10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
この間「TED2」を拝見。1作目と同様、喋るテディベアの動きや表情がとてもユニークで面白かったが、相変わらずの下ネタ全開の内容で、セリフのやりとりがますます強烈になっていましたね(苦笑)。このシリーズと言えば、懐かしい映画やドラマの小ネタがたくさん出てきますが、前作に続き「フラッシュ・ゴードン」が出ていた他、コミコン(オタクの祭典)の場面にスター・ウォーズ、ニンジャ・タートルズ、スター・トレックなどの人気キャラが登場していました。リーアム・ニーソンが96時間のシリーズの主人公のイメージで登場したのは驚いたが、できれば、ダークマンの格好で出てもらいたかったですね(顔が見えないか(苦笑))。
ちなみに、ジョンのスマホの着メロは、今回もナイトライダーのテーマでした。実は今回、コミコンの会場のシーンに、マイケル役のデビッド・ハッセルホフとナイト2000(キット)が登場する予定になっていたのですが、なぜかカットされてしまいました。会場でキットとテッドがちょっとしたバトルを繰り広げる場面が撮影されていたようです。カット理由はわかりませんが、久々にマイケルとキットがそろったのにホントにがっかりでしたね。その様子は、発売中のブルーレイの特典ディスクで確認することができるのでぜひチェックしてみてください。
FOXクラシックで放送中の「ナイトライダーシーズン2HD」。先週は、「驚異のスーパーカーナイト2000水上爆進!黄金像の謎を暴け!(RETURN TO CADIZ)」が放送されていましたが、今回は、「刑務所脱獄!復讐の時限爆弾を探せ!!(BROTHER`S KEEPER)」と、「殺人ヘリ攻撃ミサイルの恐怖!決死の空中戦・超パワー全開(MERCHANTS OF DEATH)」について。
刑務所脱獄!復讐の時限爆弾を探せ!!
BROTHER`S KEEPER
第2級殺人で有罪判決を受けたピーター・マッコードに政府から仮釈放の命令が下るが、マッコードは、それを拒む。FBIから依頼を受けたデボンは、刑務所にマイケルを送り込み、マッコードを脱獄させる。作戦は無事成功するが、異常に怯えるマッコードの姿を見たマイケルは、真相を探るべく独自で調査を開始。市の中央部に最新型のミノタウロス爆弾を仕掛けた犯人が、マッコードの身柄の引渡しを要求していることを知る。
地上波放送時、第2話として放送されたエピソード。凶悪犯が街に仕掛けた時限爆弾を見つけるため、マイケルとキットが奔走するストーリー。マッコードと共にFBIに追われる身となったマイケルが爆弾犯の居所を掴み、爆弾を見つけ出すまで終始手に汗握るスリリングな展開が続き、CMが入る前に必ず爆弾のタイマーを映し出すなど、緊迫感溢れる演出が見られる。個人的にシーズン2のエピソードの中で一押しのエピソードです。
シーズン2からさらにキットの機能がパワーアップし、様々な新機能が搭載されていきますが、今回は、プラスチック爆弾専用の「電子探知モジュール」(マイケルはピコピコ装置と表現していた)をエイプリルが取り付けていました。また、マイケルがマッコードの娘のリサを撮影現場から連れ出して逃走している時に、警察の目をカモフラージュするため、ナイト2000のナンバープレートを「KNIGHT」から「KNI667」に変えるシーンが見られます。ちなみにこのシーンは、地上波(テレビ朝日)放送時は、カットされていました。
このエピソードでキットは、4回のターボジャンプを見せています。1・2回目はマッコードを刑務所から脱獄させる時。3回目は、爆弾犯一味の車に追いかけられているマッコードを救出しようとする時。4回目は、トランクに爆弾を乗せたままバリケードのパトカーを飛び越える時。どれもハラハラドキドキさせられるジャンプシーンばかりでとても見応えがありました。とくに、刑務所からマッコードを脱獄させる時のアクション演出が最高ですね。
ナイト財団の移動本部トレーラーからナイト2000が自動走行で車道に下りて出発するところから始まり、キットがターボジャンプで高い壁を飛び越え刑務所に侵入→警備員の激しい銃撃の中、マイケルとマッコードがナイト2000に乗り込み、再び壁越えのターボジャンプ→外の道路へ着地→脱獄を嫌がるマッコードが無理矢理ハンドルを操作して車を止めようとする→蛇行するナイト2000→オートクルーズモードに切り換わり、ナイト2000の走行が安定するところまでのスリリングなカーアクション演出が素晴らしい。マッチ感抜群のBGM、ジャンプ時の高鳴るブースト音も凄くカッコ良いですね。
気になる吹替えの新録部分。このエピソードで初めて新録のエイプリルの声(潘恵子氏)を聴くことができますが、当時とほとんど声質が変わっていなくて驚きました。
①マイケルとキットが写真撮影をしているリサを見ながら会話をするシーン。
②撮影現場から逃走した後、マイケルとリサがナイト2000の中で会話するシーン。リサの「どこへ行くの?・・・」のセリフから、キットがナンバープレートを変更して追跡してくるパトカーを振り切るシーンまで。
③ナイト財団本部の豪邸の庭でデボンとエイプリルが話しているシーン。デボンの「その通りだ」から。
④ナイト財団本部の部屋で、エイプリルがリサの過去の思い出話を聞いているシーン。
殺人ヘリ攻撃ミサイルの恐怖!決死の空中戦・超パワー全開
MERCHANTS OF DEATH
デボンの元恋人アメリア・クレルモンが失踪し、その娘のカメラが財団に助けを求めてきた。マイケルは、カメラと共にアメリアの自宅に行って彼女の私物を探り、サープラス・ヤードと呼ばれる武器倉庫の写真を発見する。武器倉庫に侵入したマイケルは、そこで最新鋭のミサイルを装備した攻撃ヘリ「SX‐411」を目撃する。
地上波放送時第14話として放送されたエピソード。デボンが元恋人のアメリアとの恋話を打ち明けるデボンのメイン回。さらに、マイケルとナイト2000が最新鋭のスレッジハマーミサイルを装備した攻撃ヘリ「SX‐411」と激闘を繰り広げる。キットが攻撃戦闘ヘリを相手にバトルする初のエピソードです。ちなみに、日本の放送では、このエピソードから放送時間が水曜夜9時から月耀の夜8時に移動。月曜の夜8時枠で放送された最初のエピソードでもあります。
前回に続き、この回もSX‐411に対抗するため、エイプリルがキットに様々な機能を装備します。ヘリのコントロールを麻痺させるため、通常の3倍の強度に設定された「マイクロウェーブ妨害装置(MICRO JAM)」。敵の熱線追尾ミサイルをかわすための「ウルトラマグネシウム・チャージ(ROCKET FIRE)」。ヘリとの戦闘時は、スモーク(SMOKE RELEASE)や、お馴染みのターボブーストも活用。それ以外のシーンでは、「X線(X-RAY)」の機能も初披露されていました。
修理代を稼ぐため、キットのタイヤをパンクさせようとするガソリンスタンドのせこい親父や、女性への乱暴をマイケルに止められ、それを逆恨みしてマイケルの前に何度もあらわれる二人組のバイカー・ギャングなど、コミカルなシーンに登場する人物達とキットのコミカルなやりとりもとても印象的。バイカーのシーンは、地上波放送時にカットシーンがあったので、今回見直したら大分印象が変わりました。走行中のナイト2000がバイカーに囲まれるシーンで、キットが見せる片輪走行は、正面からアップ目に撮られていることもあり、中々インパクトがありました。
ゲスト俳優で気になったのは、やはり、「冒険野郎マクガイバー」でフェニックス財団の要人ピーター・ソーントン役を演じたダナ・エルカーが悪党役で出演していること。ちなみに、デボン役のエドワード・マルヘアーと、ボニー役のパトリシア・マクファーソンは、マクガイバーにゲスト出演しています。
本放送当時にナイト2000とSX‐411の戦いを見た人は、きっとこう思ったのではないでしょうか。「もしSX‐411がエアーウルフだったら・・・」と(苦笑)。私もこの戦闘シーンを見ながら、何度も妄想しましたね。エアーウルフとならどんな戦闘になったのか?玩具で実践した事もありました(苦笑)。今年は、スーパーマンとバットマンが対決する映画が公開されるそうですが、いつかナイト2000とエアーウルフが対決する映画も作って欲しいものですね(笑)。
気になる吹替えの新録部分。カメラの声は、「特捜刑事マイアミバイス」のケイトリン(シーナ・イーストン)や、アニメの「スペースコブラ」のアーマロイド・レディなどでも有名な榊原良子氏が担当。クレイゲンを、「私立探偵マグナム」などトム・セレックのフィックス、「仮面ライダーストロンガー」のジェネラルシャドウ、「仮面ライダーBLACK RX」のジャーク将軍(2代目)などでも知られる柴田秀勝氏が担当していました。
①店の前で女性に乱暴を働こうとした二人組のバイカーギャングをマイケルが咎めるシーン。
②二人組のバイカーが走行中のナイト2000の前にやってきた時のキットとマイケルのセリフ「例の二人です」「しつこい奴らだ」
③アメリアの自宅でマイケルがデボンに武器倉庫で目撃したことを話すシーン。
④キットがナイト財団移動本部トレーラーに乗り込む→トレーラー内でのマイケルとエイプリルの会話→クレイゲンのいるプールバーへ向かう途中のマイケルとキットの会話。
NHK BSプレミアムで放送中のシーズン1。こちらは、キットのライバル、カールが初登場する「激闘!善と悪2台のナイト2000!(TRUST DOESN'T RUST)」と、「決死の替え玉作戦!ナイト2000凶悪武装軍団マル秘計画を暴け!!(INSIDE OUT)」が放送されます。今週分のエピソードの詳細を知りたい方は、こちらをどうぞ→「キットvsカールの激闘!」。
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NHK BSプレミアムでついにスタートした「ナイトライダー シーズン1 ハイビジョンリマスター版」。パイロット版の「電子頭脳スーパーカー誕生」をチェックしましたが、いやはや凄いです。昔レンタル屋でよく借りて見ていたビデオよりも格段に画質が良い。画質が良すぎてスタッフの手や様々な細工が映ったり、以前は見えなかったものがたくさん見えてしまいますが(苦笑)、良い時代になりました。佐々木さん達の吹替つきで、しかも、テレビ朝日では放映されなかったエピソードを全て見る事ができるんですから、この作品を初めて見るあなたは本当にラッキー(笑)。思い存分ナイトライダーの世界を堪能してください。キット「録画を忘れずに!」
ちなみに今週放送分の「炸裂サミーの壮絶スタントショー」は、テレビ朝日では放送されなかった日本未放映のエピソードです。2年前にささきさんらオリジナルキャストで収録された吹替版での放送をお楽しみに。
今週放送分のエピソードについて知りたい方はこちらへ→「地上波未放映回初OA!!」
さて、FOXクラシックで放送中の「ナイトライダーHD シーズン2」。こちらは、先週「殺人ヘリ攻撃ミサイルの恐怖!決死の空中戦・超パワー全開(MERCHANTS OF DEATH)」が放送されましたが、今回は、マイケル&キットの宿敵・ガース・ナイトとゴライアスが初登場した「無敵ゴライアスvsナイト2000(GOLIATH)」について。
無敵ゴライアスvsナイト2000
GOLIATH
無敵ゴライアスvsナイト2000
GOLIATH
カジノディーラーのリタ・ウィルコックスの依頼を受けて、マイケルは、行方不明になっているリタの兄・ロンを探すためラスベガスに向かった。ホテルでリタと会ったマイケルは、そこで、リタの恋人であり、自分と瓜二つの顔を持つガースの存在を知る。一方その頃、デボンは、ナイト財団の創始者ウィルトン・ナイトの元妻・エリザベスの自宅に招かれていた。その会食中、デボンは、強力自白剤を飲まされ、ナイト2000の分子構造式をエリザベスに漏らしてしまう・・・。
2時間スペシャルで放送されたシーズン2初回のエピソード。日本では、テレビ朝日『日曜洋画劇場』枠で1985年4月21日に『ナイトライダー2 無敵ゴライアスvsナイト2000』のタイトルで放送されています。ちなみに、放送当時「ナイトライダー2 驚異の電子スーパーカー!悪の巨大武装トラックを撃破せよ」という別タイトルも存在しました。FOXクラシックでは、「電子頭脳スーパーカー誕生」と同じく2回に分けて放送されました。
南アフリカの刑務所で獄中生活を送っていたナイト財団の創始者ウィルトン・ナイトの息子のガース・ナイトは、刑務所を脱獄しアメリカへ戻ってきた。自分を刑務所へ追いやった父や財団に復讐を果たすべくガースは、自らが開発した巨大武装トレーラー「ゴライアス」を操り、マイケルとキットに牙を剥く。
このエピソードで、マイケルの整形のモデルが、ウィルトンの息子のガースであることが明らかにされます。マイケルを自分の理想の息子のようにしたかった気持ちはわからないでもないが、犯罪者の顔とそっくりに作り変えてしまうなんて、ウィルトンも罪なお方だ(苦笑)。また、ウィルトンの元妻エリザベス・ナイト(小説では、エリザベスは、ウィルトンの4番目の妻で、結婚生活は4年続いたことになっている)も登場し、ガースに協力してマイケル達を危機に陥れます。
このエピソードで、マイケルの整形のモデルが、ウィルトンの息子のガースであることが明らかにされます。マイケルを自分の理想の息子のようにしたかった気持ちはわからないでもないが、犯罪者の顔とそっくりに作り変えてしまうなんて、ウィルトンも罪なお方だ(苦笑)。また、ウィルトンの元妻エリザベス・ナイト(小説では、エリザベスは、ウィルトンの4番目の妻で、結婚生活は4年続いたことになっている)も登場し、ガースに協力してマイケル達を危機に陥れます。
ボニーに代わり、新しいナイト2000のメカニックとして、レベッカ・ホールデンが演じるエイプリル・カーチスが初登場。メカニックの変更については、諸説ありますが、エグゼクティブ・プロデューサーのロバート・フォスターは「ちょっと違う雰囲気を試してみたかった」らしく、色気のあるレベッカ・ホールデンを起用したとのこと。吹替えは、潘恵子氏が担当されていましたが、これがぴったり抜群のマッチ感。エイプリルの魅力をグンとアップさせていましたね。
このエピソードでは、ナイト2000の強力なボディの仕組みである「分子結合殻」というキーワードが初めて出てきます。分子結合殻の構造式は、ウィルトンが信頼を置いた3人の人物に託され、3人のうち2人が揃うと化学式が完成する。今回、一人目のエリオット博士は、エリザベスに構造式を教えた後に殺され、二人目のデボンも自白剤を飲まされ、危うく命を落としそうになります。ちなみに、三人目のクインラン博士は、シーズン4の「無敵装甲戦車ジャガーノート!大激突!!(KNIGHT OF THE JUGGERNAUT)」に登場しています。
ドラマ中盤のナイト2000とゴライアスが正面衝突する初対決シーンで、ナイト2000は、ゴライアスに敗退し、横倒しにされ、ボディもボロボロにされてしまいますが、その時の、故障して声色が乱れておかしくなっているキットとマイケルのやりとりが好きですね。ナイト2000がラムジェットを作動させて、コントロールが利かないまま、時速200キロのスピードで砂漠を蛇行しながら走るシーンも印象的です。実際に、スタントマンのジャック・ギルが時速200キロ以上のスピードで走ったそうですが、作業員とロバのいるそばをナイト2000が横切る時にロバが暴れるのを心配して、杭でロバの脚を固定して動き回れないようにしていたそうです。
マイケルとガースがカジノで勝負し、(キットがサイコロを操作して)マイケルが勝利して、ガースを財団の移動トレーラーまで誘き出すところから、マイケルがガースになりすまして、エリザベス達がいる作戦地(ドライレイク)に向かう→2度目のキットとゴライアスの対決シーンまで、息も尽かせぬ展開が続き、カールの時と同じく、キットがゴライアスにレーザーを打ち込むアクションシーンも見応えありました。マイケルの格好をしたガースが閉じ込められていたナイト財団のトレーラーから脱出して、トレーラーのコンテナの上から横を走るオープンカーに飛び移るアクションシーンも凄い。これもジャック・ギルのスタントによるものだが、ジャックは、自分がやったスタントの中で一番怖いスタントだったと後に語っています。
気になる吹替えの新録部分。日曜洋画劇場枠での放送だったのでカットシーンはないと思っていましたが、やはり、いくつかありました。
①ナイト2000の走行シーン。マイケルがキットにロッカーのキーについて話すシーン。マイケルの「ところでキーに話を戻すけど」のセリフから。
②倉庫でゴライアスの再点検をしているガースにツオンベ・クーナが話しかけるシーン。
③砂漠でエリザベスとツオンベがゴライアスの試験走行を見ながら会話をしているシーン。
FOXクラシック、今週は、「危うしナイト2000!スクラップ地獄 脱出!空中ターボ噴射!!(BLIND SPOT)」が放送されます。動物嫌いのキットが盲導犬を車に乗せる話ですね(苦笑)。
いよいよ今週からNHK BSプレミアムで「ナイトライダー シーズン1 ハイビジョンリマスター版」がスタート。リアルタイムで見ていた者にとっては、いかんとも信じがたい出来事なのですが(苦笑)、ついに始まっちゃいますね。今週放送の「電子頭脳スーパーカー誕生」は、2時間枠で放送された初回(パイロット)のエピソードですが、FOXクラシックは、わざわざ2回に分けて2週間かけて放送していました。NHK BSプレミアムでは、毎週2話ずつの放送になるようなので、今週パイロットを一気に見ることができそうですね。
このパイロット版が地上波で初放送されたのは、1984年12月16日のテレ朝「日曜洋画劇場」枠。残念ながら、リアルでこの放送は見ることができなかったので、当時いた解説者の淀川長治さんがどんなふうにナイトライダーのことを紹介していたのか未だに気になるのですが(苦笑)、私自身は、レンタルビデオで見たのが最初でした。
ナイトライダーのテレビシリーズの放送が終了した1988年頃、うちの近所にもようやくレンタルビデオ店ができて、そこでCIC/ビクターから出ていた「ナイトライダー(パイロット)」と、「ナイトライダー/激突!装甲戦車(テレビでは、「無敵装甲戦車ジャガーノート!大激突!!“破壊編/再生編”」のタイトルで放送されたエピソード)の2本を借りて見ました(同じ棚にエアウルフとブルーサンダーのビデオも並んでいた!)。当然ながらビデオは字幕スーパーのみだったので、当時は、佐々木さんらの日本語吹替版で見ることができなかった。テレビでの再放送をずっと待ち続けて、ようやくそれが叶ったのが1994年の深夜の再放送。日曜洋画劇場での放送から10年も経っていましたが、その時は、胸をドキドキさせながら画面に釘付けになって吹替版を堪能しました。あれから22年。NHKで吹替版の「電子頭脳スーパーカー誕生」が高画質で見られる時代が来ようとは・・・。やはり感慨深いものがありますね(苦笑)。
FOXクラシックで放送中の「ナイトライダーHD」は、年明けからシーズン2がスタートし、「無敵ゴライアスvsナイト2000」の放送が終了したところですが、今回は、「コンピュータ泥棒を追え!ナイト2000大追跡ジャンプ!!(NOBODY DOES IT BETTER)と、シーズン1の最終話「死の銃撃戦!マイケル・ナイト2000(SHORT NOTICE)」について。
コンピュータ泥棒を追え!ナイト2000大追跡ジャンプ!!
NOBODY DOES IT BETTER
デルトン精密機器で開発されたソフトウェアが何者かに盗まれ、社長のエリオット・スティーブンスは、ナイト財団に犯人探しを依頼する。マイケルは、犯人が会社内部にいるものと見なし、キットのデータから4人の容疑者を絞り出した。彼らは、いずれもコンピュータ・エレクトロニクスの分野でトップクラスのプロだが、4人とも犯罪を起こすような動機は見当たらなかった。マイケルは、まずジュリアン・グローブスという男の調査を開始する。
地上波放送時第26話として放送されたエピソード。マイケルが浮気調査中の私立探偵フラナリーと言う手強い女性と共に、産業スパイを探り出すエピソード。マイケルが雨に濡れながら事件の調査をする姿や、雨の中を走り続けるナイト2000が印象的な話でした。雨の話と言えば、シーズン2のエイプリルの姪の話(「死線48時間リミット寸前!決死のレールウェイ大走破!!(RACE FOR LIFE)」)もありましたが、やはり、雨とか嵐とか天候が悪い時のエピソードは、一際記憶に残りますね。ちなみに、最近見たジョン&パンチの雨の回(ギャンブルトラックを追え)も印象深いエピソードでした。デボンがジュリアンからもらったパックマンのゲームに夢中になっている場面は、時代を感じさせられました(笑)。
このエピソードでもキットは、計3回ターボジャンプをこなしていましたが、やはり、一番最後に見せた、山のように積み重なった廃車の上を見事に飛び越える大ジャンプが凄まじかった。事件の黒幕が運転していた車は、マツダのサバンナRX-7(SA22C型)でしたが、RX-7と言えば、当時(1983年)の国内の刑事ドラマや特撮ヒーローものでもよく見かけた大人気の車でしたね。ナイトライダーには、シーズン2のマイケルが記憶喪失になる話(「激闘!魔の巨大ダム捜査・ナイト2000決死のターボジャンプ!!(KNIGHTMARES)」)にも登場していましたが、当時アメリカでも人気があったことが窺えます。
ちなみに、日本の放送では、このエピソードの次に、カールの再登場回(「悪魔のナイト2000カールまたまた出現!復讐の空中大勝負!!(K.I.T.T. VS.K.A.R.R.)」)が放送されています。
気になる吹替えの新録部分。
①ボニーがキットの中で「スペース・チャレンジ」というゲームをしている→キットにデルトン精密機器の情報やゲームをインストールしたことをボニーがマイケル達に報告するシーン。
②デボンのオフィスにエリオットが尋ねてくるシーン。(電話が鳴った後のデボンのセリフから)
ジュリアンの声は、「サザエさん」のマスオさんなどでお馴染みの増岡弘氏、アルマンの声は、ジャッキー・チェンやマクガイバーの声などで有名な石丸博也氏が演じています。
死の銃撃戦!マイケル・ナイト2000
SHORT NOTICE
マイケルは、ヒッチハイクをしていたニコルという女性を車に乗せる。ニコルは、娘のナタリーを巡って、夫のハロルドと激しく対立している最中であった。マイケルは、ニコルを目的地に送り届けるため、とあるモーテルに立ち寄るが、そこにハロルドの手下が押しかけてきた。マイケルは、男達と格闘中に、誤ってある男を殺してしまう。正当防衛を立証するためにマイケルは、姿を消したニコルを見つけ出さなければならなくなった。
日本未放映にして、シーズン1最終のエピソード。マイケルが殺人容疑者になってしまうという衝撃的な展開から始まり、ラストは、西部劇のような対決シーンが繰り広げられます。
このエピソードでは、キットの射出機能(AUTO ROOF)のシーンで、実際にスタントマンが車から放り出されるアクションシーンが撮影されています。テストで2、3人飛んだが、あまりに怖くてそれ以後は飛べなかったそうです。射出座席のコントロールが利かず、どこに飛ばされるかわからない状態だったとか。
日本語吹替えでとくに印象に残ったシーンと言えば、キットとナタリーの会話のシーン。キットと子供が何やら秘密を持ちながら会話をする場面は、他にも数多くのエピソードで見られますが、一番に思い出すのは、キットとエイプリルの姪のベッキーとの会話のシーン。その次に来るぐらい、このキットとナタリーのやりとりは、印象強く残りました。ボブ・シーガーの「NIGHT MOVES」が流れる中、マイケルとニコル親子がナイト2000で束の間のドライブを楽しむ→NIGHT MOVESの曲が終わった直後、勇ましいテーマアレンジのBGMが鳴り出して、ナイト2000が(西部劇のセットが立ち並ぶ)カラミティタウンに進入し、西部劇のような対決シーンになっていく演出がカッコ良かったですね。
皆様明けましておめでとうございます。遅ればせながら2016年初ぼやき。今年一発目はまもなくNHKでも再放送が始まるナイトライダーからです。日本でナイトライダーのテレビシリーズの放送が始まったのは、今から29年前の1987年1月7日の水曜夜9時。それ以前のテレ朝夜9時枠は、萩本欽一のバラエティ番組枠でしたが、そのバラエティ枠が突然海外ドラマ枠に変わり、しかもその内容が人間と未来の車のコンビが巨大な悪党に立ち向かうSFカーアクションものになったのです。こんなの絶対見逃すわけにはいかないですよね(笑)。
テレビシリーズが始まる一週間前、1986年12月28日に日曜洋画劇場枠で「ナイトライダー6」が放送され、その本編終了後にレギュラー放送の番宣が流れたのですが、それは見た時は、ブッたまげましたね。「えっ、これってテレビドラマなの?」って。テレビシリーズが始まる以前は、僕もナイトライダーは映画だと思っていて、まさか毎週テレビで見られるようになるとは思っていなかったので本当にびっくりしました。
ナイトライダーは、放送時間が2度変更(1987年の4月から月曜夜8時枠、同年の10月から水曜夜8時枠)されたが、1988年の2月まで約1年間に渡り民放のゴールデンタイムで放送されました。今、民放のゴールデン帯で海外ドラマが一年間も放送されるなんてことはありえないし、そういった意味も含め、ナイトライダーは、日本においても破格の扱いを受けていたことがよくわかります。そして、今年はBSですが、NHKで初放送されます。ハイビジョンの綺麗な画質で、しかも、テレ朝で放送されなかったエピソードも日本語吹替つきで見られるのですから、また新たな気持ちで見ることができる。世紀を超えて今なお日本人に愛され続けている番組なんですね。見た目の古さに捕らわれず、ぜひとも若い世代の人達にもどんどん見てもらいたいです。
FOXクラシックで放送中のナイトライダーHD。いよいよ本日からシーズン2がスタート。シーズン2の最大の見所と言えばやはり、ガース・ナイトの登場ですね。ガースは、ナイト財団の総帥ウィルトン・ナイトの息子で、南アフリカの刑務所で獄中生活を送っていた犯罪者。そのガースがナイト2000と同じ構造分子で作られた武装トレーラー「ゴライアス」と共にマイケルとキットの前にあらわれ、両者が激しいバトルを繰り広げます。マイケルは、このガースをモデルに顔を整形されたため、二人の顔は双子の兄弟のようにそっくり。デビッド・ハッセルホフが二役を演じており、「悪のマイケル」ともいうべきガースを熱演しているところも注目です。
今回は、日本未放映エピソードを2本。「危機一髪!ナイト2000窮地の女性を救え!(WHITE BIRD)と、「陰謀を暴け!トラック乗りを狙う強盗(KNIGHT MOVES)」について。
危機一髪!ナイト2000窮地の女性を救え!
WHITE BIRD
弁護士のギルバート・コールの秘書ステファニー(スティービー)が突然、FBIに連行される。上司のコールがマネーロンダリングに関与しているため、FBIは、ステファニーから証言を得ようとしていたのだ。それを知ったマイケルは、ステファニーの元にかけつけ、彼女に協力しようとする。ステファニーは、マイケルが「マイケル・ロング」であった時の婚約者だった。
マイケルの元恋人、ステファニー・メイソンの初登場回。日本のテレビ放送では、シーズン2の「ビデオテープは死のサイン!芸能界潜入!マイケル歌手に!!(LET IT BE ME)」が初出で、「スティービー」と呼ばれていました。整形前のマイケル=マイケル・ロングと関係する登場人物と言えば、このスティービーと、シーズン3では、コートニー警部補(ロングとパートナーを組んでた刑事)も登場しましたが、スティービーは、このエピソードを含めて、3度登場しているので、かなり強く印象に残っています。
マイケルを演じるデビッド・ハッセルホフと、スティービー役のキャサリン・ヒックランドは、当時、実際にも恋人関係にあり、シーズン2の放送中に結婚しています。スタッフは、二人にハネムーン期間を与えるため、スペシャル版として放送された「ナイトライダー4 殺人ミサイル壊滅作戦(MOUTH OF THE SNAKE)」のエピソードでは、マイケルとキットの出番を減らしたそうです。また「ビデオテープは死のサイン!・・・」は、ハッセルホフとキャサリンの結婚祝いの意味も込めて製作されたそうです。
自分の正体を隠しながら、元恋人のスティービーを守り続けるマイケルの、いつもとは違う切ない姿が印象的でしたが、アクションのほうも中々見所が多いエピソードでした。キットは、このエピソードで3回ターボジャンプをしていましたが、いずれもド派手なシーンで見応えがありました。とくに凄いのは、クライマックスで見せていた軽飛行機へ激突する時のジャンプシーン。今なら絶対CGになってしまうあろうアクション場面ですが、これもなんと実車でやっています。走行中の軽飛行機の尾部にナイト2000がジャンプで突っ込んで尾部を破壊していましたが、当時のスタントマンの腕前は、本当にズバ抜けていますね。
テレビ朝日の放送版では、スティービーの声は、藤田淑子さんが演じられていましたが、残念ながら今回の新録バージョンは別の方が担当されていました。当時の雰囲気を味わえなかったのが少し残念でしたが、このエピソードもようやく吹替版で見ることができたので感無量です。
陰謀を暴け!トラック乗りを狙う強盗
KNIGHT MOVES
ニューメキシコの田舎町で、マイクロ・テック・エレクトロニクスの精密部品を積んだトラックが輸送中に襲撃され積荷が強奪された。マイケルは、事件を調査するため、個人でトラックの運転手をするリックの妹・テリーの協力を得ながら犯人捜しを始める。テリーは、自分も仕事ができるとハリキリ、一人でトレーラーに乗り出かけるが、またしても強奪犯が現れ、テリーのトレーラーが襲撃を受けてしまう。
マイケルとキットがトラックの積荷を狙う強奪グループと対立するストーリー。この話を最初に見た時、シーズン3の「爆走コンボイ軍団!トラック野郎とナイト2000(TEN WHEEL TROUBLE)」のエピソードを真っ先に思い出したのですが、それもそのはず。「爆走コンボイ軍団!・・・」は、このエピソードの焼き直しだったんですね。事件に兄妹が営む運送会社が絡んでいるところや、マイケルがテリーに協力するところ、ナイト財団のトレーラーを運送用のトラックにして、強奪犯を誘き寄せる展開もまんま同じです。
このエピソードでキットにまた新しい装置が追加されています。「遠距離追跡用スコープ(LONG RANGE TRACKING SCOPE)」=CB無線を積んでいるトラックの現在位置を確認できる装置。(運送用のトラックに扮した)ナイト財団のトレーラーのコンテナの中に隠れていたキットが、強奪犯の車があらわれると同時に、コンテナから自動で発進するシーンが中々カッコいい演出で印象に残りました。また、最後に犯人のワゴンにキットがターボジャンプで激突する場面も豪快で、前回の軽飛行機に次いで迫力のあるジャンプシーンでしたね。
キットがCB無線の隠語に興味を持ち語り出すところや、マイケルとデボンがシカゴについて話し合うシーンなどがほのぼのとしていて印象的でした。日本語吹替えのやりとりもとても雰囲気が良かったですね。
マイケル・ナイト奇跡の復活か!?
ナイトライダーの映画化のニュースは、ここ10年ぐらい毎年のように聞いておりますが、テレビシリーズで復活した「ナイトライダーネクスト」の放送からまもなく8年・・・。ネクストの初回にも主人公の父親として、デビッド・ホフ演じるマイケル・ナイトが登場していましたが、今度は、そのマイケル・ナイトが主人公の新しいナイトライダーの製作が実現?するかもしれないと言う情報が飛び込んできました。
「KIGHT RIDER HEROES」なるタイトルで公開されたこの映像を見る限りでは、マイケルだけでなく、どうやら1982年型のトランザムをベースにしたあのナイト2000も復活!?するみたいです。はたして本当に実現するのか?大いに期待したいところですが、次なる情報を待ちたいと思います。
マイケルとナイト2000のまさかの復活にもびっくりしましたが、こちらのニュースにも驚きました。
NHK BSプレミアムにて「ナイトライダー シーズン1 ハイビジョンリマスター版」が放送開始!!
NHKの海外ドラマと言えば、ジェシカおばさんの事件簿や名探偵ポワロなどなど推理ドラマ作品ばかりを放送しているイメージが強かったのですが、NHKがアクション系のドラマを放送するなんて、いやはや時代は変わりましたよね(笑)。NHK BSプレミアムのこの放送枠では、以前にも「特攻野郎Aチーム」も放送していたそうなのでそれほど驚くことでもないようですが、でもやっぱり物凄く違和感を持ってしまう世代です(苦笑)。
FOXクラシックで放送中の「ナイトライダー シーズン1HD」は、いよいよ来週で最終回。そして、年明け一発目の1月6日の放送からシーズン2がスタートします。今回は、日本未放映エピソードの「偽札大量生産!平和な町にはびこる組織犯罪(A NICE INDECENT LITTLE TOWN)」と、「激突!キット対マイケル・悪魔の洗脳!奪われたナイト2000(CHARIOT OF GOLD)について。
偽札大量生産!平和な町にはびこる組織犯罪
A NICE INDECENT LITTLE TOWN
最も犯罪率の低い町として有名なアルパイン・クレストの町で、マイケルは、偽札ブローカーのオースティンを追跡していたが、オースティンが偽札をばら撒いて起こした交通渋滞のせいで取り逃がしてしまう。ナイト財団がアルパイン・クレストの町に特別賞を授与するそのスピーチ会場でマイケルは、ジョビーナ・ブルースという女性の新聞記者と出会う。ジョビーナの協力を得ながら、マイケルは、町に潜伏しているオースティンの行方を探し出そうとする。
マイケルとキットが一つの町を舞台に大暴れ!犯人の車を追跡中に見せる華麗な片輪走行や、狭い路地から大通りの道を飛び越える豪快なターボジャンプ、マーサおばさんがキットを運転し、追いかけてくるパトカーを巻いて、町をひたすら駆け抜けるなど、ナイト2000のワイルドなカーアクションがたくさん見られました。「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」でケイトリンを演じていたジーン・ブルース・スコットが女性新聞記者ジョビーナ・ブルース役でゲスト出演していたのも見所の一つ。リフトで車体を持ち上げられ身動きが取れなくなっているキットにジョビーナが話しかけるシーンがとても印象に残りました。
(紫色の)砂漠を走るナイト2000のエンディング映像が、このエピソードで初めて使用されました。以後、シーズン3までこのエンディングが定番になります。これまでのナレーションつきのエンディング(ナイト2000が広野の一本道を走り去っていく)も味わいがあって好きでしたが、やはり、この砂漠を走るナイト2000のほうがイメージにぴったりというか、あの映像でないと、ラストが締まりませんね(笑)。
激突!キット対マイケル・悪魔の洗脳!奪われたナイト2000
CHARIOT OF GOLD
古代インディアン文明の遺産が眠る「カントリー・ミュージアム・アーキロジカル」の発掘現場にやってきたマイケルは、そこで、ジープで暴走するリットン博士を発見する。マイケルは、リットンの車を止め、彼を病院に運ぶ。その夜、ナイト財団本部にヘリオス会会長のドゥビル教授が訪れる。重大な世界危機に対処する目的で作られたヘリオス会の会員になるには、卓抜された知性とより高度な思考能力が求められる。ドゥビルは、ヘリオス会の入会テストを受けたデボンとボニーにその審査結果を報告。ボニーが見事合格し、会員に迎い入れられることになったが・・・。
地上波放送時第18話として放送されたエピソード。ヘリオス会員の相次ぐ変死事件の全容を暴くため、マイケルがヘリオスの邸宅内部に侵入し、事件の謎を解明する。ボニーが洗脳されて犯罪者に利用され、キットもまたボニーの手によってプログラムを変更され、犯罪の道具にされてしまう。マイケルがボニーやキットに必死に語りかけて、正気を取り戻させようとする場面が印象的で、とても心を打つ名場面でした。地上波放送では、このエピソードがボニーの初登場回でしたが、初出にも関わらずいきなり敵の罠にはまり洗脳されるボニーの姿や、マイケルに襲いかかろうとするキットに、当時とても衝撃を受けましたね(苦笑)。
キットが正気を取り戻した後に見せる片輪走行やジャンプシーンも豪快だったが、やはり、このエピソードの最大のアクションと言えば、マイケルとショベルカーの激闘でしょう。大きな穴の下に落とされ、土をかぶって埋められそうになる→ショベルカーのバケットの上に乗り、何度も大きく揺さ振られながらも穴からの脱出に成功→スタークと格闘→迫ってくるスタークの車を避けるため、ダイブしてショベルカーのアームに捕まる・・・ヘリ、ジェット機と続いて、今度はショベルカーと対決し、見事に勝利したマイケル。マイケルがだんだんスーパーマンに見えてきた(笑)。
気になる吹替の新録部分。
①リットン博士を病院に運ぶ途中、マイケルがキットの血液分析装置(BLOOD ANALYZER)を使ってリットンの血圧を計るシーン。
②メモリアル病院の通路を歩きながらマイケルとデボンとドゥビルが話しているシーン。
③ボニーがヘリオス会の邸宅の中を案内されている時、アービンに話しかけられるシーン。
④ヘリオス会のダンス会場でアービンがマイケル、ボニー、デボンと会話するシーン。
③④はアービンが登場しているシーン。地上波の放送では、アービンは一切登場しなかった。
FOXクラシックの放送、今週は、「コンピュータ泥棒を追え!ナイト2000大追跡ジャンプ!!(NOBODY DOES IT BETTER)」。2015年も、ナイトライダーシーズン1の放送も残りあと僅か。
デビッド・ホフが出演した「シャークネード3 エクストリーム・ ミッション」を拝見。ホフは、主人公の父親でNASAの宇宙飛行士役を熱演していました。その昔、「殺人魚フライングキラー」というピラニアとトビウオを合わせたような生物が空を飛んで人間を襲う低予算ホラー映画があったが、このシリーズは、それをさらにパワーアップさせたような感じに見えますね。海にいるサメが台風に巻き込まれて空を飛び陸地にいる人間を襲う・・・というこの発想は、中々斬新(笑)。第3弾ともあってか低予算ながらもさらにスケールアップして、とうとうサメが宇宙に飛び出してしまいましたが(苦笑)、ホフは、後半から登場し、映画の「アルマゲドン」並みの活躍を見せていました。やはり、ホフの存在感が凄まじいのか、主人公を食っちゃうほど目立っていましたね。劇中にエイプリルと言う名前の登場人物がいたのでもしかしたらナイトライダーのパロディみたいなシーンもあるのかと少し期待したが、全く何もなかったです(苦笑)。
FOXクラシックで放送中のナイトライダーHD。「激突!キット対マイケル・悪魔の洗脳!奪われたナイト2000(CHARIOT OF GOLD)」まで進み、残りあと4本となりましたが、今回は、「爆殺!狙撃!事故続出!恐怖のサバイバルレースに勝て!!(GIVE ME LIBERTY OR GIVE ME DEATH)」と、「殺しの暗号トパーズの謎!大追跡!ジェット機に飛び乗れ!!(THE TOPAZE CONNECTION)」について。
爆殺!狙撃!事故続出!恐怖のサバイバルレースに勝て!!
GIVE ME LIBERTY OR GIVE ME DEATH
石油に変わる新しいエネルギー開発を提唱するために開催される『新エネルギーレース2000』を妨害する犯人を捕まえるため、マイケルは、ナイト2000でレースに参加することになった。レースの主催者ケンプラー博士と進行役のショーによるルール説明会が行われ、レースの参加者達が出席。スポンサーのケーブルネットワーク社長セラーズの協力でレースは、テレビ中継されることになっていた。説明会の後、マイケルは、ニューホイルズマガジンの記者で、レースの突撃取材に来ていたリバティ・コックスという女性と出会う。
地上波放送時第25話として放送されたエピソード。マイケルとナイト2000がレースに初参加。ナイト2000を含めた6台のマシーンが過熱なレースを繰り広げる中、マイケルとキットは、レース妨害を狙う犯人を見つけ出そうとする。ナイト2000は、レースに参加するために燃料をガソリンから液体水素燃料に交換し、赤外線追跡装置も取り付けられます。また、この回でキットは、初めて窓を暗くする機能(スモークガラス)を使っていました。
オレンジ色のダッジ・チャージャーに乗るプリンス兄弟は、当時アメリカで大人気だったテレビアクションドラマ「爆発!デューク」のデューク兄弟のパロディ。ナイト2000が空高くジャンプして、蛇行するダッジ・チャージャーの真上を飛び越えるジャンプシーンが爽快でしたね。クライマックスのカーチェイスでは、アルフレッド・ヒッチコックの映画「サイコ」に登場したベイツ・モーテルが一瞬映っていました。そう言えば、今年「ベイツ・モーテル」と言うタイトルで、サイコの前日譚を描いた海外ドラマが製作されたみたいですね。
気になる吹替えの新録部分。
①レース会場へ向かう途中のマイケルとキットの会話。デボンとの通信が終了後、キットの「作戦の概要を教えて頂けると・・・」のセリフから。
②レース中間地点の会場でドロシーがマスコミに囲まれるシーン→マイケルがボニーにドロシーの車のタイヤにめり込んでいた弾丸を手渡すシーン→夜、風呂に入っているプリンス兄弟の元に水着姿のリバティがやってくるシーン。
③レース二日目、5台のマシーンが公道を走っている時のマイケルとキットの会話。キットの「お疲れですか?」から「はい、その通りです」までのセリフの部分。
④セラーズ達を追って、ナイト2000がゴール地点へ向かっている時のマイケルとキットの会話。助手席に口にテープを張られたままのリバティが座り、もごもご言っているシーン。
殺しの暗号トパーズの謎!大追跡!ジェット機に飛び乗れ!!
THE TOPAZE CONNECTION
出版王フィリップ・ロイスの死体がホテルの部屋で発見される。マイケルは、ロイスが死ぬ前に取り組んでいた「トパーズ」と呼ばれる暴露記事のことを調べるため、ロイスの娘のローレンを訪ねる。マイケルは、「トパーズ」の情報が入っているコンピュータの存在を知るが、その情報を引き出すには、アクセスコードが必要だった。そんな時、ローレンの自宅に、ロイスの死の真相を知る男から連絡が入る。ローレンは、マイケルにその事を告げず、一人で男の元に向かった。
地上波放送時第23話として放送されたエピソード。パイロット以来、再びラスベガスを舞台に物語が展開。ローレンの自家用ジェット機よりも早くラスベガスに到着してしまうナイト2000にも驚くが、なんといっても今回の一番の驚きは、ジェット機に飛び乗るマイケルのアクションシーンですね。以前には、飛行中のヘリに飛び乗ったこともあるマイケルですが、今回は滑走中のジェット機をナイト2000で追っかけて、ナイト2000のボンネットから飛行機の主翼に飛び移るという凄技を見せています。さらに、そこから飛行機の後ろに移動して、なんと尾翼にぶら下がり、方向蛇をきかなくするというスーパーマン級のアクションを披露。こんな無謀なことを平気でやるのは、マイケルしかいないだろうと思っていたが、最近マクガイバーも同じことをやっていたことを知り愕然としました(苦笑)。
ヘイゲン役のジャック・スターレットは、シーズン2の「宝石強盗゙黒猫゙の正体を暴け!怪盗キャットvsナイト2000(K.I.T.T. THE CAT)」では、怪盗キャットの逮捕に執念を燃やすバース警部補役を演じ、シーズン4の「ハイジッャク!人質ボニーを救え!!(SKY KNIGHT)では、保安官役でコメディリリーフを担当するなど、ナイトライダーに3回ゲスト出演した名脇役。映画では、やはりシルベスター・スタローンの「ランボー」の保安官役が有名です。
気になる吹替えの新録部分。
①フィリップのパーティ会場でボニーがカメラマンに呼び止められるシーン。
②マイケルとローレンがローレンの部屋のコンピュータの前で話をしているシーン。ローレンの「知ってたのは父だけ・・・」のセリフから、ローレンの部屋の電話が鳴るまでの部分。
③ナイト2000がラスベガスへ向かっている時のマイケルとキットの会話と、マイケルがデボンと通信するシーン。
④ホテルの保安主任のボブとヘイゲンがスロットマシーンの前で会話をしているシーン。
ちなみに、④の場面は、地上波放送時に日本語吹替えがありましたが、オリジナルの吹替えの音声テープを紛失したのか事情は定かではありませんが、新しく吹替えられていました。
FOXクラシックで今週放送される日本未放映エピソードの「危機一髪!ナイト2000窮地の女性を救え!(WHITE BIRD)」は、マイケルの元恋人スティービー(ステファニー・メーソン)が初登場するエピソードです。これを含めてシーズン1の日本未放映エピソードは、後残り3本。
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