10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
かつては、日テレとテレ朝がアクション刑事ドラマをリードしていた時代があった。かろうじてテレビ朝日は、路線をかえて、今でも刑事ドラマを継続中ですが、太陽にほえろ!など20世紀に数々の名作を生み出してきた日テレは、今はもうすっかりその影もなくなってしまった。しかし、最近、また密かに刑事ドラマブームが起きているようで、TBSやフジテレビでも刑事ドラマをよく見かけるようになった。とは言っても、私自身は、最近地上波を見る時間が少ないので全てをチェックはできていないが、見たのは、途中からだったが「ジョーカー 許されざる捜査官」ぐらい。現職の刑事が闇の組織を作り、法の手を逃れてのさばり続ける犯罪者達を裁いていく現代版「必殺」とも言うべき内容。後半から見たので、全体の内容を把握し切れなかったが、銃撃シーンや殺人シーンなど、最近の刑事ドラマにしては、刺激的な場面が多く、緊迫感のある展開が見応えあった。でもこのドラマ、一番印象に残ったのは、lリップ・スライムの主題歌だろうか。ドラマの雰囲気と物凄くマッチしていて、後でネットで調べて何度も聴いてしまうほどハマってしまった。
そして、今月注目したのが舘さん主演の「警部・柘植京介「超高層ホテルの死角」。舘さん久々のハードボイルドな刑事ドラマで、これは、もう間違いなく「刑事貴族」を意識して作られたとしか思えない内容だった。冒頭、舘さん演じる主人公の刑事・柘植(つげ)京介が拳銃を持って犯人を追いつめ、暴れまわる場面があったが、その姿は、まるで牧俊介のよう。残念ながら柘植が拳銃を持つシーンは、それだけで、後は、3年前に起きた未解決事件を追う柘植の姿がサスペンスタッチで描かれていくのだが、場面の要所要所で刑事貴族オマージュを感じさせられた。例えばキャスティング。柘植の上司の刑事部参事官・永嶋役を松方弘樹氏が演じていた。永嶋が柘植に特命を与えている場面を見ていると、宮本課長と牧が対峙して会話をしていた場面を思い出した。まさに20年ぶりの夢のツーショット。柘植の妻が高級レストランで柘植を待っている間に何者かに撃たれて殺されてしまう場面は、刑事貴族の牧編最終回において、バイエルンホールで牧を待っていた由美子を彷彿とさせられた。工場の経営者に片桐竜次氏(「その時、あいつが消えた」にゲスト出演)、柘植を尊敬する刑事・神谷役に加藤雅也氏、柘植の妻の妹・佐和子役に戸田菜穂氏と、刑事貴族以外の刑事ドラマで舘さんと共演した俳優さんが数多く出演していたところもアクション刑事ドラマファン用のサプライズに見えた。
もうちょっと画面をフィルム風にしてもらうともっと良い感じになると思うのだが、とりあえず、できればシリーズ化してもらいたいものだ。
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越境捜査
どうもお久しぶりです。
村川監督は、柴田恭兵さん主演の「越境捜査」シリーズも監督されていました。去年、お亡くなりになられてしまいましたが、長谷部安春さんは、「相棒」シリーズのいくつかのエピソードを監督されていましたね。
村川監督は、柴田恭兵さん主演の「越境捜査」シリーズも監督されていました。去年、お亡くなりになられてしまいましたが、長谷部安春さんは、「相棒」シリーズのいくつかのエピソードを監督されていましたね。
映画監督・村川透
ガースさん、こんばんは。
>≧村川監督は、柴田恭兵さん主演の「越境捜査」シリーズも監督されていました。去年、お亡くなりになられた長谷部安春さんも「相棒」シリーズのいくつかのエピソードを監督されていましたね。
>村川透さんといえば、昨日広島の丸善で「映画監督・村川透」という自伝みたいな本を買いましたが、村川さんがこれまで携わった作品のエピソードが掲載されており舛田利雄さんと深作欣二さんが共同演出した日米合作の映画「トラ・トラ・トラ!」にスタッフとして参加したり角川映画の監督としてデビューするはずが映画の企画が立ち消えになった…ということや本の最後に「さらばあぶない刑事」の裏話が載ってました。
自分としては「村川さんと松田優作さんの思い出話」や柴田恭兵さんと出会い恭兵さんを「大都会PARTⅡ」に出演させたエピソードや「あぶない刑事」での裏話が面白かったですが、晩年の松田さんは恭兵さんがあぶない刑事でブレイクしたことに「これからは恭兵の時代だな」とコメントしてた事や「違う撮影現場で松田さんと出会うたびに次やるぞ次やるぞ、いつでも来い。一緒にやりましょうと言ってたんだけど…」と恭兵さんのコメントに続く「松田さんの急死で松田さんと恭兵さんの本格的な共演作が実現しなかったこと」を読むと「監督・村川透と主演・松田優作&柴田恭兵のドラマや映画が見たかったなぁ…」と感じました。
また、「渡瀬恒彦さんは何かあればアクションを自分でするし、(渡瀬さんは)車にも自信があるんだ」という村川さんのコメントや村川さんの映画を上映するイベントに恭兵さんも参加予定だった矢先に恭兵さんの身内に不幸が起き、代わりに舘ひろしさんを呼ぼうとなったところへ「私が行きます」と村川さんの所へ恭兵さんから連絡が来たというエピソードも印象に残りました。
巻末には村川さんが手がけたドラマや映画のリスト・取材に協力した人たちの名前が載っており、恭兵さんと舘さんを筆頭に二家本辰巳さん・原隆仁さん・黒澤満さん・伊地智啓さん・丸山昇一さん・岡田晋吉さん・大野雄二さんなど錚々たるメンバーの名前が連なっており「この本を買ってよかった」という気分になりました。
>≧村川監督は、柴田恭兵さん主演の「越境捜査」シリーズも監督されていました。去年、お亡くなりになられた長谷部安春さんも「相棒」シリーズのいくつかのエピソードを監督されていましたね。
>村川透さんといえば、昨日広島の丸善で「映画監督・村川透」という自伝みたいな本を買いましたが、村川さんがこれまで携わった作品のエピソードが掲載されており舛田利雄さんと深作欣二さんが共同演出した日米合作の映画「トラ・トラ・トラ!」にスタッフとして参加したり角川映画の監督としてデビューするはずが映画の企画が立ち消えになった…ということや本の最後に「さらばあぶない刑事」の裏話が載ってました。
自分としては「村川さんと松田優作さんの思い出話」や柴田恭兵さんと出会い恭兵さんを「大都会PARTⅡ」に出演させたエピソードや「あぶない刑事」での裏話が面白かったですが、晩年の松田さんは恭兵さんがあぶない刑事でブレイクしたことに「これからは恭兵の時代だな」とコメントしてた事や「違う撮影現場で松田さんと出会うたびに次やるぞ次やるぞ、いつでも来い。一緒にやりましょうと言ってたんだけど…」と恭兵さんのコメントに続く「松田さんの急死で松田さんと恭兵さんの本格的な共演作が実現しなかったこと」を読むと「監督・村川透と主演・松田優作&柴田恭兵のドラマや映画が見たかったなぁ…」と感じました。
また、「渡瀬恒彦さんは何かあればアクションを自分でするし、(渡瀬さんは)車にも自信があるんだ」という村川さんのコメントや村川さんの映画を上映するイベントに恭兵さんも参加予定だった矢先に恭兵さんの身内に不幸が起き、代わりに舘ひろしさんを呼ぼうとなったところへ「私が行きます」と村川さんの所へ恭兵さんから連絡が来たというエピソードも印象に残りました。
巻末には村川さんが手がけたドラマや映画のリスト・取材に協力した人たちの名前が載っており、恭兵さんと舘さんを筆頭に二家本辰巳さん・原隆仁さん・黒澤満さん・伊地智啓さん・丸山昇一さん・岡田晋吉さん・大野雄二さんなど錚々たるメンバーの名前が連なっており「この本を買ってよかった」という気分になりました。
Re:映画監督・村川透
>村川透さんといえば、昨日広島の丸善で「映画監督・村川透」という自伝みたいな本を買いましたが、村川さんがこれまで携わった作品のエピソードが掲載されており舛田利雄さんと深作欣二さんが共同演出した日米合作の映画「トラ・トラ・トラ!」にスタッフとして参加したり
「トラ・トラ・トラ!」の撮影現場は型破りで、かなり過酷だったみたいですね。今みたいにCGじゃなく本物の飛行機を飛ばしてロケしてたわけですから、それはもう命がけだったんでしょうね。この作品に村川さんが関わっていたことはこの本を読むまで知りませんでした。なぜクレジットを断ったのか、その部分の話もなかなか興味深かったです。
>「松田さんの急死で松田さんと恭兵さんの本格的な共演作が実現しなかったこと」を読むと「監督・村川透と主演・松田優作&柴田恭兵のドラマや映画が見たかったなぁ…」と感じました。
確かに二人の本格的な共演作が作られなかったのは、本当に残念です。優作さんがもう少し長く生きていたら、90年代前半頃には、何らかの形で確実に実現していたかも?しれないですよね。亡くなる直前に優作さんは、村川さんが監督した「華麗なる追跡」で久しぶりに刑事役を演じていましたが、もしこれに恭兵さんが出演していたら・・・色々と想像してしまいますが、きっとアドリブ炸裂の面白い刑事アクションになっていたかもしれないですね(笑)。
>また、「渡瀬恒彦さんは何かあればアクションを自分でするし、(渡瀬さんは)車にも自信があるんだ」という村川さんのコメントや
渡瀬さんと言えば、「大激闘マッドポリス'80」のOPでもRX-7を自分で運転して、カッコ良い走りを見せていましたが、一番印象に残っているのは、やはり、「狂った野獣」や「暴走パニック 大激突」のカーアクションですよね。両方とも全てのカーアクションシーンを渡瀬さんがノースタントでやってのけたそうですが、とくに「狂った野獣」のラストのバスの横転シーンは、凄まじかった。渡瀬さんがハンドルを握っている姿がしっかり映っていて、とても見応えがありましたね。
>巻末には村川さんが手がけたドラマや映画のリスト・取材に協力した人たちの名前が載っており、恭兵さんと舘さんを筆頭に二家本辰巳さん・原隆仁さん・黒澤満さん・伊地智啓さん・丸山昇一さん・岡田晋吉さん・大野雄二さんなど錚々たるメンバーの名前が連なっており「この本を買ってよかった」という気分になりました。
優作さんとの出会いから、遊戯シリーズ、角川作品(蘇える金狼・野獣死すべし)の話、あぶない刑事の舘さんと恭兵さんの話、アドリブ全開にして、今までの刑事ドラマの概念を打ち破ろうとする村川組と、それに相反する長谷部組との路線対立の話もなかなか面白かったです。できれば、西部警察の話をもっと載せて欲しかったんですが、おそらく他の雑誌との噛み合いもあってなのか、この本ではあまり取り上げられていなかったんですね。
「トラ・トラ・トラ!」の撮影現場は型破りで、かなり過酷だったみたいですね。今みたいにCGじゃなく本物の飛行機を飛ばしてロケしてたわけですから、それはもう命がけだったんでしょうね。この作品に村川さんが関わっていたことはこの本を読むまで知りませんでした。なぜクレジットを断ったのか、その部分の話もなかなか興味深かったです。
>「松田さんの急死で松田さんと恭兵さんの本格的な共演作が実現しなかったこと」を読むと「監督・村川透と主演・松田優作&柴田恭兵のドラマや映画が見たかったなぁ…」と感じました。
確かに二人の本格的な共演作が作られなかったのは、本当に残念です。優作さんがもう少し長く生きていたら、90年代前半頃には、何らかの形で確実に実現していたかも?しれないですよね。亡くなる直前に優作さんは、村川さんが監督した「華麗なる追跡」で久しぶりに刑事役を演じていましたが、もしこれに恭兵さんが出演していたら・・・色々と想像してしまいますが、きっとアドリブ炸裂の面白い刑事アクションになっていたかもしれないですね(笑)。
>また、「渡瀬恒彦さんは何かあればアクションを自分でするし、(渡瀬さんは)車にも自信があるんだ」という村川さんのコメントや
渡瀬さんと言えば、「大激闘マッドポリス'80」のOPでもRX-7を自分で運転して、カッコ良い走りを見せていましたが、一番印象に残っているのは、やはり、「狂った野獣」や「暴走パニック 大激突」のカーアクションですよね。両方とも全てのカーアクションシーンを渡瀬さんがノースタントでやってのけたそうですが、とくに「狂った野獣」のラストのバスの横転シーンは、凄まじかった。渡瀬さんがハンドルを握っている姿がしっかり映っていて、とても見応えがありましたね。
>巻末には村川さんが手がけたドラマや映画のリスト・取材に協力した人たちの名前が載っており、恭兵さんと舘さんを筆頭に二家本辰巳さん・原隆仁さん・黒澤満さん・伊地智啓さん・丸山昇一さん・岡田晋吉さん・大野雄二さんなど錚々たるメンバーの名前が連なっており「この本を買ってよかった」という気分になりました。
優作さんとの出会いから、遊戯シリーズ、角川作品(蘇える金狼・野獣死すべし)の話、あぶない刑事の舘さんと恭兵さんの話、アドリブ全開にして、今までの刑事ドラマの概念を打ち破ろうとする村川組と、それに相反する長谷部組との路線対立の話もなかなか面白かったです。できれば、西部警察の話をもっと載せて欲しかったんですが、おそらく他の雑誌との噛み合いもあってなのか、この本ではあまり取り上げられていなかったんですね。
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