今年は、007が誕生してから50周年だったり、太陽にほえろ!が40周年だったりと様々なところで記念イヤーが続いておりますが、あの宇宙刑事シリーズも今年で30周年。金曜夜7時30分に突如として現れたメタリックなヒーロー。あの時は、まだゴールデンタイムに特撮ヒーローものが放送されていたが、他局は、すでに撤退していて、テレビ朝日だけが最後まで頑張っていた感じでしたね。仮面ライダーは、スーパー1を最後に2度目の停滞期に入り、ウルトラマンも80(エイティー)の後、16年もの間新しいテレビシリーズは、製作されず、残ったのは、戦隊ものと朝の不思議コメディシリーズだけ。そんな中、「一体何が始まるんです?」状態で毎週テレビの前に座っていたら、あっという間にハマリまくって、当時夕方に放送されていた戦隊ヒーローと合わせて見るのが金曜日の日課となった。
それまでになかったメタリックな造詣のインパクトとカッコ良さ。その衝撃と言ったらもう。終始派手にスピーディーに動き回る変身前の主人公、変身プロセス、魔空空間、レーザーブレード、強大な敵集団、緊迫感みなぎる音楽、熱い主題歌と挿入歌…どれをとっても全てが斬新でアクションもそれまでにはなかった派手さで個性的な演出が詰め込まれて、とにかく圧倒された。ギャバンの後に登場したシャリバン、シャイダー、それ以降も戦隊のように続いていくのかなと思っていたら、わずか3作品で完結。なんと言うか潔いと言うか。しかし、メタリックなデザインは、以降の作品にも踏襲されて、ジャスピオンやスピルバンのようなまた一段と個性的な作品も登場した。まあ…とにかく元祖メタルヒーロー、我らがヒーローのギャバンだったのです。
そのギャバンがなんと戦隊シリーズの中で30年ぶりにテレビに帰ってきた。ヴァグラスとの最終決戦を終えたゴーバスターズに、あのギャバンが…。おや、でも烈は出ない。さすがにギャバンにも世代交代の波が訪れたようです。新ギャバンは、若い俳優が演じています。言動やしぐさがややチンピラ風味なのが気になったが、アクションは、中々キレがあります。蒸着したギャバンは、初代とそれほどの変化はなく、見た目は、間違いなくあの雄々しいギャバンだ。ゴーカイvsギャバンには出なかったサイバリアンも登場して、ゴーバスのレッドのバイクと並走していた。2代目のサイバリアンは、青なんですね。今度の劇場版にも登場する元シンケンイエローが演ずるシェリーは、ミミーのようにレーザービジョンを使って、インコになっていた。やはり、2代目ミミーと言う位置づけのようです。魔空空間の異次元演出もあったが、なんだかパロディのように見え、凶悪で殺伐とした空気は、醸し出されてはいなかったが、そのシーンでは、ギャバンのBGMが使われ、それなりに雰囲気が出ていたような気がします。電子星獣ドルは、やはりCGでの登場だったが、初代の頃には見られなかった派手な動きを見せたり、中々存在感があった。
まあ、記念的な出演だから細かいことは、あまり言いたくはなかったのだが、ただしかし、ただしかし。蒸着(変身シーン)のあの蟹股だけは何とかしてもらいたかった(苦笑)。初代の変身バンクは、とてつもなくカッコ良かったのに、二代目のを見たらなんだか力が抜けてしまった。後は、劇場で再び烈とコム長官に再会するだけか。ああ、シャリバンとシャイダーも登場するらしいが、結局、伊賀電の登場は、実現しなかったのか…。
今期…と言うか、最近スカパーで放送されている新作海外アクションドラマは、わりと真面目に…と言うと失礼になるが、極力CGを使わずに派手なアクションをやっている風に見える。爆発も以前は、CG丸わかりのもわもわ感バリバリの映像が目についたのだが、最近は、激しい銃撃戦に、カーチェイスシーンは、実車を横転・爆破はお手の物。テレビドラマでここまでやるかって言うぐらい派手なアクションをよく見かけますが、とくに勢いがあるのが『NIKITA/ニキータ シーズン2』。前シーズンでは、味方だったニキータとアレックスが今回は、敵同士となり、ニキータは、マイケルと共に、ディビジョンを操る組織「オーバーサイト」と新たな闘いを繰り広げている。
ニキータやマイケルの過去が明かされつつ、前シーズン以上にスリリングな展開と、ど派手なアクションが堪能できるシーズン2。「24」のスタッフが製作しているから、スリルやサスペンスの演出は、やはり超一流って感じです。しかし一時は、視聴率が危ぶまれ、シーズン2で終了?みたいな話も聞いたことがあるが、ファイブオーと同じく、どうやらニキータもシーズン3の製作が決まった模様。まだ9話ぐらいしか見ていませんが、確かに対立構図が若干変化したことによって今期もますます面白くなっているし、今後の展開が大変気になります。今期は、マイケルも大活躍しておりますが、昔の恋人もカサンドラや息子も登場し、ニキータが複雑な心境を浮かべるシーンをよく見かける。アレックスは、復讐の鬼と化して、自分の父親を殺したセルゲイ・セマクを追い、アレックスに協力するアマンダは、失脚したパーシーに変わってディビジョンの実質の最高責任者になったが・・・いやはや本当にこの女、一体何を考えているのか全くわかりません。9話では、拉致したバーコフを拷問に掛けていたが、いきなりハンマーでおもいきりバーコフの右手を殴りつけたり(お前はミザリーのおばはんか!<苦笑>)、細長い針を鼻の穴から脳脊髄に達するまで入れて精神を崩壊させるとか、見てるこっちが思わず悲鳴を上げたくなるほど、とにかく身震いするほどの冷徹・冷酷感を醸し出していた。
アマンダを演じている女優さん(メリンダ・クラーク)、前にもどこかで見たことがあるなあと思ったら、『刑事ナッシュブリッジス』の「シカゴの女刑事」で、犯人を追ってシカゴからやって来た女刑事カレンを演じていた人なんですね。カレンは、街中で見境なく銃を撃ったり、実は、汚職警官で犯人を撃ち殺そうとまでしたが、謎を秘めた感じがなんとなく、アマンダと被るキャラでした。ナッシュもカレンには、お手上げみたいな感じでしたよね確か…。
アマンダの謎をナッシュに解き明かしてもらいたい気もするが…(笑)
それにしてもポマードにサングラス姿がキマっていた三浦洋一さん演じる北川刑事、かっこ良いですね。バイクに乗っている姿を見るとどうしても西部警察で舘さんが演じた巽刑事を思い浮かべてしまう。七人の刑事が製作されたのは1978年で、西部警察は、79年だから、元祖グラサン・オートバイ刑事は、北川刑事と言っても過言ではありません。その北川刑事は、かなりの苦労者という設定らしく、14話では、東北出身の若者が起こした殺人事件を追う中で、中卒から這い上がってきた自分の過去を回想しながら、北川が様々な想いと葛藤を繰り広げていた。北川以外の刑事達は、至って地味な印象で、特に目立った個性はないのだが、回を追うごとにその地味さに味わいを感じてきた。
三浦洋一さんと言えば、思い出すのが「さすらい刑事旅情編」。はぐれ刑事純情派と共に半年置きに交互で放送されていましたね。当時国鉄からJRに生まれ変わって間もない東京駅にある警視庁鉄道警察隊が舞台。フィルム撮影ながら、至ってアクションと言うアクションはなく、三浦洋一さん演じる香取達男警部補を中心に鉄道内で発生した事件を解決していく刑事ドラマだった。ベイシティ刑事の1年後に放送されたテレ朝水9の刑事ドラマでもあり、アクションも期待したが、本当に地味な人情ドラマで当時は、少々がっくりしてしまったのだが、当時大人気だった昼ドラの嵐シリーズで主演した渡辺裕之や高木美保もレギュラーで出演していたので、ついついチャンネルを合わせることが多かった。どうせなら、七人の刑事がフィルムで、さすらい刑事のほうはビデオ撮影でも良かったような気がするな。勝手な思い過ぎるが…(苦笑)。
若かりしメル・ギブソンとゴールディ・ホーンがコンビを組んで話題を呼んだハートフル・アクションコメディ。この映画で初めてゴールディ・ホーンの存在を知ったが、この映画出演時の彼女の年齢にまず驚いたのを覚えている。46歳とは思えないキュートさとしなやかな曲線美。ほんとまるでお人形のようなかわいさだった。ゴールディが演じる女弁護士のマリアンと、リーサル・ウェポンシリーズがヒットしてノリに乗っていた当時のメル・ギブソンが演じるリックは、元恋人同士。リックは、15年前に事故死したと思われていたが、偶然にも立ち寄ったガソリンスタンドで、マリアンは、リックを目撃してしまう。過去の麻薬密輸事件絡みで、追われる身となったリックをいつの間にか助けることになるマリアン。様々なトラブルを乗り越えながら二人は、かつての愛情を取り戻していく…。
とにかく次から次へ巻き起こるハプニングと陸と空で繰り広げられるノンストップアクションは、なかなかの見応え。インディ・ジョーンズのようなハチャメチャさもあり、二人の息の合った演技とやりとりも最高。ショートコントのようなセリフのやりとりや、危機的な状況でありながらも笑いを事欠かない二人を見ていると、ついつい見惚れてしまいますね。ちなみにこの映画のオープニングでかかる音楽は、ミュージカル「ヘアー」で使用されたフィフス・ディメンションの「Aquarius」。舞台は見たことはないけれど、この曲は結構印象に残って今でもお気に入りの一曲です。星の名前を羅列しながら書き綴られている歌詞は、なかなか知的でその壮大感が伝わってくる。この映画で使用されたアレンジバージョンの曲が欲しいのだが、何年探しても見つからない…。
そのAquariusの曲が流れている時に、刑務所から出てきた男…不可解な死を遂げてしまったデビッド・キャラダインではないですか。エアーウルフにもゲスト出演していたキャラダイン。最後に姿を見たのは、キルビルだったか…。この映画でも見事な悪役振りを披露していた。何年も待っているんだよ。いい加減スパドラやってくれよ。「燃えよ!カンフー」を…。
今月からスタートした『仮面ライダーウィザード』。見た目はやはり響鬼と似ている印象を受けたが、響鬼よりは、仮面ライダー寄りのデザインと言う感じがした。戦隊に続いてライダーシリーズにも魔法を使えるライダーがいよいよ登場。
フォーゼのスイッチの次は、指輪…それもかなりでかい指輪をつけて変身するウィザード。ずっと昔にも、リングをつけて変身する戦隊がいましたよねえ。なんだか、あの頃に戻った感じで懐かしい感じがします(笑)。魔方陣を横から前から潜って変身するのは、とくに目新しい感じではなかったのですが、変身する時の「シャバドゥビタッチヘンシン!」ってコールが凄いファンキー過ぎて思わず吹いてしまった。「タカ・トラ・バッタ」の熱いシャウトも良かったけど、このコールも中々胸打つものがあります(笑)。で、ウィザードも戦隊のように赤・青・緑・黄色と4色のタイプにフォームチェンジする。桃色が揃ったらまさに戦隊って感じ(笑)。スタッフに戦隊担当の人がたくさんいるらしいから、戦隊色が強くなっているようですね。
敵は、ファントムと呼ばれる魔物。人間を絶望の淵に追い込み、そこから奇怪な魔物を生み出す。オーズの時は欲望で、今度は、絶望ですか。ウィザードは、ゲートにされた人間の心の世界に入り込んで、その世界の中で誕生した魔物と激しい戦いを繰り広げる。最初にゲートにされたのは、大門凛子と言う女刑事。大門で刑事って言ったらあの人しかいませんがな(笑)。何か凄く狙った感じのネーミングですね。そう言えば、ゴセイジャーの劇場版には、大門軍団らしき集団が登場して銃を乱射していたなあ。なんか妙にシブくて思わず見入ってしまいましたよ。ライダーと刑事のコンビネーションと言えば、やはり、アギトを思い出しますが、このシリーズも警察組織が本格的に活躍するのであれば、魔法で本物の大門を呼び出して頂きたいものですな(苦笑)。そして、2話目に登場したのがちちんぷいぷいの青年・瞬平。幼少の頃から魔法を信じて、その憧れを捨て切れずに生きてきた純真な青年のようです。ちちんぷいぷいって言われると、今大阪のテレビ局で夕方にやってる情報生番組を思い出してしまうのですが、きょうびのお子さんは、ちちんぷいぷいがおまじないに用いる言葉だと言うことを知っているのだろうか。この言葉の由来は、色々とあるようですが、今後瞬平もレギュラーになって、ウィザードの僕となって働くのでしょうかね。
ウィザードリングの開発者・輪島役を小倉久寛氏が演じている。そのうち三宅裕司も出てきそうな雰囲気(苦笑)。アクション的には、中々見応えがあるし、バイクアクションも今のところ派手な演出が多くて良いが、平成ライダーには、敵の強大さがあまり伝わってこないし、敵のインパクトも着ぐるみばかりであまり伝わって来ない。死神博士とか、地獄大使とか、ドクトルGとかキングダークとか十面鬼とかジェネラル・シャドウみたいなインパクトのある幹部を出して欲しいものです。人間の格好しているだけの敵はもう物足りない(苦笑)。
『PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット』…長めのタイトルですが、AXN『HAWAII FIVE-0』シーズン2の枠で新たに始まった注目のクライムアクション。製作総指揮は、「エイリアス」「LOST」「FRINGE」など数々のヒットドラマを手がけるJ・J・エイブラムス。この人は、やはり2000年代以降で真っ先に思い浮かぶハリウッドの顔と言いますか、最近の映画やテレビドラマで名前を見かけない日がないくらい活躍されています。トム・クルーズのミッション・インポッシブルにも気づいたら監督や製作に携わっているし、スター・トレックのリメイクの監督もこの人。新作ドラマだけでなく、昔の名作ドラマのリメイクにも関わっていますが、ならば、ナイトライダーやエアーウルフもこの人に手がけてもらいましょうか(笑)。まあ一度見てみたいものですなあ…。
それは、さておき、カメラの小型化や情報網の発達により到来した監視社会。あらゆる場所に張り巡るカメラの映像やデータなどの情報を分析し、犯罪やテロを予測・抑止すると言うのがこのドラマの大まかな内容。そう言えば以前にも映画でありましたね。ジーン・ハックマン主演の「エネミー・オブ・アメリカ」を思い出しました。この映画では、テロ対策の目的として、国家安全保障局(NSA)が監視権限を拡大させるための法案を議会で可決させようとして、それを巡って起きた議員暗殺事件にウィル・スミス演じる弁護士が巻き込まれると言う内容でした。常時カメラで監視される社会の恐怖を描いていたが、この映画も気づけば公開されたのは、14年前のこと。政府の依頼によって極秘の監視システムを作り上げた億万長者にしてコンピュータの天才・ハロルド·フィンチは、死んだと思われていた元グリーンベレーのジョン・リースを雇い、さし迫った犯罪に関係する人物を探り出して犯罪を未然に防ごうとする。コンピュータの天才と元CIAの工作員の孤独な二人の絶妙なコンビネーションがなかなか面白い。
ジョン・リースって孤独な工作員と言うよりも、冷徹な殺人マシーンに見えますね。相対するフィンチは、頭はいいが身体に弱さがあり、人間味を持ち合わせているキャラクターと言う感じです。吹替え版では、「刑事ナッシュブリッジス」でハーベイの声を担当していた牛山茂氏がフィンチの声を当てています。億万長者でコンピュータの天才ってわりかしありがちな設定ですが、言うなれば、ナイト財団のボニーやエイプリルがキットを作り、マイケルがキットの情報を頼りに犯罪に立ち向かうように、フィンチが作った巨大な犯罪予測マシーンの情報を元にして、リースが犯罪を未然に防ぐ。それにバットマンのようなダークな世界が加味されたような雰囲気があります。喋るカッコ良い車や変身ヒーローは登場しないが、バットマン的なヒーローものの印象を持ちました。
今期は、これと「NIKITA/ニキータ」のシーズン2、「ヒューマン・ターゲット2」D-LIFEの「ミッシング」を見てるけど、アクション的には、ニキータとヒューマン・ターゲット2ですかね。リベンジの後釜ミッシングも元工作員の話でアクションもあり、元スパイのおばちゃん工作員(レベッカ・ベッカ・ウィンストン)のアグレッシブな姿がかなりのインパクト。しかし、これって10話で打ち切りなんですよね…。レベッカの夫のポールの声が磯部勉氏なんですが、ポール役のショーン・ビーンが時々ジャン・マイケル・ビンセントに見えてくるから困る(苦笑)。
| 02 | 2026/03 | 04 |
| S | M | T | W | T | F | S |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
| 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
| 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
| 29 | 30 | 31 |
