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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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先頃、デビッド・ハッセルホフ(David Hasselhoff)が「デビッド・ホフ(David Hoff)」に改名したらしい。ハッセルホフと言えば、近年は、本人役でテレビドラマや映画に出演することが多いですが、鮫が空飛ぶパニックアクションの最新作「シャークネード エクストリーム・ミッション」では、NASAの宇宙飛行士役を演じて大活躍しているようです。


あの頃の海外ドラマの出演俳優は、妙に長くて珍しい名前の人が多かったですね。エアーウルフなんて、ジャン・マイケル・ビンセントにアーネスト・ボーグナイン、ジーン・ブルース・スコット・・・と、レギュラーメンバー全員が長い名前でインパクトがあった。やはり、デビッド・ハッセルホフは、「デビッド」よりも「ハッセルホフ」のほうがインパクトがあって親しみがあったので、「ホフ」になってしまうと、個人的にはちょっと違和感というか物足りなさを感じてしまうな・・・(苦笑)。でも、向こうでは、「ザ・ホフ」の愛称で呼ばれているそうだし、本人も愛着があるようだから、私もこれからは「ホフ」と呼ばせて頂こうと思います(笑)。



FOXクラシックで放送中の「ナイトライダーHD」。先週は「殺しの暗号トパーズの謎!大追跡!ジェット機に飛び乗れ!!(THE TOPAZE CONNECTION)」が放送されておりましたが、今回は、地上波未放映の2本「大統領暗殺犯を追え!記憶喪失の養女の謎(FORGET ME NOT)」と、「闇の武器商人を追え!マイケル決死の潜入捜査!(HEARTS OF STONE)」をレビュー致します。








大統領暗殺犯を追え!記憶喪失の養女の謎
FORGET ME NOT


訪米中の中南米サンミランダ国の新大統領カサブランカの暗殺計画を阻止すべく、マイケルは、カサブランカの娘マリーとカップルを装い、サンミランダの旧体制の残党ルディが主催するパーティに潜り込む。そのパーティ会場で、ミッキー・ブラッドバーンという女性が二人組の男達に連れ去られる事件が起きる。それを目撃したマイケルは、男達の車を追跡するが、ミッキーは、自力で車から脱出し、その際に崖から落ちて記憶を失ってしまう。


サンミランダの旧軍事政権体制の残党で、大統領の命を狙うルディが雇った殺し屋を見つけ出すため、マイケルがその手がかりを握る女性の記憶を取り戻そうとするお話。ミッキー役の女優(ジュディ・ランダース)は、シーズン3の「トンネル爆破!ナイト2000暗黒からの脱出!!(KNIGHT STRIKE)」にも出演していたので印象に残っていますが、日本語吹替版のミッキーの声が物凄く今風な感じの声だったので、余計に印象に残りました(笑)。


海岸の崖沿いの道での追跡シーンや、乗馬場での馬とナイト2000の追い掛け合いなど、今回もユニークかつ豪快なカーアクションが目白押しでした。西部劇のカウボーイのように、マイケルが投げ縄を使って、見事に犯人を捕まえる場面は圧巻でしたね。キットが砂浜にいるマイケルを助けに行くため、高い崖から飛び降りる時のジャンプシーンは、「ザ・カー」のアクションシーンを借用したもの。「激闘!善と悪2台のナイト2000」の時のカールの転落シーンに続いてまたしても使用されていましたね。


ちなみに、ザ・カーで使用された車は、「リンカーン・マークⅢ」。ナイト2000のベースになったトランザムとは、まったく形状が異なるボディなのでよく見るとその違いがよくわかります。このリンカーン・マークⅢのカスタムを担当したのは、最近亡くなったジョージ・バリス。ジョージ・バリスと言えば、初代「バットモービル」の生みの親としても知られ、ナイト2000も彼が手掛けたそうです。














闇の武器商人を追え!マイケル決死の潜入捜査!
HEARTS OF STONE

マイケルは、最新型の高性能ライフル「Nunn X-19」を密売する闇組織に潜入するため、武器商人になりすまし、仲介人のアンジ―を連れてリッキー・ストーンの一味と接触し、取引を約束する。ところが、アンジーは、取引相手に金を渡さず、恋人のロベルトと逃亡してしまう・・・。


マイケルとキットが違法な武器の密売を阻止すべく動き出すも、敵対するギャング同士の抗争に巻き込まれてしまうお話。今回からキットのインジケータがこれまでの赤く光るだけのものから、3本ラインの上下に赤く伸びるLEDモジュラー・インジケータに変更されました。話の冒頭で、キットがマイケルに新しい音声モジュレーターの感想を聞き、マイケルが「いいねキット、気に入った」というやりとりをしているのが印象的です。また、ナイト財団移動本部のトレーラーもこれ以前に登場していた白いトレーラーから全面黒塗りのトレーラーに変更されています。これは、エグセクティブ・プロデューサーのロバート・フォスターの意向によるもので、トレーラーとキットが一緒に走りながら、キットがトレーラーのコンテナの中に入ったり、また降りたりする演出もロバート・フォスターによって生み出されたものだったそうです。音楽もこの回からドン・ピークが指揮するようになりました。


倉庫に閉じ込められたマイケルを助けるたる、ナイト2000がターボブーストで倉庫の扉をブチ破るジャンプシーンは、中々インパクトがありましたが、このジャンプシーンは、シーズン2のオープニング映像にも使用されていましたね。地上波放送時は、このジャンプがいったいどのエピソードで使われたものなのかがとても気になっていましたが、結局地上波では放送されなかったため長年の謎になりました(苦笑)。


マイケルとキットがアンジーが乗るヘリを追跡する時に、「マイクロウェーブ妨害装置(MICRO JAM)」を使ってヘリの飛行を妨害していましたが、これ以降、ナイト2000がヘリを相手にする時は、必ずといっていいほどこの機能が使用されていましたね。このシーンを見た時、シーズン2の「殺人ヘリ攻撃ミサイルの恐怖!決死の空中戦・超パワー全開(MERCHANTS OF DEATH)」のナイト2000と攻撃ヘリとのバトルを思い出しました。マイケルがナイト2000のルーフから身を乗り出して、ヘリのソリに捕まろうと必死に腕を伸ばすも届かず、道が途絶えてナイト2000が緊急停止し、マイケルがつんのめりになる一連のアクションシーンは中々緊迫感がありました。


この回は、ナイト2000が機関銃やロケットランチャーなどで派手に撃たれまくるシーンが多かったですね。クライマックスで、ナイト2000がターボジャンプして走行中のストーンの車の荷台の上に着地し、マイケルが自力で車の運転席に移動してストーンを倒すアクションも見応えがありました。このアクションシーンを見ると、西部警察の北海道ロケ(オロフレ大戦争)のカーアクションもついつい思い出してしまう(苦笑)。ストーンをナイト2000のボンネットに乗せてデボンの元に戻ってきたマイケルが「デボン、ロベルトはアンジーの身を案じてかけつけたんだ」とデボンに話しかけていたが、こんな締め括りのシリアスな場面においても駄洒落を入れ込んでくる日本語吹替版のセンスに圧倒されましたね(笑)。











FOXクラシック、今週はまた日本未放映のエピソード「偽札大量生産!平和な町にはびこる組織犯罪(A NICE INDECENT LITTLE TOWN)」が放送されます。この回には、「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」でケイトリン役を演じたジーン・ブルース・スコットがゲスト出演しているので、それも合わせて注目ですね。





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日本の自動車メーカーが2020年の東京オリンピックに向けて自動操縦ができる車の開発に着手したらしい。さらにはトヨタが人工知能技術を開発するための新会社をアメリカ・カリフォルニア州のシリコンバレーに設立すると言うニュースも見た。シリコンバレーと言えば半導体のメッカであり、33年前に放送されたナイトライダーのパイロットの舞台にもなった町でしたね。自動操縦に人工知能の開発・・・ついに本格的にナイト2000が現実になる日が迫ってまいりました。しかし、実験中の自動操縦車が暴走して怪我人が出たという話も聞くし、技術が確実なものになるまでにはまだまだ時間がかかりそうですね。完全に自動化された車に自分の命を預けるわけですから、ナイトライダーのマイケルとキットの関係のように、やはり人と車が信頼し合える関係にならないとなかなか乗るのには勇気がいりますが、キットのようなドリームカーが実現するなら早く乗ってみたいですね。



FOXクラシックで放送中のナイトライダーHDは、日本未放映のエピソードが三週に渡り放送されたところですが、今回は、「消えた証人を探せ!ナイト2000波止場の大激突!!(THE FINAL VERDICT)と、「潜入!殺人アカデミー テロリストの野望を砕け(A PLUSH RIDE)」についてレビューします。





消えた証人を探せ!ナイト2000波止場の大激突!!
THE FINAL VERDICT


殺人の容疑で刑務所に入れられてしまった友人のシェリル・バーンズの無実を証明するため、マイケルは、事件当日にとあるバーで彼女と話をした会計士のマーティ・キーンと言う男を捜し始める。しかし、マーティは、アル・ファーランが経営する「ファルコン・エンター・プライズ」の盗品横流しの件で警察にマークされていた。マイケルもマーティと同様にディッカーソン警部補達に目をつけられしまう・・・。



地上波放送時第24話として放送されたエピソード。ウディ・アレン似のユニークな個性を持つマーティとマイケルが、警察や不正を働く会社の経営者達から逃げ回って大奮闘するお話。後半の坂道で繰り広げられるナイト2000とそれを追うファーランの車のカーチェイスシーンが中々のド迫力。急な坂を駆け上ったり下ったり、作業中のトレーラーの上をターボジャンプで飛び越えたり、助手席に座っていたマーティが激しい運転に耐え切れず車酔いして吐きそうになるなど、コミカルな追走劇がとても印象的でした。


気になる吹替えの新録部分。マーティの声を担当したのは、アメリカンヒーローのラルフや、特攻野郎Aチームのクレイジー・モンキーなどを担当した富山敬氏でした。マーティの新録部分も気になっていましたが、どうやらカットされたシーンはなかったようです。


  

①冒頭、移動トレーラー本部内で、デボンとボニーがマイケルに、キットに新しく取り付けた似顔絵作成装置の説明をしているシーン。マイケルの「おたくも絵を描くわけ?」のセリフから、デボンの「お前のユーモアと同じだよ」までの部分。

②マイケルとキットがマーティのアパートがあるクレアモント・ベイの町に向かう時の車内の会話→近道をするためナイト2000が砂漠の道を通り抜ける→キットがマーティの似顔絵を作成するところまでのシーン。

③マイケルとキットがファルコン・エンター・プライズの前で、通用口から出てくるマーティを待っているシーン。

④夜にマイケルとキットがマーティのアパートに向かうシーン。










潜入!殺人アカデミー テロリストの野望を砕け
A PLUSH RIDE


ナイト財団主催の首脳会議が開かれることになり、その会議に出席する首脳達を狙う暗殺者を見つけ出すため、マイケルは、護衛チームを養成するアカデミーに訓練生として潜り込んだ。短期集中訓練を受けていた5人のうちの1人がテロ組織の暗殺者であるという情報を知ったマイケルは、暗殺者を誘き出そうとするが・・・。



マイケルが特殊訓練生になりすまし、護衛チームに潜む暗殺者を見つけ出そうとする話。「決死の替え玉作戦!ナイト2000凶悪武装軍団マル秘計画を暴け!!(INSIDE OUT)」を彷彿させるようなストーリー展開も見られますが、訓練の内容は大したものはなく、暗殺者もあっさり見つかって事件は解決・・・と思いきや、最後の大ドン返しに仰天(苦笑)。マイケルがアカデミーに潜入してから訓練を受けている間、ナイト2000の活躍はほとんど見られなかったが、マイケルがテロリスト達に捕まり眠らされて、ナイト2000に乗せられ急斜面を下るところから、崖からの転落を回避して、会議場に向かうテロリスト達の車を猛追し、あっという間に五台の車を倒してしまうまでのナイト2000のアグレッシブな活躍に痺れましたね。


冒頭、トレーラー移動本部内で、ボニーがキットのボンネットの中から海草を発見するシーンがあり、マイケルがマリーナで起きた強盗事件の犯人を追い、海に潜った強盗犯を捕まえた話をしていた。もしかしたらキットが海上を走行したのでは?とそれを匂わせるようなやりとりがありました。実際にキットが海上を走行したのは、シーズン2の「驚異のスーパーカーナイト2000水上爆進!黄金像の謎を暴け!(RETURN TO CADIZ)」のみですが、もしかしたらこのエピソードの時点でスタッフの中でキットを海の上へ走らせる計画があったのかもしれませんね。


マイケルが事件の中間報告をするため、とあるクラブでデボンとボニーに会いますが、その時二人は、テンガロンハットをかぶっていたのが印象的でした。ゲイリー・クーパー気取りのデボンは当然様になっていたが、ボニーも結構似合っていましたね。ちなみに、この店は、グレン・A・ラーソンがナイトライダーと同時期に製作していたテレビドラマ「俺たち賞金稼ぎ!フォールガイ」の主人公コルト・シーバスの行きつけの店としても登場していたそうです。



急斜面を下ってる時のキットの会話が面白かったですね。マイケルに「456m下の谷底に転落します。私は耐えられますが、あなたには無理です」と言うところや、危機的な状況でニュートン力学やら慣性の法則をマイケルに説明しようとするキットが良いですね(笑)。







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マクガイバーとジョン&パンチのリブートのニュースは前の記事でお知らせしましたが、他にも5年前にリーアム・ニーソン主演で公開された特攻野郎Aチームや、映画版チャーリーズ・エンジェルの再リブートの噂もあるなど、ますますリブートの話題が絶えませんね。こうなってくると日本でブルーレイの発売が決まったエアーウルフのほうも気になります。リブートと言えば、2008年にテレビドラマの新シリーズが放送されたナイトライダーも2年ほど前に映画化の話がありましたが、こちらのほうはまだ目立った動きは見られません。新作の出演を望んでいるデビッド・ハッセルホフは、シャークネード3という鮫が空飛ぶパニックムービーに出演したり、「ファスト&ラウド」というクラシックカーを復活させる番組のナイト2000製作回にゲスト出演したりと多忙のようですが、はたしていつ頃実現するのかこちらも気になるところです。



FOXクラシックで放送中のナイトライダーHDですが、早くもカール初登場回が放送されましたね。






激闘!善と悪2台のナイト2000!
TRUST DOESN'T RUST


ナイト工業博物館に向かったマイケルは、その倉庫で二人組の男が乗る黒い車と遭遇する。その黒い車とは、カール(K.A.R.R.=KNIGHT AUTOMATED ROVING ROBOT)と呼ばれ、キットのプロトタイプとして製作された車だった。カールは、利己的本能が強く、自己保存を優先にプログラミングされた失敗作で、処分するため倉庫に保管されていた。永い眠りから覚めたカールは、こそ泥のトニーとレブらと共に様々な悪行を繰り返す。


このエピソードは、日本では、「日曜洋画劇場」枠で「ナイトライダー6」の後半のエピソードとして放送されました。重戦車砲撃網大突破(DEADRY MANUVERS)とセットで放送されたため、国内で単独のエピソードとして放送されるのは、今回のFOXクラシックが初です。


生まれたての赤ん坊のように交通ルールを無視して無鉄砲に走り回り街の中で大暴れするカールや、こそ泥のトニーがカールによって悪の心を肥大させて、凶悪な人間になっていく姿が印象的でしたね。ちなみに今回のカールは、キットと同様に赤いスキャナーをつけており、ナンバープレートをつけていません。カールが再登場するシーズン3の「悪魔のナイト2000カールまたまた出現!復讐の空中大勝負!!(K.I.T.T. VS.K.A.R.R.)では、カールのスキャナーは黄色になり、ボディの色も話の途中から黒と銀のツートンカラーに変更されています。また、この時、「K.A.R.R.」のナンバープレートも追加されています。


ボニーを拉致するためカールとトニーがナイト財団の敷地内に侵入するシーンでは、逃走するカールのルーフにしがみついたり、カールと併走するキットに飛び移るなど、またまたマイケルの凄まじいアクションが見られました。クライマックスのキットvsカールのターボジャンプ合戦も迫力満点。ボニーの操作によってキットが片輪走行中のカールにレーザーを撃ちこむシーンや、キットとカールが言い争いをしながら突進し合うチキンレースのシーンも見応えがありました。



気になる吹替えの新録部分。地上波放送時は、重戦車砲撃網大突破と繋げて放送されたため、冒頭に流れるサブタイトル及びゲストスター&スタッフのクレジットの部分は全てカットされていました。従って、クレジットが映っている場面は全て新録の吹替えになっています。トニーの声を担当しているのが内海賢二氏なので、声の違いで明確にわかります。日曜洋画劇場枠での放送だったので、それ以外のカットシーンはないと思っていましたが、一箇所だけありました。カールの吹替えを担当した麦人氏の新録も期待していましたが、このエピソードではなかったですね。


  


①冒頭、ナイト工業博物館の倉庫前にあらわれたトニーとレブのやりとりのシーン。(クレジットが流れている部分)

②デボンのオフィスでデボンとボニーがマイケルにレーザーの説明をしているシーン。ボニーがレーザーの試し撃ちした後の三人のやりとりの部分。













決死の替え玉作戦!ナイト2000凶悪武装軍団マル秘計画を暴け!!
INSIDE OUT


軍人のキンケード大佐が率いる軍事部隊の悪事を暴くため、マイケルは、キンケードからドライバーの仕事を依頼されたデューガンと言う男になりすまし、キンケードの軍事基地に潜入する。


地上波放送時第22話として放送されたエピソード。マイケルがキット共にキンケードの軍事部隊に潜り込み、秘密の作戦の全容を暴こうとする。当初は連邦刑務所から凶悪な犯罪者を脱走させる計画と思っていたが、それとは全く異なる作戦が明らかになって、それを知って愕然とするマイケルの姿がとても印象的でしたね。物語の前半でキンケードの部隊がやっていた秘密の訓練が本番の作戦で見事に活かされていたところも面白かったです。


このエピソードでキットに電子妨害装置が初めて装備されます。半径50メートル以内のあらゆる電気機器を妨害できる機能で、今回は、キットがキンケードの基地から脱け出る時にゲートにいる警備員の目をそらすため、警備員用ブースの電気をショートさせて火災を起こす場面で使用されていました。これ以降、後のエピソードでも頻繁に使用されることになります。今回は、キットのコミカルな部分が目立っていましたね。ふざけてボニーの3サイズを計測したり、渋滞の列に並んで事故処理中の警官とやりとりする場面も笑えました。


アクション的には見応えあったのは、マイケルとリンダが乗るナイト2000が金塊輸送のトレーラーの後ろにぴったりとくっついて、トレーラーのコンテナの扉を開けようとする作戦中のシーン。リンダがナイト2000のボンネットの上をつたってトレーラーのコンテナの扉前に移動→扉の開錠に成功→トレーラーが大揺れしてリンダが落ちそうになり、マイケルがリンダと同様にナイト2000のボンネットの上に立ちリンダを救出→リンダの代わりにマイケルがトレーラーのコンテナの中に移動し、金塊の袋を放り出していく一連の場面がものすごく緊迫感があった。最後に大恥をかかされそうになったデボンがトラックで運ばれてきたキンケード達の顔を見てニヤッとするところも印象的でしたね。



気になる吹替えの新録部分。今回は物語の後半部分のカットが多いです。とくにキンケードとトンプソンの吹替え部分が目立っていました。


 

①(マイケルがキンケードの書斎に忍び込んだ後の)キンケードとトンプソンのやりとりのシーン。

②階段でマイケルがリンダと別れた後、デボンとの連絡を終えて戻ってきたキットと会話をするシーン。

③トンプソンが本物のデューガンを侵入者と勘違いして石で殴り気絶させ、それをキンケードに報告するシーン。

④キンケードがジープに乗ってあらわれ、作戦の本番前に隊員達に訓示するシーン。










さて、FOXクラシックの放送ですが、今週はまた3度目の地上波未放映エピソード「潜入!殺人アカデミー テロリストの野望を砕け(A PLUSH RIDE)」が放送されます。ここから3話連続で日本未放映エピソードが続くので注目ですね。





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先月からマクガイバーが始まり、来月からは「刑事ナッシュブリッジス」がスタートするなど、ますますラインナップが充実するFOXクラシックで放送中の「ナイトライダーHD」。2つ目の日本未放映回「命をつなぐ水 渓谷の水を守りぬけ!(NOT A DROP TO DRINK)」と、「デボン逮捕!決死の脱獄・迫る巨大トレーラー!橋上の対決(NO BIG THING)」についてレビューします。






命をつなぐ水 渓谷の水を守りぬけ!
NOT A DROP TO DRINK

水利権を巡り8つの牧場経営者達とブレーメンと呼ばれる大牧場の経営者が争っていたが、ナイト財団の顧問弁護士によって牧場経営者側が裁判に勝利した。だが、その祝勝パーティの最中に、牧場主の一人フランチェスカ・モーガンの家の近くにある滝のセキが爆破される事件が起こる。デボンの依頼を受けてマイケルは、フランチェスカ達の牧場を守るため、ブレーメンと対決する。


前回、女性政治家を守ったマイケルですが、今回は、小さな牧場主の経営者達を守るため、広大な牧場エリアでブレーメンと壮大なバトルを展開させます。この回で初めてナイト2000にフックが設置され、ショベルカーとの対決時に活用されていました。アクション的な見所と言えば、やはり、ナイト2000が3台の工事車両に囲まれた時に見せたスキーモード(片輪走行)をしながらのバック走行。キットが闘牛士になりきって、興奮する牛を手懐ける時にターボジャンプをしていたが、これまた荒っぽい派手なジャンプを見せていました。爆破されたダムから流れ出した大量の水を止めるため、ロケット弾(ROCKET FIRE)を岩山に撃ち込んで、崩れた岩石や土砂で水をせき止める場面も見応えがありました。


このエピソードを最初に見た時に、ふと思い出したのが、シーズン3の「爆走デビル・トラック!必殺クラッシュ!巨大タイヤの恐怖(THE ROTTEN APPLES)」。このエピソードも牧場が舞台になっていて、マイケルが牛泥棒達と壮絶な戦いを繰り広げていたが、こちらは、モンスター・トラックを使ったアクションがとてもインパクトありましたね。


宇宙人になりきってブレーメンの若い男を怖がらせるキットが印象的でしたね。その場面の吹替えのやりとりも面白かったです。フランチェスカの声もハマっていて、全く違和感がなかった。ちなみに、フランチェスカ役の ソンドラ・カーリーと言う女優は、「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」の「コンピュータ電子戦!! 盗まれた設計機密」というエピソードに出演しており、ホークのライバル・ウィンチェスター博士の助手役を演じていた。こちらでは、フランチェスカとは真逆のかなりの悪人ぶりを見せていたのが印象に残っています。












デボン逮捕!決死の脱獄・迫る巨大トレーラー!橋上の対決
NO BIG THING

新聞記者のフランク・レストンに会うため、リンドハーストフラッツの町に向かっていたデボンが交通違反を理由に警察に逮捕されてしまう。ボニーの知らせを受けてマイケルはデボンを迎いに警察署へ行くが、デボンはすでにそこにはおらず刑務所に収監された後だった。マイケルは、レストンの元妻キャロルと共に、腐敗した警察組織からデボンを救い出そうとする。


地上波放送時第19話として放送されたエピソード。警察に罪をなすりつけられて刑務所に送り込まれてしまったデボンをマイケルが救出するお話。デボンの初メイン回でもあるこのストーリーでは、デボンが第二次大戦中にドイツで二度収容所から脱出したことが明らかにされ、自分の戦時中の経験を活かして、囚人らと共に刑務所から脱出するデボンの活躍が描かれています。最近の日本も警察官による殺人事件が起きるなど腐敗が深刻ですが、このエピソードに登場する悪徳警官達もかなり酷い。マイケルに救出された後、悪徳警官達を裏で操っていた判事にデボンが制裁のパンチを食らわす場面はとてもカッコ良かったですね。


今回はスキーモードを使わず、脅威のバック走行を見せていたナイト2000。刑務所のゲートに突っ込んでマイケルを救出したり、橋の上で二台の車に挟み撃ちにされるも、ターボジャンプで危機を乗り切るなどキットの活躍ぶりも素晴らしかった。今回はナイト2000だけでなく、デボンが運転するトラックが逃走中に大ジャンプをキメる場面もあり、見応えあるジャンプシーンが充実していました。



気になる新録の吹替え部分ですが・・・

①冒頭のマイケルとキットの会話の場面。キットの「その例えは不適切ですマイケル・・・」のセリフの部分。

②ガソリンスタンドで給油後のマイケルとキットの会話のシーン。

③マイケルとキットがアメフトオッズの話をしているシーン。



カットされていたのは、ナイト2000の走行シーンと車内でのマイケルとキットの会話のみ。今回は、デボンの新録部分もあると思っていたのですが、意外にも全くありませんでした。









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FOXクラシックで放送中の「ナイトライダーHD」。ついに日本未放映回の「炸裂サミーの壮絶スタントショー(SLAMMIN’SAMMY’S STANT SHOW SPECTACULAR)が放送されました。「死の山荘脱出作戦!!ナイト2000殺しのバリケード大突破(JUST MY BILL)」と合わせてレビュー致します。




炸裂サミーの壮絶スタントショー
SLAMMIN’SAMMY’S STANT SHOW SPECTACULAR


この日本語のサブタイトルは、2004年のDVD-BOX発売時につけられたものですが、せっかく日本語のサブタイトルがついたのに、本編は字幕オンリー・・・という仕様に若干の違和感があったのですが、当時は、字幕だけでも十分満足でした。このエピソード、実は、DVD-BOX発売以前にもネットで何度か見ていたのですが、残念ながら字幕がなかったので内容が理解できず、それまではナイト2000のアクションだけを楽しんでいました。DVD-BOXに収録された字幕つきのこのエピソードを見て、初めて全体の内容がわかった時はとても感動しましたね。


あれから10年。今度は、ささき&野島コンビのオリジナルの声優陣による新録の吹替版での視聴。テレビシリーズの放送から30年近く経過していることもあり、当時と比べると多少印象が変わっていましたが、代役を使ってないのがいいし、オリジナルの声優陣の吹替えが再びこの時代に味わえることが本当に奇跡。ささきさんの声は、当時とほとんど変わっていなくて、マイケル・ナイトが21世紀に再び奇跡の復活を遂げたような、まさにそんな感覚になりましたね(笑)。


何者かによって妨害を受け続けているスタント・ショーにマイケルがスタントドライバーとして潜り込み、犯人を見つけ出す内容で、ナイト2000がショーで華麗な走りやド派手なジャンピングを披露します。ジャンプシーンは、ターボブーストではなく、ジャンプ台を使ったものでしたが、着地する寸前の車体の角度がやばかった(苦笑)。そんな冷や冷やもののジャンプシーンも見所の一つでしたね。


ナイト2000がボディに★マークのステッカーを貼られて装飾された姿でショーに出場していましたが、ナイト2000が装飾されたエピソードで一番印象に残っているのは、やはり、シーズン2の「スペシャルカーを取り戻せ!ナイト2000車ドロ壊滅作戦!!(CUSTOM K.I.T.T.)」ですね。冒頭にナイト2000がスピード違反でパトカーに追跡される場面がありますが、その時、車内でマイケルが「ナイト2000オーナーズマニュアル」を読んでいます。ちなみに、そのマニュアル、実際は、1982年当時のポンティアック・ファイヤーバードのマニュアルにナイト2000という文字を入れただけものだったそうです。


ナイト2000がパトカーから逃げる時、マイケルは、「TURBO BOOST」のボタンを押しますが、この時点ではターボブーストは、ジャンプだけでなく、加速装置としての役割を果たしていることがわかります。シーズン1では、よくこのような場面を見かけましたね。この場面の時のマイケル「行くぞ!キット」キット「踏ん張って」の吹替えのやり取りが、「これぞナイトライダー!」と言う感じで、思わず熱くなりましたね(笑)。












死の山荘脱出作戦!!ナイト2000殺しのバリケード大突破
JUST MY BILL


地上波放送時第21話として放送されたエピソード。発電所建設の議案に反対する上院議員のマギーが何者かに命を狙われ、マイケルがその警護につくお話。


ナイト2000のアクションはますます過熱さを増していますが、今回は、マイケルもハイスケールなアクションを披露していました。ナイト2000が近距離でヘリからの爆撃を受ける中、マイケルが自ら車の外に出て、頭上にいるヘリの足にぶら下がる荒技を見せます。ヘリの中にいた兵士達を放り出して自らヘリを操縦し、再びナイト2000に戻る・・・ベトナム戦争も経験しただけあってかヘリの操縦もらくらくこなしてしまうマイケルは、やはり凄いですね。このエピソードで初めてナイト財団の山荘が登場していますが、シーズン1では、この後のエピソードにもちょくちょく出てきます。




 



気になる新録の吹替え部分ですが、このエピソードも複数ありました。


①マイケルがマギーの事務所に向かい、駐車場にナイト2000を止めるシーン。

②同じく駐車場で、キットが警備員の目を盗んで別の駐車スペースへ移動するシーン。

③バリケードを張るルーガーの一味が山荘から再び戻ってくるナイト2000を待ち構えているシーン。



①はマイケルとキットのやりとりが少しだけあります。②はキットと警備員のやりとり(コメディリリーフ)のシーンですが、地上波放送時は丸々カットされていた。③はルーガーのみセリフあり。「今度こそ仕留めてやるぜ」の部分。












今週も日本未放映回「命をつなぐ水 渓谷の水を守りぬけ!(NOT A DROP TO DRINK)」の放送です。現代に蘇える正義の新録吹替を今一度じっくり楽しもうと思います(笑)。




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FOXクラシックで放送中のナイトライダーHD。パイロットに続いて「重戦車砲撃網大突破(DEADLY MANUVERS)」と「荒野の大戦争!地獄の暴走族スコーピオンズ対ナイト2000(GOOD DAY AT WHITE ROCK」を改めて拝見。






重戦車砲撃網大突破
DEADLY MANUVERS

ファンの方ならご存知の通りこのエピソードは、「日曜洋画劇場」枠で1986年12月28日に放送された「ナイトライダー6」の前半部の話です。謎の事故死を遂げたアーネスト・ラッド大佐の事件の真相を探るべく、マイケルがアーネストの娘のロビン中尉に協力し、陸軍基地に潜り込んで事件を解明する。このエピソード、単独で放送されたのは、今回が初めてだったのでまた新鮮な気持ちで見ることができました。


パイロットではターボブーストなど持ち前の機能をフル回転させていたナイト2000ですが、熱線追尾ミサイル回避のために使用したロケットブースターなど、今回も新たな機能を披露しています。また、ナイト2000で無理な牽引をすると、アルファー・サーキットと呼ばれる回路が故障して、センサーが異常を起こしたり、カーステレオが聞けなくなってしまうことが明らかになります。ナイト2000が実弾射撃中の大地を疾走し、爆撃の標的にされる中、マイケルが戦車に閉じ込められたロビンを救出。そして、またもや爆撃の中を走り抜ける・・・といった、凄まじいカーアクションが展開していましたが、やはり実車のカーアクションは見応えありますね。今見ても迫力満点でした。







気になる新録の吹替え部分。このエピソードは、日曜洋画劇場で放送されていたので、カットシーンはないだろうと思っていたのですが・・・実は、ほんのちょっとだけありました。マイケルが偽装されたミサイルを発見した後、キットに押さえつけられていた兵士達を実弾倉庫へ閉じ込めるシーン。兵士に声をかけている時の「入るんだ。ほら早くしろ。さあ入れ」の部分。















荒野の大戦争!地獄の暴走族スコーピオンズ対ナイト2000 
GOOD DAY AT WHITE ROCK

日本の地上波放送時、第20話として放送されたエピソード。マイケルが趣味の岩登りを楽しむため訪れたホワイトロックの町に、暴走グループ「スコーピオンズ」のバイク集団が現れ、町の住人達を襲い始めた。マイケルは、雑貨店を経営するシェリー達を守るため、スコーピオンズに真っ向勝負を挑む。


今回もダイナミックかつ嵐のようなカーアクションが展開。ナイト2000があの手この手を使いながら、スコーピオンズのバイクを一台ずつ倒していく姿が痛快。後に何度も再利用される(苦笑)豪快なジャンプシーンも見られました。スコーピオンズの登場シーンに、ステッペン・ウルフの「BORN TO BE WILD」が効果的に使われていたのも印象的でしたね。




  


気になる新録の吹替え部分ですが、このエピソードはかなりありました。数が多いので箇条書きにしますと、


①ホワイトロックへ向かっているナイト2000の中で、マイケルがキットと言葉遊びをしているシーン。

②マイケルとシェリーの弟のデイビーがシェリーの店から表に出て、ナイト2000の前で会話をするシーン。

③キットが日光浴中に犬と出くわすシーン。

④シェリーの店にたむろするスコーピオンズが仲裁をしに来たシェリフと話し合うシーン。

⑤マイケルがホワイトロックの頂上まで登った後、そこで待ち構えていたデイビーと話すシーン。

⑥キットがいちゃつくカップルが乗る車を押し出して保管用の駐車場から無理矢理抜け出すシーン。



①は比較的長いシーンで、現在のささきさんと野島さんの声がたっぷり聴けます。③はキットが大の犬嫌いであることが明らかになるシーン。地上波放送時は、「壮絶ジャングル戦!絶体絶命!ナイト2000底なし沼脱出不能!!(RING OF FIRE)」のエピソードでキットが犬嫌いであることを知りましたが、キットが犬と初めて出会ったのは、このエピソードだったんですね。④は、ヒリーのオリジナルの声が青野武さん、モンクが飯塚昭三さんなので、そちらと比べるとやはりやや迫力に欠ける。










さて、今週は、いよいよ日本未放映回の「炸裂サミーの壮絶スタントショー(SLAMMIN’SAMMY’S STANT SHOW SPECTACULAR)が放送されます。改めて新録の吹替えを存分に味わいたいと思います。



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