内容のほうは、ハロウィンの夜にSSC(ナイトインダストリーズ・研究開発部衛星監視機関)で起きた殺人事件とそれに絡んで巻き起こる騒動が描かれています。嵐の中、輸送機でフライトするマイクとサラ。マイクは、仮装しながらSSCで働くビリーとゾーイにいたずらを仕掛けて、二人がまんまとそれにはまっている様子を監視モニターで確認しながらニヤニヤしている。ちょっと悪趣味なところがあるマイクではありますが、チャールズも自分が開発した「動く手」でビリー達を驚かせて満足気。それぞれがハロウィンの夜を楽しむ中、チャールズとゾーイがメインフレーム室でスタッフの一人のボビーの遺体を発見する。最初はマイクのいたずらだと思っていた二人だが、ボビーは銃で撃たれ殺されていた。その直後、三発の銃声が鳴り、チャールズとゾーイは、暗闇の中で気を失う。SSCは緊急封鎖され、外部アクセスの禁止により、マイク達が乗る輸送機との通信も遮断されてしまう。SSC内はパニックに陥り、やがてキットの自爆プログラムがメインフレームを介して起動していたことが判明する。起動した人物の指紋照合がないと自爆プログラムが止められないことから、チャールズたちは、急いでSSC内にいる潜入者を見つけ出さなければならない。一方マイク達は、自力で自爆プログラムを止めようとするが、キットは、自分を輸送機から捨てるようマイク達に申し出る…。
SSC内部と輸送機で移動中のマイク達の混乱が同時展開するこのエピソード。一時は、キャリーが犯人扱いされるも真犯人は、意外なところに。チャールズ博士がキットに自爆プログラムを仕掛けた理由が後に登場するカールと関係している事実が明かされるなど、注目点もあったが、ナイト3000のカーアクションはなく、ほとんど密室劇的な内容で、アクション的にはいまいち。しかし、24的な緊迫感があったり、自爆プログラムが起動して少し感情的になるキットがマイク達との様々な思い出を回想している場面は、オリジナルのキットを彷彿とさせ懐かしくなった。
ハロウィンの話と言えば、オリジナルにもありましたね。「HALLOWEEN KNIGHT(幽霊殺人事件・謎のゴリラを追え!)」。ハロウィン前日の夜にボニーが目撃した殺人事件の犯人をマイケル達が探し出すストーリーでしたが、こちらでは、ナイト財団のメンバーが仮装しておりました。マイケルは、レット・バトラー(キットはハムレットと言っていた)、そしてデボンがルイ14世、サイモンは、ギャラクティカのサイロン兵のマスクを被っていました。アルフレッド・ヒッチコックの「サイコ」がオマージュされており、様々な怪奇現象演出や、実際にサイコで使われた屋敷が劇中に登場したり、シャワー室のパロディシーンやBGMもサイコ風なアレンジが施されたりと、遊び心満載の一作でした。ネクストのハロウィンの話は、オリジナルのカメレオンの話(KNIGHT OF THE CHAMELEON:復讐のカメレオンマン・千の顔を持つ男)もなんとなく彷彿とさせます。
ところで、この話でナイト3000がピンク色をコーディネートしたオープンカーにトランスフォームしていたが、ナイト3000もナイト2000と同じようにオープンカーになれる機能があるようです。
せめてネクストにもこれぐらいのジャンプシーンが欲しかった…。
最近ネタ切れ気味なのか、ハリウッドでもリブート映画が数多いですが、再びテレビシリーズでリメイクされたナイトライダーの2008年版は、国内では『ナイトライダーネクスト』と言うタイトルで去年半年間に渡り地上波で放送されました。この吹替え版では、オリジナルでナイト2000のメインコンピュータ・キットの声を担当された野島昭生氏が再びキットの声を演じられ話題となりました。リメイク版では、ナイト3000に搭載されたKITT(Knight Industries Three Thousand)の声を担当されています。残念ながら関東ローカルのみの深夜の放送だったため、全国的には知名度が低いネクストですが、その放送終了後には、ノーカット完全版を収録したDVD&ブルーレイがリリースされています。最近の海外ドラマって昔と違って本編の時間が短くなっているのに、それにもかかわらず地上波で放送されるとカットシーンができてしまうんですよね…。ナイトライダーもオリジナルは、約49分ぐらいあったけど、ネクストは、43分程しかないのに。ネクストに限らず、ニキータやファイブオーのリメイク版も同じぐらいの放送時間。だから、地上波でもカットなしで放送できるはずなんですがね…。すでにレンタルもされていますが、もうご覧になられたでしょうか。
ナイトライダーネクストは、本国では、視聴率があまり振るわなかったため、シーズン2は製作されず、シーズン1の途中で打ち切りになっています。そのため、パイロットを含めて全18話しか作られていません。日本では、パイロットを「序章」とし、前後編に分けて放送されました。車は、トランザムからマスタングに変わり、主人公は、マイケルナイトの息子のマイク。もちろんレギュラーメンバーも一新されているので、オリジナルとは、かなりイメージが違っていますが、オリジナルでもよくあったなあと言う展開やセリフ回しもあり、オリジナルのファンも十分楽しめます。吹替えがついたことによってさらにオリジナルの雰囲気に近づき、より面白くなっていました。
その中から今回「ナイトハンター(Knight of the Hunter)」をご紹介。ウォルト・クーパートンが率いる民兵組織に潜り込むため、マイクは、不名誉除隊をした兵士に成りすまして活動を開始。ウォルトの軍事施設に潜入して、情報を得ようとしたマイクだが、敵に捕まり、女性兵士カサンドラ・バンクスの激しい拷問を受ける。しかし、カサンドラもMI-6の潜入捜査官であり、二人は、協力してウォルトの計画を阻止しようとする・・・。
この話は、オリジナルの「決死の替作戦!ナイト2000凶悪武装軍団マル秘計画を暴け!!(INSIDE OUT)」とよく似ています。マイケルがデューガンと言う男の替え玉になって、キンケード大佐が率いる軍事部隊に潜入する話でしたが、カサンドラは、まんまリンダだし、クーパートンの作戦の目的もキンケードと同じ、マイクが爆弾を積んだ無人トラックを止めるために、ナイト3000のボンネットの上に立って、トラックの荷台に飛び移る場面は、任務遂行中に走行するトラックから落ちそうになるリンダをマイケルが助けに行く場面を彷彿とさせる。トランスフォーム中に爆撃を食らって、走行不能状態に陥るナイト3000の姿は、「壮絶ジャングル戦!絶体絶命!ナイト2000底なし沼脱出不能!!(RING OF FIRE)」のドロドロになったナイト2000を思い出したし、全体的にかなりオリジナルを意識した演出が見られて面白かったです。ついでにカサンドラがMI-6なら、ボンドカーのパロディシーンみたいなのも入れて欲しかったですね。
ナイト3000がフォードF-150FX4のピックアップトラックに変形していたが、劇中でもトランスフォームとか言ってるし、もう完全にトランスフォーマーの世界だなこりゃ(苦笑)。
マイケルがボンネットの上に立った決死の替え玉作戦!
今年もあと半月。2012年は、ナイトライダー30周年の記念年でございましたが、国内でも2008年に製作された新シリーズがめでたくテレビ放映&DVD化となりました。パイロットには、マイケルを演じたデビッド・ハッセルホフが出演。吹替えは、もちろんささきいさお氏、キットは、もちろん野島昭生氏のコンビが復活。マイケルとキットの直接のやりとりがなかったのは残念でしたが、キットのほうは、当然ながら毎回声が聞けるので嬉しい反面、各地方でもぜひともテレビ放映をしてもらいたかったなあと燻った気持ちも少々。
恒例のクリスマスシーズンでございますが、クリスマスと言えば、本家ナイトライダーにクリスマスにまつわるエピソードがありましたね。残念ながら日本では、理由は未だによくわからないのですが未放映だったエピソード「Silent Knight」。サンタクロースの衣装を着た3人組の強盗犯が現金輸送車を襲撃し、現金と金時計を盗んで逃走。強盗犯の男から金時計を盗み取った少年ティノが犯人達に狙われ、マイケルがティノを助け、事件を解決すると言うお話。第2シーズン唯一の未放映エピソードになってしまったこの作品。別段、当時(1987年)の放送コードにひっかかるような内容でもなく、放送時期が1月から5月の間だったため、単に時期はずれということで省かれてしまった可能性あり。アメリカ国内でもクリスマスシーズンだったため、放映を休止する地域があった・・・と、コンプリートブックには記載されていたが、その意味はよくわからなかった。ただ、DVDでチェックしたら、この話に登場するティノのおじさんのステファノは、劇中で「ジプシー」と呼ばれていた。ジプシーとは、一般的には、移動型民族のことを指すらしいですが、日本のテレビ放送では、近頃ジプシーが差別用語として放送禁止になっているそうです。当時からそのような規制があったのなら、それも未放映になった要因と考えられます。まあでも吹替えの時に別の表現にすればどうにかなったのではと思うのですが…。
デボンにクリスマスパーティー用のタキシードの購入を促されるが出席するのを嫌がるマイケルや、クリスマスの意味を理解できず、マイケルに質問をぶつけるキットなどなど、吹替えならどんなやりとりになったのか聞いてみたかったセリフがたんまり。マイケルがキットに「特別な贈り物を用意しよう」と言い、「新しい泥よけでもどうだい」と言ったのは、もしかして、その2話前に放送された「RING OF FIRE(日本題:壮絶ジャングル戦!絶体絶命!ナイト2000底なし沼脱出不能!!)」で泥だらけになったキットに対する皮肉だったのでしょうか。
キットがティノを轢く(実際はティノのほうから当たってきた)場面は、リアルタイム当時に見ていたら結構衝撃だったかもしれない。それにしてもこのティノって子、マイケルと同じようなもじゃ毛をしていて、ミニマイケルみたいな奴だったな(苦笑)。
畑の上でド派手にジャンプを決めるキット。結構な高さで飛んでるぜ。
脱穀機の回転刃にも耐える無敵のボディ。
「ガースのお部屋」未放映エピソードのページ http://krx.tuzigiri.com/mihouei.htm
【記事】
・ナイトな曲でミッドナイトラン http://miniboyaki.blog.shinobi.jp/Entry/370/
・80'sヒットナンバー ナイトメドレー http://miniboyaki.blog.shinobi.jp/Entry/378/
・ナイトなヒットナンバーVol.3 http://miniboyaki.blog.shinobi.jp/Entry/466/
【紹介した曲】
・TORTURE/ジャクソンズ
・MANIAC/マイケル・センベロ
・SELF CONTROL/ローラ・ブラニガン
・ちぎれたハート/バナナラマ
・NEUTRON DANCE/ザ・ポインター・シスターズ
・REBEL YELL/ビリー・アイドル
・Promises Promises/ネイキッド・アイズ
・Crumblin' Down/ジョン・クーガー・メレンキャンプ
・I'm so excited/ザ・ポインター・シスターズ
そして、1年ぶりに復活!!ナイトなヒットナンバー第4弾。マイアミバイスでも毎回当時人気の有名なアーティスト達の曲を劇中で流しておりましたが、ナイトライダーの劇中でも結構いろんなアーティストの曲が流れていました。今となってはナツカシの名曲と言う感じですが、今聴いても結構イケる。マイケル・センベロのMANIACは、映画の「フラッシュダンス」で使われたのが最初ですが、最近、日本のバラエティ番組でも使用されたり、まだまだ有名。ザ・ポインター・シスターズの曲も再三映画で使用されていて、人気があるみたいですね。
さて、マイケル・ナイト役の候補になったこともあるドン・ジョンソンが主演した「特捜刑事マイアミバイス」で、ソニーの恋人役ケイトリン・デービスを演じた歌手のシーナ・イーストン。ケイトリンって、マイケルの恋人スティービーと同じく悲劇的なヒロインでしたよね…。そう言えば、エアーウルフのケイトリンは、結局どこ行ったっけか…。それは、さておき、ナイトライダーで使用されたシーナ・イーストンの曲と言えば、「宝石強盗゛黒猫゛の正体を暴け!怪盗キャットvsナイト2000(K.I.T.T THE CAT)」の「TEREPHONE」。植木屋が何度もキットにびっくり仰天していたあのエピソードです。マイケルとキットがグレースの屋敷に向かう時に流れていましたが、いやあ、話の雰囲気に見事にマッチしていました。怪盗キャットよりも偏狂なバース警部補のほうがインパクトあったなぁ…(苦笑)。
日曜洋画劇場枠で放送された「ナイトライダー2 無敵ゴライアスvsナイト2000(GOLIATH)」「ナイトライダー3 替え玉博士略奪作戦(GOLIATH RETURN)」で流れたのが日本でも有名なローリング・ストーンズの「Gimme Shelter」。ガースとゴライアスが登場するこの2つのエピソードは、シーズン2を代表するエピソードですが、ギミー・シェルターのイントロ部分が悪魔を呼ぶしらべ的なムードがあって、なんとも不気味なメロディとして使用されていました。ガースのテーマソング?とも受け取れるような形でも使われたせいか、やはりこの曲を聴くたび、ガースのあの髭面が頭をよぎる(苦笑)。
遅ればせながら最近スマホデビューを果たしたわたくしでありますが、それにしても最近の携帯は、凄いことになっていたんですね。電話機能なんてそっちのけで色々重宝させてもらっています。アプリ取り捲り、車で移動することが多いのでワンセグやら音楽を聴くのをメインに使用中。カメラ機能とかもあって撮ってみると、やたら綺麗で驚いた。フラッシュライトとかミラー機能まであって、自分の顔まで映せるのか。ドンだけ万能なんだ。その上、ネットもあるし、YOUTUBEも見られる。携帯でネットを使える、改めて凄い時代になったんだなあとごくごく実感。
そこで思い出したのは、着信音でございますが、今頃になってナイトライダーの着信音をうだうだと探し始めたのだが、さすがにもうないみたい。10年ぐらい前は、ナイトやエアーウルフの着信音のことで盛り上がったこともありましたが、悲しいかな時が経つのは早い。最近、フジテレビで放送されたリメイク版の「ナイトライダーネクスト」は、結局キー局オンリーの放送で全国では、放送されなかったためか、さほどネクストの知名度は、上がっていないようだ。本家は、ゴールデンタイムで放送され、再放送も何度もされているのに、なんだか寂しい扱いでございます。
そのナイトライダーは、今年で30周年を迎えたわけですが、現実がいよいよナイト2000に追いついてきたのか、ちょろちょろと喋る車の話題を耳にするようになりました。30年前は、車でテレビを見るとか、ナビゲーションとかまだまだ夢の時代だったけども、今はもう当たり前のように車の中にテレビはついているし、ナビもしっかり喋る時代になったのです。自動走行する車も実験段階ながら、実用化に向けて着実に製作が進められているみたいですが、でもね、無言で勝手に走られてもなんか怖くて乗り心地が悪いような感じがしますよね。やはり、キットのように会話のできる車が良い。キットほどの万能な車が登場するとは思わないが、近い将来そういう時代が必ずやってくる。スマホを見ながら、なぜかそう確信した。
仕方がないので以前買ったナイトライダーのサントラに収録されているオープニングテーマを着信音にしてみよう。ドライブ中は、MANIACが定番。たまにジャクソンズのとーちゃんではなかった、Tortureも鳴り出す。ゴールデンゲートを渡っている気分で距離の短い斜張橋を渡ってしまおう。橋の上で見事なターボジャンプを決めたナイト2000を思い出しながら(苦笑)。
関東圏で放送中の『ナイトライダーNEXT』は、アメリカの放送順通り、今週は、『KNIGHT OF THE IGUANA』が放送されたようです。この話は、バハに潜伏中のテロリストグループのテロ計画を阻止するために、マイク・トレーサーとゾーイが新婚のサーファー・カップル(デボン&ボニー)を装って、バハに向かい、潜入捜査を行うと言う内容。バハと言えば、オリジナルでは、オフロードレースの話の舞台にもなったことがありましたが(「大追跡!凶悪のオフロードレース」)、『超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ』「空と海の一騎打ち!! 最新鋭ミサイル原潜を撃沈せよ(CROSSOVER)」で、レーザー兵器を開発した研究者とその娘に接触するためホークがバハに向かった話を思い出します。ホーク達と研究者の親子が乗る車がKGBのスパイが乗るヘリに襲撃され、車が崖から海へ転落してしまうと言うシーンが冒頭にあったが、同じく、ネクストでもマイクとゾーイが乗るナイト3000がテロリストに襲撃を受け、一瞬で海の中へ移動するシーンがありました。
オリジナルでは、ナイト2000が水上走行をやっていましたが、ナイト3000は、どうやら海の中へ潜ることができるようです。当然CGで描写されていましたが、どのように地上から海へ移動したのかが謎。こういうメカマシーンものの映画やドラマでは、結構大事なポイントなのに、その肝心な部分が描かれていないのはちょっといただけませんね(苦笑)。そう言えば、かつて映画やテレビで活躍したマシーン達の中にも水中に潜ることができる高性能なマシーンがたくさんいましたね。
ロータス・エスプリ…『007 私を愛したスパイ』でボンドカーとして使用され、その華麗な走りっぷりは、この映画の最大の見せ場にもなっていました。サイドカーやヘリの追撃をかわしながら、猛スピードで海へ突入。水中では、潜水艇に変形して、ミサイルを発射して敵のヘリを撃ち落としていた。今回のナイト3000と同じく、海の中から海岸の砂浜へかけ上がってくるシーンもありましたが、こちらは、変形シーンも含め実物表現されていたので、どことなく説得力がありましたね。
シボレー・ベルエア…『新ナイトライダー2000』と言うタイトルで日本では、テレビ放送よりも先にビデオ化されたナイトライダーの続編。好評であれば、今回のネクストのようにシリーズ化される予定になっていたのですが、残念ながら実現されなかった。マイケルが解体されかけていたキットを助けて、少しの間だけこのシボレー・ベルエアに取り付けていた。マイケルの愛車だけあってか、メインのナイト4000を差し置いて、そこそこの活躍を見せていた気がします(笑)。自動走行はできるようですが、スピードも足回りも当然ごく普通の性能。分子結合核もないので、ボディの強度もごく普通。劇中では、ナイト4000が水上走行するシーンが見られましたが、実物大の模型を使って描写されていたのが何気に凄かった。一方、ベルエアは、パトカーの追跡から逃れるために、海へ飛び込むシーンがありましたが、しかし、潜水艇になるわけでもなく、そのままひたすら海の底へ沈むだけと言う…。車内の密閉率は高く、酸素も25分も持つらしいですが、この後マイケル達は、どのようにして地上へ戻ったのか気になるところです…。
バイパー…武力に頼らず最先端の機能を使って悪人達を懲らしめたナイト2000に対し、こちらは、ミサイルやらパルスやらディフェンダー(武装)モードでど派手に武装し、悪人達を撃滅していた『ハイテク武装車バイパー』シリーズ。第4シーズンに当たる『ハイテク武装車新バイパー』の初回「チーム再結成(THE RETURN)」では、FBI捜査官のキャトレットを人質にとって逃走する犯人達のボートを止めるため、主人公ジョー・アスター達が乗るバイパー(ディフェンダーモード)が桟橋の上に立ち止まってフックを撃ち込み、ボートを引き止めようとする。ボートに車体を持っていかれないように態勢を維持しようとするが、タイヤを激しく回転させたため、その軋みに耐え切れず桟橋が崩れて、バイパーが海へ転落してしまう。完全に海の底に沈んでしまったバイパーが水中から脱出するために使ったのが「ホバークラフトモード」。第4シーズンから新たに加えられた新機能。CGで描写されていますが、海底へ沈んでからホバークラフトに変形して、海上へ浮上し、ボートを追跡するまでの描写が中々細かく描かれており、それなりに見応えはあります。ナイト3000も潜水艇なり、ホバークラフトなり、ボートなりにトランスフォームして海から脱出すればもっと面白くなったかも…(苦笑)。
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