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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2025/01月

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アニメ・特撮音楽界の大御所・渡辺宙明さんが亡くなられました。子供の頃は毎日欠かすことがないくらいテレビから宙明さんの音楽が流れてきて、アニメはもちろんのこと、やはり特撮。当時の特撮と言えば戦隊かメタルヒーローかフジテレビの朝にやっていた不思議コメディシリーズのこの3つが基本になっていましたが、戦隊シリーズの初期6作、秘密戦隊ゴレンジャーから大戦隊ゴーグルファイブまでは宙明さんが主題歌/EDと劇伴も担当していました。


細かいことを言うと当時はまだ「スーパー戦隊」という今のような枠組みがなかったので、子供の頃はこの6本の特撮は個別の作品というイメージがあったのですが、正直に言うと、当時はこの6作品が全て宙明さんの作曲だとは知らずに聴いていました。宇宙刑事三部作を見終わった辺りから音楽のことを気にし出して、オープニングのテロップで音楽担当の名前を確認したら「渡辺宙明」であることがわかり、それ以来音楽を意識しながら特撮を見るようになった記憶があります。


宇宙刑事ギャバンから始まったメタルヒーローシリーズのほうはギャバンから時空戦士スピルバンまでの初期5作と機動刑事ジバンの音楽を担当した宙明さん。宇宙刑事三部作の音楽は一見同じように聞こえてもそれぞれに特色や味わいがあり、その違いを聴き比べるのが面白かったですね。次の巨獣特捜ジャスピオンではイメージががらっと変わったと見せかけて、所々に宙明節を感じさせるメロディがあって、さらに重厚感あふれるサウンドが響き渡ってハードなアクションシーンを盛り立てていたように思います。


宙明さんと言えば70年代のヒーロー番組の音楽も数多く担当していましたが、やはり真っ先に思い浮かぶのは人造人間キカイダー。キカイダーと次作のキカイダー01は夕方によく再放送があったので何度も繰り返し見ていましたが、子供がとっつきやすく、慣れ親しみやすく、一回聞けば忘れられないフレーズが曲の中にたくさん盛り込まれていて、ダンサブルな曲からSF映画のような壮大さを感じさせる曲までとても幅広く、そして何よりカッコいいものばかりでした。


つい最近まで放送されていた機界戦隊ゼンカイジャーでまた数十年ぶりに特撮の音楽を担当されていたみたいですが、最後まで全力全開で活動されていたんですね。子供の時代にこれらの作品で宙明さんの曲を聴くことができて、その時代を体感できたことは今となっては貴重な思い出となっております。これからも死ぬまで永遠に聴き続けます。渡辺宙明さんのご冥福をお祈りいたします。


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コロナもありここ数年は映画館に行かず、映画はレンタルかスカパーの映画専門チャンネルで見ていましたが、最近は「2時間もたない問題」もあり、映画を見る回数が減っています。途中で寝てしまうんですよね…。

最近見た映画の中では「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』。これはなんとか最後まで見ました。言うに及ばす、3年ほど前に見た「ヴェノム」の続編。前作に引き続きトム・ハーディが主人公のエディ・ブロックを演じている。今回は連続殺人鬼で刑務所に収監中のクレタス・キャサディに獲りついたカーネイジと呼ばれるもう一人のヴェノムがエディに獲りついているヴェノムと対決する。カーネイジはヴェノムよりもパワフルで体中からいくつもの触手を伸ばして車も軽々と持ち上げ、ヘリの機銃攻撃も耐える。触手の動きはまるで蜘蛛のようでスパイダーマン顔負けのスパイダー能力を持っているみたいです。

キングコングがエンパイア・ステート・ビルに登ったのと同様に高い鉄塔を登ってカーネイジと激戦を展開させたヴェノム。ヴェノムまさかの敗北?の気配もありましたが、友情パワーと言うべきかエディとヴェノムの結束がさらに強いパワーを生み出してカーネイジを倒したという感じに見えました。

前作ほど気持ち悪さは感じなかったし、コスプレパーティに乱入してそのままの姿で人間達と会話をするお茶目なヴェノムの姿も見られたり、前作よりやんわりコメディタッチの強い作品と言う印象でした。ベノムは90分しかなかったから最後まで見られたのかな…(苦笑)。

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この間、久しぶりにチャンネルNECOでハングマンが放送されたようです。なぜかシリーズ3作目に当たる「新ハングマン」のみの放送だったみたいですが、新ハングマンと言えば、ゴッド役が明智小五郎シリーズの天知茂さんでしたが、オープニングのナレーションと第1話のみの出演だったのが残念でしたね。当時、他の仕事で忙しかったのか。ハングマン1、2のゴッド役の山村聡ぐらいの活躍を見たかったのですが、天知ゴッドが直接ハンギングに関わるストーリーがあったら面白かったでしょうね。

ところでハングマンシリーズは必殺シリーズの現代版として制作されましたが、ハングマンにレギュラー出演した俳優は必殺シリーズに出演したことのある人たちが多かった??気がするのですが、ちょっと軽く調べてみると、



<ハングマン1>

●ブラック/林隆三
    →必殺仕掛人 第28話「地獄へ送れ狂った血」 源次郎
     必殺仕置人 第4話「人間のクズやお払い」 弥七
     必殺必中仕事屋稼業 侍くずれの政吉 
●マイト/黒沢年男
    →必殺仕置人 第4話「人間のクズやお払い」  聖天の政五郎
●ゴッド/ 山村聡→必殺仕掛人 音羽屋半右衛門
          助け人走る  清兵衛
<ハングマン2>

●よみ子(2)/野川加代子(新)/ 栗原美津代(4)/三島ゆり子
    →必殺仕置人 お島
     暗闇仕留人 妙心尼
     必殺仕業人 第24話「あんた、この替玉をどう思う」 囚人
     新・必殺仕置人 第14話「男狩無用」 妙心尼
     必殺仕事人 おしま

<新ハングマン>

●マリア/早乙女愛
   →翔べ! 必殺うらごろし
    第17話「美人画から抜け出た女は何処へ?」 胡蝶
    必殺仕舞人 
    第3話「織姫悲しや郡上節」 おかよ
    新・必殺仕事人
    第25話「主水猫を逮捕する」 おひさ
    必殺仕事人Ⅲ
    第23話「ギックリ腰で欠勤したのは主水」 お静
    必殺スペシャル・新春 決定版!大奥、春日野局の秘密 
    主水、露天風呂で初仕事 望月るい
●チャンプ/山城新伍
   →必殺必中仕事屋稼業 
    第9話「からくり勝負」  古田玄蕃
<ハングマンⅤ>

●エジソン/火野正平
   →新・必殺仕置人 正八
    江戸プロフェッショナル・必殺商売人 正八
    翔べ! 必殺うらごろし 正十
    必殺仕事人意外伝 主水、第七騎兵隊と闘う
    大利根ウエスタン月夜 勘太
    必殺仕事人2009 
    第22話「最後の大仕事!!」 拷問人・巳ノ助
<ハングマン6>

●アイリス/鮎川いずみ
    →必殺仕置人 
     第10話「ぬの地ぬす人ぬれば色」 お雪
     助け人走る
     第16話「掏摸大一家」 およう
     必殺からくり人・血風編 
     第8話「悲恋を葬る紅い涙」 お栄
     新・必殺仕置人 
     第38話「迷信無用」 おもん
     新・必殺からくり人 
     第7話「東海道五十三次殺し旅 荒井」 お志ま
     江戸プロフェッショナル・必殺商売人 秀英尼
     翔べ! 必殺うらごろし おねむ
     必殺仕事人シリーズ 加代

●アンクル/梅宮辰夫
    →江戸プロフェッショナル・必殺商売人 新次


とこんな感じでした。ハングマン4の4人の主要メンバーのみ、必殺シリーズに出演していなかったようです。植木等さんは必殺シリーズに出演していそうな感じに見えたのですが、意外にも出演歴はなかったんですね。

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今月からスタートした「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」。暴れる太郎の戦隊って意味なんでしょうか。文字通り今回の戦隊のリーダー、ドンモモタロウはお祭り気分で暴れまくるヒーローというイメージに見えました。ドンモモタロウと他の4人サルブラザー、イヌブラザー、キジブラザー、オニシスターとなぜだか鬼がメンバーにいるんですが、その鬼の戦士に変身する今回のヒロイン・鬼頭はるかの目線で物語が進んでいく、今までの戦隊とは一風変わったストーリー展開も注目点ですね。


今回の戦隊はメンバーが不思議なサングラスをかけて異次元の中で戦闘を繰り広げるのですが、初回にはるかがサングラスをかけて町を見回したら、人間のように見えていた人たちが実はそうではなく、奇怪な怪物だったという場面があります。何かの映画で見たような感覚になったのですが、一日経ってから思い出しました。ジョン・カーペンターのゼイリブ。


ゼイリブは日曜洋画劇場で見たのが最初だったと思いますが、B級映画だと思って軽い気持ちで見ていたら結構面白くてのめり込んで見てしまった作品の一つ。サングラスをかけたら、人間に見えていた人たちが実は不気味なエイリアンで、知らない間に地球がそのエイリアンたちに侵略されていたという話。ゼイリブの主人公を演じたのはプロレスラー俳優のロディ・バイパー。プロレスをやりながら映画にもたくさん出演していた俳優さんでした。レスラーだけあってゼイリブの中でもサングラスをつけるつけないを巡ってロディ・バイパーが演じる主人公のナダがフランクと激しく殴り合う場面はとても迫力がありました。


サングラスをかけて町の看板を見ると、「眠っていろ」「消費しろ」「結婚して、生殖せよ」「従え」「考えるな」と言った日本の政治家連中や支配層が考えていそうな文言が見えるわけですが、今見返すと結構今の日本を痛烈に皮肉っているように見えてしまいます。サングラスをかけて政治家たちを見たら、もしかしたらエイリアンに見えるかもしれません(笑)。


話をドンブラザーズに戻して、今回の戦隊はそういう世界観で、現実と異次元の中を行き来してストーリーが展開していくみたいです。かなり謎が多くて桃井タロウの出生の秘密とか、はるかを除いた他のメンバーの素性、とくにイヌブラザーに変身する犬塚翼はなぜ指名手配され怪物に追われているのかとか、なんでイヌブラザーはあんなちっさいのかとか、逆にキジブラザー足長過ぎだろうとか。最大の謎はぜ前作のゼンカイジャーの主人公だった五色田介人が喫茶店のマスターになり、ゼンカイザーブラックという謎の戦士に変身する辺りの謎がまだ全然わかっていません。まあいずれ明らかになっていくのでしょうが、中々にミステリアスな戦隊という印象です。


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去年の5月から「Gメン75」のDVDコレクションが発売されておりますが、東映チャンネルでも昨年末にGメン75の放送がスタートしました。特捜最前線のほうはセレクションという形で放送されたことがありましたが、Gメンはファミリー劇場でGメン82が放送されて以来約10年ぶりぐらいの再放送になりますかね。2000年代にファミリー劇場で全話放送されていますが、東映チャンネルでの全話放送はもしかしたら今回が初なのでしょうか。もろんのことこれはHD画質で、ファミ劇での放送よりも画質が向上しています。


ファミ劇で放送されていた時は200話台から見始めてほとんど見れなかったので、初回からしっかり見るのはこれが初めて。初期からハードな世界が描かれ、当時の社会問題を盛り込んだストーリーが散見されます。キャスト面でも色々と見所がありますが、第2話の「散歩する囚人護送車」に苅谷俊介さんが銀行強盗団の一人として出演していました。大都会や西部警察など石原プロの刑事ドラマの刑事役のイメージが未だにありますが、Gメンに出ていたのは意外でしたね。第4話の「殺し屋刑事」に若林豪さんが銀行襲撃犯に妻子を殺された紅林刑事役で出演していました。


若林さんは後に立花警部役でGメンにレギュラー出演しましたが、この時点ですでに刑事役を演じていたんですね。復讐の鬼と化し、徹底的に容赦なく犯人を追いつめる姿は凄まじい迫力で、立花警部を思わせるクールさとシブ味のある演技が印象に残りました。第12話の「漂流死体」には山城新伍さんが自動車解体業の光村役で出演。山城さんというと、個人的に「新ハングマン」のチャンプが印象にありますが、当時は東映作品の常連だったこともあってか、Gメンにも顔を出されていたんですね。


第16話の「Gメン皆殺しの予告」は深作欣二さんが監督した話で、警視庁に三億円を要求する犯人の男がGメンの響圭子刑事を拉致・監禁して、血を抜いて殺そうとするストーリー。そう言えば、大都会PARTⅢの「ドクター宗方の証言」で石原裕次郎さん演じる宗方医師が犯人に監禁されて血を抜かれる描写がありましたが、Gメンのほうが先にこういう描写を取り入れていたんですね。犯人役を川津祐介さんが演じているのですが、サングラスをかけていて最初は川津さんだとは気づかなかった。なんとも言えない不気味な形相で響刑事とやりとりする姿が印象的で、とても凄味のある犯人役を熱演れていました。


第18話「警察の中のギャング」は白バイ警官に扮した犯人が現金輸送車を襲撃し、その犯人が警察の関係者であることがわかり、Gメンが警察内部にいる犯人を見つけ出そうとする話。この頃の刑事ドラマってわかりやすくて、ゲスト出演者を見れば誰が犯人なのかがすぐにわかってしまうこの時代の特性みたいなものがありまして、この回は冒頭の一分ぐらいで誰が犯人なのかがわかってしまいました(笑)。この回は直接のやりとりはなかったものの、中田博久さんと小林稔侍さんのキャプテンウルトラのコンビがゲスト出演していたのも見所の一つでした。


Gメンは355回と西部警察を上回るエピソードがある刑事ドラマなので、これからまだまだ楽しめそうです。

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皆様、あけまして・・・あまりにも遅すぎるので割愛させてもらって、今年一発目の記事になります。またしてもコロナが猛威をふるっていますね。政府もメディアも頭が麻痺状態の混乱状態。情報が錯綜しておりますが、くれぐれも侮らず注意して頂きたいと思います。


海外ドラマをコンスタントに視聴しておりますが、最近見たのは「コードネーム:ウイスキー・キャバリエ ふたりは最強スパイ」という長いタイトルのアクションドラマ。「ウォーキング・デッド」シリーズのマギー役で知られているローレン・コーハン主演のスパイアクションもの。男女のバディが世界各地を回って犯罪を解決する内容で性格が正反対の2人がユーモラスな会話のやりとりをしながら、銃撃戦や格闘する極めてオーソドックスなアクションドラマという印象でした。


ローレン・コーハンはマギーの演技しか見たことがなかったので、こういう軽快なアクションドラマでの演技はとても新鮮に見えましたね。相方の俳優は見かけたことがないのですが、アクションシーンでは抜群のコンビネーションで相性の良いところを見せたり、仲良く喧嘩しながら事件を解決していく感じでした。


バディものアクションの元祖とも言える「刑事スタスキー&ハッチ」も昨年末にaxnで放送されていましたが、改めて見返すと70年代のアクションドラマはCGを一切使わずに豪快なアクション、とりわけスタハチは赤いフォード・グラントリノのカーアクションがズバ抜けていた印象があります。日本もこのドラマの影響もあって70年代後半から80年代にかけて豪快なカーアクションを繰り広げたアクションドラマがたくさんありましたが、今は残念な状況です。


スタハチ路線をさらに進化させたのが「特捜刑事マイアミバイス」。80年代にアメリカは数多くのアクションドラマの名作を生みましたが、その中の一つ。マイアミを舞台に白人と黒人の刑事コンビがオシャレな装いで軽いジョークをかわしながら派手なアクションを繰り広げて事件を解決する。ただ、マイアミバイスの場合はすんなり事件が解決するわけではなくて、社会の不条理さや、やりきれなさ、蟠りなどの何か余韻を残すような終わり方をする。


これも昨年末にaxnで放送されていましたが、シーズン4以降も放送してもらいたかったですね。スタハチもシーズン1で終了してしまったのでシーズン2以降の放送を期待しています。あと、懐かしいところで「V・ビジター」の全5話がスパドラで放送されていましたが、これも久しぶりに見たら面白かった。日本ではレンタルビデオで火がついて一時期ブームになったSFドラマですが、人間の皮を被ったトカゲの姿の宇宙人と地球人との緻密なバトルを描いた傑作。ビジターが地球を侵略していく過程も見応えがあるし、色々と考えられていた作品なんだなと改めて感じましたね。


ということで今年もよろしくお願いいたします。

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