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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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2010年も残すところ1ヵ月を切りましたが、今年もたくさんの著名人の方々がお亡くなりになられました。個人的に一番衝撃だったのは、国内では、藤田まことさん。昔は、朝日放送の顔とも言うべき存在感で、必殺シリーズやはぐれ刑事純情派など、時代劇から現代劇まで、6チャンネルのいろんな番組で活躍されていたのを思い出す。金曜の夜10時と言えば、未だに必殺シリーズが放送されているような、そんなイメージがある。海外では、デニス・ホッパー。『イージー・ライダー』『トゥルー・ロマンス』『スピード』など、変質な犯人役など、癖のある役どころでの存在感が魅力で、見応えのある俳優さんだった。2000年代に入ってからは、『24』シリーズのテレビドラマでも活躍されていた。

最近、レスリー・ニールセンが亡くなった。自分が知ったのは、『裸の銃<ガン>を持つ男』がヒットしていた頃で、すでに初老だったが、年齢を感じさせないパワフルな演技で、型破りのぶっ飛んだギャグを次から次へテンポ良く繰り出し、笑いの嵐を振り撒いていたのが懐かしい。一時期コメディアンだと思い込んでいたが、実は、若い頃は、2枚目スターとして活躍していた。有名なのは、『ポセイドン・アドベンチャー』の船長役。初見時は、至って真面目な役どころに違和感があった。どこかの場面で一発ど派手なギャグか駄洒落をかましてくれるだろうと、ほのかな期待をしたものだが、結局何事もなくてがっかりした記憶が・・・。『逃亡者』『刑事コロンボ』などテレビドラマにも出演している。AXNミステリーで放送中の『ヒッチコック劇場』1時間シリーズには、「魔法の店」と言うエピソードにゲスト出演していた。この作品では、一人息子を持つごく普通の父親役を演じているが、ヒッチコック劇場では、珍しくファンタスティックな内容だったので、もしかするとちょっとした笑いのシーンがあるのではと、またほのかな期待をしたが…。不思議な魔術を覚えた息子に怯えるちょっと冴えないパパと言った印象のラストシーンで物語は、終わっていたのだが、そのブラックなオチが後の3枚目ニールセンを彷彿とさせ、面白かった。『裸の銃を持つ男』シリーズも元はテレビドラマだったらしく、『フライング・コップ』と言うドラマの映画版として制作されたものだったそうです。

銀髪なのと顔の感じがどことなくジョージ・ペパードと似ていて、両方の吹き替えを担当していたのが羽佐間道夫さんだった事もあり、昔はよく勘違いしたものだった。ニールセンと言えば、昔日本にそんな名前の視聴率調査会社があったよなぁ…。レスリー・ニールセン氏のご冥福をお祈り致します。

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「さぁ、ねばねばねばねばねばねばねばねば・・・あいして いけない わけじゃーなぁいー」

スライムがドロドロにとろけているわけではない(実際はNEVER NEVER NEVER EVER×2)が、リアルタイムで見ていた時は、こう聞こえておりました(汗)。ピンクレディのMIEが歌った「NEVER」が主題歌だった大映ドラマの名作と言えば「不良少女とよばれて」。リーゼントにオールバック、黒の革ジャン姿のイカツイ男子たちや、6、70年代のファションに派手なメイクをした女子達が、夜の怪しい街角や、高架下の河川敷や、原っぱやらで鉄棒や鎖を振り回しながら激しい殴り合い、取っ組み合いの喧嘩をしとにかく荒れ狂う・・・。しかし、当時リアルでこのドラマに出てくるようなお兄さん、お姉さん達を見た事はなかった・・・。今となっては、絵空事のような世界にも思えるが、実は、舞楽家の原笙子さんの実体験をドラマ化したもの。スケバン刑事やらセーラー服反逆同盟やら、女番長的なヒロインがうけていた時代だったので、当時は、何の違和感もなかったのです。

今だったらおそらく小説に忠実にドラマ化されてしまうのだろうが、当時の大映ドラマは一筋縄ではいかない。小説は読んだことないのですが、おそらくかなりアレンジが加えられていたものと思われます。忠実でなくとも面白けりゃそれでいいと言う大らかな時代です。大映ドラマの特徴的な演出と言えば、思い出すのが「スチュワーデス物語」でもよく見られたが、例えば、主人公の仲間達が突然輪になって主人公を取り囲み、集団で歌いだすいわゆる合唱演出。なぜだか当時は、自然に見えたが、今見るとコントのようにも思え、気になって仕方がない(笑)。そして、もう1つは、主人公自身、あるいは主人公の恋人、はたまた仲間に急に襲い掛かる悲劇的な死・・・。そのショッキングな死に様も大映ドラマの醍醐味の1つだった。このドラマも例外ではなかった。かつて、不良グループのリーダーとして名を馳せた曽我笙子が舞楽家の久樹哲也と出会ったことによって、愛に目覚めて改心し、少年院に入って更生していくと言うのが主なあらすじなのですが、第2回にさっそくあの演出が・・・。警察に自首しようとする笙子の前にかつての仲間達が集結し、その仲間達が神社の階段の両側に立ち並んで合唱しながら笙子を送り出すと言う場面。えっなぜこんなところで歌うの?不意打ちを食らったような不思議な合唱が癖になる。いや、確かに感動的な場面と言えばそうなのですが・・・。

そう言えばこのドラマの舞台は、横浜。あぶない刑事のロケ場所としてもよく使われていた伊勢崎モールの風景も見られます。やはり、当時の横浜、シャレた雰囲気が素敵。

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早いものでもう2010年が終わろうとしている。80年代に見たSF映画やアニメの影響もあってか、2010年には、もっと機械のオートメーション化が進み、人類は、他の惑星に移住して、自由に宇宙を旅行していたり、もっと壮大な未来世界を想像していたものでしたが・・・。確かに30年前と比べると、あらゆる面で技術が進歩し、便利なものが溢れている。パソコンでインターネットができて、ネットで買い物ができるなんて、30年前には、想像すらしなかったし、ハードディスクに何百時間も映像を記録して、BDやDVDに保存するとか、車にナビゲーションがついて、車内でテレビを見る事もあの当時は、まだまだ夢の段階。車どころか、最近は、携帯でネットができたり、テレビも見れたりするのだから、やはり時代は、進歩しているのだなぁと周りを見ていると実感できる事が数多い。車は、電気自動車は、実用化されつつあるが、まだ、自動走行する事や空を飛ぶ事はなさそう。ロボットは、ようやく立ち歩きできるものが出てきたが、自由活発に動くには、まだまだ時間がかかりそう・・・。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」で描かれた未来世界は、2015年が舞台でしたが、マーティが使っていた浮かぶスケボーは、ぜひとも一度はやってみたい…(笑)。フィリップ・K・ディックの小説「ブレードランナー」は、2019年が舞台で、地球の環境の悪化により、人類は、宇宙に移住し、超高層ビルが立ち並ぶ都市で、人造人間(レプリカント)が人間の奴隷として働かされていると言う未来社会が描かれていた。ロボットの進化系=アンドロイドと言えば、「ターミネーター4」に登場する潜入型アンドロイドT-600は、2018年に誕生しているが、高性能になったロボットたちと人類の全面戦争・・・SF映画やロボットアニメでは、よく使われてきたテーマだが、このまま技術が進歩していけば、何十年、何百年後には、アンドロイドが誕生し、人間の悪しき欲望に活用される・・・そんな未来が決して来ない事を祈りたいものだがありそうで怖い。スペースコブラのアーマロイド・レディのような気転の利くアンドロイドは、ぜひとも一家に一人置いておきたいものですが・・・(苦笑)。

2010年とロボットアニメ・・・このつながりで連想するのは、やはりあの作品。とにかくスゴイ量のロボット達が登場し、車や飛行機、列車など、それぞれいろんなものに変形するのだからなおスゴイ。80年代の中頃の玩具店は、このシリーズの関連商品が棚に山積みされていて、ほんと賑やかだったなぁ・・・。うちもたくさん持っていました。サイバトロンは、ジャッキー声のロディマスコンボイや、ヘリと車に変形するスプラング、唯一メトロフレックスだけがなぜか箱つきで残っております(苦笑)。トレーラーに変形するコンボイ司令官は、なぜなのか全面黒塗りにして、ナイト財団移動本部トレーラーにしてしまった(笑)。デストロン側もガルバトロンやサイクロナスやら・・・。ファミコンのコンボイの謎は、結局クリアできなかったが、弾が見えにくいし、歳取ったから余計やりづらいだろうなぁ・・・(苦笑)。

そして、このアニメのOPとラップ調のEDがお気に入りでした。初めてフルで聞いたが、ユーロビートなサウンドや女性のバックコーラスがいかにもあの時代で懐かしい・・・。なんだかあぶ刑事のサントラも聞きたくなってくる(苦笑)。

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「・・・どん底から叫び続けろじょーだんじゃないぜ!!!!」と思わずどよめきたくなるくらい、最近の日本、なんだか変な空気に包まれておりますが、早いものであの『あぶない刑事』が来年誕生25周年。20周年の前には、7年ぶりの劇場版『まだまだあぶない刑事』が公開されて、劇場に観に行ったが、あれがもう5年前の出来事とは・・・。

地上波テレビでフィルム撮影の刑事ドラマを見なくなって早十数年・・・。あぶない刑事がスタートする前の日本の刑事ドラマと言えば、『太陽にほえろ!』や『西部警察』『特捜最前線』など、真面目にこつこつと仕事をこなすカッコイイ刑事達が、明るくもあり、時に暗くて、悲壮感に満ちたハードなドラマの中で活躍するのが主流だった。しかし、それらの刑事ドラマの概念を打ち破る凄まじいパワーを持っていたのがあぶない刑事。まず「あぶない刑事」と言うタイトルが当時衝撃・・・。刑事ドラマなのにこんなに軽いタイトルでいいのかと…。半分真面目に、半分ジョークで・・・流行をとりいれたオシャレな会話とファッション・・・時にとてつもない暴走を繰り広げ、クールにスマートにアクションをきめ、犯罪すれすれの危険な手法で犯人を追いつめて行くダンディ&セクシーな刑事タカとユージ。その二人をも超える圧倒的な存在感の少年課の女刑事・薫、そして、時に思い切ったを行動を起こして、キレたら何をしでかすかわからない新米刑事のトオル。最初のシリーズでは、大人しかった脇の刑事たちも少しずつぶっ飛び始めて、次シリーズの『もっとあぶない刑事』になると、全員がコミカルに動いていたのが印象的だった。ナカさんの扇子漫才、谷村刑事の筋肉一発芸、近藤課長の大馬鹿者…。捜査課と少年課が隣り合わせになった港署の建物も、一筋縄ではいかないドラマ展開も、英詩のポップでダンサブルなサウンドも、全てがまさに刑事ドラマの革命。何かと手狭な今の時代だからこそ、あぶ刑事の魅力に改めて酔いしれてしまう。

あぶ刑事の数あるヒット曲の中でも、その代表的な曲と言えば、ユージが猛烈に走り出す時に必ずかかっていた『RUNNING SHOT』。この間日テレプラスで、柴田恭兵さん出演の『歌のトップテン』が放送されていた。1987年3月の放送でRUNNING SHOTを、同年の5月には、白いスーツ姿でWARを披露されていました。そう言えば、あぶ刑事放送当時は、日本テレビにもまだトップ10形式、生中継の歌番組がありましたねぇ・・・とんねるずと恭兵さんのツーショットとか・・・懐かしい。ちなみにこの番組の前身『ザ・トップテン』には、舘さんも『泣かないで』で出演されていたが、『冷たい太陽』や『翼を拡げて~open your heart~』は、歌われていなかったのだろうか…ぜひとも拝見したかった。

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古き良き海外ドラマで見かけるあの顔この顔をピックアップする「名バイプレイヤー列伝」。この方も今まで紹介してきた名立たるバイプレーヤー達と同様に、一時期よーく見かけました。一番印象に残っているのは、やはり、「ナイトライダー3 替え玉博士略奪作戦(Goliath Returns)」のクラウス・ベルグストロム博士役。

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刑務所を脱出したガース・ナイトが改良されたゴライアスを駆使して、再びマイケルとキットと対決する話でしたが、その話で本物/偽者のベルグストロムの両方を演じていたのがピーター・マーク・リッチマン(Peter Mark Richman)。1927年アメリカ・フィラデルフィアに生まれ、俳優になる前は、フットボールの選手として活躍したり、薬剤師になってドラッグストアで働いていた事もあったとか。痩せ身で端正な顔つき、独特の高貴な出で立ち。まさに博士役にぴったりのお方。デボン役のエドワード・マルヘアーとのツーショットがあったが、どちらも物凄く品位のある紳士、おしゃれなおじ様的な感じで格好良かった。ベルグストロムがデボン達と共に知恵を絞り出し合って、周辺にあるもので爆弾を作り、閉じ込められた部屋から脱出しようとするところ(まるでマクガイバーのようだった)が一番の名場面で印象的だった(しかし、あれだけ苦労して爆弾を作ったにもかかわらず、脱出後、あっさりガースに見つけられてしまうところがなんとも哀れ…)。ナイトライダーには、「恐怖の武装ホーバークラフト(Many Happy Returns)」と言うエピソードにも出演している。軍事用ホバークラフトを盗み出した組織のリーダー・クライストを演じていた。この回では、完全なワル役だったが、もう一度デボンとのやりとりを見てみたかったものだ。

1960、70年代には、「逃亡者」「THE FBI」「スパイ大作戦」「バイオニックジェミー」などの人気ドラマに出演。一時期ナイトライダーの生みの親、グレン・A・ラーソンの作品の常連だったようで、「新宇宙空母ギャラクティカ」や「俺たち賞金稼ぎ!フォールガイ」などにもゲスト出演している。「新宇宙空母ギャラクティカ(Galactica 1980)」では、ニューヨークに落下する可能性のあるソ連の探査衛星(実はサイロンが乗ったデルタ偵察機)を調査する空軍のブリッグス大佐を演じている。前に紹介したランス・レガルトもそうだったが、高貴な威厳のある役柄が似合う俳優は、数多いがピーター・マーク・リッチマンもその一人だったと思う。今年で83歳になられるそうですがまだまだ現役で頑張られておられるようです。

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2007年5~8月分の記事を一挙アップしました。「アーカイブ」の月間リンクをクリックしてご覧ください。

また、カテゴリーに「西部警察」「バイプレーヤー列伝」「戦隊」
を追加しました。

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