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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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アナログ放送終了まで一年を切ってしまったわけですが、案の定TV画面のあちこちに注意書きのテロップが流れるようになった。画面のサイズが16:9の地デジ仕様になったために、4:3のテレビでは、常時画面の上下に黒帯が入り、その下の部分にアナログ放送終了のお知らせのテロップが番組が終了するまで嫌がらせのように延々と繰り返し流されるようになった。時には、映像の中にも漫画の吹き出しのようなものが出てきてお知らせテロップが出されたり、まぁ、ここまでやるか?と言うぐらいの必死さ、徹底ぶりにあきれ返るばかり。こう言うのを見ていると、昨今のテレビがなぜ全体的に視聴率を落としているのか、如実によくわかる気がする。ちっとも視聴者の方に向いて放送していないのだから。これは、別にアナログからデジタルになるからしょうがないとか、そういう類の話ではない。この間のファミ劇の件もそうだが、放送局側の傲慢な姿勢があらわれている結果だと思う。最期ぐらいもうちょっと落ち着いて静かに見せられないものなんだろうか。近頃のこの手の配慮のなさ、度量のなさには、愕然とするばかりだ。やはり、80年代辺りのテレビは、変なロゴもつかず落ち着いて見られたし、チャレンジ精神に満ちた面白い番組が多くて、まさに大人のテレビだったよなぁ…。

と、ぼやきつつも、今月からスタートした『仮面ライダー000(オーズ)』の話。本日までに3話まで放送されましたが、現時点では、やはり従来の平成ライダーシリーズと言った印象で、これまでの平成ライダーで使われたアイデアをいかんなく多様しているところもそれを感じさせる理由。例えば、アンクと呼ばれる腕の怪物が若い刑事の体を乗っ取ってしまうところは、電王の「憑依」を彷彿させるし、自動販売機に変形するバイク→「仮面ライダー555」ですでにロボに変形するバイクが登場しているので特に新鮮味はない。主人公の映司とアンクの男二人がそろって活動したり、人間の額にメダルの投入口ができて、グリードの怪人がそこにメダルをいれると、人間も怪人になってしまう→Wっぽい。タカやタコに変形する缶型のメカ→響鬼のディスクアニマルを彷彿とさせるなどなど。オーズもこれまでのライダーのようにフォームチェンジがあり、メダルの入れ替えによって、様々な形態(コンボチェンジ)になるが、敵・味方両方の変身に「USBメモリー」を使い、独特の世界観を作ったWのインパクトを超える事ができるかが今後のネックになるのではないだろうか。ストーリーについては、まだ方向性が未知数。タカトラバッタの「タトバコンボ」の戦い方は、結構派手な立ち回りで、トラクローやカマキリアームをつけて戦う姿は、ゲキレンジャーと同じく中国武術系っぽい動きに見える。やはり、私世代が思わず反応してしまうのは、変身時の串田アキラさんの掛け声。あれを聞くとなぜか気合いが入る(苦笑)。

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