10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
アクション刑事ドラマの次に子供の頃好きだった大映ドラマ。今年は堀ちえみ主演の作品をわりと見たような気がするんですが、まだ一つだけ見れていない作品がありました。それは彼女を一躍有名にしたあの「スチュワーデス物語」。
TBSの火曜夜8時に放送していた2クールのドラマで、もちろんリアルタイムや、夕方の再放送で何度も見ました。さすがに30年以上も経つとストーリーははっきり覚えておらず、思い出すのは「ドジでのろまな亀」というフレーズと、片平なぎさが両手の義手につけている手袋を口で噛んではずすあの場面と、主題歌の「ホワット・ア・フィーリング」だけが真っ先に思い浮かぶだけでした。
CSのチャンネルのTBSチャンネルでは何度も再放送されているようですが中々見る間がなく、最近ようやく視聴することができた。改めて見直してみると、このドラマ、何が凄いかっていうと日本航空(JAL)の全面的な協力を取り付けて、本物の訓練所や客室モックアップなどで大掛かりな撮影をしているところに尽きますね。現役教官が出演していたり、世界各国の紙幣を使った免税品の販売の訓練や、事故時の飛行機からの脱出訓練など、訓練シーンに関しては徹底的にリアルさを追求しているところが素晴らしく、とても見応えがあります。
海外ロケもあり、パリやローマ、最終回では村沢浩(風間杜夫)と新藤真理子(片平なぎさ)が結婚式を挙げようとするシーンでイタリアのサンフランチェスコ大聖堂が使われていたり、とにかくスケール感が凄い。ストーリーや演出については訓練生たちが突然歌い出したり、バタバタした少し大袈裟な演技をしていたり、当時の大映ドラマならではというか、極めてコミカルな芝居をしているように見えました。
海外ロケもあり、パリやローマ、最終回では村沢浩(風間杜夫)と新藤真理子(片平なぎさ)が結婚式を挙げようとするシーンでイタリアのサンフランチェスコ大聖堂が使われていたり、とにかくスケール感が凄い。ストーリーや演出については訓練生たちが突然歌い出したり、バタバタした少し大袈裟な演技をしていたり、当時の大映ドラマならではというか、極めてコミカルな芝居をしているように見えました。
何より、堀ちえみのアイドル性を100%活かした作風と言うか、彼女ありきのドラマだったんだなあと改めて思いましたね。他のアイドルがやっていたらおそらくここまで記憶に残るものにはならなかったのではないかと思います。「ドジでのろまな亀」というフレーズも堀ちえみだからこそマッチングしたものだったんだなと再認識しました。
今回見て、もう一つ印象に残ったフレーズは石立鉄男が演じる客室訓練部課長の柿野竜太の名言。「俺の夢はな、世界中の空を鶴のマークのお姉ちゃんでいっぱいにすることだ」みたいなこと言っているシーンがありましたが、ユニークな石立さんらしい面白いセリフだなあと思いました。今までは石立さんを思い出すと必ず「ワカメワカメ好き好き、おまえはどこのワカメじゃ」のあのカップ麺のCMのフレーズが頭に過っていましたが、これからは「鶴のマークの姉ちゃんで・・・」のほうを思い出すことになるかもしれませんね(笑。
リアルタイムで見た大映ドラマの中で未だにCSで一度も放送されていなかった杉浦幸主演の「この子誰の子?」がなんと来月からホムドラで放送されるみたいです。「一人の女子高生がレイプされ妊娠をし、悩みながらも強く生きて行く姿を通じて、少年少女の愛と性、それを越えて勝ち得る愛と信頼の素晴らしさを描いた青春ドラマ」という、今思うと小学生は見てはいけない内容のドラマに思えますが(苦笑、当時は夢中になって見ておりました。こういうドラマを水曜の夜8時に放送していた当時の日本のテレビはやはり凄かったですね。この作品も視聴が終わりしだいまた取り上げたいと思います。
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