10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
あの衝撃的な死から早一年半。ポール・ウォーカーの事実上の遺作となった「ワイルド・スピード SKY MISSION」が日本でも大ヒットしたみたいですが、去年公開された「フルスロットル」もポール・ウォーカーらしい面白いアクション映画でした。フルスロットルは、11年前にフランスで製作されたアクション映画「アルティメット」のリメイクであり、その主演者の一人ダヴィッド・ベルは、今回のリメイクにも再び出演し、ポールと絶妙なコンビネーションを見せていました。オリジナルで脚本・製作を担当したリュック・ベッソンもこのリメイクの脚本を担当しています。
オリジナルの製作時は30歳だったダヴィッド・ベルもこのリメイク製作時には40歳になっていたようですが、あの驚異的かつアクロバティックなパルクール(フランス発祥の運動法)アクションは、全く衰えを感じさせず、リメイクでも高層マンション内を走り抜けたり、屋上を飛び回り、屋上から屋上、あるいは上の階の窓から下の階の窓へ飛び映るなど、超人的な動きを見せていた。ポール・ウォーカーは、この映画でも刑事役を演じており、映画の後半では、ダヴィッド・ベルと共に豪快なアクションを繰り広げていた。二人を見ていると、若い頃のジャッキー・チェンのアクション映画を見ているような気分になりましたね(笑)。とくに印象に残ったアクションは、二人がゴミ箱を踏み台にして側宙を決めて、正面衝突した二台の車のボンネットの上に着地するシーン。
アルティメットとフルスロットルとの主な違いと言えば、まず舞台がパリからデトロイトに変更されたことと、オリジナルでは、レイト(ダヴィッド・ベル)がギャングにさらわれた妹を救出する話だったが、リメイクでは、リノ(ダヴィッド・ベル)がマフィアに誘拐された恋人を救う。刑事と地元民の二人の主人公が協力して、無法地帯に持ち込まれた時限爆弾を食い止めるなどのストーリーの流れは、オリジナルとほとんど変わらないが、ハリウッドでのリメイク色を強く感じさせられたのは、カーアクションの部分。最近では、テレビドラマのナイトライダーネクストや、「ゲッタウェイ スーパースネーク」でも使用されていた黒のフォード・マスタングがこの映画のカーチェイスシーンに登場していた。やはり、ポール・ウォーカーと言えば、「ワイルド・スピード」のイメージがあるし、カーアクションは欠かせなかったのでしょうね。この映画でもポールがマスタングを運転していたし。まさにアルティメットとワイルド・スピードの融合=ルスロットルと言う印象を受けました。
あと気になったのは、映画の後半に登場し、二人の主人公と派手に戦っていた怪物男。オリジナルと同様にフルスロットルにも登場していたが、オリジナルよりもさらに巨体の大男になっていてかなりのインパクトがあった。大男を演じたのは、ロバート・マイエというカナダ出身のプロレスラーで、身長は約210cmほどあるらしく、ジャイアント馬場さんを凌ぐでかさだそうです。
ポールが亡くなってしまったのでおそらく「フルスロットル2」はないでしょうが、「アルティメット3」、もしくは、別の形でパルクールを活かしたアクション映画を見てみたいですね。
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