10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
去年公開された「X-MEN: アポカリプス」は、1983年が舞台になっているということで、この年にまつわる様々なネタが仕込まれていました。一番わかりやすかったのは、瞬間移動能力を持つミュータントのナイトクローラーが、「スリラー」のPVでマイケル・ジャクソンが着ていたジャケットを身につけていたところと、ミュータント達が映画館で見ていた映画が「スターウォーズ・ジェダイの復讐」だったところ。
83年と言えばやっぱりあれですよね。アメリカでこの年にスタートした「特攻野郎Aチーム」・・・のネタは残念ながらなし。超高速の移動能力を持つクイックシルバーの自宅で「テンテケテケテケ・・・」と懐かしのあのテーマ曲が流れて、ほんの一瞬だけオープニングの映像が映っていましたが、もうおわかりですね。そうです。83年と言えば、「ブルーサンダー」・・・ではなく(笑)、ナイトライダー。最近何かとネタにされることが多いナイトライダーですが、「テッド2」では、ナイト2000の登場シーンが根こそぎカットされてしまい非常にがっかりしましたが、Xメンでは、一瞬でしたがしっかりネタにされておりました。今年またリブートされるし、本国でもまだまだ人気が高いようですね。
ということで、今回はシーズン2の最終2話「ビデオテープは死のサイン!芸能界潜入!マイケル歌手に!!(LET IT BE ME)」と、「巨大ブルドーザーの罠!!体当り!転落!恐怖の土砂生き埋め(BIG IRON)」について。
ビデオテープは死のサイン!芸能界潜入!マイケル歌手に!!
LET IT BE ME
人気ロックバンド「クラス・アクション」のギターリストの男が謎の死を遂げた。男の死が何者かによる殺人だと言う女性がナイト財団に事件調査の依頼をしてくる。マイケルは、コンサート会場に向かい、そこで思いがけない人物と再会する。事件の依頼者は、マイケルの元恋人スティービーだった。バンドでボーカルを担当しているスティービーは、バンド関係者の中に事件の犯人がいると推察していた。マイケルは、バンドのボーカルに成りすまし、犯人を探し出そうとする。
地上波放送時第17話として放送されたエピソード。シーズン1の「危機一髪!ナイト2000 窮地の女性を救え!(WHITE BIRD)」に初登場したスティービー(ステファニー・メーソン)が再登場。シーズン1のエピソードでは、悪徳弁護士の秘書をしていたスティービーですが、今回は、どういうわけか人気バンドのボーカリストになってマイケルの前にあらわれます。ただし、日本では、地上波放送時「危機一髪!ナイト2000 窮地の女性を救え!(WHITE BIRD)」のエピソードが未放映だっため、長い間このエピソードがスティービーの初登場回扱いになっておりました。
スティービーに感化された?わけでなく、殺人犯探しのためになんとマイケルまでバンドのボーカルになってしまうというからさあ大変(笑)。劇中では、実際に二人が歌唱している場面が映し出され、「OUR FIRST NIGHT TOGETHER」や「NO WAY TO BE IN LOVE」などのデビッド・ハッセルホフのヒット曲が披露されています。この時初めてデビッド・ハッセルホフが歌手をやっていることを知りました(苦笑)。ちなみに、この二人(デビッドとスティービー役のキャサリン・ヒックランド)は、当時新婚ほやほやであり、前回の「ナイトライダー4/殺人ミサイル壊滅作戦(MOUTH OF THE SNAKE)」では、二人が新婚旅行をするため、マイケルの出番がごっそり減らされ、身体能力抜群のデビッド・ドルトンが主人公になってしまうという珍事が起きております。
OUR FIRST NIGHT TOGETHER
NO WAY TO BE IN LOVE
しかし、二人の結婚生活は長くは続かなかったようで、5年後の1989年には離婚しています。キャサリン・ヒックランドには、4度の結婚暦があり、デビッド・ハッセルホフは、2番目の相手だったそうです。ちなみに彼女の3番目の相手の名前は、俳優のマイケル・エドワード・ナイト(Michael E. Knight)。
吹替えの新録部分。スティービーの声は、テレビアニメ「一休さん」の一休さんや、「キテレツ大百科」のキテレツの声、映画では、ゴールディ・ホーンのフィックスを担当し、ナイトライダーでは、パイロット版に登場したタニヤ・ウォーカーの声も演じていた藤田淑子氏。マネージャーのポールの声は、「激闘!善と悪2台のナイト2000!」でトニーの声を演じていた内海賢二氏が担当していました。
①MVの撮影終了後、バーバラがマイケルとスティービーに話しかける→走行中のナイト2000の車内で、キットがジープのブレーキの故障原因の結果をマイケル達に教える。
②事件解決後、マイケルとスティービーが再びコンベンションホールに戻り、客のいないステージで「LET IT BE ME」を歌い上げるシーン。
巨大ブルドーザーの罠!!体当り!転落!恐怖の土砂生き埋め
BIG IRON
建設機械車を盗んで闇ルートで密売している犯罪グループの被害にあった建設業者のフランク・サンダーソンがナイト財団に犯人探しを依頼してくる。マイケルは、フランクの共同経営者だったロイド・ニュワルドと言う男について調べ始める。フランクとロイドは、25年間共に会社を支え合ってきた仲だが、様々ないさかいが原因で、今は別々に会社を経営し、仇(かたき)同士になっていた。
地上波放送時第16話として放送されたエピソード。シーズン2の最終話にふさわしい・・・という感じは全くなく、いつも通りに陰謀と破壊と犯罪の渦巻く現代に甦る正義の騎士をやり続けているマイケル。メカニックのエイプリルが一切登場することなく、このままこのTVシリーズから姿を消してしまったのが残念でしたね。
今回は、建設機械車を盗んでは闇で売り捌く犯罪グループが相手ということで、キットの敵も大型の建設作業車。ブルドーザーに突き落とされて土砂の中に埋まってしまったナイト2000が、そこからどのようにして脱出するかが最大の見せ場となっていましたが、ターボブーストと軌道ガイド(TRAJECTORY GUIDE)を使って見事にエスケープしておりました。マイケルがいつもの黒の革ジャン姿ではなく、明るめのシャツとジーパンを着て活動しているところが珍しかったですね。
吹替えの新録部分。
吹替えの新録部分。
①走行中のナイト2000の車内でキットが盗まれた建設機械車(D6)のスペックをマイケルに教えるシーン。
②走行中のナイト2000の車内のシーン。キットの「可能性としてはありですが、考え過ぎでは?」からマイケルの「わかった。もういい、忘れてくれ。ブルドーザーを追いかけよう」までのセリフ。
③グレーダーが盗まれた場所を調査した後のナイト2000の車内のシーン。マイケルの「道はわかってんのか?」から「わかるように言えよ」までのセリフ。
④マイケル、フランク、ロイドの乗ったナイト2000がパーティを開いているフランクの自宅に到着→フランクが妻のルーシーと話すシーン。
⑤酒場のシーン。マイケルとフランクがルーシーの浮気について話している。
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