今年は何やら「刑事貴族」祭りのような賑わいでしたね。地上波/CSで牧編、風間編、本城編がそれぞれ放送されていた時期もあったし、そして、この年末も刑事貴族祭りは、続いております。日テレプラスは、刑事貴族2のウィークリー放送が終了しましたが、またまた連日再放送がスタートしています。そして、同時に「刑事貴族3」が始まりました。ファミリー劇場で放送中の牧編は、今週最終回。そして、風間編が来週からスタートします。
刑事貴族2の後期は、リアルタイム以来久しぶりに見ましたが、アクション的に面白かったのは、「愛ゆえに」の冒頭にあったカーチェイスシーン。白昼、亮の運転する覆面車が犯人の車(スカイライン)を追跡するシーンでしたが、犯人の車が交差点でアグレッシブにターンやドリフトを決め、公道でバスを追い抜いたり、対向車線を走るタクシーとぶつかりそうになったり、散々暴走した後、追いつめられて勢い良くジャンプして川に突っ込む・・・この時期にしては、かなり派手なチェイスを見せていた。90年代に入ると、カーアクションそのものがテレビドラマから封じられると言うか駆逐されると言うか、極端に減少していた時期でしたね(当時テレビでカーアクションが見られたのは、たけしのお笑いお笑いウルトラクイズぐらいだったと思う・・・)。刑事貴族でも本城編に入ってから、カーアクションは、めっきり減っていたが、この回では、いきなり派手なカーチェイスシーンが展開していたので、ちょっと驚いた。でもこのエピソードって、カーチェイスの後は代官署を舞台にした密室劇になっているんですよね。地味な密室劇が続くので、頭ぐらいは、派手にカーチェイスでもやっておくかってな感じだったのでしょうか(笑)。でも、このエピソードの結末を見る限り、この冒頭のカーチェイスにもいろいろ意味深な理由づけがあったのかもしれません。もしかしたら亮の荒っぽさを印象付けるためだけに、わざわざこんな豪快なカーチェイスシーンを入れたと言うのなら、それはそれで太っ腹と言うか、なかなか粋な演出だと思います。
日テレプラスで先月からスタートした「刑事貴族3」の初回は2時間スペシャルではなく、普通に一時間枠のエピソード。当時は、意外に思いましたね。レギュラーメンバーが増員して、ワイプのバリエーションやスピード感が増したオープニングタイトルは、かなりエポックな映像になり、コルベッツの軽快な「Danger City」の曲が映像と物凄くシンクロマッチしていました。その初回の冒頭でいきなりのヘリアクション。砂浜にヘリが突如現れて、本城達を襲っていましたが、そう言えば、本城編に入ってからヘリの登場率は、意外と多い。て言うか、牧編、風間編では、ヘリを使ったアクションはなかった。本城編では、刑事貴族2初回【ファジーでハードでホットな奴ら】→秋葉達が空港でバスジャックした後、ヘリに乗って逃走するシーン。鹿児島ロケ回【危険な二人旅】→本城達がいるホテルの部屋の前に突如ヘリが現れて、ヘリに乗っている男が部屋にバズーカーを撃ち込むと言う荒業を披露していた。これ以降、ヘリアクションはなかったと思うが、本城がヘリに乗り込んで、大門のように銃を撃っている姿も一度は、見てみたかったものですね。
刑事貴族と言えば、風間編で主演した郷ひろみが新七人の刑事で、超凶悪な犯人を演じているエピソードが最近放送されたのですが、これが中々の傑作で面白かった。その話は、また別の機会に・・・。
>≧鹿児島ロケ回「危険な二人旅」では、本城達がいるホテルの部屋の前に突如ヘリが現れて、ヘリに乗っている男が部屋にバズーカーを撃ち込むと言う荒業を披露していた。
>鹿児島ロケ編「危険な二人旅」は、いよいよ来週のファミ劇でオンエアされますね。第1弾である「父と娘の絆」の本編終了後に流れた予告では、最初と最後をヘリ襲撃のシーンで飾っていましたが、かなり力の入った鹿児島ロケを象徴しているように感じました。
「父と娘の絆」は。「本城さんが昔世話を見たヤクザと交番の巡査が口論になっているところに端を発し、そのヤクザが殺され2年前に失踪した商社マンの存在が浮上・そして、娘にあてたバースデープレゼントから、その商社マンが鹿児島にいることを知った本城さんと順子は鹿児島に飛ぶ…」と言うストーリーでしたが、冒頭に登場するやくざに絡まれた巡査と別れて
「さてと」と声をそろえる拓と本城さんやオチで電話越しに「おい、本城…その温泉混浴か!?」と言う課長など妙に笑えました。
鹿児島の風景では、鹿児島市の商店街である天文館や霧島町の牧場・西部警察PARTⅢの鹿児島ロケにも登場した桜島フェリーや本城さんと犯人の決闘の地で
鹿児島のシンボルである桜島・事件解決し本城さんたちが鹿児島の温泉に浸かる…と言うシーンが出ましたが、「本城さんが桜島の砂で相手の注意をそらし、助っ人で駆け付けた実・拓・シゲのコンビプレーで犯人逮捕!」と言うシーンは実・拓・シゲのコンビプレーに圧倒されました。
ヘリでの襲撃シーンの後、自転車で球場に向かってそこで犯人と格闘していましたが、それ以外は、地元の名所を巡ったり、普通に旅行を満喫しているような場面がたくさんありましたね。本条ではなく、牧だったら、西部警察並みのアクション編になっていたのでしょうかね…(苦笑)。
今だったら(犯人を)ドローンで捕まえることできないかな?と思います。(刑事ドラマとしては面白みに欠けるかな?)
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