10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
戦隊史上もっとも爆発が多かったことで知られる「科学戦隊ダイナマン」。そのOPの「ダイ、ダイ、ダイ、ダイ、ダイナマン」の一度聞けば必ず耳に残るフレーズや、数珠繋ぎの爆発カットの映像も凄まじくインパクトがありましたが、ダイナマンと言えば、尻尾の数で階級が決まる敵組織のインパクトも凄かったですね。
去年亡くなった石橋雅史氏演ずるカー将軍をはじめ、途中から登場するゼノビアや、第3勢力的な存在としてダイナマンに立ち向かったダ一クナイトなど、カッコイイ敵キャラがたくさんいてとても見応えがありました。
昭和戦隊の敵は、頗る恐ろしいボスや幹部ばかりでしたが、一番怖かったのは、チェンジマンの星王バズー。その次に怖かったのは、ダイナマンの帝王アトンでした。引きの画面はそうでもないのですが、顔のアップが映ると片目だけ丸いし鼻が異様にでかいし、本当にえげつなかったです。でもやはり、敵はこれぐらい恐ろしいほうが良いし、凶悪な敵に打ち勝つヒーローのほうが魅力がありますよね。
ダイナマンは、途中から放送時間が短縮されて、CMを除いて20分、さらにOPとEDを省くと本編は18分程になりましたが、その分スト一リ一展開や戦闘シーンのテンポがグンと上がり、スピード感が増しました。シリーズ後半からの大河ドラマのような敵側の内紛劇にも引き込まれ、さらにダイナミックなアクションにも毎回圧倒されました。ダイナマンのアクションの中でとくに好きだったのは、ダイナブラックのこれ。
ブーメランショット!
このムックにはダイナピンク=立花レイ役を演じていた荻原佐代子氏のインタビューが掲載されていましたが、そう言えば、今まで読んできたムック(バトルフィーバーJからゴーグルファイブまで)の中でピンク役のインタビューは初めてでしたね。
ダイナマンの撮影のファーストカットは、「変身能力のない5人がカニシンカに追いつめられて崖から海に落ちる」シーンだったそうですが、確かに当時は水に落ちるシーンや土手を転がるシーンなどもスタントマンではなく役者自身が演じていましたね。爆発シーンで髪の毛がしょっちゅう焦げていた話や、立花レイは動物好きで当初猫が大好きという設定があったが、ご本人が猫が苦手ということで「猫だけは怖い」という設定に変わったという話がとくに印象に残りました。ネコシンカの回(「いたずら大戦争!」)では、確かに物凄く怖がっていましたが、あれは芝居ではなかったのですね。
JACのスーツアクターでダイナマンでは、ダイナイエローやダークナイトを演じていた柴原孝典氏のインタビューは、ダークナイトとダイナレッドとの戦いで使っていた蛍光灯の剣の話や、バルシャーク(サンバルカン)の犬かきの話が印象的でした。ダイナマンの主題歌、挿入歌、劇伴を担当された京建輔氏のインタビューでは、意外にも最初に作った曲が採用されず、あの有名な「ダイ、ダイ、ダイ、ダイ、ダイナマン」のフレーズは、実は、京氏の息子さん達が考えたものだったという話が印象に残りました。
ダイナマンは、最初は野球をモチーフにした戦隊として企画が進められたそうで、最初の撮影会の時は、胸に「DAINAMAN」のプリントがしてあるスーツで登場したそうです。結果的にもう一度撮影会をやり直すことになったそうですが、もし野球戦隊のままだったら、どんなストーリー展開になっていたのか気になりますね(笑。
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