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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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「人体の内部を冒険する」と聞いて思い起こす映画と言えば、「ミクロの決死圏」。物質をミクロ化する技術を研究していた東側の科学者が敵側の襲撃を受けて脳内出血を起こし、科学者の命を救うために医療チームを乗せた潜航艇をミクロ化して体内に注入し、脳の内部から治療するというストーリー。子供の頃に日曜洋画劇場などでよく見たが、潜航艇が人の血管の中を進んで宇宙空間のように人体を駆け巡る映像はロマンチックでしたね。


でも個人的に根強く印象に残っているのはこの映画の21年後の1987年に公開された「インナースペース」という作品。監督は「グレムリン」のジョー・ダンテ、製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ。この映画はレンタルビデオで見たのが最初だったが、スピルバーグが関わっている映画と聞いて、期待を膨らませたが、もちろん期待以上に面白く何度も見返した記憶がありますね。







アメリカ空軍のパイロット・タック・ペンドルトンを特殊潜行艇に乗り込ませてミクロ化し、ウサギの体内に注入する実験がある研究施設で行われようとしていたが、潜行艇がミクロ化した直後に研究施設が産業スパイに襲撃される。潜行艇の入った注射器を持った研究員が逃走し、追いつめられた末、スーパーの店員のジャックの尻に潜行艇を注入してしまう。タックはジャックと協力して産業スパイが研究施設から強奪したマイクロチップを取り戻そうとする。


潜航艇で人体を巡るという部分においては「ミクロ決死圏」と同じだが、この映画ではミクロ化した潜航艇は誤ってジャックという青年の体内に入りこんでしまい、潜行艇を操作するタックがジャックをコントロールして産業スパイから重要なマイクロチップを取り戻し、ジャックの体内から脱出するまでを描いている。


この映画で一番インパクトがあったのはタックが潜航艇の機能を使ってジャックの顔を変えてしまうシーン。顔を左右に高速にプルプル振りながらギャグアニメのように変顔を作るジャックが面白かった。この高速で顔を振る特撮は当時の流行だったのか、日本の特撮でも超獣戦隊ライブマンのドクター・ケンプが美獣ケンプに変身するシーンで使われていたし、1990年の「ジェイコブス・ラダー」でも足のない男が高速で顔を振る恐怖映像があった。


ジャックの胃の中でのタックの潜航艇と敵のアイゴーとの対決シーンは初見時、胃酸に浸かったアイゴーが一瞬で骨だけになってしまう映像に驚いた記憶があるが、今見るとインディジョーンズやグーニーズの一場面のようにも見え、いかにも80年代的な映像に見えましたね。


当然ながら映画に出てくる俳優は懐かしい人ばかり。ナイトライダーにゲスト出演していたヘンリー・ギブソンもいたし、タック役のデニス・クエイドは最近あまり見かけないが、今も映画に出続けているみたい。タックの恋人のリディアを演じたメグ・ライアンとデニス・クエイドはこの映画の共演がきっかけで結婚したが、後に離婚したそうな。ジャックを演じたコメディアンのマーティン・ショートは最近はアニメ声優として活躍しているようです。


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皆様、明けましておめでとうございます。新年一発目のぼやきです。大晦日は例年通り年越しそばを食いながら年末年始しかつけない地上波でガキ使を見ていたのですが、去年のはやはりコロナの影響で外ロケができなかったのか、いつもの校舎を使った鬼ごっこがなく、バスの中のコントも減り、ほぼスタジオの中での撮影。しかも過去の映像を使った総集編的な作りのコーナーばかりでかなりパワーダウンしてしまったなという印象。面白かったのはマツケンのところぐらいだったかな。


その大晦日はCSでも年末特番みたいな編成のチャンネルが数多くありましたが、注目したのはTBSチャンネル2で放送されていた「8時だよ!全員集合」。去年亡くなられた志村けんさんを追悼してか、一挙大放出という感じで夜の8時から元旦の朝まで連続15本放送されていました。当然ながら朝まで見れるはずもなく、最初の3本だけ録画で見ましたが、本当に懐かしい。CSではファミ劇でドリフ大爆笑は繰り返し放送されているが、この全員集合は今までほとんど放送されたことがなかったので久しぶりに映像を見ることができて感無量という感じです。


改めて見ると、ドリフの5人のメンバーの中で一番画面に映っているのは志村けん。番組前半のコントでは中心的に動き回って子供達を賑わせているし、少年少女合唱隊、番組後半のショートコント、その後のヒゲダンスのコーナーまでほぼ出ずっぱり。やはり当時の志村人気がよくわかります。


前半のコントでは志村が金田一耕助に扮したホラーコントや学校コント、ドリフの五人が強盗団になり、怪物屋敷に潜り込むコントなどをやっていましたが、ステージに組まれたセットの大仕掛けの物凄いこと。コント終了後、スタッフがステージに出てきてセットや小道具を素早く撤収させるのだが、セットが重いのか、何かに引っかかってるのか思うように動かすことができず、スタッフが慌てているところも映像に映っていた。毎週生放送でやっていたわけですからね。生放送中に大きな事故でもあれば即番組終了。スタッフの緊張感も画面から伝わってくる。しかし、レギュラー出演者にも何事もなく16年間生放送でやり続けたのはスゴイです。


少年少女合唱隊のコーナーにはゲストの歌手も参加して自慢の喉を披露していましたが、当然ながら懐かしい人がわんさか出てきます。前川清とクールファイブ、アン・ルイスに森昌子、小柳ルミ、そして、レイジー。後に電撃戦隊チェンジマン、ドラゴンボールの主題歌など特撮・アニソン界に大きな影響を与えることになる影山ヒロノブがメインボーカルを担当していたロックグループ。ゲスト出演していたのは1980年の8月の回。レイジーが解散したのは1981年5月頃なので解散前のレイジーの姿ということになるのでしょうか。



ゲストも多彩だった全員集合。この時代のテレビはやはりパワーがあったことを再確認できましたが、それを裏付けるもう一つの番組が「ザ・ベストテン」。年末に同じくTBSチャンネル2でやっていたので見たのですが、この番組の凄さはスタジオで歌手を歌わせるだけでなく、外で、しかもとんでもない場所で歌わせているところ。札幌のキャンペーンを終えた松田聖子を乗せた全日空の飛行機が羽田国際空港に着陸し誘導されているところを追っかけマンのアナウンサーがリポートし、タラップから降りてきた松田聖子がそのまま滑走路の上で青い珊瑚礁を歌い上げる。大らかな時代ですね。今なら視聴者や、飛行機の乗客からクレームがきそうだが、テレビ的にはインパクトがあって面白いですね。

40年前のテレビはやはり凄かった!としみじみ感じた年末年始でありました。


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2020年はコロナ騒動から始まりコロナで終わることになりそうですが、大物芸能人がたくさん亡くなる一年にもなってしまいましたね。つい最近も小松政夫さんの訃報があり、子供の頃にテレビで活躍していた人たちがどんどんいなくなり寂しい限りなのですが、今年も残すところあと1日半。大晦日の前日ということで、センチな気分を吹き飛ばして今回は少し毛色を変えて懐かしのアイドルソングでもご紹介しようと思います。








中山美穂 C





今年は有名な作詞、作曲家の死も相次ぎましたか、この曲を作曲した筒美京平さんも今年亡くなられました。この曲は中山美穂のデビュー曲で、TBS系の『夏・体験物語』という中山美穂が主演したちょっとHな内容の青春ドラマの主題歌でした。同局で放送された『毎度おさわがせします』というこれもちょっとHな感じのコミカルなドラマで、その路線を受け継いだ作風のドラマだったのですが、初回こそ視聴率20%を獲ったものの、急下降を辿ったためなんと全6話で打ち切りになってしまった。しかし、翌年にパート2が放送され、それは全11話放送されました。


パート1には 網浜直子、少女隊の二人など当時のアイドルが出演していましたが、さすがに内容はうろ覚えで、テンポの良いこの主題歌だけが記憶に残っています。動画はフジの夜のヒットスタジオのものだと思いますが、生演奏のCも中々良い感じですね。














斉藤由貴 白い炎





フジテレビで放送されていた「スケバン刑事」のエンディング曲。ドラマの主人公の麻宮サキを演じた斉藤由貴が歌った曲で、作曲は当時安全地帯というロックバンドで活動していた玉置浩二。


戦隊やメタルヒーローなどの特撮ヒロインとはまた違う異色のヒロインの登場。ヨーヨーを武器に学園にはびこる悪党と戦う女子高生のインパクトはかなり絶大でしたね。斉藤由貴はこの作品が連続ドラマデビュー作だったそうですが、あの堂々たる演技はとてもデビュー間もない感じには見えず、悪党に啖呵を切る時の決め台詞も迫力がありました。


動画はこれも夜のヒットスタジオのものだと思いますが、キーを落としてるけど生演奏バージョンも中々聴きごたえがありグッド。













本田美奈子  Oneway Generation





TBSで放送された『パパはニュースキャスター』の主題歌。この曲も筒美京平さんの作曲。この時期、田村正和はコメディ路線に転向し、「うちの子にかぎって…」をはじめ、様々なコメディドラマに出ていましたが、その中でもダントツに面白かったのがこのドラマだったと思います。ある日突然、同じ名前の三人の娘のパパになってしまったニュースキャスターのてんやわんやの喜怒哀楽を描いた楽しいドラマで、主題歌を歌った本田美奈子も初回に本人役でゲスト出演していました。


「1986年のマリリン」のセクシーなへそ出しルックから一転して、チャップリンを意識した山高帽と衣装、ステッキを持って歌う姿はとてもかわいかったですね。




ということで本年の更新はここまでです。今年一年もご覧いただきましてありがとうございました。大変時代を迎えておりますが、くれぐれもコロナと風邪には気をつけて良いお年をお迎えください。来年も引き続きよろしくお願いします。


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アクション刑事ドラマの次に子供の頃好きだった大映ドラマ。今年は堀ちえみ主演の作品をわりと見たような気がするんですが、まだ一つだけ見れていない作品がありました。それは彼女を一躍有名にしたあの「スチュワーデス物語」。


TBSの火曜夜8時に放送していた2クールのドラマで、もちろんリアルタイムや、夕方の再放送で何度も見ました。さすがに30年以上も経つとストーリーははっきり覚えておらず、思い出すのは「ドジでのろまな亀」というフレーズと、片平なぎさが両手の義手につけている手袋を口で噛んではずすあの場面と、主題歌の「ホワット・ア・フィーリング」だけが真っ先に思い浮かぶだけでした。


CSのチャンネルのTBSチャンネルでは何度も再放送されているようですが中々見る間がなく、最近ようやく視聴することができた。改めて見直してみると、このドラマ、何が凄いかっていうと日本航空(JAL)の全面的な協力を取り付けて、本物の訓練所や客室モックアップなどで大掛かりな撮影をしているところに尽きますね。現役教官が出演していたり、世界各国の紙幣を使った免税品の販売の訓練や、事故時の飛行機からの脱出訓練など、訓練シーンに関しては徹底的にリアルさを追求しているところが素晴らしく、とても見応えがあります。


海外ロケもあり、パリやローマ、最終回では村沢浩(風間杜夫)と新藤真理子(片平なぎさ)が結婚式を挙げようとするシーンでイタリアのサンフランチェスコ大聖堂が使われていたり、とにかくスケール感が凄い。ストーリーや演出については訓練生たちが突然歌い出したり、バタバタした少し大袈裟な演技をしていたり、当時の大映ドラマならではというか、極めてコミカルな芝居をしているように見えました。


何より、堀ちえみのアイドル性を100%活かした作風と言うか、彼女ありきのドラマだったんだなあと改めて思いましたね。他のアイドルがやっていたらおそらくここまで記憶に残るものにはならなかったのではないかと思います。「ドジでのろまな亀」というフレーズも堀ちえみだからこそマッチングしたものだったんだなと再認識しました。


今回見て、もう一つ印象に残ったフレーズは石立鉄男が演じる客室訓練部課長の柿野竜太の名言。「俺の夢はな、世界中の空を鶴のマークのお姉ちゃんでいっぱいにすることだ」みたいなこと言っているシーンがありましたが、ユニークな石立さんらしい面白いセリフだなあと思いました。今までは石立さんを思い出すと必ず「ワカメワカメ好き好き、おまえはどこのワカメじゃ」のあのカップ麺のCMのフレーズが頭に過っていましたが、これからは「鶴のマークの姉ちゃんで・・・」のほうを思い出すことになるかもしれませんね(笑。



リアルタイムで見た大映ドラマの中で未だにCSで一度も放送されていなかった杉浦幸主演の「この子誰の子?」がなんと来月からホムドラで放送されるみたいです。「一人の女子高生がレイプされ妊娠をし、悩みながらも強く生きて行く姿を通じて、少年少女の愛と性、それを越えて勝ち得る愛と信頼の素晴らしさを描いた青春ドラマ」という、今思うと小学生は見てはいけない内容のドラマに思えますが(苦笑、当時は夢中になって見ておりました。こういうドラマを水曜の夜8時に放送していた当時の日本のテレビはやはり凄かったですね。この作品も視聴が終わりしだいまた取り上げたいと思います。


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今年はコロナの影響で、戦隊、ライダーともに放送回数が減少。この間終了した仮面ライダーゼロワンは全45話(35.5話を含めると全46話)、そして現在も放送中の魔進戦隊キラメイジャーもゼロワンと同等の話数で終了しそうな感じです。キラメイジャーは女幹部のヨドンナの登場から一風変わったというか、やはりヨドンナさんの活躍が凄まじいことになっていますが、アクションも当人自らが担当して、派手なシーンが増えている印象がありますね。ダイナマンの王女キメラとか、フラッシュマンのレ・ネフェルなど、活動的だった昭和の女幹部を彷彿とさせてくれるヨドンナですが、最終的にはどのような運命を辿るのでしょうかね。



そして、この時期になると気になるのが次の新戦隊のことですが、先日ビジュアルが公開されました。なんと、次の戦隊は人間が変身する戦士一人と、他の四人はロボットというメンバー構成。その名は「機界戦隊ゼンカイジャー」



シリーズ45作目の記念作品ということで、ルパンレンジャー以来にまた斬新なメンバー作りになっているみたいですね。この世にたくさん存在する「並行世界」を消し去ってしまおうとする敵に「全力全開」で立ち向かうヒーローたちの活躍が描かれるそうで、機械生命体であるロボットの戦士が人間サイズの敵には等身大で戦い、巨大な敵には巨大化して、巨大ロボとなって戦うとのこと。ヒーローがメカに乗って戦うというこれまでの戦隊の常識を打ち破り、ロボット戦士が巨大戦でもそのまま活躍するんだとか。機械生命体と聞くとサンバルカンの敵を思い出してしまいますが(笑、そう言えば、サンバルカン以来、人間の女戦士が登場しない戦隊になるのですね。


気になったのはゼンカイジャーの中心メンバーとなる人間の戦士。明らかにゴレンジャーのアカレンジャーとジャッカー電撃隊のビックワンが合体したようなデザインになっている。これはもしかしたら、アカレンジャーとビッグワンの合体だけでなく、これまでのレジェンド戦隊の戦士たちを色々と組み合わせたヒーローが登場する、その布告のような気がします。


一方、ロボット戦士のほうもどこかで見かけたような顔のロボットがいて、これまでのレジェンドな巨大ロボたちが再登場しそうな気配がしますね。パッと見た印象ではジュウレンジャーの巨大ロボの大獣神に似た顔を持つロボ戦士を確認。他にガオキングとかマジレンジャーのロボっぽいのもいますが、人間サイズの時はどのような戦いを見せてくれるのでしょうか。


10年前のゴーカイジャーのように、またレジェンド戦士が数多く登場しそうな感じですが、あれからまた10戦隊増えて、45戦隊全員集合的な、あの時以上にカオスな大バトルがはたして実現するのか。予想不可能なゼンカイジャーの戦いに注目ですね。


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今年は有名人の訃報が本当に多い一年でありましたが、アクション映画の世界ではやはりショーン・コネリーの訃報がとても印象に残りました。年齢的に90歳と大往生と言っても過言ではないくらい長生きされたと思いますが、しかし、この方も心のどこかで不死身な人、タフガイってイメージがあって、いつまでも元気に映画の世界で活躍しているイメージがあったので、知らせを聞いた時は結構ショックでしたね。


でも考えてみるともう何十年もスクリーンやテレビで姿を見かけたことがなく、どうしているのか気にはなっていたのですが、晩年は認知症を患って表舞台には立てなかったみたいですね。実は訃報を聞く一ヵ月前ぐらいにCSでボンド映画の吹替え版の放送があり、その時一通り、初代ボンドの映画を再視聴していました。


コネリーのボンド映画の中では日本でロケが行われた「007は二度死ぬ」が一番のお気に入りですが、今回見直してとくに印象に残ったのは「007/ダイヤモンドは永遠に」。2代目ボンドのジョージ・レーゼンビーが一本限りでボンド役を降板した後、再びコネリーがボンド役を演じた作品。


実はこの時点でロジャー・ムーアやティモシー・ダルトンもボンド役の候補として名を連ねていたが、ムーアはテレビドラマの出演があり都合が合わず、ダルトンはボンド役を演じるにはまだ若すぎるとのことで、そこでジョン・ギャビンという俳優が演じることに決まったが、彼はアメリカ人な上に、顔の売れた俳優ではなかったため、ユナイト映画の社長がコネリーを呼び戻すことを決めたんだとか。


「ダイヤモンドは永遠に」はラスベガスで撮影が行われ、赤いマスタング・マッハ1を使った狭い通りでのカーアクションが印象的でしたが、ボンドがホワイトの研究所から砂漠に逃走する時の月面車を使ったカーチェイスシーンも面白かったですね。三輪全地形対応車と呼ばれるUS90(ATC90)と月面車の派手なチェイスシーンはこの映画でしか見たことがないし、とても珍しい貴重な映像だと思いました。


この作品の後、コネリーは2度とボンド役は演らないと言い、ロジャー・ムーアの3代目ボンドのシリーズに突入していくわけですが、1983年に突如007シリーズ第4作『007 サンダーボール作戦』をリメイクした「ネバーセイ・ネバーアゲイン」で再びボンド役を演じることになったコネリー。「ネバーセイ・ネバーアゲイン(「次はない」なんて言わないで)」はコネリーの妻のミシュリーヌ・コネリーが「もうボンドを演じないなんて言わないで」と言ったことをそのままタイトルにしたそうです。つまり、奥さんのこの一言がなければ実現しなかった007の番外編的な作品だったんですね。1983年は本家のシリーズとしててロジャー・ムーアの「007/オクトパシー」も公開され、世界興行成績は「オクトパシー」が第2位、「ネバーセイ・ネバーアゲイン」は第4位という結果になったそうです。


ネバーセイ・ネバーアゲインがコネリーの最後のボンド映画になってしまったわけですが、それから12年後に公開された「ザ・ロック」という映画で、コネリーは元イギリス情報局秘密情報部部員のジョン・パトリック・メイソン役を演じて、往年の初代ボンドを彷彿させるような派手な活躍を見せていましたが、私の中ではこれが本当の最後のボンド役だったのではないかと思っております。


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