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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
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今年は、ナイトライダーが生誕30周年を迎え、それを記念して2008年に製作された新シリーズ(ナイトライダーネクスト)が国内地上波テレビ放送&DVDが発売されたりと、にわかに盛り上がりをみせていました。一方で、エアーウルフのほうもまもなく30周年を迎えるわけですが、この夏にドミニク・サンティーニを演じたアーネスト・ボーグナインが他界するという悲しい知らせがありました。


ボーグナインは、知る人ぞ知るアカデミー主演賞俳優でしたが、もちろんエアーウルフ以外にも映画の世界でたくさんの名演技を残しています。海軍出身だったから、やはり「戦う男」、常に誰かと争っているイメージがありましたね。例えば、「ポセイドン・アドベンチャー」でボーグナインが演じたマイク・ロゴ刑事は、沈みかけの船からの脱出をめぐってジーン・ハックマン演じるフランク・スコット牧師と何度も対立していたし、エアーウルフでは、ヘリの操縦を巡りホークとドミニクが激しい喧嘩をしたこともあった。愛嬌のあるあの笑い顔と人間臭さがボーグナインの魅力でした。
年末も近づいているし、改めてボーグナイン追悼と言うことで、見た映画がこれ。



kitaguni.jpg
 

「北国の帝王」

世界大恐慌下のアメリカ。貨物列車に無賃乗車を繰り返す放浪者たちをハンマー片手に叩き落していく鬼車掌シャック。この映画、昔一度だけテレビで見たことがあるのですが、列車にタダ乗りするおじさん達をハンマーで容赦なくぶちのめすシャックの姿があまりに強烈過ぎて忘れられなかった。なんてったって冒頭でいきなりのグロシーン。ハンマー使って16人も人殺してるし、ハンマーブロスもびっくりのえげつなさ。今の世なら立派な殺人鬼ですよ。シャックを演じているボーグナインから目が離せない。悪魔に取り付かれたかのようにひたすら鬼の形相をしているボーグナインが良いですね。ラスト付近になると、シャックとタダ乗りのエース、その名もエース・ナンバーワンが男の意地をかけた熱い死闘を繰り広げますが、ナンバーワン役のリー・マービンも中々良い味を出しているんですね。走る列車の上での対決は、ド迫力。当然当時CGなんてないから、俳優も命がけで演じているし、緊迫感が半端ない。


今回購入したDVDには、テレビ版の日本語吹替えが収録されていました。ボーグナインの声を担当しているのは、富田耕生氏。エアーウルフで馴染みがあるので、シャックの声もしっくりくる。ドミニク親父の若い頃を見ているような錯覚に陥ります(笑)。リー・マーヴィンの声は、小林清志氏だ。「陰謀と破壊と犯罪の渦巻く…」のナレが思わず頭を過ぎってしまったが、小林さんと言えば、やっぱりジェームズ・コバーン。リー・マーヴィンとコバーンってどことなく似た雰囲気があるから、この映画のリー・マーヴィンを見た時、最初は、コバーンと勘違いしちゃっいましたよ。




 

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好きなアメリカ映画俳優
アーネスト・ボーグナインは私の好きなアメリカ映画俳優ですね。
昨年、95歳で亡くなったときはショックでした。
「北国の帝王」はもちろん、「ポセイドン・アドベンチャー」や「コンボイ」にも出ていました。
「ウィーラード」と言う映画では、たくさんのネズミに襲われて、ビルの窓から落ちたのが印象に残っています。
この人の顔は一度見たら、絶対忘れられない顔ですね。(笑)
吹き替えの声も富田耕生氏でピッタリですね。
だめおやじ 2013/11/12(Tue)18:22:25 編集
Re:好きなアメリカ映画俳優
>アーネスト・ボーグナインは私の好きなアメリカ映画俳優ですね。
>昨年、95歳で亡くなったときはショックでした。
>「北国の帝王」はもちろん、「ポセイドン・アドベンチャー」や「コンボイ」にも出ていました。
この間「コンボイ」を見直しましたが、その映画でもとても存在感のある荒くれた保安官を演じられていて見応えがありました。ぜひ日本語吹替え版を見てみたいものですね。

>「ウィーラード」と言う映画では、たくさんのネズミに襲われて、ビルの窓から落ちたのが印象に残っています。
この作品は未見なのでいつか機会があれば見てみたいですね。ブルースリーの息子のブランドン・リーが主演した「バトルドラゴン 殺人レーザー兵器奪還」と言う映画にも科学者役で出演されていたのですが、目立った活躍もせず、出番が少ないながらも存在感抜群でしたね(笑)。ぜひとも富田耕生さんの吹替えで見てみたかったです。
【2013/11/17 09:35】
ドミニクがいなくなって1年半…
ガースさん、こんばんは・2014年もよろしくお願いします。

>≫「北国の帝王」

世界大恐慌下のアメリカを舞台に、貨物列車に無賃乗車を繰り返す放浪者たちをハンマー片手に叩き落していく鬼車掌シャック。この映画、昔一度だけテレビで見たことがあるのですが、列車にタダ乗りするおじさん達をハンマーで容赦なくぶちのめすシャックの姿があまりに強烈過ぎて忘れられなかった。

>アーネスト・ボーグナインさんがこの世を去って1年半が過ぎようとしていますが、ボーグナインの出演作に「北国の帝王」と言う作品があることをガースさんのブログを通じて初めて知りました。

自分はタイトルから「第2次世界大戦を舞台にした映画」を連想しましたが「貨物列車に無賃乗車を繰り返す放浪者たちをハンマー片手に叩き落していく鬼車掌と貨物列車に無賃乗車する男の戦い」であるあらすじを見てアクション映画であることを感じました。

機会があれば、レンタルで「北国の帝王」を借りてみようかと思います。

>≫エースことリー・マーヴィンの声は、小林清志氏だ。「陰謀と破壊と犯罪の渦巻く…」のナレが思わず頭を過ぎってしまったが、小林さんと言えば、やっぱりジェームズ・コバーンだね。

>リー・マーヴィンと言うと、自分は「デルタフォース」のニック大佐が印象深いですね。

「北国の帝王」でリー・マーヴィンの声を担当した小林清志さんはルパン三世の次元大介やジェームズ・コバーンの吹き替えのイメージが強いですが、富田さんが声を演じるシャックと小林さんが声を当てたエースの組み合わせを見ると「ドミニク・サンティーニVS次元大介」と言うイメージが湧いてきました。

9人のコリない日本人 2014/01/07(Tue)20:56:30 編集
Re:ドミニクがいなくなって1年半…
>機会があれば、レンタルで「北国の帝王」を借りてみようかと思います。
北国の帝王は随分前に地上波の再放送で見たのが最初だったのですが、ドミニクとは正反対の荒くれ車掌役のボーグナインの演技にショックを受けましたね。しかしもう一年半ですか。気づけば今年はエアーウルフの生誕30周年・・・。

>「北国の帝王」でリー・マーヴィンの声を担当した小林清志さんはルパン三世の次元大介やジェームズ・コバーンの吹き替えのイメージが強いですが、富田さんが声を演じるシャックと小林さんが声を当てたエースの組み合わせを見ると「ドミニク・サンティーニVS次元大介」と言うイメージが湧いてきました。
富田さんはルパンのアニメに時々ゲスト出演されていましたよね。「ヘミングウェイ・ペーパーの謎」にも出演されていましたが、第2シリーズのルパンの襲撃を受けて一躍有名になってしまったマイアミ銀行の頭取役が一番印象に残っていますね。小林さんと言えば、エアーウルフにゲスト出演されていましたね。「ミグ戦闘機と密林上空の死闘!! 救援機を護衛せよ」のアルザー大佐とか。
【2014/01/13 07:31】
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