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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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チャンネルNECOで放送中のザ・ハングマン4。やはり、4になってからアクションがやや強めに押し出されている印象がありますね。サファリは撃ちまくる、クレイは殴りまくる、オショウは、睡眠ガス入りのジッポを噴射しまくる・・・。表稼業がタクシー会社なので、カーアクションも増えています。ジャッキーは、スクーターに乗って尾行している場面が目立ちますが、「女高生が非行理事長に食いものにされる!」では、女子高生に変装したり、「大学マフィアが女子大生をポルノさせる!」では、女子大生になりすまして大学に潜入するなど、「新ハングマン」のマリア以上に活躍していますね。


そのマリアがなんと第8話と9話に再登場。寺の行事のため京都へ行ったオショウの代役として、久々にハングマンのメンバーとして活躍していました。マリアと言えば、やはりレオタードを着てエアロビクスしている姿が印象に残っていますが、「帰ってきたマリアをナイフが襲う!」でET(サファリ)と再会した場面でのフィットネスウェア姿も中々キマッていましたね。髪型のせいかまた随分とイメージが変わり、やけに声が掠れていたのが気になりました。酒焼けなんでしょうか。そう言えば、男2人、女2人のメンバー構成のハングマンを見たのは、これが初めてでした。放送当時は、男女雇用機会均等法の改正の影響もあったのか、戦隊シリーズのメンバー構成もそれまで女1人だったのがこの年(1984年)から2人に増えたり、80年代の後半以降は、ドラマの中においても男性と同様に女性が活躍する作品が増えたように思います。




現在8話まで拝見しましたが、その中で特に印象に残ったエピソードは・・・





「大学マフィアが女子大生をポルノさせる!」

川原で炎上した車の中から男女の焼死体が発見される。男は、週刊ホットニュースのルポライターの峯尾洋二、女は、城南大学の女子大生松島ゆかりで、ゴッドの調査により二人の死に偽装心中の疑いがあることが判明する。ハングマンは、城南大学の学生を食い物にする犯罪組織の実態を掴むため行動を開始。ジャッキーは、女子大生になりすまして城南大学に潜り込み、クレイは、ゆかりがアルバイトしていたのぞき部屋に向かう。


サブタイトル然り、内容もかなりセンセーショナルなエピソード。舞台が大学ということで、「女高生が非行理事長に・・・」に続き、ジャッキーのメイン回でした。今回ジャッキーは、女子大生に扮して大学内に潜む犯罪組織の実態を調査。このシリーズでは、オショウとジャッキーがコンビを組むことが多いですが、今回は、オショウも大学の清掃員になりすましてジャッキーと仲良く仕事していたのが印象的でした。クレイと空手部の学生達の激しい格闘シーンや、サファリが乗る赤いソアラのタクシーのチェイスシーンなどアクションも多く、ラストのクイズ仕立てのハンギングシーンも面白かった。クイズ式ハンギングと言えば、「2」の「クイズ!? 電気ショックの恐怖」が強烈だったが、今回も問題の出し方が中々ユニーク。し●し●ルームで思わず吹いてしまった(笑)。

敵陣の俳優が中々豪華でしたね。城南大学自治会会長の寺井信子役に堀川まゆみ氏(大激闘マッドポリス'80の緑川悠子など)や、新ハングマンの25話のゲスト出演に続き、今回は、城南大学新聞部部長の郷田役で内藤剛志氏が出演していました。







「帰ってきたマリアをナイフが襲う!」

何者かによって殺人犯に仕立てられてしまった田山という男を救うため、ゴッドは、その真犯人を見つけ出すようハングマンに調査を依頼する。クレイは、田山の友人で、キャバレーの従業員の宮下から情報を聞き出そうとするが、その矢先、宮下が二人組の男に襲われ重傷を負う。クレイは、宮下のロッカーから田山の女の名前を記したタイムカードが見つける。サファリは、田山の女の服部良子をガードするため、ハングマンの元メンバーのマリアに協力を求める。


マリア再登場回第一弾。マリアがオショウの代わりにメンバーに加わったことにより、史上初の男メンバー2人、女メンバー2人のハングマンが実現。とは言っても、今回は、ほぼマリアの活躍がメインでジャッキーの出番は少なかった。タミーやマリアと比べるとジャッキーはどうしても子供に見えてしまい、この4人だとちょっとバランスの悪さを感じましたが、やはり、元メンバーが登場すると盛り上がります。女ボディガードということで、のっけから二人組の男と格闘したり、逃げ回ったりと激しいアクションを見せるマリアがとても印象に残りました。クレイとのコンビネーションも抜群。このコンビはもっと見たかったですね。

歌舞伎町の新宿コマ劇場前でのハンギングシーンが豪快でしたね。犯人達がクレーン車のアームに吊るされながら罪を自白していましたが、ギャラリーも多い中でよくこんな撮影できたなと感心するばかり(笑)。ハングマンでは、これまでにも新宿コマ劇場前でハンギングする場面が何度か見られましたが、こんなど派手なのは、初めてで見応えがありました。当時のギャラリーの人達は、今みたいにクレーム入れる人やカメラの前で騒ぐ人がいなかったから、やはり撮りやすかったんでしょうかね。最後、マリアがトヨタのMR2に乗り込んで走り去っていましたが、ゲスト出演にも関わらず、ちゃんとマリアの専用車まで用意されていたのは驚きましたね(笑)。





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