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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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日本の航空自衛隊で今でも使用されているF4戦闘機。日本仕様のF4EJが配備されたのは、1971年。もう40年以上も現役で飛んでいるんですね。F4ベトナム戦争で活躍したそうですが、米軍は、1991年の湾岸戦争時に実戦配備をやめています。日本では、次期主力戦闘機の配備が遅れているため、まだしばらくの間F4が使用されるみたいです。



F4戦闘機と言えば、劇中で敵機として登場させていたエアーウルフ。エアーウルフは、1987年4月からゴールデンタイム枠(日本テレビ系水曜夜9時)に放送時間が移動して再スタートしましたが、今年で放送から早28年経ちました。ゴールデン帯の初回のエピソードとなった「ミグ戦闘機と密林上空の死闘!! 救援機を護衛せよ(SHORT WALK TO FREEDOM)」の放送時、その真裏のテレビ朝日では、ナイトライダーが放送されていたことは、このブログで何度もご紹介致しました。ちなみに、ここのページを確認して頂ければわかる通り、ゴールデン帯で放送されたのは、主にシーズン3のエピソードでした。「夜間攻撃!! 美人ロック歌手を襲う光のUFO(OUT OF THE SKY)」や、「秘境のテロリスト・B25攻撃機の突入!!ダム雷撃戦(DAMBREAKERS)」など、所々にシーズン2のエピソードも紛れ込んでいましたが、未放映エピソードを一本も出さずに放送してくれたのは良かったですね。しかし、引き続き同年の11月からスタートした「新エアーウルフ復讐編」では、残念ながら6本の未放映エピソードが出てしまいました(後にスーパードラマTVで未放映エピソードも放送された)。



ところで、エアーウルフにF4戦闘機が登場したのは、ゴールデン帯に移動後、その第3回目に放送された「F4ファントムの猛攻をかわせ!! 南米騒乱脱出行(PRISONER OF YESTERDAY)」でした。これもシーズン2のエピソードの一つですが、この話は、当時ビデオ化(国内版VHSビデオ「エアウルフ4」に収録)もされていました。このビデオ版には、2つのエピソードが収録されていますが、サブタイトルは、ビデオ版とテレビ版に違いがありました。





ビデオテレビ
秘密兵器ロキ「金曜ロードショー」枠で放送された「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフスペシャルⅡ」の後半のエピソード。サブタイトルはなし。
※スカパーでは、「ベルレンジャー追跡!!自動操縦システムを奪還せよ」というタイトルで放送された。
過ぎ去った栄光「F4ファントムの猛攻をかわせ!! 南米騒乱脱出行」





 











ちなみに、この両方のエピソードには、ドク(ジェイソン・ドク・ギフォード)という登場人物が出ていました。ドクは、ヘリのパイロットとして卓越した操縦技術を持っており、「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフスペシャルⅡ」後半のエピソード(INN ATTHE END OF THE ROAD)では、ドクが操縦するベルレンジャーとホークのエアーウルフが山の谷間を掻い潜っての大追跡線を繰り広げ、ドクのヘリがエアーウルフを上回る超飛行を見せていました。



「F4ファントムの猛攻をかわせ!! 南米騒乱脱出行」のストーリーを簡単に説明しておきますと・・・、

反乱軍に占拠された南米の町サリアナ。肝臓病を患った前大統領マリウス・グズマンの治療のため、グズマンの娘テレサが指揮する部隊の男達が元軍医のドクを拉致し、サリアナに連れ去ってしまう。ホーク達は、エアーウルフでドクが監禁されている紛争地帯へ向かい、テレサ達に協力する。



F4は政府軍の戦闘機として登場していますが、残念ながらエアーウルフと直接戦うことはなく、サブタイトルの通り、エアーウルフは、F4ファントムの攻撃をかわしながら、領事公邸に向かっている爆弾を積んだバンを止める役目を果たしていました。できれば、緊迫したドッグファイトも見てみたかったですね。それにしても、久々に見返すと、これが本当にドラマで放送されていたなんて信じられない。どの話も映画並みの壮大なスケール感があり、今でも見応えがあります。実機のエアーウルフを地面スレスレの高さでホバリングさせたり、当時のスタント・パイロットマン達の操縦術にも惚れ惚れしてしまいます。




24シリーズの最新作では、無人機を使ったテロが描かれていましたが、戦闘機の無人化の時代がもうすぐそこまで来ています。今、エアーウルフがリメイクされたら、やはりエアーウルフも無人操縦が可能になる設定になってしまうのでしょうか。10年ほど前に「ステルス」という人工知能を持ったステルス機の活躍を描いた映画がありましたが、やはりエアーウルフにも人工知能がついて、もはや空のナイトライダー(苦笑)なんてことに・・・。ホーク達はリストラの運命か??(苦笑)









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東映チャンネルで放送中の「はみだし刑事情熱系」は、去年の夏頃からスタートして、現在PART4が放送中。最近BS朝日のほうでも再放送が始まったみたいですね。PART4の初回で、ついに高見兵吾が娘のみゆきに自分が父親であることを告白したのですが、それを知ったみゆきはなぜか複雑な反応を示す・・・という流れになっております。



リアルタイムの放送以来改めて見直すと、思ってた以上に実車を使ったカーアクションや本物の爆破シーンが数多くあったことに驚いた。90年代以降、アクションものの刑事ドラマは衰退し、「はぐれ刑事純情派」のような人情系の作品が刑事ものの主流になり、90年代後半には、「踊る大捜査線」のような警察内部の諍いを描いたコミカルな刑事ものがヒットして、当時アクションもので唯一残っていたのがはみだし刑事。はみ刑事は、それまでのハードボイルドなアクションものを継承しつつも、どこかアットホームな雰囲気が漂っていましたね。高見と玲子とその娘のみゆきの複雑な親子関係を主軸にして、様々な事件を描いていたからでしょうか、ハードなアクション回も結構あったのにあまり印象に残っていなかった。でもPART5辺りからCGを使い出すんだよなあ・・・。



もう一つ気になったのは、PART3で放送された「広域VS本庁!涙の捜査・撃たれた婚約者」というエピソード。このストーリーの流れ、どこかで見覚えがあるなあと思っていたら、刑事貴族の「その時、哀しみの時が過ぎた」とそっくり。脚本も同じ人(岡芳郎)が書かれているので、言うなれば、「その時、哀しみの時が過ぎた」のリメイクと言っても過言ではないですね。




まず刑事貴族のほうは、こんなストーリーでした。


銀行強盗事件が発生し、犯人の男が女子行員を人質に立てこもる。泉が男を取り押さえようとした時、揉み合いになって男の銃が暴発し、女子行員が撃たれて死んでしまう。自分の過失に責任を感じる泉。そんな中、麻薬取締事務所と代官署が合同で、暴力団戸川組の大掛かりな麻薬取引の捜査を始めることになる。泉は、麻薬取締官の安田とコンビを組み、戸川組の麻薬捜査に乗り出すが、安田は、なぜか泉に敵意を剥き出しにする・・・。




一方、はみだし刑事のほうは・・・


貴金属強盗犯の男がコンビニにたてこもり、若い女性を人質にとる。西崎が男を取り押さえようとした時、犯人の銃が暴発して人質の女性に当たり、女性は瀕死の重傷を負う。自分の過失を責める西崎。そんな時、本庁捜査一課の伊達刑事が広域捜査隊にやってくる。伊達と西崎は特殊班時代の同期で、伊達は、この事件の捜査のため本庁から派遣されてきた。兵吾と西崎と伊達の三人は、福田と言う男を捜し始めるが・・・。


あらすじを見ても流れはほぼ同じ。中盤の流れも

■刑事貴族→泉と麻薬取締官の安田がコンビを組むも反発し合い、泉が原因で婚約者を失った安田が泉の命を狙う。

■はみだし刑事→西崎と本庁の刑事の伊達がコンビで捜査をするが二人は反発し合う。西崎のミスで重傷を負った女性は、実は伊達刑事の婚約者。


安田と伊達、共に婚約者がいるところや二人が暴走する動機も同じ。









刑事貴族で麻薬取締官の安田を演じたのは藤堂新二氏。当時の刑事ドラマでもよく見かけましたが、やはり、個人的にはデンジマンのヘドラー将軍ですね(苦笑)。最近は、「宇宙刑事シャイダーNEXT GENERATION」に長官役で出演されていました。









はみだし刑事で本庁捜査一課の伊達刑事を演じていたのは、小沢仁志氏。東映Vシネマなどでは、眼光鋭い強面のヤクザ役が多いですが、このエピソードでは、暴走しつつも、涙を見せたり、婚約者の前で優しさを見せる刑事を演じていた。





クライマックスの展開も・・・

■刑事貴族→泉と安田が戸川組の男達を追いつめるが、戸川組に潜入していた麻薬取締官の岡村が人質に取られる(階段で女子行員が撃たれた時と同じ状況)。安田が背後から戸川組の連中を取り押さえようとするが、その時、戸川組の男が持っていた銃が暴発し、泉は左肩を撃たれる。撃たれた泉の姿を見て安田は改心する。


■はみだし刑事→連続強盗団が潜伏するライブハウスに西崎と伊達が突入し、伊達が主犯格の男を取り押さえようとした時、男が持っていた銃が暴発。西崎が腹を撃たれてしまう。兵吾の応援により、犯人達は捕まり、伊達と西崎は単独行動を取ったことを理由に、兵吾に殴られ説教される。



と、ここもほぼよく似た展開でした。主だった違いと言えば、安田の婚約者は死に、伊達の婚約者は生きていた点ですね。刑事貴族は、極めてハードボイルドに。はみだし刑事は、ハートフルに事件を解決させていたように見えました。





最後に、はみだし刑事PART1・2で広域特別捜査隊本部長の徳丸謙二郎役を演じた愛川欽也さんが一昨日亡くなられたそうです。愛川さんと言えば、1980年代は、「なるほど・ザ・ワールド」などバラエティ番組の司会や、俳優、声優、映画製作等々マルチに活躍されていましたね。土曜ワイド劇場の「西村京太郎トラベルミステリー」シリーズの刑事役も有名でした。愛川さんのご冥福をお祈り致します。






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前回紹介したジャレコ編では、忍者くんを紹介しましたが、忍者のファミコンゲームでもう一つ思い出すのが、「影の伝説」。これもアーケードで人気になったゲームで、ファミコン版は、1986年にタイトーから発売されました。舞台は、江戸時代末期。魔界の国で甦った「雪草妖四郎」率いる魔性の軍団によって、「霧姫」が捕われの身となり、伊賀の里の忍者「影」が霧姫を救出すべく魔城へ向かう・・・と言ったストーリー。「青葉の章」「紅葉の章」「雪の章」の3つのステージを巡り様々なアイテムを使って敵の忍者と戦い、ラスボスの雪草妖四郎を倒せばクリアとなるアクションゲームだった。



雪草妖四郎という名前を聞くからに、おそらくジュリー(沢田研二)が天草四郎時貞役で主演した映画「魔界転生」の世界観をリスペクトしたゲームなのではないかと思われます。ジャレコの忍者くんは、二頭身キャラでしたが、影の伝説の忍者は皆等身大のキャラで、アクション忍者映画のようにリアルな動きをしていました。雪草妖四郎がジュリーの天草四郎のモチーフならば、プレイヤーが操る「影」は真田広之が演じていた「伊賀の霧丸」をモチーフにしているのでしょうね。このゲームは、サイドビューで縦横無尽に動き回れるのが当時画期的で、大人のアクションゲームと言う雰囲気があり面白かったです。三ステージしかないものの、各ステージのボスが中々強くてラスボスまでにはなかなか辿り着くことができなかったが、わりと早くにクリアできました。魔界転生では、映画のラストで天草四郎と、千葉真一が演じる柳生十兵衛が燃え崩れる城の中で最後の決戦を見せていたが、ゲームのほうもできればあの画面を再現してもらいたかったですね。




タイトーのファミコンゲームも当時結構遊んだ記憶がありますが、タイトーのファミコンのタイトルは全部で49本あり、そのうちプレイしたことのあるゲームは、わずか9本。そのうちクリアできたのは2本でした。もっとやっていると思っていましたが、タイトーのは結構難解のものが多かった記憶がありますね。「たけしの挑戦状」なんて、ファミコン雑誌か攻略本がないと絶対クリアできなかったし、他のメーカーと比べアクションゲームも子供には中々激ムズな内容のものが多かったように思います。と言うことで、今回は、激ムズだったタイトルをいくつかご紹介させて頂きます。






エレベーターアクション



これもアーケードのほうで大人気だったアクションゲームで、プレイヤーはスパイを操り、30階建ての高層ビルの屋上から潜入して、エレベーターやエスカレーターを使ってひたすら降下し、各階に点在する赤いドアの部屋から機密文書を盗み出す。全部盗み終えた後地下1階に止めてある自分の車に乗り込んだらクリアとなる。30階もある高層ビルの屋上にワイヤーをひっかけてそこから潜入すると言う、設定からしてかなりブッ飛んだゲームでしたね(苦笑)。子供の時、9階建てぐらいのマンションで友達と鬼ごっこをして遊んだことがありましたが、あの感覚に近いノリのゲームでしたね。ビル内で鬼ごっこしているような感覚。

15、6階辺りまではわりとスムーズに降りることができて、楽々と機密文書を盗めるのですが、下の階に行くにつれ、敵の男達の銃撃が激しくなってくるんですね。プレイヤーは、銃を持っていてそれで敵を撃ったり、敵の弾をジャンプや屈んで避ける事ができるのですが、時間が経過してくると敵のほうもただ立って撃つだけでなく、屈んで撃ってきたり、しまいにはマシンガンで連射してくる。そうなるともう避けようがなくなって、地下に辿り着くことなくゲームオーバーなんてことが多々ありました。敵の激しい攻撃に耐えられず、いつも2、3ステージくらいしか進めなかったですね。






アルカノイド



テトリスやぷよぷよが現れる前は、このゲームがブロック崩しゲームの定番でしたね(自分の中では)。これも当時ゲームセンターに行くと必ず一台は置いておりました。ファミコン版は1986年に発売されましたが、専用のダイヤル式コントローラーがついていたせいか、発売価格が5500円と、当時のゲームソフトの中では割高なソフトでした。ファミコンのコントローラーの十字キーでも一応バウス(ラケット)を操作することができたが、バウスの動きが鈍く使い物にならないので、必ずダイヤル式のコントローラーを使わなければいけなかったのですが、これも慣れるまでに結構時間がかかりましたね。ダイヤルを少し捻っただけでバウスが素早く左右に移動してしまうので、そのさじ加減が難しかった。ステージは全部で33ステージありましたが、ワープを使わずに進めても、大体10ステージめでゲームオーバーになることが多かった。バウスをレーザーにして、ブロックを破壊しながら進めたら、わりと短時間でクリアできたステージもあったが、やはり、時間経過後のエナージーボールのあの尋常ではない速さについていけなかった(苦笑)。






レインボーアイランド



バビーとボビーの兄弟が虹の魔法を使い敵を倒しながら冒険を繰り広げる縦スクロール型のアクションゲーム。『バブルボブル』というゲームの続編らしいですが、残念ながらそちらはまだプレイしたことがありません。プレイヤーの武器が銃や剣などではなく、「虹」であるところがこのゲームの特色。単に敵を倒すものだけでなく、架けた虹を踏み台にして、上へ登っていく道具にもなるところがユニークでした。アイテムのくつでバビーのスピードを上げ、黄色のつぼで虹を出すスピードを速めると超高速で上へ登っていくことができ、その爽快感がたまらなかった。全部でワールド10まであり、各ワールド4つのラウンドで構成されていましたが、足場が少ないワールド4でゲームオーバーになることが多かった。ワールド5がアルカノイドをモチーフにしたステージになっているらしいので、いつかまたリベンジして一度は辿り着いてみたいですね(苦笑)。





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5年ぶりにあの男が帰ってきた。無敵の人間弾頭「ジャック・バウワー」。2001年からスタートした「24 -TWENTY FOUR-」シリーズ通算9作目に当たる「リブ・アナザー・デイ」が日本にもやってまいりました。残念ながら今回は、24話完結ではなく、半分の12話で24時間の出来事が描かれています。最初の11時間は、今まで通りで、最後の12話で残りの13時間を描く構成になっていました。12話も50分間ぐらいは、リアルタイムで進行し、最後の10分間で、半日後の出来事が描かれていました。



「ファイナルシーズン」として扱われたシーズン8の後半は、仲間のルネを殺されたジャックが復讐鬼と化し、怒りに燃えてテロリストを追いつめていく展開となっていましたが、リブ・アナザー・デイはあれから4年後の世界が描かれています。今回は、なんとイギリスが舞台。ロンドンに身を隠してジャックがヘラー大統領暗殺の容疑をかけられてCIAに追われているところから物語が始まる。辛くもジャックは、CIAに捕まってしまうが、実はそれは、CIAに逮捕されていたクロエを救い出すための作戦であり、彼の真の目的は、ヘラー大統領暗殺を狙う組織を壊滅することにあった。



リブ・アナザー・デイでのジャックの年齢は53歳。50代になり孫もできてお爺さんと呼ばれるようになってしまったジャックですが、その仕事ぶりは衰えるどころか、CTUにいた頃よりもさらに超人的な勢いで敵を追いつめていきます。初回のジャックは、ほとんど何も喋らず、ただ寡黙に逃げ回っているだけでしたが、クロエと再会してからはいつものジャックに戻ったような印象を受けました。


クロエは、鬼太郎のような髪型に、黒い革ジャンを着ていて、大分イメージが変わっていました。シーズン8では、CTU支部長臨時代理まで上り詰めていたクロエですが、ラストでジャックを逃亡させてしまい、その逃亡幇助の罪でFBIに逮捕されてしまう。逮捕のシーンは劇中では描かれていませんでしたが、DVD&BD版の特典映像で逮捕されるクロエが見られるそうです。リブ・アナザー・デイでは、彼女は、ロンドンのハッカー集団「オープンセル」に所属しており、ハッカーとして暗躍しているようです。ボスのエイドリアンとつきあっているみたいですが、あれ?クロエって夫と息子がいなかったっけ?と思ったら、この4年の間に彼女にも様々な出来事があったようですね。CTUでは優等生だったクロエもとうとう闇落ちか?と思ったが、この新シリーズでもCTU時代と同じように、ジャックをサポートする役回りを果たしていました。



シーズン4から登場したジェームズ・ヘラーも今回大統領となって登場しています。認知症を患っており、大統領職が続けられるのか瀬戸際に立たされているようです。ジャックと共にテロリストと取引する姿もありました。ヘラーの娘のオードリーも登場しています。オードリーと言えば、以前ジャックとは恋仲にあり、シーズン5で中国当局に拉致されてしまったジャックを救うために、単身中国に向かったが、彼女も当局に監禁されていましたね。そこで激しい拷問を受けたせいでオードリーは廃人寸前になってしまったが、その後夫のマーク・ブードローと出会い、彼の献身的な介護とリハビリ治療で回復したようです。今回は、大統領の秘書として活躍していました。



新シリーズでは、テロリストに乗っ取られた無人機が遠隔操作されて様々な場所を標的にする「無人機テロ」が描かれていましたが、映像的にも中々見応えがありました。沖縄を巻き込んだ米中○○勃発!?などなど、ストーリーのほうもスケール感が凄まじく面白かった。ジャックの鬼畜ぶりも健在で、無人機乗っ取り犯を窓から○○したり、宿敵のあの人を刀で○○してしまったりと、さらに凄まじい鬼畜ぶりを見せていました。ルネを彷彿とさせるCIA捜査官のケイト・モーガンもジャックの片腕的な活躍ぶりを見せていて良かったです。そう言えば、ケイト役のイヴォンヌ・ストラホフスキーって『CHUCK/チャック』でも激しいアクションをやっていましたね。




12話しかないので、今まで以上にサクサク物語が進むのは良かったのですが、やっぱり、物足りなさは残りました。ジャック役のキーファー・サザーランドは、今48歳。ジャックよりも若いし、ルックスもシーズン1の頃からほとんど変化がないから、まだまだジャック役を続けられそうなんですが、キーファー自身はこのリブ・アナザー・デイで本当に24シリーズを完結させたと思っているようなので、続編はもう期待できないのでしょうね。でも、今回のラストを見る限りだと、スタッフはまだまだやりたいそうな(笑)、そんな意気込みが伝わってくるラストでしたね。










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円谷プロと言えば真っ先にウルトラマンシリーズを思い浮かべますが、ウルトラQやウルトラマンが放送されていた半世紀前の1966年にもう一つ有名な特撮作品を製作していました。それは、『怪獣ブースカ』




「僕、ブースカです!!」




ウルトラQのあるエピソードを元に作られたコメディ作品で、ずんぐりした体型の怪獣ブースカが子供達と共にはちゃめちゃな騒動を巻き起こす。発明好きの少年の屯田大作くんが飼っていたペットのイグアナに「クロパラ」と呼ばれる栄養剤を与えたところ突然変異を起こして怪獣ブースカを誕生させた。愛嬌のあるルックス、舌っ足らずな喋り方をし、「バラサ、バラサ」や「シオシオノパー」など、独特の言葉で感情を表現する。1966年と言うことで、ウルトラQと同じくこの作品もモノクロ撮影(ウルトラQは最近カラー化されたようですが)。一応この作品ギャグ路線の明るい作風なんですが、モノクロ映像のせいか、どことなく不気味さもあって最初見た時はSFホラーっぽい印象を受けた。同じ時代に実写化された忍者ハットリくんもモノクロの薄暗い映像とハットリくんの顔が怖すぎて、ホラーテイストな雰囲気がありましたが(苦笑)、ブースカは怪獣ながらも可愛らしいのでハットリくんほどの不気味さは感じなかったです。



ブースカの舌っ足らずな喋り方はとても愛嬌があって可愛らしいのですが、ブースカの声は、サザエさんの初代カツオの高橋和枝さんが担当されていました。ブースカでは主題歌も歌われていたんですね。「シオシオノパー」って言葉の響きとどことなく似ているのが、「ショックのパー」。ロボコンに出てくるロボパーと言うロボットがこの言葉を発すると、体がバラバラになってしまうというブラックテイストなギャグ描写がありましたが、今やったらうるさいんだろうなあ(苦笑)。



ブースカの大好物はラーメン。ラーメン大好き小池さんもびっくりするほど大量のラーメンを食い上げます。そう言えば、ジェットマンのあるエピソードにカップ麺の姿をした怪人が出ていたが、ブースカならその怪人も食べ尽くしてしまうでしょうね。ブースカの頭には、「ブー冠」と呼ばれる三本の角があり、これを暖めると頭が良くなり、冷やすと幼稚園児レベルに頭が悪くなってしまうそうです。ブー冠には「ブースカニウム」という物質を作る能力があり、これをエネルギー源にブースカは超能力を使っていますが、ブー冠が取れてしまうと超能力が使えなくなります。ウルトラセブンのアイスラッガーみたいですね。





「僕、チャメゴン!!」



シリーズ後半には、「チャメゴン」と言う名のブースカの弟が登場します。チャメゴンは、大作くんが発明した「物体電送構成装置」によってリスと宇宙生物の原子を合成して作られた宇宙快獣。なので、兄弟にも関わらずブースカとは、全く似ていません。クルミを食べるといろんなものに変身できるそうです。苦手ものは、ハットリくんと同じく蛙だそうです。猫やキツネじゃないんですね。ちなみにチャメゴンの声は、ハットリくんの声をやっていた堀絢子さんが担当していました。



東映のロボコンや不思議コメディシリーズ(ロボット8ちゃん、バッテンロボ丸など)の原点のようにも見えるブースカですか、最終回は、ブースカとチャメゴンが人類の未来のため、カミナリ博士が開発したロケットに乗り込んで、宇宙へ旅立ちます。カミナリ博士役は、ロボコンでおまわりさん役をやっていた由利徹氏。冒頭の場面でロケット打ち上げの実況をしているのは、ウルトラクイズの司会者だった福留功男氏。そうか、ブースカは日本テレビで放送されていたのか。日本テレビで特撮と言えば、マシンマン、バイクロッサー、サイバーコップぐらいしか思い浮かばなかったが、この頃から特撮番組を放送していたんですね。



ブースカ達は、20日間の宇宙の旅をするつもりになっていますが、宇宙の一日は地球の一年に相当するらしく、今度ブースカ達が地球に戻ってくる時、地球は20年後の未来になっている。ブースカと一緒に遊んでいた子供達も立派な大人になっているわけで、ブースカ達から見れば、それはもう別世界にいるような気分になるでしょう。当時から数えて20年後と言うと、1986年になりますが、あの頃の子供達はファミコンに夢中になっていたし、60年代の子供達のように、外で自由奔放に遊んでいる子もいたにはいたけど、そういう光景が少しずつ失われ始めていた時代だったかもしれませんね。そして、半世紀近く経った今は、保護者同伴でないと公園でさえまともに遊べなくなっている。ブースカ達がこんな地球の姿を見たらさぞ悲しむことでしょうね。結構深いメッセージ性を持った最終回、色々考えさせられました。


それにしても小学生ながら物体電送構成装置のようなもの発明してしまう大作くん天才過ぎ(苦笑)。ブランドル博士もびっくり。そんな子いたら友達になりたい。こんな装置あるなら、犬か猫の原子でブースカのお母さんも作ってあげれば良かったのにね(苦笑)。




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スーパーウーマンが活躍する映画はこれまでたくさん見てきましたが、特に印象に残っているのは古くはスーパーガールにバットガール。「バットマン・リターンズ」でミシェル・ファイファーが演じたキャットウーマンは衣装を含めインパクトありました。最近だとバイオ・ハザードシリーズのミラ・ジョボビッチが真っ先に浮かんできますね。ミラ・ジョボビッチと言えば、リュック・ベッソンの「フィフス・エレメント」でブレイクして、私もその時初めて知ったのですが、バイオハザードのアリスを演じるようになってからは、ジョボビッチ=アリスのイメージが定着して、アクション女優のイメージが強くなりましたね。リュック・ベッソンの映画には、か弱い女性がパワフルな女性に変貌していく作品が数多くありましたが、代表的なのはやはり「ニキータ」。「レオン」でナタリー・ポートマンが演じたマチルダも印象に残るヒロインでした。そして、去年公開された「LUCY/ルーシー」もその作品の一つ。



台北でマフィアの取引に巻き込まれてしまった女性ルーシー。彼女は、通常10%までしか活用されていない人間の脳の潜在能力を極限まで高めることができる「CPH4」と呼ばれる麻薬が入った袋を下腹部に埋め込まれてしまう。ルーシーは、マフィアに麻薬の運び屋役を命じられるが、それを狙うマフィアに捕まり、激しい拷問を受ける。その拷問中に、彼女の体内にある袋が破れてしまい、麻薬の力によってルーシーの脳は覚醒し、彼女は、驚異的な力を身につけるが、力が増すごとに彼女の人間性は少しずつ奪われていく・・・。




ニキータとレオンの場合は、普通の女性が教育を受けて力強い暗殺者となる成長物語を兼ねていましたが、このルーシーは、特別な麻薬の力によって普通の女性が超人的な力を身につけて、マフィア達と戦う。ニキータとレオンとは違ってかなりSF要素の強い作品で、昔テレビシリーズであった「バイオニック・ジェミー」とか、スティーブン・キングの「キャリー」を彷彿とさせる。その能力とも言うのも様々あって、重力無視の浮遊術?や、痛みをコントロールして無敵になったり、驚異的な知識量を得たり、凄まじいガンプレイとドライブテクニックを持ったり。テレキネスのような念力を使って人の動きを止めることや、人を宙に浮かしたり、吹き飛ばすこともできる。ルーシーが自分の力で髪型を変えてしまうシーンを見た時は、「ヤヌスの鏡」じゃあるまいし(苦笑)と、さすがに突っ込みを入れてしまったが、映像的には、アメリカンヒーローも真っ青なパワフルなフランスのヒーローものという感じに見えた。ハードなガンアクションとカーアクションもあったが、とくにガンアクションは、ニキータを思わせるところもあって見応えがありました。



それ故に、既視感も拭えなかったのですが、クライマックスの展開が中々強烈。なんと、ルーシーが人類数十億の歴史を辿り、さらにその先の未来の姿まで見せてしまう。何やら得体の知れない物質に変貌を遂げていくルーシー。ザ・フライみたいな身の毛もよだつ奇怪な怪物になるわけでもなく、原子レベルの物質へ進化しているのかあるいは退化しているのか。人間の脳の潜在能力が100%に到達すると、どうやら人間の姿でなくとも生きていけるらしい(笑)。幻想的な映像マジックでルーシーが変貌していく様子を描いているところは面白かったが、でもこの演出では、今一つ確たるメッセージが伝わってこなかった。くだらないことで殺し合いを繰り返す人間達は、もう一度原子レベルに戻ってやり直せって意味だったのかな・・・(苦笑)。



映画のテンポは良く、あっという間の90分でしたが、ルーシーの最後の変化に関しては、もっと時間をかけて丁寧に描いてもらいたかったですね。ルーシー役のスカーレット・ヨハンソンが魅力的で良かっただけに、ラストがやや強引な幕引きになっていたのが残念。SF的には物足りないが、アクション映画としては、それなりに迫力があって楽しめました。スカーレット・ヨハンソンと言えば、ブラック・ウィドウ。彼女も歴としたスーパーウーマンでしたね。











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