日テレプラスで放送中の『刑事貴族2』は、30話台に突入。『長良川大追跡』は、このシリーズでは、3度目の地方ロケ編。舞台は、名古屋。レストランを爆発したり、煙突倒したり、遊園地内で派手なカーチェイスを繰り広げた西部警察とは違って、特に目立ったアクションシーンはなかったが、長島温泉でのロケがあったり、兎にも角にも、拓と実が名古屋で男の友情を繰り広げるバディロードムービーのような展開でありました。万引き犯の罪を着せられた拓の女友達を救うため、二人が犯人を追って名古屋へ…。学生の喧嘩に巻き込まれそうになったり、警察に追われそうになったり、サブタイトル通り、長良川で結構長めのボートチェイスを繰り広げたり、地方ロケ編らしく少しスケール感がありましたね。宮本課長は、二人よりも先に出張で名古屋に来ていたが、ラストシーンでようやく後からやってきた本城達と合流。せっかく珍しく課長が表に出てるんだから、もうちょっと活躍する場面が見たかったなあ…。あと、留守番のタケさん。タケさん、牧編の神戸ロケ編の時も泉と一緒に留守番だったし、ロケ編では、あまり活躍している姿を見なかったですね。タケさんが見知らぬ街を歩いて地元の人達に聞き込みをする姿とか見てみたかったわ…。
そのタケさんがメインで展開する「五万分の一」。「見えない糸」では、本城と相々傘をしていたタケさんの姿が物凄くインパクトあったのですが、このエピソードでは、メインのタケさんを差し置いてインパクト大だったのが、本城達が関西のヤクザ(風芸人)になりすまし、容疑者を拉致して情報を引き出すところ。いやはや、ここまでやってしまうともはやコント(爆)。チェーンソーを回しながら、へらへら笑っている本城がなんとも不気味で愉快。拓は、以前にヤクザの下っ端になった経験もあるからか、やたら貫禄のある演技をしていたなあ(苦笑)。
刑事貴族2後半期も半分過ぎましたが、改めて見直してみると、牧編のようなハードさはないものの、思っていた以上に面白いエピソードが多かった。本城の部屋に出所したばかりの元爆弾犯がおしかける「愛する人のために」は、本城と森川正太氏演じる爆弾犯の友情が素っ気無く描かれていて、結構好きなエピソードですね。どうでもいいけど一番最初にあった車爆破のカット。牧編最終回のカット(牧が犯人と撃ち合った末、逃げてジャンピングし、同時に犯人が持っていた爆弾が爆発、車が炎上する)の使い回しだったのがちょっと気になりましたけど…。あと、当時は、さほど気にならなかったオズニー・メロのOP曲(Heartbeat of Life)が今聞くととてもかっこ良く聞こえる。長良川大追跡のボートチェイスのシーンでかなり長めに流れていたが、フルサイズでまた聞きたくなってしまった。
>≫本城達が関西のヤクザ(風芸人)になりすまし、容疑者を拉致して情報を引き出すところ。いやはや、ここまでやってしまうともはやコント(爆)だな。チェーンソーを回しながら、へらへら笑っている本城がなんとも不気味で愉快。
>「チェーンソーを手にした本城さん」の映像は3後期のエンディングにも流れていたと思いますが、「5万分の1」の中の映像だったんですね。
内容からすると“チェーンソーを回しながら、へらへら笑っている本城さんに右往左往する容疑者に「おーい、チェーンソー止めて欲しかったらお前のやったこと洗いざらい吐けよ。そしたらこれ停めてやるぞ」と本城さんが言う…”な描写があるんじゃないのか?と思いました。
「刑事貴族2」の後半エピソードと言うと、自分は本城さんメインの「懐中時計」がお気に入りですね。
「懐中時計」は、ゴルバチョフの覆面を被った引ったくりを追う代官署刑事課を描いたストーリーで、「シンジは奥さんと結婚して、本城さんは奥さんと別れてバツイチかァ」と言うも本城さんに「反省しろ!」と言われるリョウのシーンが面白いですが、谷村昌彦さん演じるスギタに「シンジの奥さんのお腹の中には、あんたの息子が居るんだよ!」と本城さんが叫ぶシーンには胸を打たれました
話はそれますが、昨日放送された「嵐にしやがれ90分拡大スペシャル」に舘ひろしさんが出演されたそうですね。
僕はところどころしか見ていませんが、「舘ひろしは・・・コンビニを利用したことがない!?」と言う意外なエピソードに驚かされ、「嵐のメンバーがあぶない刑事の取調べに挑戦!」のコーナーで“思わず犯人役の役者に「お前がやったんだろ!」と舘さんが一喝する”と言う映像を見たときは、一瞬「本家あぶ刑事だったらこうなります」な演技を見せたのか?と思いました。
そんな番組があったとは…見逃してしまいました(汗)。あぶ刑事では、迫力のある取調べシーンがかなりありましたが、あの時代の刑事ドラマは、ほとんど暴力的な取調べが多かったですよね(笑)。今では中々見られなくなりましたが、普通に取調べされてもつまらないし、あの時代は、それはそれで結構面白かったと思います。現在の舘さんは、どんなふうな演技で取調べをするのか…見たかった(涙)。
>≧あと当時は、さほど気にならなかったオズニー・メロのOP曲(Heartbeat of Life)が今聞くととてもかっこ良く聞こえる。
>「Heart Beat Of Life」は2の後半でもちょくちょくかかっていましたよね。
個人的には「真面目な脅迫者」で「本城さんがドライバーを務めるタクシーに乗り込んだ大学教授と証券マンが実は犯人だった」のシーンで大学教授と証券マンを乗せて本城タクシーは代官署へ向けて突っ走る…と言う場面でも流れていたと思いますが、今月のファミ劇でオンエアされた「広域重要123号」でも終盤で123号と共犯を本城さんたちが戦うシーンでも「Heart Beat Of Life」がかかっていたと思います。
この回は「代官署縛り」と言う秘技でヤクザを逮捕する本城さんや代官署の資料室や警邏課の窓口が出たり、タケ先輩と本城さんが「脅迫事件のあった弁当屋の裏に貴金属専門の店があること」を地図で調べるシーンには、いつもだったら近藤課長みたいに本城さんを怒鳴るタケ先輩が本城さんに協力する展開に珍しさを覚えました。
また、「大空港」の海原こと高岡健二さん演じる塩崎刑事の「123号に対する執念」や弁当屋の店員として住み込みで働くことを決心する夏美も見ものでしたが、エンディングで「いつか課長になって皆を仕切ってやる…(「俺はどうなってる?」と言う課長に)課長は署長になって(「その時俺は?」となるタケ先輩に)今のままでしょ、タケ先輩は」と「代官署の将来」を言う本城さんも面白かったです。
代官署縛りってこの回でしか使わなかったように思いますが、本城さん独自の技なんでしょうかね?タク達にも伝授したのでしょうかね(苦笑)。
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>エンディングで「いつか課長になって皆を仕切ってやる…(「俺はどうなってる?」と言う課長に)課長は署長になって(「その時俺は?」となるタケ先輩に)今のままでしょ、タケ先輩は」と「代官署の将来」を言う本城さんも面白かったです。
本城が課長になって代官署を仕切っている姿、一度でいいから見てみたいものですね。同窓会スペシャルとか銘打って特番やらないかな(苦笑)。
>≧どうでもいいけど一番最初にあった車爆破のカットが牧編最終回のカット(牧が犯人と撃ち合った末、逃げてジャンピングし、同時に犯人が持っていた爆弾が爆発、車が炎上する)の使い回しだったのがちょっと気になりましたけど…。そう言えば、この間刑事貴族を見ていたら、同じく本編中にバンクフィルムを使った車の爆破シーンがありました。刑事貴族も2の中盤辺りになるとアクションシーンが少なくなっていましたよね。やはり予算がなかったからだろうか…。
>「愛する人のために」のファーストシーン【「パークしていた車が突如爆発!」】は、牧編最終回で『牧が犯人と撃ち合った末、逃げてジャンピングし、同時に犯人が持っていた爆弾が爆発、車が炎上する』と言うシーンが使われていましたね。
惜しむらくは「本城さんたちの現場検証」のシーンで焼け焦げた車が映らなかったのが出なかったことですが、爆破シーンの撮影か予算の関係もあって牧編の爆破シーンを使ったのではないか?と思いました。
この回は「本城さんが昔逮捕した爆弾犯が本城さんの家に居候する」と言うストーリーですが、脅迫事件の犯人の子分を正当防衛で刺した爆弾犯の狩野に「奥さんと子供に会ってこい」と指示する本城さんや爆弾の解体に成功し歓喜を上げる代官署メンバー→寂しそうに歩いていく狩野と本城さんのやり取りを見ると本城さんと狩野の友情が描かれているように感じました。
笑いどころとしては、本城家の留守電の応対メッセージや「ホテルに潜り込むため夏美を呼んでくれ」と要請するも夏美ならぬ実が助っ人で来て、また女装しようとする実を制止するタクの描写だったと思います。
2も初回では結構派手な爆破をやったり、「愛ゆえに」でも冒頭に派手なカーチェイスシーンをやっていましたが、地方ロケに備えて予算を抑えていたのでしょうかね。
>≧『長良川大追跡』は、このシリーズでは3度目の地方ロケ編・舞台は名古屋だ。長島温泉でのロケがあったり、兎にも角にも、拓と実が名古屋で男の友情を繰り広げるバディロードムービーのような展開でありました。万引き犯の罪を着せられた拓の女友達を救うため、二人が犯人を追って名古屋へ…。そして宮本課長は、二人よりも先に出張で名古屋に来ていたが、ラストシーンでようやく後からやってきた本城達と合流。
>『長良川大追跡』は、万引きをした友人を助けようとするタクとお目付け役で同行した実を描いていますが、カサイを追って長島温泉に来たタクが友人・カオルとの思い出話を実に語るシーンや「私が行くわ」と言うカオルに「俺が行くよ」と電話をかけ「ミノル、お前明日東京に帰ってくれ」と実に催促をするタクの姿も見ものでしたね。
アクションでは、万引きをしたカオル(タクの旧友)を追いつめたガードマンを実とタクが追いつめるも不良学生と立ち回りするシーンや陸から夏美とリョウの覆面車・水上から実とタクがクルーザーで飯塚のモーターボートを追いつめるシーンでしたが、実とタクがボートで飯塚を追いつめるシーンは「長良川大追跡」と言うタイトルにふさわしいのでは?と感じました。
また、「女性捜査員を部下に持つ所轄署の刑事課課長の全国会議」で名古屋へ出向く宮本課長の描写では、
名古屋到着後にタクシードライバーから釣りの情報を聞き出したり乱闘事件を起こした実とタクの人相書きを見て、知らぬ存ぜぬを決める姿が面白かったです。
サブタイトルのごとくタク達がクルーザーで犯人のボートを追跡するシーンは、中々壮大な映像でしたね。仰るとおり、このエピソードを象徴する名場面でした。
>名古屋到着後にタクシードライバーから釣りの情報を聞き出したり乱闘事件を起こした実とタクの人相書きを見て、知らぬ存ぜぬを決める姿が面白かったです。
宮本課長「伊勢湾じゃやっぱりカレイかね」ドライバー「アイナメですね。今年はよく釣れるそうですよ」のやりとりのあとの宮本課長の表情がなんか元気なさそうな感じに見えたのですが、疲れてたんでしょうかね(苦笑)。
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