフレームを介して起動していたことが判明する。起動した人物の指紋照合がないと自爆プログラムが止められないことから、チャールズたちは、急いでSSC内にいる潜入者を見つけ出さなければならない。一方マイク達は、自力で自爆プログラムを止めようとするが、キットは、自分を輸送機から捨てるようマイク達に申し出る…。




SSC内部と輸送機で移動中のマイク達の混乱が同時展開するこのエピソード。一時は、キャリーが犯人扱いされるも真犯人は、意外なところに。チャールズ博士がキットに自爆プログラムを仕掛けた理由が後に登場するカールと関係している事実が明かされるなど、注目点もあったが、ナイト3000のカーアクションはなく、ほとんど密室劇的な内容で、アクション的にはいまいち。しかし、24的な緊迫感があったり、自爆プログラムが起動して少し感情的になるキットがマイク達との様々な思い出を回想している場面は、オリジナルのキットを彷彿とさせ懐かしくなった。



ハロウィンの話と言えば、オリジナルにもありましたね。「HALLOWEEN KNIGHT(幽霊殺人事件・謎のゴリラを追え!)」。ハロウィン前日の夜にボニーが目撃した殺人事件の犯人をマイケル達が探し出すストーリーでしたが、こちらでは、ナイト財団のメンバーが仮装しておりました。マイケルは、レット・バトラー(キットはハムレットと言っていた)、そしてデボンがルイ14世、サイモンは、ギャラクティカのサイロン兵のマスクを被っていました。アルフレッド・ヒッチコックの「サイコ」がオマージュされており、様々な怪奇現象演出や、実際にサイコで使われた屋敷が劇中に登場したり、シャワー室のパロディシーンやBGMもサイコ風なアレンジが施されたりと、遊び心満載の一作でした。ネクストのハロウィンの話は、オリジナルのカメレオンの話(KNIGHT OF THE CHAMELEON:復讐のカメレオンマン・千の顔を持つ男)もなんとなく彷彿とさせます。



ところで、この話でナイト3000がピンク色をコーディネートしたオープンカーにトランスフォームしていたが、ナイト3000もナイト2000と同じようにオープンカーになれる機能があるようです。





せめてネクストにもこれぐらいのジャンプシーンが欲しかった…。




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昨年続々リリースされた『西部警察』シリーズのDVD-BOX。残念ながらPART1とPART3は、セレクション形式となり、全エピソード収録とはなりませんでしたが、西部警察の名物であった全国縦断ロケ編は、全て収録されましたし、最終話の「大門死す…」もノーカットで収録されたのでひとまずは長らく堪能できそうです。ファミリー劇場では、引き続きHDリマスター版が放送中ですが、左上のロゴが目立つようになってからは、どうもそれが気になって、せっかくの縦断ロケもなんだか台無しだなあと思っていたのですが、やはり、ロゴがない映像は、すっきりして映像にも集中できます。今週はなんと無料で九州ロケ編(2/9 20:00より 九州横断大捜査網!!-前編-)が放送されるみたいですね。



さて、今回発売されたDVDには、ご存知の通り、各エピソードに15秒と60秒の2バージョンの予告編が収録されています。ファミリー劇場では、数年前の太陽にほえろ!の放送時は、しっかり予告編も流してくれていましたが、西部警察だけは、何度リピード放送しても予告編を流してくれなかった(涙)。フィルム消失?かとか、色々と憶測もありましたが、やはりきっちり残っていたようです。予告編には、本編では使われなかった珍しいカットが多々あり、それを発見するのが楽しみだったりするのですが、中には、予告編の映像がまるっきり本編に使われていなかったり、本編の内容と全く異なっていたものもありました。




「スーパーZの設計図がコンピュータから奪われた。高性能マシーン・スーパーZは、マシンガンを搭載して現金輸送車を襲撃し始めた。西部警察PARTⅢにご期待ください!」(ナレーション:小林清志・予告編15秒バージョンより)




そのもっとも有名なエピソードが、「マシンZ・白昼の対決!!」。相次いで起こる現金輸送車襲撃事件にマシンガンを装備した偽スーパーZが使用されていることが判明。本庁のコンピューターからスーパーZの設計図を盗み出した犯人を追って捜査を開始する大門軍団…。このエピソードの予告編は、結構衝撃です。実は、このエピソード、2通りのラストシーンが撮影されていたようで、一つは、テレビ放送された大門のスーパーZと長塚京三氏演じる元レーサーの深町英雄が乗る偽スーパーZが富士スピードウェイのサーキット場でレース対決をする展開。そして、もう一つは、サーキット場でレース対決をせず、荒野で偽スーパーZと大門のスーパーZが激烈な闘いを繰り広げる展開。後者の展開は、決定稿の台本に書かれていたもので、当初のサブタイトルは「スーパーZ・白昼の対決」となっていた。撮影は、ほぼその台本に書かれていた通りに行われたようです。坂道で偽スーパーZを運転しながら深町が手りゅう弾を投げ、その後ろを走っていたハトのバイクが爆風で吹き飛ばされ転倒するシーンなども撮影されており、その様子は、60秒バージョンの予告映像で確認できます。もし、こちらの展開が採用されていたら、ハトは、劇中で二度転倒していたことになるんですね。



放送されなかったバージョンでは、

●雨の中(路面が濡れている)サーキット場付近で大門軍団と偽スーパーZが銃撃戦(偽スーパーZはマシンガン発射)↓

●坂道で深町が投げた手りゅう弾が爆発し、偽スーパーZの後ろを走っていたハトのバイクが吹き飛ばされ転倒↓

●荒野で深町がひたすら手りゅう弾を投げて、スーパーZを爆撃↓

●追いつめられた深町が持っていた手りゅう弾を投げようとするが大門に撃たれて偽スーパーZの車内に落とす↓

●大門が偽スーパーZから深町を連れ出し、避難↓

●偽スーパーZが爆発!!!




と、大まかにはこんな展開になっていたようで、実際に偽スーパーZとして用意されたフェアレディZは、撮影で爆破された模様(以前どこかのサイトかブログで爆破され燃えている偽スーパーZの画像が公開されていましたが今は確認できません)。ここまでしていたにも関わらず、放送では、物静かなレース対決の展開のほうを採用した理由は一体何だったのか大変気になるところです。できれば、もう一度再編集して音もつけて、「スーパーZ・白昼の対決」のタイトルで、この未放映ラストバージョンを公開して欲しいものですね。






モロですし…






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『特命戦隊ゴーバスターズ』はまもなく最終回を迎えますが、メカニック系の戦隊と言うことで、レッドバスターが実車のバイクに乗って、ちょっとしたアクションを繰り広げたりしていました。しかしながら、初期戦隊ほどの活躍はなく、むしろロボットに変形するトランスフォームの部分を売りにしていた印象。まあこれは、販促絡みもあるのでしょうからさておき、戦隊シリーズで唯一数多くの実車を駆使して戦った戦隊と言えば、やはり『ジャッカー電撃隊』


ジャッカーって未だにスーパー戦隊シリーズの中に入っていると違和感を持ってしまうのですが、それもそのはず、初期は、今では考えられないほどハードなストーリー展開で、Gメンとか特捜最前線みたいな暗くてドロドロした無情ではかない刑事ドラマのような世界観に変身ヒーローの要素を加えた感じの作品だったのですから。現在ヒットしているハリウッドのヒーローものは、シリアスでダークな大人の世界にヒーローが溶け込んだ作風のものが多いが、ジャッカーも言うなれば大人受けを狙ってスタートしたのかもしれないですね。当然ながら、当時の子供達には受けが悪かったようで視聴率が低迷し、3クール目で打ち切りになってしまった不遇の作品でもあるのですが、しかし、ゴレンジャーとこのジャッカーだけは、ゴールデンタイムに放送されている。大ヒットして2年も続いたゴレンジャーの後釜だけあってテレビ局側から厳しい査定を受けてしまったのでしょうか。ゴールデンで放送されたこともあってか、予算は豊富にあったようで、実車のマシーンが数多く登場して、公道で派手なカーアクションを見せてくれていました。




  
当時ほとんど玩具持っていたし、ヘルメットもあったっけ(苦笑)。




クローバーキングだけなぜかバイク(オートクローバー)でしたが、あとの3人は、全て実車のマシーンに乗っていた。スペードエースが乗るマシーンは、イタリア車のフィアットをベースにした「スペードマシーン」。レーザーや20ミリ機関砲が装備され、戦闘能力も半端なかった。ダイヤジャックが乗るマシーンは、当時の本物のレース用マシーンを改造したスーパーマシーン「マッハダイヤ」。ミサイル装備で武装もしているが、このようなマシーンが公道を走り回っていたのが改めて驚き。そして、ハートクイーンは、フォルクスワーゲン・タイプ1ベースのバギー「メイヤーズマンクス・ミニT」をベースにした「ハートバギー」。これにも機関砲や小型地雷弾が装備されていた。実車のマシーンを用意してもお飾りになってしまう作品も多い中、このジャッカーのマシーンに関しては、刑事ドラマで言うと西部警察級の華やかさとゴージャスさがあった。




  
これだけのゴージャスなマシーンがそろったのに子供達に受けなかったのは不思議。


ジャッカー電撃隊放送当時(1977年)は、スーパーカーブーム真っ只中で、ジャッカーのマシーンにもその影響が垣間見えますが、それだけでなく、当時の人気車であったポルシェやフェラーリなどの車を実際に登場させたエピソードも二度に渡って作られている。公道を思い存分に使って痛快に駆け抜けるレースシーンを見ていると、やはり当時の日本は、ダイナミズムに溢れていたのがよくわかります。そして、ジャッカーの凄いところは、それだけでなく、4人が乗るマシーン以外にも実車を使っていたことである。





 


ゴレンジャーのバリタンクに続いて、ジャッカーのジャックタンクと呼ばれる装甲車まできっちり実車で作られていた。残念ながらベース車は不明。最新映画『仮面ライダー ウィザード&フォーゼMOVIE大戦アルティメイタム』では、アクマイザーが乗る攻撃用マシーンとして、三菱ふそう・ザ・グレートをベースに使った装甲車が登場したようですが、これを機にまた実車マシーンが充実したヒーローものが生まれるといいですね。


 






ちなみにこちらはクライムの装甲車。まあ凝ってます。



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