年末は、スカパーでジェイソンボーンシリーズが放送されたり、地上波では、大晦日に『笑ってはいけないスパイ24時(ほとんどスパイとは無縁のイベントが多かったが(笑))』があったり、何かと「スパイ」と言う言葉を見たり聞いたりする事が多い昨今ですが、スカパーでは、今月もたくさんのスパイもののドラマが放送されております。アメリカCIA、イギリスMI6、ロシアFSB…各国様々な情報機関がありますが、なぜゆえに日本にはないのか不思議に思う今日この頃…。スパイものと言えば、やはり真っ先に思い出すのは、往年の名シリーズ『スパイ大作戦』。そのHD完全版が来週からスタートします。8年ぐらい前、地上波の毎日放送の深夜帯に再放送され、見たが、結局第2シーズンで打ち切り強制終了されてしまった。去年惜しくもお亡くなりになられてしまったIMFの2代目リーダー、ジム・フェルプスを演じたピーター・グレイブスの生前の若かりし勇姿と、未見の第3シーズン以降に登場するレナード・ニモイのエージェント姿を含め、改めて堪能したいところです。
スカパーのスーパードラマTVでは、現在スパイドラマが盛り沢山。ロバート・ヴォーン主演の『プロテクター・電光石火』など、イギリス制作のスパイものを複数見かけるが、今月からスタートした『電撃スパイ作戦』は、1968年製作のスパイドラマですが、ちょっと風変わりな内容になっている。チベット潜入の任務を終えた国際諜報機関ネメシスのエージェント・クレイグ、シャロン、リチャードの三人を乗せた飛行機がヒマラヤに墜落。そこで三人は、見知らぬ民族の治療を受けて、不思議な能力を身につける。SF要素が強いが物語は、至ってシリアスなスパイもの。しかし、三人の特殊能力が曖昧な設定で、いまいちどんな能力を身につけているのかがわかりにくい。『HEROES』みたいにそれぞれ特殊能力がはっきりしているといいのだが…(逆にヒーローズは、特殊能力を持った登場人物が多過ぎて、ストーリーが複雑だった…)。リチャードの声を『特攻野郎Aチーム』のハンニバルの声などでも知られる羽佐間道夫氏が担当。ナレーションは、「スタートレック」のカーク船長などでお馴染みの矢島正明氏。
日本では、フジテレビが放送していたそうです。これ、「夜のヒットスタジオ」の前番組だったらしいが、1970年代前半は、フジでも外国テレビドラマを数多く放送していたようです。そう言えば「女刑事ペパー」もこの局が放送していたんだっけ…。
気分はハイテンション。ありがとうよジャクソンズ。夜のイルミネーションとマッチするリズム。横一列に連なるオレンジ色のライトを浴びながら、ひたすら北へアクセル全開。道は空いていて、見通しも良い。車体が横風に流されている感じがするが気にせず、緩やかに走る車をグイグイと追い抜きざまに、流れる景色を眺めてみる。夜空の輝く星は見えるが、両脇の防音壁に邪魔されてムードもヘチマもあったもんじゃない。だが、そんな時は、この曲を聴きながらさらに加速する。
センベロいい。いいねいいね。シンセの小気味良い音色が最高。まさに80年代。軽快なビートに聞き惚れて、さらにスピードが増してきた。長いトンネルに差し掛かった頃、反対車線から聞こえてくるパトカーのサイレン。反対車線だ。気にすることはない。でもなぜだか自然にアクセルが緩む。速度計の針は一気に左方向に下がり始めて、すかさず車線変更。そんな時、トーンダウンした気分をフォローしてくれるかのような、あの曲が流れ始めた。
セルフコントロール…セルフコントロール?そうか。よくぞ抑制を利かせてくれた。ついでにバナナラマも聴きたいところだが、とうとう出口の看板が見えてきた。爽快なドライブの終わりにコンビニに立ち寄ってコーヒーを買い、家に戻ったら、また久しぶりに見たくなってきた。「ナイトライダー5」が入ったDVDを取り出して、97分ぶっ通し。気づいたら、ナイトな一日が過ぎていた…。
CGではない実写の爆破シーンの迫力。ハードなクラッシュがてんこもりのカースタントシーンの壮絶さ。想像を絶する過酷なアクションシーンの映像が次々と紹介されていた。スタントマンの三石千尋氏の若かりし姿も映っていました。三石氏と言えば、ご存知、フェアレディZで墨田川の川越えの大ジャンプをきめた伝説のスタントマン。PARTⅠ「栄光への爆走」の中でそのシーンは放送されました。神戸ロケの造成地で、台本にないカーアクションシーンの撮影が行われ、三石氏が乗るパトカーが横倒しになっているパトカーに激突するカースタントを披露していた。ところがぶつかった瞬間炎が上がり、三石氏が車から降りられなくなるアクシデントが発生。火の回りが早く、小林専務が慌てて車に駆け寄って三石氏を助け出すと言う緊迫した状況が映し出されていたが、とても感動的な場面でした。
静岡駅をはじめ、各地のロケ場所でファンの熱烈な歓迎を受ける石原軍団、その盛況ぶりたるや。自分もきっとあの場にいたらあの熱気溢れる群衆の群れの中に紛れ込んでいたに違いない。1984年の大阪ロケ時に大阪城公園で行われた12万人コンサートの映像も流れていたが、当時私も連れて行ってもらった。しかし、会場の中には、入る事ができず、結局、会場の外で漏れ聞こえてくる舘ひろし氏の歌声を耳を澄まして聞いていた…。名古屋ロケの「決戦・地獄の要塞」における取材映像は、興味深かった。渡辺氏が倒される前の煙突の根元に最接近していた。「煙突倒し師」と呼ばれる職人が500tの煙突の根元に切り込みを入れて、鉄線を剥き出し状態で残し、その鉄線を切る事によって、杭でマーキングした方向に見事に煙突を倒す。木を切り倒す方法と同じ論理でできるらしいが、その職人技と絶妙のタイミングでカメラを回す小林専務のその一瞬に賭ける情熱に感動。
昨年の年末は、アナログ波放送最後の年末と言う事で久々に地上波を堪能していました。80年代は、日テレの年末大型時代劇にハマり、90年代頃までは、NHKの紅白を見たり見なかったりしていた時もありましたが、最近は、ダウンタウンの「笑ってはいけない24時間」シリーズが定番に。毎年様々な設定を使い、ド派手なスケールで繰り広げられているこのシリーズですが、今年は、『スパイ』がテーマで、スパイの格好に扮したガキ使いのメンバーがGIA本部の中に仕掛けられている笑いの罠を潜り抜けていく。毎年爆笑させてもらっているが、一番笑ったのは、中村雅俊が山崎に腹パンチをかましたところと、はまちゃんフィギュアとジミー大西vs自民党の石破茂氏の対談と新おにぃのモノマネ。あのモノマネは、新手のパターン。羊たちの沈黙風味の演出と合わさってなんとも薄気味悪いが面白かった。昨年に続いてジミー大西の政治対談。今年は、いろんな意味で凄かった(笑)。ハマちゃんフィギュアはあまりの本人そっくりぶりに大笑い。板尾の変装もマスクが精巧に作られていて、奇妙かつシュール感が漂っていた。スパイと言えば、最近スカパーでもスパイものの新旧ドラマがたくさん放送されているが、流行りなんでしょうかね…。
大晦日の夜は、これの裏でもう1つビッグな番組が…。なんとTBSが「8時だよ!全員集合」の傑作コントを放送していた。毎年、春秋にスペシャル番組として放送されているものだが、どうやら昨年は、大晦日に移動した模様。「加トちゃんケンちゃんのゴキゲンテレビ」の名作コントなども流れていた。どちらも面白いのでザッピングしながら見ていたが、ドリフのコントは、一回一回にたんまり金を使っているなぁと感じた。毎週、生中継であれだけのコントをよくやれたものだと今更ながら感服するばかり。あのような生中継のバラエティって、今は、もうできないのでしょうかね…。「笑ってはいけない」シリーズが生中継だったら、はたして面白いのだろうか…。
ビデオに代わる次世代メディアとして注目されたLDも当然ながら一時期コレクションしました。どうしてもLDでターミネーター2が見たくて見たくて。ソニーのハードでしたが、安物だったので両面再生できなくて、自分でLD盤を裏返して再生して見ておりました。ソフトは、ビデオよりも安かったけど、ただ、これも字幕と日本語吹き替えの切り替えなんてなかったし、盛り上がってきて、一番面白い時に寸断されてしまうところがなんと言ってもLDの致命傷。「またまたあぶない刑事」も買ったけど、ユージと萩原博美が良いムードな時に再生ストップ→裏面に入れ替えみたいな…。DVDよりも倍以上の大きさなのに、入る映像の容量は、両面合わせて120分。それを超える作品は、2枚組みになってしまい、1つの作品なのにLDの入れ替えを何度もしなければならないところが苦痛だった。「タイタニック」もその作業のせいでムードぶち壊しだったが、今となっては良い思い出。そう言えば、LDってデジタル映像じゃなかったんだよね…。
ビデオやLDが抱える様々な問題をすっきり解決してくれたのがDVD。コンパクトなのに映像がまるまる一枚のディスクに収まる。音声の切り替えもできる。特典映像なんかもついて、しかも高画質、高音質。DVDが出てきた時の衝撃は、凄まじかったが、今は、もう日常に当たり前のように溶け込んでいますよね。LD時代に集めたかったジャッキーの名作も今や1500円で手に入るそんな時代です。なんと今月、ジャッキー映画のDVDが24タイトルも発売されました。個人的に注目は、「キャノンボール」。ジャッキーとマイケル・ホイがチームを組んではちゃめちゃなレースを展開させる80年代の大人気シリーズの第1作ですが、なんとお馴染みの石丸博也氏の日本語吹き替えが収録されているそうです。「ポリスストーリー」シリーズのデジタルリマスター版も全て日本語吹替え版が収録されているので、これはぜひともおさえておきたいところ。「サンダーアーム」や「プロテクター」「サイクロンZ」などの80年代の傑作や「醒拳」「成龍拳」「クレイジーモンキー/笑拳」など、初期の名作もリリースされているが、これらは、残念ながら日本語吹替え版が収録されていない。字幕もいいけど、やはりジャッキーの映画は、吹き替えでも楽しみたいですよね…。来年には、マイケル・ホイの「Mr.Boo」シリーズの吹替え版収録のDVDもリリースされるそう。しばらくパラマウントから目が離せない。
アクションは、中々凝ったところも多く、スピード感があって良いし、レッドのジャンピングポーズもなかなか華麗できまっている。でも最近の戦隊は、爆破が戦闘に絡んだものではなく、ただのお飾りになってしまっているのは、ちょっと寂しい。敵が着ぐるみばかりなので、顔出し幹部の凄みのあるやりとりがなく、いまいち迫力不足なところも残念なのだが、ゴセイジャーは、どこか懐かしさのある戦隊。例えば、作戦に失敗した後に、ボスからお仕きを受ける幹部の姿は、初期戦隊でもよく見られた光景。改造を受けて復活したブレドランを見ると、ロボコップのような画面演出もあったが、個人的には、バイオマンの改造手術を受けたギアの幹部達の姿をふと思い出した。ピンクのマスクがゴーグルピンクっぽいのもなんだか懐かしい。ゴセイナイトもダークナイトとか、シルバを彷彿させる感じだが、デザインがゴテゴテしすぎなのが残念なのと、どうせならもっと闇を持ったブラックヒーロー的な感じで描いてもらいたかったなぁ。本来戦隊は、お子さんターゲットの番組であるわけだし、最近の戦隊とライダーには、昔の東映の不思議コメディーシリーズの成分も加味されているようなので、今回は、昭和の規定路線の回帰とでも言うか、それらをもっと上品に作り上げている感じに見えた。
さて、来年は、ゴレンジャーから数えて戦隊35シリーズ目の記念作品と言う事で登場するのが『海賊戦隊ゴーカイジャー』。ここ最近「ゴ」が頭につく戦隊が続いておりますが、やはりこれは、ゴレンジャーを意識したものなのでしょうか。色は、赤青黄緑桃のゴレンジャーカラー。海賊なのに戦隊ヒーロー・・・前後に相反する響きのあるネーミングだが、インパクトはある。襟付きデザインのスーツもどことなくゴレンジャーっぽさが付加されている感じに見えるが、今までにない感じで悪くない。今回一番注目なのは、「過去の34戦隊のヒーロー達約200人が集結」すると言う。レッドだけでは、200人にならないわけだから、つまり、これまでの全ての戦隊がエピソードに絡んでくる?と言うことなのでしょうか。「ゴーカイジャーが毎回歴代の戦隊に変身して敵と戦う」と言うことなので、つまり、ゴーカイレッドがバル・イーグルになったり、レッドワンになったり、レッドホークになったり、ゴーカイイエローがバルパンサーになったり、ダイナイエローになったり、マジイエローとかになって、それぞれの個性的な必殺技を使って敵を倒して行くということなのか・・・。バトルジャパンとデンジグリーンとチェンジフェニックスとブルースリーとキレンジャーがグループになって戦ったりもする夢のコンボも見られるわけですか・・・!!?しかしブラックはどーなる?ゲキバイオレットとかどーする?\ロボも歴代のが登場したりするのでしょうかね…。
ターボレンジャー初回の10大戦隊集結の3倍以上の豪快さ!とんでもない事になりそうな予感がする来年の戦隊。これは、かなり盛り上がりそう。
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