10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
私のイメージだと頑固一徹親父のイメージが強かった俳優の高松英郎さん。昼ドラの名作「華の嵐」の朝倉男爵が一番のハマリ役として印象に残っていますが、最近、「柔道一直線」を見てからは断然車周作になりました。もし子供の頃にこの番組を見ていたら、必ずや地獄車のマネをしていたでしょうね。車周作にいろんな技を教わりたかったですね(苦笑)。本当に良い役者さんでしたが、その高松さん、車周作を演じていた頃にこんなアクションドラマにも出ていたようです。
1960年代にアメリカで「スパイ大作戦」などのスパイドラマがヒットしましたが、「キイハンター」や「プレイガール」「コードナンバー108 7人のリブ」など、日本でも60年代末期から70年代にかけてスパイアクション系のドラマが花盛りだったようです。まさに日本版「スパイ大作戦」と言っても過言ではない(ナレーションを担当しているのは、スパイ大作戦のジム・フェルプスの声をあてた若山弦蔵)のが、1970年に日本テレビで放送されていたこの「ゴールドアイ」。
ゴールドアイとは、あらゆる国際犯罪を撲滅するために組織された秘密工作機関のことで、ボスの香川達彦を必頭に7人のメンバーが様々な作戦を遂行する。ボスの香川達彦を演じる芥川比呂志という俳優さんは、大映ドラマや水戸黄門のナレーション・・・の人ではなく、あの有名な作家の芥川龍之介の長男に当たる方だそうで、「劇団四季」の名づけ親としても知られていたそうです。
他のメンバーは、(→役名)
●若林豪→豪力也
●吉田輝雄→吉岡輝夫
●柴俊夫(当時柴本俊夫)→柴田俊二
●宮園純子→宮内景子
●岩井友見→岩崎友子
●高松英郎→高井英一
それぞれの役名に俳優さんの名前の漢字一文字が必ず入っていますね。当初はこの六人がボスの指令を受けて、様々な国際犯罪組織に挑んでいくわけですが、途中から加入したメンバーも複数います。
●渡瀬恒彦→渡瀬亘
5話「恐怖の遊戯」から登場。14話「大細菌島」では、自らホバークラフトを操縦し、敵の船を追いつめた。
●藤岡弘→藤弘
●千葉治郎→村山治郎
二人とも12話「密売大組織」から登場。仮面ライダーで共演していた二人ですが、初共演はこのドラマだったようです。
現在東映チャンネルで放送中のゴールドアイ。15話まで拝見しましたが、その中から印象に残ったストーリーを紹介しますと・・・
「毒ガス商人」
大量殺戮を目的とした恐るべき毒ガス兵器BMO-73を日本に持ち込んだ死の商人たち。彼らはそれによって戦略的に優位な立場を得ようとする某連邦共和国と中近東某国との二者に対し、入札による売り渡しを計っていた。某国側の大尉になりすまして入札の場にあらわれた吉岡。そして、落札の寸前までにBMO-73の奪還を図る豪と芝田。はたして、ゴールドアイの任務遂行はなるか?
冒頭、3億円強奪事件を思わせるような白バイ警官に扮した吉岡が出てきますが、あの事件の直後の放送ということもあってか、あえてそれを意識した演出にしたのでしょうかね(苦笑)。中近東某国のチュン大尉になりすました吉岡が毒ガス兵器の入札で某連邦共和国のスコロブ少佐と競い合っている間に、毒ガス技師として潜入した豪と柴田が1リットルで約1000万人の人間を殺戮することができる毒ガス兵器BMO-73の流出を阻止するための作業を進めるのですが、その作業シーンがとてもスリリングで見応えがありました。
BMO-73の液体をボンベに移し入れる時に、ゴールドアイが考案した「マジックパイプ」なるものが使われる。これは、液体がパイプの中を流れているように見せかけるもので、実はボンベには液体が一滴も流れないしくみになっている。逆さ釣りになって必死にマジックパイプの取り付け作業をする柴田と豪がスパイ大作戦のローランやバーニーに見えました(笑)。毒ガスの威力を示すために人体実験をして、皮膚がドロドロに溶けた生々しい人間の遺体が出てきたり、BMO-73をICBMやIRBM、小型ミサイル爆弾に組み込んで・・・などと末恐ろしい場面やセリフがあったが、某連邦共和国(おそらく当時のソ連のことだと思うが)を北朝鮮に置き換えたら、そのままリアルな内容になってしまうという・・・。当時の日本のドラマは、中々先見性がありますね。
本物のチュン大尉がボートチェイスの末、自分のボートに爆弾を投げ入れられて爆死したのはちょっとかわいそうでしたね。ちなみに、この回には、高松英郎は出ていなかった。昔の東映のドラマって、レギュラーメンバーが中々全員そろわないんですよね(笑)。
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刑事ドラマのクイズ、多数ご解答のコメント並びにメ一ルを頂きましてありがとうございました。それでは答えはこちら。
①小林幸子
画像は特別機動捜査隊451話「雨の中の慕情」出演時のものです。演歌歌手として現在も活躍中ですが、若い頃はテレビドラマにたくさん出ていたんですね。特別機動捜査隊には、なんと8回もゲスト出演していたようです。かなり大担な演技を見せていたエピソードもありました。
② 唐沢寿明
画像は、警視庁殺人課18話「ハイウェイ殺人事件・死の運び屋」に出演した時のもの。スーツアクター出身で、「10号誕生!仮面ライダー全員集合!!」では、ライダーマンのスーツアクターを担当したことでも知られています。大戦隊ゴーグルファイブには、顔出しで出演していましたね。俳優としては、NHKの朝の連続ドラマ「純ちゃんの応援歌」で一躍有名になり、「愛という名のもとに」や「白い巨塔」など、民放のドラマの主演作も数多い。最近は、「THE LAST COP/ラストコップ」などアクション系の作品で活躍されているようです。
③ 役所広司
画像は「特命刑事」の最終回「ファイナル・チャレンジ」出演時のもの。今や日本を代表する名優ですが、テレビで最初に役所さんを見たのは時代劇の「三匹が斬る!シリーズ」でしたね。千石という名の素浪人役がとてもカッコ良かった。殺陣がもの凄くパワフルかつ勇ましく、毎回その気迫に圧倒させられていました。刑事ドラマの主演では、「刑事追う!」の沢木刑事を思い出しますね。沢木は最終回で殉職する予定だったらしいですが、放送期間が短縮されたため立ち消えになってしまったそうです。
わかる人にはわかるクイズだと思いましたが、難しかったかな・・・。でも全問正解者が2人いました。中々の東映ツウの方がいらっしゃいますね(笑)。おめでとうございます。
ということでこれが今年最後の更新・・・ではありません(笑)。あともう1回ありますのでお楽しみに・・・。
スカパーで見ている往年の刑事ドラマや特撮、時代劇でよく見かける俳優がいます。例えばキイハンターのサブレギュラー的存在の室田日出男。仮面の忍者赤影の白影役や、柔道一直線の嵐先生役などを演じていた牧冬吉。スタローンやマイケルナイトの声で有名な佐々木功などなど。
私の時代だと歌手、声優のイメージが強いささきさんですが、70年代はドラマにたくさん出ていたんですね。必殺シリーズ、仮面ライダー、刑事ドラマでは、犯人役が目立ちますが、「キイハンター」のヨット乗りの青年役や、「特別機動捜査隊」の「大爆発」という回では、ヘリから機関銃をブッ放す凶悪犯役もやっていました。「江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎」のアクションスター役は強烈でしたね。奇妙な連続殺人犯に監禁されて全財産を失った挙句、婚約者を殺して自分も殺人者となり、ラストは、ショッピング街で狂鬼人間のようになってしまうという、中々凄まじいインパクトでございました・・・。
当時は、名前も知られず目立たなかったが、今でも活躍し続ける有名人を意外な作品で見かけることが多々あります。そこでちょっとしたクイズ。今から紹介する3枚の画像に現在も活躍中の有名人がいます。誰なのか当ててみてください。答え合わせは、年末辺りにでも(笑)。
①
②
③
ヒントは・・・番組名もノーヒント(笑)。
→答えはこちら!
①
②
③
ヒントは・・・番組名もノーヒント(笑)。
→答えはこちら!
日本テレビ金曜8時の刑事ドラマと言えば、「太陽にほえろ!」「刑事貴族」シリーズなどが真っ先に出てきますが、他にも色々ありましたよね。「私鉄沿線97分署」での刑事役が好評だった鹿賀丈史が刑事課の係長役を演じた刑事ドラマ「ジャングル」。警察用語をセリフに取り入れ、リアリティ重視の警察描写が話題になった作品でした。
「太陽にほえろ!」の出演者が多数出ており、ゴリさん(石塚刑事)役以来、久しぶりに刑事役に復帰した竜雷太、テキサス(三上刑事)の勝野洋、シリーズ最後の新人刑事DJを熱演していた西山浩司らが出演していた。「刑事貴族2・3」の若手刑事役が人気だった田中実や、「特攻野郎Aチーム」のフェイスマンなど声優としても活躍し、太陽にほえろ!にゲスト出演していた安原義人が刑事役で出演。また、この続編に当たる「NEWジャングル」には、当時デビュー間もない江口洋介が新人刑事役でレギュラー出演していた。水谷豊主演の「ハロー!グッバイ」は最近よく放送されているが、ジャングルもそろそろやってほしいですね。
1980年代中期、日本テレビには、日曜の夜9時台も刑事ドラマを放送していましたが、その枠で大ヒットを飛ばしたのがあの「あぶない刑事」。そのあぶ刑事の前に放送されていた隠れた名作、中村雅俊&根津甚八主演の「誇りの報酬」もかれこれ10年前にスカパーで見て以来放送されていないので今度はぜひHDリマスターでお願いしたいですね。誇りの報酬の前には、「刑事物語'85」という渡瀬恒彦主演の刑事ドラマがありました。刑事物語といっても「たけしぃぃぃ!ハンガァァァー」のハンガーヌンチャクで有名な武田鉄矢の映画のシリーズとは全く関係なく(TVシリーズで見てみたかったが(苦笑))、アクションの少ない社会派のストーリーだったそうですが、これも1度見てみたい。
「ハロー!グッバイ」で三田村邦彦とコンビを組んでいた水谷豊は今や「相棒」の杉下右京のイメージが絶大ですが、「刑事貴族2・3」の本城刑事や、「熱中時代・刑事編」の早野刑事、「夜明けの刑事」の山本刑事以外では、西部警察の枠(テレビ朝日の日曜夜8時枠)で放送されていた「ザ・刑事」というアクション系の刑事ドラマの矢島刑事を思い出します。これにも江口洋介が苦手の刑事役で出ていたが、途中で殉職しました。あぶない刑事に2度ほどゲスト出演していた中村あずさが少年課の刑事役でレギュラー出演していたり、片岡鶴太郎が矢島のライバル的な刑事役を演じたり、かなり異色な組み合わせの刑事ドラマでしたが、これもこの10年スカパーで見た記憶がないのでもう一度見直したい。
テレビ朝日(ABCテレビ制作)で放送された「裏刑事」は、ついこの間までチャンネルNECOで放送されていましたが、その関連で言うと、「特命刑事ザ・コップ」という藤竜也主演の刑事ドラマも気になる。国家保全機構に所属する6人の特命刑事たちが反社会的勢力・極政会に立ち向かうという、ハードな設定のアクション系の刑事ドラマで、ピンクレディのMlEが刑事役で出演していたり、ナレーターが市原悦子だったりと、これもかなり異色な感じの作品。
千葉真一の「燃える捜査網」と「大非常線」はようやく見ることができましたが、杉良太郎の「大捜査線」はまだ未見。太陽にほえろ!のドック刑事こと神田正輝や、「特別機動捜査隊」の三船主任こと青木義朗がレギュラー出演していたり、視聴率低迷による路線変更によってスポンサーが変更になり、劇用車がマツダ車から日産車に替えられてしまったなど、興味深いところが数多くあり気になるので、これもどこかでやって欲しいのですけどねえ。
以上、時代に埋もれたなつかしの名作刑事ドラマのタイトルを列挙・・・というか、今一番見てみたい刑事ドラマのタイトルリストでした(苦笑)。他にもまだまだありますが、来年に期待。
昨秋にスタートした東映チャンネルの「キイハンター」は、ついにモノクロからカラー時代のエピソードに突入。当初は、5人のメンバーでしたが、60話の「パラシュート殺人部隊」から元FBI秘密捜査官の吹雪一郎(川口浩)が加入し、92話の「今年もよろしく世界殺人協会」に、「仮面ライダーV3」「秘密戦隊ゴレンジャー」など、特撮番組でも活躍した宮内洋演じる国際警察特別室の捜査官・壇俊介が登場。モノクロ時代の最後のエピソード「足のある幽霊部隊」に国際警察特別室のメンバーの小田切慎二(中丸忠雄)が登場し、村岡室長(仲谷昇)を合わせて9人体制になった。
とはいっても、毎回9人で活動するわけではなく、国際警察特別室のメンバーは、たまに顔を出す程度で、キイハンターも今まで通り6人全員がそろうことは滅多にない。しかし、カラー時代の最初のエピソード「世界殺人集団 南国の決斗」には、カラー化の記念特番ということで久々に6人が勢ぞろいし、九州の宮崎を舞台にキイハンターが大活躍。
カラー化以降、宮崎、山梨、横浜など地方ロケのエピソードが続いていますが、117話はなんとハワイロケ。ハワイといえば、「特別機動捜査隊」「アイフル大作戦」など、70年代のアクションドラマでは、定番の海外ロケ地であったようですが、これもカラー化の記念に企画されたエピソードだったそうです。ハワイと言えば、以前は、レイを首にかけた綺麗なお姉さん達が楽しそうに踊っているイメージがありましすが、それは今も昔も変わらないみたいですね。当時のハワイの風景と、今放送中の海外ドラマ「HAWAII FIVE-0」に映る風景を見比べたりして、今昔のハワイを堪能しました(笑)。
先週放送された118話の「踊れ!墓場で幽霊ワルツ」は、これまで欠番扱いだったそうですが、今回はしっかり放送されていました。国家の指導者を呪い殺そうとする狂信的なグループが登場し、火あぶりやギロチンなどの処刑シーンがあったり、かなりスリラー的な内容のようですが、未見なのでこれからチェックしたいと思います。
カラー化してからのエピソードを10本ほど見ましたが、モノクロ時代よりも内容もアクションもスケールアップしているように見えますね。その中からとくに印象に残ったエピソードをいくつかご紹介致します。
俺は西部の殺し屋キッド
黄金の銃を持った殺し屋が8年ぶりにあらわれ、日本にやってきた平和主義者たちが次々に暗殺された。ある少年雑誌に載っていた絵が犯行に使われた黄金の銃に似ていることに気づいた風間は、その絵を書いた少年・工藤明(真田広之)がいる山中湖付近にある牧場へ向かう。
内容は、サブタイトルの通り、和製ウエスタンワールド。テンガロンハットをかぶった千葉真一が子役時代の真田広之とと共に西部劇アクションを繰り広げる。子役時代の真田広之と言えば、「ザ・ゴリラ7」の「必殺! 青きドラゴン」で志穂美悦子が潜り込んだ空手道場のメンバーの一人や、「ジャッカー電撃隊」の「7ストレート!! 地獄の必殺拳」で兄の復讐のためにクライムの武術大会に出場する少年役などで見たことがありますが、それらよりもさらに小さい頃の姿がこのエピソードで拝めます。
もちろんこの頃はJAC入団前なのでアクションは見せておらず、ラジコンロボットで遊ぶ無邪気なかわいい少年というイメージ。殺し屋から逃げている明の前に風間(千葉真一)が馬に乗ってやってきて、明を助けて安全な場所に移動した後に、明をポイッと地面に落としてまた走り去っていく風間がカッコ良かったですね。明の父親役は、またしても登場の室田日出男。キイハンターの一員?と言われてもおかしくないくらい出演回数が多いですが(笑)、今回も中々のハマリ役で千葉さんとのシブいやりとりも見応えがありました。
首のない紳士の殺人計画
世界各地で暗躍する大物スパイ達が来日するという情報を得て、その目的を探るため吹雪達は、空港を張り込むことになった。吹雪がマークしていたスパイが乗る車が狙撃され、スパイは、ある言葉を残して死亡する。吹雪は、殺されたスパイになりすまして、中東某国軍事同盟から盗み出されたマイクロフィルムの秘密取引が行われるパーティーに潜入する。
「水戸黄門」や「長七郎江戸日記」など数々の時代劇で活躍してきた里見浩太朗が奇妙なマジシャン役ミスター・ミラクル役でゲスト出演。実際に劇中で華麗なマジックを見せており、本物のマジシャンのような腕前を披露している。スパイ達が一堂に集結していた場所は、横浜のマリンタワー。当時は「カローラパブリカ」の文字がデカデカと取り付けられていたんですね。吹雪とミスター・ミラクルが手を組んで、パーティの主催者シャドウマンを暴き出す展開になるのかと思いきや、ミスター・ミラクルは、早々と撃ち殺されてしまう。撃たれた後にトランプをばら撒いているミラクルのスローモーションが印象的でしたね。
今回は、吹雪がメイン。秘密のパーティが行われた船の上での吹雪の格闘シーンや、その後に展開した銃撃戦とカーチェイスなど、スリリングなアクションが満載でした。
バーバ ババババ タ一ゲットメーン
バーバ ババババ タ一ゲットメェェーン!!
一度聴いたら離れないあのフレーズ。東映チャンネルで放送された「タ一ゲットメン」は、1971年NET(現・テレビ朝日)の土曜の夜8時に放送されていた小林旭主演のアクション刑事ドラマ。この枠と言えば、キカイダーシリーズやデビルマンなどが放送されていたことでも知られていますが、この真裏のTBSでは、ドリフのあの高視聴率オバケ番組「8時だョ!全員集合」が放送されていた時代です。
全員集合の影響もあってか、ターゲットメンは、1クール全13話で放送終了してしまったようです。この番組、東映チャンネルで見るまで存在を知らなかったのですが、映画「渡り鳥」シリーズや、「旋風児」シリーズなど、日活の黄金期を支えたアクションスター・小林旭の初のテレビドラマ出演作品ということで気になり拝見。小林旭と言えば、ものごころついた時にトラクターのCMで見たのと、80年代にヒットした「熱き心に」や、「必殺商売人」の主題歌だった「夢ん中」などのヒット曲を知っている程度で、私の中のでは、赤いトラクターと演歌の人と言うイメージが強く、アクションスターと言う認識は薄かったのでありますが、このドラマを見て認識を改めました。
西部劇を意識したハードなアクション。しかも、小林旭がノースタントで様々な危険なアクションに挑んでいる姿に圧倒された。ある映画の撮影でスタントマンが大怪我をし、病室で苦しんでいるそのスタントマンの姿を見て以来、小林旭は、アクションはスタントマンを使わず、全て自分でやることにしたそうです。
ターゲットメンとは、「人間標的」という意味で、警察が表立って動けない凶悪犯罪事件に対し、警視総監の指令を受けた5人の私服秘密捜査官が自ら敵の標的となって、悪を倒していく。ターゲットメンの5人のメンバーは、以下の通り。「Gメン'75」に出演する前の若林豪が中西の良きライバル的な捜査官・新山神吉を演じています。
中西五郎(小林旭)
新山神吉(若林豪)
北川屯二(大石吾朗)
秋月真理子(上月晃)
芳村かおり(奈美悦子)
あるホテルの経営者が会員制の秘密クラブを組織して、殺人機関として暗躍しているとの情報を入手。警視総監の指令を受けた中西達は、秘密クラブに潜入して、その特別会員の正体を探り、殺人ファイルを盗み出すというのが第1話のストーリー。「プレイガール」の浜かおるや、梅津栄がゲスト出演していました。
第1話、トラックの荷台にしがみつく中西。他の刑事ドラマや特撮でもよく見かけたアクションですが、小林旭氏がスタントなしでやっています。
第3話、ヘリからトラックの荷台の上に飛び移るアクション。信じられないことにこれも小林旭氏本人のスタント。
第4話、西部劇のような激しいガンアクションが展開した後、中西がドラム缶を転がし、敵の銃弾によってドラム缶から流れ出したガソリンに火がつく。メラメラと燃え上がる災と黒煙を飛び越えて、中西が姿をあらわし、敵にトドメの一発をくらわす。炎の上を生身で飛び越えるという、下手したら服に火が燃え移ったり火傷しそうな危険なアクションですが、それを難無くこなす姿にしびれた。この3つのアクションシーンはオープニング映像にも使用されています。
ちなみに、中西の愛用車は、初代のフェアレディZ(S30型)。山上のドライブウェイで敵の車と猛烈なカーチェイスを繰り広げていた(第7話)のが印象的でした。
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