199人の戦士が登場する劇場版の公開や、テレビシリーズのほうもシルバー登場でまたまた盛り上がってきたゴーカイジャーですが、ゴーカイジャーに目を奪われているうちに、あっと言う間に中盤戦に入っていた『仮面ライダーOOO(オーズ)』のことをちょっと…。
去年のWがおとしなかったせいもあるのか、オーズは、元のデザインがどれだったか思い出せないくらいフォームの数が多くて圧倒されてしまいます。登場するライダーの数は、キバ以降(ディケイドを覗く)は、減少傾向のようで、オーズの場合も今のところ去年のWと同じくバースと2人のみ。2人のライダーがコンビネーションを組んで戦う姿は、昭和ライダーの1号2号が共闘していた姿を彷彿とさせられ、懐かしくもあり、新しくも見える。バースという名前を聞くと、なぜだか、グランドバースを思い出してしまいます。グランドバースとは、宇宙刑事シャリバンに登場した戦闘母艦の名前。バースを見ていると、宇宙刑事シリーズでは、未だ実現していない緑色のメタリックの宇宙刑事のように見えてしまう。
平成ライダーの醍醐味とも言うべきライダーバトルは、W辺りから控えめになっているが、敵なのか味方なのか、ポジションが不明確な状況が続いていた伊達=バースが、突如オーズを裏切って、グリード側についたことで、いよいよ解禁??となった。しかも、バースに変身している伊達さんは、頭に古傷をかかえていて、生死の狭間をさまよっているという、ここ最近のヒーローものにしては、ハードな展開でしたが、何事もなく、伊達さんは、自分の夢を追って旅立たれてしまいました…。もし、死んでいたら「ゴリラの伊達さんじゃあるまいし」と突っ込もうと思っていたのに…(苦笑)。
今のところ一番印象に残ったエピソードは、バッタヤミーの回。社会正義のために戦うヤミーの姿がこれまた昭和ライダーを彷彿とさせるところがあった。ライダー放送999・1000回記念のストーリーは、映司達がなぜだか映画作りに情熱を燃やす盛大なギャグ展開になっていたが、その後は一転、シリアスなムードに逆戻り。アンクが獲りついている刑事さん(比奈の兄で、初回でグリードの攻撃を受けて重傷を負った)が再び蘇ったり、アンクの身体が出てきて、腕アンクと敵対関係になったりと、ようやく大筋が慌しく動き出した感じです。
初回からアンク側とグリード側がメダルの争奪戦を繰り広げてきたわけですが、両方が一体どれくらいのメダルを持っていて、それぞれのメダルがどのような意味や効果があるのかが視覚的にいまいちわかりにくいところが残念だ。メダルには、一応絵が描かれているようだが、テレビの映像では、それもわかりづらくて、何をどう取り合っているのか全体像がわかりにくいのが惜しいところ。グリードもオーズのようにパワーアップして、おもいっきり形態が変わっていくと面白いのですが。それにまだまだ謎が多い。例えば、比奈の怪力は、何の原因によるものなのか?もしかして、彼女は、ヤミー???それとも3人目の…!!!!?
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