10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
大都会シリーズのアクションと言えば、パトカーと犯人の車のカーチェイスや以前紹介したトラックを使ったカーアクションなども数多くありましたが、とりわけよく見かけたのが火炎放射器を使ったアクションシーン。火炎放射器と言えば西部警察PARTⅡ「凶悪の焔」や、ベイシティ刑事の「ヨコハマに消えた女」では、コミカルなアクションが展開していましたが、日本のテレビ史で初めて火炎放射器を使ったアクションをやったのは、大都会PARTⅡの「炎の土曜日」のエピソードだと言われています。
大都会PARTⅡ
「炎の土曜日」
陸軍跡地で二人の警官とパトカーが火達磨にされる事件が発生する。黒岩達は、現場に残っていたオートバイのタイヤ跡からある暴走族を割り出し、事件発生時に陸軍跡地にいた酒田(柴田恭兵)と言う男を逮捕する。自衛隊員による検証の結果、犯行に米軍の火炎放射器が使用されていたことが判明。黒岩達は火炎放射器の入手ルートを探る。
あぶない刑事のユウジなど後に数々の刑事ドラマで活躍した柴田恭兵氏が暴走族のメンバー役でテレビドラマ初デビューを飾ったことでも知られるこのエピソード。浪人生の若い男が軍服とヘルメットを身につけ、オートバイに乗る酒田を火炎放射器で急襲したり、クライマックスでは、富士山の麓でカーチェイスが繰り広げられた後、火炎放射器によってパトカーが炎上をさせられたり、黒岩やトクにも容赦なく火炎が向けられるシーンが見られます。実物の火炎放射器の威力がモロに伝わってくる日本のドラマでは屈指のアクションエピソードです。
大都会PARTⅡ
「野良犬の恋歌」
東南アジアから東京に10kg以上の覚醒剤が送り込まれたと言う国際警察からの情報を受けた黒岩達は、あらゆる犯罪に手を染めている大物の沼田の張り込みを続けていた。徳吉は、洋子(風吹ジュン)という女性とデートの約束をしていたが、黒岩から沼田の張り込みを命じられ、渋々デートを諦め現場に向かう。約束の時間から3時間遅れて徳吉は、待ち合わせの喫茶店に向かうが、なんとそこに洋子の姿があった。徳吉は、洋子にプロポーズし、彼女の父親と会う事になる。ところが、洋子の父親は、あの沼田だった。
やんちゃで荒っぽいあのトク(徳吉刑事)が敵方の女性と恋に落ちてしまうラブストーリー。徳吉刑事役の松田優作氏と洋子役の風吹ジュン氏と言えば、この2年後に公開された映画「蘇える金狼」でも共演していましたが、このエピソードが初の共演作だったようですね。「炎の土曜日」では受験ノイローゼ気味の青年が火炎放射器を振り回していたが、このエピソードでは、東京にやってきた密売組織の外人の男が火炎放射器を使用しています。トンネルの出入り口で待ち伏せをしていた外人の男が、走ってきた覆面パトカーに猛烈な火炎を放って、パトカーを炎上させてしまいます。クライマックスの黒岩軍団と密売組織の対決シーンでは、激しい銃撃戦と手榴弾による攻撃が繰り広げられる中、外人の男が火炎放射器を振り回しますが、対して黒岩達は、催涙弾で応戦し、白熱のバトルを展開させていました。
ちなみに、国際警察のポール刑事役は、当時のアクション刑事ものや、デンジマンや宇宙刑事シリーズなど数多くの特撮作品に出演していたウィリー・ドーシー。密売組織の男の一人を演じていた大月ウルフ氏も大鉄人17など当時の特撮作品でよくお見かけしましたね。
大都会PARTⅢ
「城西市街戦」
ジロー(牧野刑事)の情報屋の連絡を受けて、黒岩達は、銃器密売組織が潜伏する現場に踏み込み、犯人達と銃撃戦を交える。ジローが追った川田という男がビルの屋上から飛び降りて死亡してしまったことから、ジローは、マスコミから激しいバッシングを受けてしまう。RX拳銃と呼ばれるフィリピン製の密造拳銃を売り捌く大がかりな武器密輸組織が日本に上陸していることが判明。その最中、関東シンジュウ会で乱射事件が起こり、犯行にRX拳銃が使用される。休職処分を受けたジローは、独自で調査を始め、黒幕を突き止めようとするが・・・。
映画「ディアハンター」の影響なのか、取調室で黒岩軍団の刑事達が犯人達に銃を向けロシアンルーレットをやってしまう(笑)、伝説の取調べシーンも見られるこのエピソード。犯人を突き落としただのとあらぬ噂を書き立てられてたジローが、その汚名を晴らすべく単独で行動しますが、コクブ(黒部進)の組織に拉致され、半殺しの目に遭います。機関銃にバズーカと強力な銃器が次々と出てくる中、またしても火炎放射器が登場。ジローが火炎放射器で焼き殺されそうになったその時、黒岩軍団がやってきて激しい銃撃戦が繰り広げられます。強力な武器を見せつけられて、怒り心頭したのか、突如ジローは火炎放射器を持ち、コクブが乗る車に向け、火炎を放ちます。炎は瞬く間に車を包み、やがて大炎上。それまで犯人側の武器として使用されていましたが、このエピソードでは、刑事が火炎放射器を武器にして、なんと犯人を焼き殺してしまった(苦笑)。これも伝説に残るアクションエピソードですね。
大都会PARTⅡ
「炎の土曜日」
陸軍跡地で二人の警官とパトカーが火達磨にされる事件が発生する。黒岩達は、現場に残っていたオートバイのタイヤ跡からある暴走族を割り出し、事件発生時に陸軍跡地にいた酒田(柴田恭兵)と言う男を逮捕する。自衛隊員による検証の結果、犯行に米軍の火炎放射器が使用されていたことが判明。黒岩達は火炎放射器の入手ルートを探る。
あぶない刑事のユウジなど後に数々の刑事ドラマで活躍した柴田恭兵氏が暴走族のメンバー役でテレビドラマ初デビューを飾ったことでも知られるこのエピソード。浪人生の若い男が軍服とヘルメットを身につけ、オートバイに乗る酒田を火炎放射器で急襲したり、クライマックスでは、富士山の麓でカーチェイスが繰り広げられた後、火炎放射器によってパトカーが炎上をさせられたり、黒岩やトクにも容赦なく火炎が向けられるシーンが見られます。実物の火炎放射器の威力がモロに伝わってくる日本のドラマでは屈指のアクションエピソードです。
大都会PARTⅡ
「野良犬の恋歌」
東南アジアから東京に10kg以上の覚醒剤が送り込まれたと言う国際警察からの情報を受けた黒岩達は、あらゆる犯罪に手を染めている大物の沼田の張り込みを続けていた。徳吉は、洋子(風吹ジュン)という女性とデートの約束をしていたが、黒岩から沼田の張り込みを命じられ、渋々デートを諦め現場に向かう。約束の時間から3時間遅れて徳吉は、待ち合わせの喫茶店に向かうが、なんとそこに洋子の姿があった。徳吉は、洋子にプロポーズし、彼女の父親と会う事になる。ところが、洋子の父親は、あの沼田だった。
ちなみに、国際警察のポール刑事役は、当時のアクション刑事ものや、デンジマンや宇宙刑事シリーズなど数多くの特撮作品に出演していたウィリー・ドーシー。密売組織の男の一人を演じていた大月ウルフ氏も大鉄人17など当時の特撮作品でよくお見かけしましたね。
大都会PARTⅢ
「城西市街戦」
ジロー(牧野刑事)の情報屋の連絡を受けて、黒岩達は、銃器密売組織が潜伏する現場に踏み込み、犯人達と銃撃戦を交える。ジローが追った川田という男がビルの屋上から飛び降りて死亡してしまったことから、ジローは、マスコミから激しいバッシングを受けてしまう。RX拳銃と呼ばれるフィリピン製の密造拳銃を売り捌く大がかりな武器密輸組織が日本に上陸していることが判明。その最中、関東シンジュウ会で乱射事件が起こり、犯行にRX拳銃が使用される。休職処分を受けたジローは、独自で調査を始め、黒幕を突き止めようとするが・・・。
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残酷な殺され方
別スレでコメントしましたが、黒部進氏は大都会Ⅲで2度出てましたが2度とも残酷な殺され方していますね。
サバイバルナイフを口に入れての殺害、火炎放射器での殺害、どちらも残酷ですね。
火炎放射器で犯人殺害は「城西市街戦」だけですね。
あと、黒部進氏が大都会Ⅲに出てたとき、庄司三郎氏も一緒に出てましたね。
「野獣の叛乱」では大場に縄で首吊りされ、「城西市街戦」ではジローに追い込まれた後にビルから飛び降りましたね。
火炎放射器は戦争でも武器として使用していました。
米軍が沖縄に上陸して洞穴に火炎放射器で中にいる人たちを焼き殺しているのがありました。
これ見たときは残酷すぎると思いました。
サバイバルナイフを口に入れての殺害、火炎放射器での殺害、どちらも残酷ですね。
火炎放射器で犯人殺害は「城西市街戦」だけですね。
あと、黒部進氏が大都会Ⅲに出てたとき、庄司三郎氏も一緒に出てましたね。
「野獣の叛乱」では大場に縄で首吊りされ、「城西市街戦」ではジローに追い込まれた後にビルから飛び降りましたね。
火炎放射器は戦争でも武器として使用していました。
米軍が沖縄に上陸して洞穴に火炎放射器で中にいる人たちを焼き殺しているのがありました。
これ見たときは残酷すぎると思いました。
Re:残酷な殺され方
>別スレでコメントしましたが、黒部進氏は大都会Ⅲで2度出てましたが2度とも残酷な殺され方していますね。
>サバイバルナイフを口に入れての殺害、火炎放射器での殺害、どちらも残酷ですね。
「野獣の叛乱」の時も確かに黒部さんは悲惨な殺られ方をされていましたね。
この話はバイオレンス度が高かったですよね。
>サバイバルナイフを口に入れての殺害、火炎放射器での殺害、どちらも残酷ですね。
「野獣の叛乱」の時も確かに黒部さんは悲惨な殺られ方をされていましたね。
この話はバイオレンス度が高かったですよね。
ジローを火炎放射器でバーベキューにしろ!
ガースさん、おはようございます。
>≧映画「ディアハンター」の影響なのか、黒岩軍団の刑事達が犯人達に銃を向け取調室でロシアンルーレットをやってしまう(笑)伝説の取調べシーンも見られるこのエピソード。機関銃にバズーカと強力な銃器が次々と出てくる中、またしても火炎放射器が登場している。それまで犯人側の武器として使用されていた火炎放射器もこのエピソードでは刑事が火炎放射器を武器にして、なんと犯人を焼き殺してしまった(苦笑)。
>「城西市街戦」は、逮捕した4人組を前に「東京のデカなめたらいかんぞ!」と弁慶が啖呵を切ったりロシアンルーレットで犯人を尋問するトラやコクブを乗せたセダンにジローが火炎放射器を放つ…といった強烈なシーンてんこ盛りな回でしたね。
コクブ一味の人質になったジローがバズーカ砲の標的にされかけるシーンも迫力ありますが、コクブのセダンをショットガンで狙撃する黒岩や手榴弾で応戦するサル・トラ・弁慶の場面も西部警察のアクションシーンを見ているような気分になりました。
その前の「マイナス18度の恐怖」には藤堂新二さんが脱獄犯・大津の弟役で出演されていますが、脱獄犯の兄と弟に拉致されたトラが冷凍トラックの荷台に閉じ込められて寒さと戦いながらマッチの火で暖まろうとする姿も強烈でした。
>≧映画「ディアハンター」の影響なのか、黒岩軍団の刑事達が犯人達に銃を向け取調室でロシアンルーレットをやってしまう(笑)伝説の取調べシーンも見られるこのエピソード。機関銃にバズーカと強力な銃器が次々と出てくる中、またしても火炎放射器が登場している。それまで犯人側の武器として使用されていた火炎放射器もこのエピソードでは刑事が火炎放射器を武器にして、なんと犯人を焼き殺してしまった(苦笑)。
>「城西市街戦」は、逮捕した4人組を前に「東京のデカなめたらいかんぞ!」と弁慶が啖呵を切ったりロシアンルーレットで犯人を尋問するトラやコクブを乗せたセダンにジローが火炎放射器を放つ…といった強烈なシーンてんこ盛りな回でしたね。
コクブ一味の人質になったジローがバズーカ砲の標的にされかけるシーンも迫力ありますが、コクブのセダンをショットガンで狙撃する黒岩や手榴弾で応戦するサル・トラ・弁慶の場面も西部警察のアクションシーンを見ているような気分になりました。
その前の「マイナス18度の恐怖」には藤堂新二さんが脱獄犯・大津の弟役で出演されていますが、脱獄犯の兄と弟に拉致されたトラが冷凍トラックの荷台に閉じ込められて寒さと戦いながらマッチの火で暖まろうとする姿も強烈でした。
Re:ジローを火炎放射器でバーベキューにしろ!
>コクブ一味の人質になったジローがバズーカ砲の標的にされかけるシーンも迫力ありますが、コクブのセダンをショットガンで狙撃する黒岩や手榴弾で応戦するサル・トラ・弁慶の場面も西部警察のアクションシーンを見ているような気分になりました。
戦争映画さながらの激しいアクションの連続で、完全にドラマの枠を超えていましたよね。西部警察は、これよりもさらに激しくなっていきますが、刑事が火炎放射器で犯人を死滅させたのは、後にも先にもこのドラマだけでしたね。
>
>その前の「マイナス18度の恐怖」には藤堂新二さんが脱獄犯・大津の弟役で出演されていますが、脱獄犯の兄と弟に拉致されたトラが冷凍トラックの荷台に閉じ込められて寒さと戦いながらマッチの火で暖まろうとする姿も強烈でした。
炎の恐怖に対して、このエピソードでは氷の恐怖が描かれていましたね。西部警察でもリキが冷凍倉庫で犯人と対決したり、大追跡や他の刑事ドラマでもよく見かけました。
戦争映画さながらの激しいアクションの連続で、完全にドラマの枠を超えていましたよね。西部警察は、これよりもさらに激しくなっていきますが、刑事が火炎放射器で犯人を死滅させたのは、後にも先にもこのドラマだけでしたね。
>
>その前の「マイナス18度の恐怖」には藤堂新二さんが脱獄犯・大津の弟役で出演されていますが、脱獄犯の兄と弟に拉致されたトラが冷凍トラックの荷台に閉じ込められて寒さと戦いながらマッチの火で暖まろうとする姿も強烈でした。
炎の恐怖に対して、このエピソードでは氷の恐怖が描かれていましたね。西部警察でもリキが冷凍倉庫で犯人と対決したり、大追跡や他の刑事ドラマでもよく見かけました。
「おいキンモリ!」「・・・金森」
ガースさん、こんばんは。
>≧あぶない刑事のユウジなど後に数々の刑事ドラマで活躍した柴田恭兵氏が暴走族のメンバー役でテレビドラマ初デビューを飾ったことでも知られるこのエピソード。浪人生の若い男が軍服とヘルメットを身につけ、オートバイに乗る酒田を火炎放射器で急襲したり、クライマックスでは富士山の麓でカーチェイスが繰り広げられた後、火炎放射器によってパトカーが炎上をさせられ黒岩やトクにも容赦なく火炎が向けられるシーンが見られます。
>「炎の土曜日」をDVDで拝見しましたが、暴走族のバイクが夜の道路を爆走する→トクが黒パトのスピーカーで説得するも聞く耳持たずなのかパトランプを点けて威嚇する→パトカー無線を聞きつけ、現場へ大内とトクが向かうと炎上する白パトと警官の死体があった…というファーストシーンで始まる回でしたね。自衛隊立会いの下で黒岩とトクが火炎放射器の実験に立ち会い、専門家の説明を聞くシーンや御殿場を舞台にした「火炎放射器の男・コウイチの乗ったクラウンと警邏中の白パト・黒岩とトクの黒パトがカーチェイスする→コウイチの火炎放射器で白パトが炎上する」シーンにも圧倒されますが、「コウイチの火炎放射器で炎上する白パト」に続く「空き家に逃げたコウイチを黒岩とトクが追い詰めるシーン」では「来るな―!来るな―!」とコウイチが叫びながら黒岩とトクに火炎をまき散らす→火炎をまくコウイチに立ち向かうトク→拳銃片手にコウイチの背後から襲い掛かる黒岩のシーンを見ると「実物の火炎放射器の威力がモロに伝わってくる大がかりな展開」だと感じました。
この回には柴田恭兵さんがゲスト出演されていますが、バイクショップで「2万8000円~!?」と店員に文句を言うシーンが恭兵さん演じるサカタの初登場でしたが、サカタが弁慶に「何だよこれは!いくら警官が殺されたからって…これじゃ人権蹂躙じゃないか!」と反論しトクに取調室へ連行され「何が人権蹂躙だ…蹂躙ってつらしてるわけないだろ」とトクに言われ黙秘権を使うも「名前を言え!」と怒鳴られ、黒岩とトクの取り調べを受けるサカタや「二度と警察に迷惑をかけるなよ」と丸さんに言われ、黒岩に目撃した男の人相を話し出すサカタや釈放されパークしていた黒パトの屋根を飛び越えてバイクにまたがり、一人で犯人探しを始め、火炎放射器の男に襲われ宗方先生に手当てを受け丸さんに説得されるサカタを見ると「ワルだったころの大下勇次」を見ているような錯覚を覚えました。
「炎の土曜日」といえば、「映画監督・村川透」に恭兵さんと監督の村川透さんが「炎の土曜日」の撮影当時を振り返るインタビュー記事が載っていましたが、渋谷病院で宗方先生の診察を受けるシーンの撮影現場で「おお監督、このシーンはいらねえよな!」という裕次郎さんと「そうですね、じゃ撤収!」と返す村川さんに驚かされ、「黒岩とトクに取り調べを受けるシーン」でセリフを忘れた恭兵さんのために渡さんがこっそり台本を見せるも撮影が終わると同時に松田さんに説教を喰らい、カメラテストでは恭兵さんをアドリブで攻める松田さんに「この人なんかヘンなこと言ってますけどいいんですか!?」と村川さんに話すと「アドリブで返せばいいんだ」と村川さんに言われて恭兵さんもアドリブで応戦した…というエピソードが載っており、いろいろな裏話があったことに驚きながら読みました。
続く「凶悪犯脱獄」では、予告にも使われた「金森の赤いファミリア・白パトと黒岩&大内の覆面車のカーチェイス」でかかる「縦横無尽に駆け回る赤いファミリア」に圧倒されますが、ファーストシーンや本編の随所にかかるミステリアス7なフルートの音楽も耳に残りました。
御殿場を舞台にした「旅館に立てこもる金森と黒岩の攻防戦」では、金森を「キンモリ!」と呼んで「金森…」とジンに突っ込まれ「おいキンちゃん!」と金森を挑発するトクに笑いをそそられ屋根伝いを伝って金森のいる部屋に乗り込んで金森を殴り飛ばし、人質の女性を救う黒岩のシーンも見ものでした。
>≧あぶない刑事のユウジなど後に数々の刑事ドラマで活躍した柴田恭兵氏が暴走族のメンバー役でテレビドラマ初デビューを飾ったことでも知られるこのエピソード。浪人生の若い男が軍服とヘルメットを身につけ、オートバイに乗る酒田を火炎放射器で急襲したり、クライマックスでは富士山の麓でカーチェイスが繰り広げられた後、火炎放射器によってパトカーが炎上をさせられ黒岩やトクにも容赦なく火炎が向けられるシーンが見られます。
>「炎の土曜日」をDVDで拝見しましたが、暴走族のバイクが夜の道路を爆走する→トクが黒パトのスピーカーで説得するも聞く耳持たずなのかパトランプを点けて威嚇する→パトカー無線を聞きつけ、現場へ大内とトクが向かうと炎上する白パトと警官の死体があった…というファーストシーンで始まる回でしたね。自衛隊立会いの下で黒岩とトクが火炎放射器の実験に立ち会い、専門家の説明を聞くシーンや御殿場を舞台にした「火炎放射器の男・コウイチの乗ったクラウンと警邏中の白パト・黒岩とトクの黒パトがカーチェイスする→コウイチの火炎放射器で白パトが炎上する」シーンにも圧倒されますが、「コウイチの火炎放射器で炎上する白パト」に続く「空き家に逃げたコウイチを黒岩とトクが追い詰めるシーン」では「来るな―!来るな―!」とコウイチが叫びながら黒岩とトクに火炎をまき散らす→火炎をまくコウイチに立ち向かうトク→拳銃片手にコウイチの背後から襲い掛かる黒岩のシーンを見ると「実物の火炎放射器の威力がモロに伝わってくる大がかりな展開」だと感じました。
この回には柴田恭兵さんがゲスト出演されていますが、バイクショップで「2万8000円~!?」と店員に文句を言うシーンが恭兵さん演じるサカタの初登場でしたが、サカタが弁慶に「何だよこれは!いくら警官が殺されたからって…これじゃ人権蹂躙じゃないか!」と反論しトクに取調室へ連行され「何が人権蹂躙だ…蹂躙ってつらしてるわけないだろ」とトクに言われ黙秘権を使うも「名前を言え!」と怒鳴られ、黒岩とトクの取り調べを受けるサカタや「二度と警察に迷惑をかけるなよ」と丸さんに言われ、黒岩に目撃した男の人相を話し出すサカタや釈放されパークしていた黒パトの屋根を飛び越えてバイクにまたがり、一人で犯人探しを始め、火炎放射器の男に襲われ宗方先生に手当てを受け丸さんに説得されるサカタを見ると「ワルだったころの大下勇次」を見ているような錯覚を覚えました。
「炎の土曜日」といえば、「映画監督・村川透」に恭兵さんと監督の村川透さんが「炎の土曜日」の撮影当時を振り返るインタビュー記事が載っていましたが、渋谷病院で宗方先生の診察を受けるシーンの撮影現場で「おお監督、このシーンはいらねえよな!」という裕次郎さんと「そうですね、じゃ撤収!」と返す村川さんに驚かされ、「黒岩とトクに取り調べを受けるシーン」でセリフを忘れた恭兵さんのために渡さんがこっそり台本を見せるも撮影が終わると同時に松田さんに説教を喰らい、カメラテストでは恭兵さんをアドリブで攻める松田さんに「この人なんかヘンなこと言ってますけどいいんですか!?」と村川さんに話すと「アドリブで返せばいいんだ」と村川さんに言われて恭兵さんもアドリブで応戦した…というエピソードが載っており、いろいろな裏話があったことに驚きながら読みました。
続く「凶悪犯脱獄」では、予告にも使われた「金森の赤いファミリア・白パトと黒岩&大内の覆面車のカーチェイス」でかかる「縦横無尽に駆け回る赤いファミリア」に圧倒されますが、ファーストシーンや本編の随所にかかるミステリアス7なフルートの音楽も耳に残りました。
御殿場を舞台にした「旅館に立てこもる金森と黒岩の攻防戦」では、金森を「キンモリ!」と呼んで「金森…」とジンに突っ込まれ「おいキンちゃん!」と金森を挑発するトクに笑いをそそられ屋根伝いを伝って金森のいる部屋に乗り込んで金森を殴り飛ばし、人質の女性を救う黒岩のシーンも見ものでした。
Re:「おいキンモリ!」「・・・金森」
>拳銃片手にコウイチの背後から襲い掛かる黒岩のシーンを見ると「実物の火炎放射器の威力がモロに伝わってくる大がかりな展開」だと感じました。
石原プロの本物志向というかこだわりというか、火炎放射器の威力をしっかり視聴者に見てもらおうというサービス精神が伝わってくるアクションですよね。今仮にこのような場面があってもCGで誤魔化されてしまいそうだし、本当の威力が視聴者に伝わらない。やはり本物にこだわる姿勢は大事ですよね。
>火炎放射器の男に襲われ宗方先生に手当てを受け丸さんに説得されるサカタを見ると「ワルだったころの大下勇次」を見ているような錯覚を覚えました。
確かにサカタを見ていると、ユージの青春時代を見ているような気分になりますね。ワルだった頃のユージってきっとこんな感じだったのかなと。もしあぶ刑事に松田優作さんがゲスト出演していたなら、ワルだった頃のユージを知る先輩刑事役を演じてもらいたかったですね。
>アドリブで攻める松田さんに「この人なんかヘンなこと言ってますけどいいんですか!?」と村川さんに話すと「アドリブで返せばいいんだ」と村川さんに言われて恭兵さんもアドリブで応戦した…というエピソードが載っており、いろいろな裏話があったことに驚きながら読みました。
こういう経験を積み重ねながら恭兵さんは、アドリブ力を身につけていったんでしょうね。優作さんとの出会いがなければ、あぶ刑事のユージは生まれていなかったかもしれませんね。
>御殿場を舞台にした「旅館に立てこもる金森と黒岩の攻防戦」では、金森を「キンモリ!」と呼んで「金森…」とジンに突っ込まれ「おいキンちゃん!」と金森を挑発するトクに笑いをそそられ屋根伝いを伝って金森のいる部屋に乗り込んで金森を殴り飛ばし、人質の女性を救う黒岩のシーンも見ものでした。
どんなに緊迫した場面でも笑いを事欠かないトクというキャラクターを生み出した優作さんは凄いですね。やはりユージの原点はこのトクにありますね。
石原プロの本物志向というかこだわりというか、火炎放射器の威力をしっかり視聴者に見てもらおうというサービス精神が伝わってくるアクションですよね。今仮にこのような場面があってもCGで誤魔化されてしまいそうだし、本当の威力が視聴者に伝わらない。やはり本物にこだわる姿勢は大事ですよね。
>火炎放射器の男に襲われ宗方先生に手当てを受け丸さんに説得されるサカタを見ると「ワルだったころの大下勇次」を見ているような錯覚を覚えました。
確かにサカタを見ていると、ユージの青春時代を見ているような気分になりますね。ワルだった頃のユージってきっとこんな感じだったのかなと。もしあぶ刑事に松田優作さんがゲスト出演していたなら、ワルだった頃のユージを知る先輩刑事役を演じてもらいたかったですね。
>アドリブで攻める松田さんに「この人なんかヘンなこと言ってますけどいいんですか!?」と村川さんに話すと「アドリブで返せばいいんだ」と村川さんに言われて恭兵さんもアドリブで応戦した…というエピソードが載っており、いろいろな裏話があったことに驚きながら読みました。
こういう経験を積み重ねながら恭兵さんは、アドリブ力を身につけていったんでしょうね。優作さんとの出会いがなければ、あぶ刑事のユージは生まれていなかったかもしれませんね。
>御殿場を舞台にした「旅館に立てこもる金森と黒岩の攻防戦」では、金森を「キンモリ!」と呼んで「金森…」とジンに突っ込まれ「おいキンちゃん!」と金森を挑発するトクに笑いをそそられ屋根伝いを伝って金森のいる部屋に乗り込んで金森を殴り飛ばし、人質の女性を救う黒岩のシーンも見ものでした。
どんなに緊迫した場面でも笑いを事欠かないトクというキャラクターを生み出した優作さんは凄いですね。やはりユージの原点はこのトクにありますね。
城西署一の暴力刑事の悲恋物語
ガースさん、こんばんは。
>≫やんちゃで荒っぽいあのトク(徳吉刑事)が敵方の女性と恋に落ちてしまうラブストーリーな「野良犬の恋歌」。徳吉刑事役の松田優作氏と洋子役の風吹ジュン氏と言えば、この2年後に公開された映画「蘇える金狼」でも共演していましたが、このエピソードが初の共演作だったようですね。
>「野良犬の恋歌」というと「城西署のわれらの徳吉刑事が恋に落ちた!」のナレーションで始まり、白いクラウンが火炎放射器で吹き飛ぶ場面が流れる次回予告も強烈でしたね。「弁慶の代わりに張り込みへ行け」と黒岩に指示されるも「デートなんですよ…」と言って張り込みを断ろうとするトクで幕を開けますが、「もう8時半ですよ、堅気の若い娘が2時間半も男待ってるわけないでしょ…実際クロさんは鬼だよ」と言って洋子の所へ行き「洋子さん…まだ怒ってるんですか!?」と頭を下げて言葉に詰まるも、洋子に愛の告白を告げるトクを見ると「あのトクが恋に落ちた!?」という印象を覚えました。
刑事という身分を名乗らず建設会社の社員であることを洋子に告げてしまい、黒岩に相談し洋子に黒岩を「会社の先輩」であることを紹介するも洋子の父親が沼田であり、沼田の口から「二人が城西署の刑事」がばれてしまい「トク、お前刑事になって何年なんだよ!」とダメ出しする黒岩や調子っぱずれな「くちなしの花」を歌いながら帰宅するトクの前に洋子が現れる⇒洋子を連れて松ヶ枝へ来たトクと宗方先生が「洋子さんみたいな素晴らしい女性に惚れることはないぞ」とアドバイスする⇒弁慶からの電話を受けて出動するトクに母の形見のネクタイピンを手渡す洋子のシーンも見ものでしたが、ポールさんから「トクのネクタイピン」のことを聞かされた黒岩がトクを詰問する⇒山本課長から「犯罪者の娘と結婚するのは私の部下として許せん」と言われ、刑事部屋で丸さんたちに口角泡を飛ばし洋子に「俺には刑事という商売しか生きる道はない」と話し涙を流しながら胸の内を語るトクの場面から一転し「洋子とは一緒になれない」ことや「犯罪者である洋子の父親を憎む」という刑事の宿命に苦悩するトクの姿が描かれました。
>>このエピソードでは東京にやってきた密売組織の外人の男が火炎放射器を使用していますが、トンネルの出入り口で待ち伏せをしていた外人の男が、走ってきた覆面パトカーに猛烈な火炎を放ってパトカーを炎上させてしまいます。
>2台のジープを尾行する2台の覆面車がいきなり現れたトラックに進路を妨害される→覆面車はバックしてジープを追いかけようとするが、いきなり火炎放射器が白いクラウンの覆面車を直撃するシーンでしたね。クラウンを火炎放射器が直撃し、クラウンが爆発するカットは「炎の土曜日」のパトカー爆破を思い出しました。
終盤の羽田の造船所の取引を黒岩たちが急襲するシーンでは、手榴弾や火炎放射器で攻撃する沼田一味に対抗し催涙弾で迎え撃つ黒岩軍団の場面も見ものでしたが、最後に沼田を追い詰めるトク→渋谷病院での沼田父娘の会話を挟み無言で佇むトクの前を歩いて行く洋子→トクの肩を叩く黒岩・覆面車の中で「クロさん、今晩おごってくれますか?」と呟くトクを見ると「ああ、トクと洋子は悲恋に終わったのか…」と感じました。
本編では「家を出てトクの所へ来た」という洋子とトクが会話し、洋子を自宅へ招くトクの場面や自宅で洋子に胸の内を語り自分のふがいなさに気づくトク・トクと洋子の哀しい別れの場面でかかるポール・モーリアを思わせるピアノのメロディが耳に残りましたが、武器商の片割れを演じたのは大都会PARTⅡと同時期に放映された「大鉄人17」のハスラー教授こと大月ウルフさんだと思いますが、黒岩とトクが出会った国際警察のポールさんを演じたウィリー・ドーシーさんは西部警察の初回に登場する装甲車の3人組の一人である「ジェイジェイ」を演じた方でしょうね。
>≫あぶない刑事のユウジなど後に数々の刑事ドラマで活躍した柴田恭兵氏が暴走族のメンバー役でテレビドラマ初デビューを飾ったことでも知られるこのエピソードでは、受験ノイローゼ気味の青年が火炎放射器を振り回していた。
>そういえば「炎の土曜日」の後に放映された「挑戦」では、柴田恭兵さんが自動車窃盗犯のロクちゃんという役で出演されていましたね。「死体のない殺人事件」で逮捕された六ちゃんがトクと黒岩に取り調べを受けるシーンで「お前、火炎放射器の時の暴走族に似てるな」とトクが言うシーンがあるそうで、ロクちゃんのキャラクターを見ると「炎の土曜日」の酒田が再登場したような雰囲気を覚えました。
物語は看護師の今日子さんと宗方先生に恭兵さん演じる自動車窃盗犯の「六ちゃん」が会いに来るところから幕を開けますが、今日子さんの口から「黒岩さんと殴り合ったこと」や「黒岩さんは自分のことを坊やと呼んだ」と語るロクちゃんのシーンがあったり、今日子さんと黒岩が夕食を食べている仲良くところへトク・大内・弁慶がやってくる微笑ましいシーンがあれば、取調室で「なんで俺が殺人犯なんだよ!」と逆切れする六ちゃんに「こいつは城西署一の暴力刑事だ」と黒岩がトクを名指しするシーンや黒部進さん演じるイザワの家に「城西商事のものですが、黒岩印のスキンを使ってませんか?」と電話をかけるトクも笑いをそそりました。
この回では本編の随所にかかるほのぼのしたハーモニカ?の曲が耳に残りますが、城西署を混乱するためにロクちゃんたちが企んだ「死体のない殺人事件」が本当に殺人事件に発展した…と思ったら最後の最後に「城西署のバカ刑事、黒岩さんご苦労様」と言う六ちゃんたちのメッセージが添えられたマネキンが出たときは「この勝負、六ちゃんの勝ちかなぁ・・」と感じました。
「映画監督・村川透」の「柴田恭兵を発掘」の章では恭兵さんと村川透監督の出会いが描かれていますが、「恭兵の舞台を観てたら優作を見た時のようみたいに抜群!光り輝いているんだ」という恭兵さんを初めて見たときの村川さんのコメントと「テレビや映像を全然信用できず、舞台を365日やると言って毎日汗かいて喉つぶして、涙を流して…それを365日やるぞという。そのころ、本当になんか役者という仕事が面白いな、と自分でも思い始めていて…というか必死でしたね。役者という職業に」と舞台で忙しく、そして舞台で充実していたためにドラマ出演に気乗りしなかった当時を振り返る恭兵さんのコメントが載っていますが、「大都会PARTⅡには裕次郎さんに渡さん、そして松田優作っていうのが出てる。で、普通はゲストはその後ろにちらっと映るだけだ。でも恭兵、お前が出るんだったら、お前がこっちに動いたら俺がお前を撮る。もう自由にやっていいから」と「映像では一回で記憶に焼き付く役者のすごみ」を恭兵さんに語り「セリフなんかどうでもいい。なんでもいいんだ、お前の気持ちで言えばいいんだから。そういう気持ちが大事なんだよ」と撮影現場で恭兵さんにアドバイスを出した村川さんの言葉には「村川透あっての柴田恭兵」と思いながら読みました。
「挑戦」と前後するエピソードは、福本清三さんが宝石強盗犯の一人で出演された「危機迫る賭け」の「オートバイで逃げる宝石強盗団の一味を2台の黒パトが追い詰める」と「工事現場を舞台に展開される福本さん演じる強盗犯のコウヤマと黒岩軍団の死闘」もよかったです。
>≫やんちゃで荒っぽいあのトク(徳吉刑事)が敵方の女性と恋に落ちてしまうラブストーリーな「野良犬の恋歌」。徳吉刑事役の松田優作氏と洋子役の風吹ジュン氏と言えば、この2年後に公開された映画「蘇える金狼」でも共演していましたが、このエピソードが初の共演作だったようですね。
>「野良犬の恋歌」というと「城西署のわれらの徳吉刑事が恋に落ちた!」のナレーションで始まり、白いクラウンが火炎放射器で吹き飛ぶ場面が流れる次回予告も強烈でしたね。「弁慶の代わりに張り込みへ行け」と黒岩に指示されるも「デートなんですよ…」と言って張り込みを断ろうとするトクで幕を開けますが、「もう8時半ですよ、堅気の若い娘が2時間半も男待ってるわけないでしょ…実際クロさんは鬼だよ」と言って洋子の所へ行き「洋子さん…まだ怒ってるんですか!?」と頭を下げて言葉に詰まるも、洋子に愛の告白を告げるトクを見ると「あのトクが恋に落ちた!?」という印象を覚えました。
刑事という身分を名乗らず建設会社の社員であることを洋子に告げてしまい、黒岩に相談し洋子に黒岩を「会社の先輩」であることを紹介するも洋子の父親が沼田であり、沼田の口から「二人が城西署の刑事」がばれてしまい「トク、お前刑事になって何年なんだよ!」とダメ出しする黒岩や調子っぱずれな「くちなしの花」を歌いながら帰宅するトクの前に洋子が現れる⇒洋子を連れて松ヶ枝へ来たトクと宗方先生が「洋子さんみたいな素晴らしい女性に惚れることはないぞ」とアドバイスする⇒弁慶からの電話を受けて出動するトクに母の形見のネクタイピンを手渡す洋子のシーンも見ものでしたが、ポールさんから「トクのネクタイピン」のことを聞かされた黒岩がトクを詰問する⇒山本課長から「犯罪者の娘と結婚するのは私の部下として許せん」と言われ、刑事部屋で丸さんたちに口角泡を飛ばし洋子に「俺には刑事という商売しか生きる道はない」と話し涙を流しながら胸の内を語るトクの場面から一転し「洋子とは一緒になれない」ことや「犯罪者である洋子の父親を憎む」という刑事の宿命に苦悩するトクの姿が描かれました。
>>このエピソードでは東京にやってきた密売組織の外人の男が火炎放射器を使用していますが、トンネルの出入り口で待ち伏せをしていた外人の男が、走ってきた覆面パトカーに猛烈な火炎を放ってパトカーを炎上させてしまいます。
>2台のジープを尾行する2台の覆面車がいきなり現れたトラックに進路を妨害される→覆面車はバックしてジープを追いかけようとするが、いきなり火炎放射器が白いクラウンの覆面車を直撃するシーンでしたね。クラウンを火炎放射器が直撃し、クラウンが爆発するカットは「炎の土曜日」のパトカー爆破を思い出しました。
終盤の羽田の造船所の取引を黒岩たちが急襲するシーンでは、手榴弾や火炎放射器で攻撃する沼田一味に対抗し催涙弾で迎え撃つ黒岩軍団の場面も見ものでしたが、最後に沼田を追い詰めるトク→渋谷病院での沼田父娘の会話を挟み無言で佇むトクの前を歩いて行く洋子→トクの肩を叩く黒岩・覆面車の中で「クロさん、今晩おごってくれますか?」と呟くトクを見ると「ああ、トクと洋子は悲恋に終わったのか…」と感じました。
本編では「家を出てトクの所へ来た」という洋子とトクが会話し、洋子を自宅へ招くトクの場面や自宅で洋子に胸の内を語り自分のふがいなさに気づくトク・トクと洋子の哀しい別れの場面でかかるポール・モーリアを思わせるピアノのメロディが耳に残りましたが、武器商の片割れを演じたのは大都会PARTⅡと同時期に放映された「大鉄人17」のハスラー教授こと大月ウルフさんだと思いますが、黒岩とトクが出会った国際警察のポールさんを演じたウィリー・ドーシーさんは西部警察の初回に登場する装甲車の3人組の一人である「ジェイジェイ」を演じた方でしょうね。
>≫あぶない刑事のユウジなど後に数々の刑事ドラマで活躍した柴田恭兵氏が暴走族のメンバー役でテレビドラマ初デビューを飾ったことでも知られるこのエピソードでは、受験ノイローゼ気味の青年が火炎放射器を振り回していた。
>そういえば「炎の土曜日」の後に放映された「挑戦」では、柴田恭兵さんが自動車窃盗犯のロクちゃんという役で出演されていましたね。「死体のない殺人事件」で逮捕された六ちゃんがトクと黒岩に取り調べを受けるシーンで「お前、火炎放射器の時の暴走族に似てるな」とトクが言うシーンがあるそうで、ロクちゃんのキャラクターを見ると「炎の土曜日」の酒田が再登場したような雰囲気を覚えました。
物語は看護師の今日子さんと宗方先生に恭兵さん演じる自動車窃盗犯の「六ちゃん」が会いに来るところから幕を開けますが、今日子さんの口から「黒岩さんと殴り合ったこと」や「黒岩さんは自分のことを坊やと呼んだ」と語るロクちゃんのシーンがあったり、今日子さんと黒岩が夕食を食べている仲良くところへトク・大内・弁慶がやってくる微笑ましいシーンがあれば、取調室で「なんで俺が殺人犯なんだよ!」と逆切れする六ちゃんに「こいつは城西署一の暴力刑事だ」と黒岩がトクを名指しするシーンや黒部進さん演じるイザワの家に「城西商事のものですが、黒岩印のスキンを使ってませんか?」と電話をかけるトクも笑いをそそりました。
この回では本編の随所にかかるほのぼのしたハーモニカ?の曲が耳に残りますが、城西署を混乱するためにロクちゃんたちが企んだ「死体のない殺人事件」が本当に殺人事件に発展した…と思ったら最後の最後に「城西署のバカ刑事、黒岩さんご苦労様」と言う六ちゃんたちのメッセージが添えられたマネキンが出たときは「この勝負、六ちゃんの勝ちかなぁ・・」と感じました。
「映画監督・村川透」の「柴田恭兵を発掘」の章では恭兵さんと村川透監督の出会いが描かれていますが、「恭兵の舞台を観てたら優作を見た時のようみたいに抜群!光り輝いているんだ」という恭兵さんを初めて見たときの村川さんのコメントと「テレビや映像を全然信用できず、舞台を365日やると言って毎日汗かいて喉つぶして、涙を流して…それを365日やるぞという。そのころ、本当になんか役者という仕事が面白いな、と自分でも思い始めていて…というか必死でしたね。役者という職業に」と舞台で忙しく、そして舞台で充実していたためにドラマ出演に気乗りしなかった当時を振り返る恭兵さんのコメントが載っていますが、「大都会PARTⅡには裕次郎さんに渡さん、そして松田優作っていうのが出てる。で、普通はゲストはその後ろにちらっと映るだけだ。でも恭兵、お前が出るんだったら、お前がこっちに動いたら俺がお前を撮る。もう自由にやっていいから」と「映像では一回で記憶に焼き付く役者のすごみ」を恭兵さんに語り「セリフなんかどうでもいい。なんでもいいんだ、お前の気持ちで言えばいいんだから。そういう気持ちが大事なんだよ」と撮影現場で恭兵さんにアドバイスを出した村川さんの言葉には「村川透あっての柴田恭兵」と思いながら読みました。
「挑戦」と前後するエピソードは、福本清三さんが宝石強盗犯の一人で出演された「危機迫る賭け」の「オートバイで逃げる宝石強盗団の一味を2台の黒パトが追い詰める」と「工事現場を舞台に展開される福本さん演じる強盗犯のコウヤマと黒岩軍団の死闘」もよかったです。
Re:城西署一の暴力刑事の悲恋物語
>洋子に愛の告白を告げるトクを見ると「あのトクが恋に落ちた!?」という印象を覚えました。
あの回のトクは、シンコに恋していたジーパンみたいな雰囲気がありましたね(笑)。
>>2台のジープを尾行する2台の覆面車がいきなり現れたトラックに進路を妨害される→覆面車はバックしてジープを追いかけようとするが、いきなり火炎放射器が白いクラウンの覆面車を直撃するシーンでしたね。クラウンを火炎放射器が直撃し、クラウンが爆発するカットは「炎の土曜日」のパトカー爆破を思い出しました。
西部警察にも火炎放射器を使う回がありましたが、いずれもその威力がまざまざと伝わってきて圧倒されましたね。べイシティ刑事の火炎放射器を使ったアクションは、コミカルチックに撮られていましたが、こちらも印象に残っています。
>「大鉄人17」のハスラー教授こと大月ウルフさんだと思いますが、黒岩とトクが出会った国際警察のポールさんを演じたウィリー・ドーシーさんは西部警察の初回に登場する装甲車の3人組の一人である「ジェイジェイ」を演じた方でしょうね。
大月ウルフさんは、当時の特撮番組でよく見ましたね。仮面ライダース一パー1にヘンリー博士役で出ていたし、最近だとドライブにもゲスト出演していましたね。ウィリー・ドーシーさんも刑事ドラマや特撮番組でよく見ましたが、今は何されているのでしょうね。
>ロクちゃんのキャラクターを見ると「炎の土曜日」の酒田が再登場したような雰囲気を覚えました。
この口クのキャラは、西部警察PART3から登場した大将こと山県刑事の原型になったそうです。
>「映像では一回で記憶に焼き付く役者のすごみ」を恭兵さんに語り「セリフなんかどうでもいい。なんでもいいんだ、お前の気持ちで言えばいいんだから。そういう気持ちが大事なんだよ」と撮影現場で恭兵さんにアドバイスを出した村川さんの言葉には「村川透あっての柴田恭兵」と思いながら読みました。
そうですよね。村川さんがいなかったら「あぶない刑事」や「はみだし刑事」もなかっただろうし、やはり出会いとかきっかけが大きなものを生み出す原動力になるんだなと、改めて思いましたね。
あの回のトクは、シンコに恋していたジーパンみたいな雰囲気がありましたね(笑)。
>>2台のジープを尾行する2台の覆面車がいきなり現れたトラックに進路を妨害される→覆面車はバックしてジープを追いかけようとするが、いきなり火炎放射器が白いクラウンの覆面車を直撃するシーンでしたね。クラウンを火炎放射器が直撃し、クラウンが爆発するカットは「炎の土曜日」のパトカー爆破を思い出しました。
西部警察にも火炎放射器を使う回がありましたが、いずれもその威力がまざまざと伝わってきて圧倒されましたね。べイシティ刑事の火炎放射器を使ったアクションは、コミカルチックに撮られていましたが、こちらも印象に残っています。
>「大鉄人17」のハスラー教授こと大月ウルフさんだと思いますが、黒岩とトクが出会った国際警察のポールさんを演じたウィリー・ドーシーさんは西部警察の初回に登場する装甲車の3人組の一人である「ジェイジェイ」を演じた方でしょうね。
大月ウルフさんは、当時の特撮番組でよく見ましたね。仮面ライダース一パー1にヘンリー博士役で出ていたし、最近だとドライブにもゲスト出演していましたね。ウィリー・ドーシーさんも刑事ドラマや特撮番組でよく見ましたが、今は何されているのでしょうね。
>ロクちゃんのキャラクターを見ると「炎の土曜日」の酒田が再登場したような雰囲気を覚えました。
この口クのキャラは、西部警察PART3から登場した大将こと山県刑事の原型になったそうです。
>「映像では一回で記憶に焼き付く役者のすごみ」を恭兵さんに語り「セリフなんかどうでもいい。なんでもいいんだ、お前の気持ちで言えばいいんだから。そういう気持ちが大事なんだよ」と撮影現場で恭兵さんにアドバイスを出した村川さんの言葉には「村川透あっての柴田恭兵」と思いながら読みました。
そうですよね。村川さんがいなかったら「あぶない刑事」や「はみだし刑事」もなかっただろうし、やはり出会いとかきっかけが大きなものを生み出す原動力になるんだなと、改めて思いましたね。
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