10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
最近、YOUTUBEでたまたま動画を見て、クリスタルキングにどハマり中。CDなども聴きまくっているのですが、クリスタルキングと言えば、やはりなんと言ってもあの超名曲の「大都会」。あの伸びやかな高音と、ドスの効いた低音ボイスのハーモニーが心地良く、歌詞やメロディも素晴らしい。間奏のギターソロがちょっとクイーンっぽい感じなところも良いし、すっかり聴き惚れてしまった。
ところで、この「大都会」という曲のタイトル。高音パートの田中昌之氏があるテレビのバラエティ番組でタイトルの由来について話していましたが、当時テレビで放送されていた刑事ドラマの「大都会」を見て、それを曲のタイトルにしたと言っていた。今まで全く関係ないと思っていたのですが、この2つの「大都会」にこんなつながりがあったとは、ちょっと意外でしたね。
2007年にCS/スカパーの日テレプラスで約30年ぶりに再放送され、つい最近までチャンネル銀河で何度もリピード放送されていた「大都会」シリーズですが、地上波で放送されてから今年でちょうど40周年。それを記念してなのか、なんと今週からBS11で再放送されています。しかも、パートⅠからⅢまでの全132話を完全放送するそうです。
長い間封印され続けたこの作品ですが、ここ数年は、DVD-BOXが発売されたり、西部警察と合わせてネット配信もされるなど、メディア展開が進み、今では、いつでも簡単に見られるようになりました。私は、日テレプラスの放送で全話拝見しましたが、西部警察が誕生するきっかけになったシリーズだけに、それまでの歴史を辿るような感覚で見ていました。
あの大都会シリーズがついにBSで解禁!初放送。そして、この4日には、「大都会シリーズ一挙放送!直前放送特集」なる特別番組が放送され、黒岩団長を演じた渡哲也氏が久々にテレビに登場して、大都会について様々な秘話を話していました。他にも当時石原プロに所属し、このシリーズで弁慶(宮本兵助刑事)役を演じた苅谷俊介氏、犯人役などでシリーズに通算8回もゲスト出演していた八名信夫氏、監督の澤田幸弘氏、小澤啓一氏の4人がスタジオに集結して、撮影現場の舞台裏や当時の思い出を語ったり、「さらばあぶない刑事」を監督した村川透監督も登場して、このドラマのアクションについて熱弁されていました。
番組内容はざっとこんな感じ。
○第1シリーズ「闘いの日々」の内容とキャストの紹介
○1967年に大阪フェスティバルホールで行われた石原裕次郎のリサイタルの映像
○石原プロ設立→大都会シリーズ製作に至るまでの経緯
○渡哲也が第1シリーズ「闘いの日々」について語る
○苅谷俊介、八名信夫ら出演陣と制作陣が「闘いの日々」について語る
○大都会でデビューした神田正輝について
○村川透のインタビュー 松田優作出演秘話を語る
○渡哲也が松田優作について語る(パートⅡの紹介の流れになり、「明日のジョー」にゲスト出演した水谷豊の話→使用銃(レミントンなど)の話など)
○村川透のインタビュー(パートⅡの「白昼の狂騒」の話)
○苅谷俊介が弁慶のことや、撮影中の事故について語る
○八名信夫がゲスト出演したエピソードについて語る
○松田優作のアドリブについて
○裕次郎と渡哲也のプライベート映像
○渡哲也が裕次郎との思い出を語る
○最後に出演陣&制作陣が大都会シリーズについて語る
個人的に注目したのは、村川監督の「白昼の狂騒」の東京タワーロケの話と、弁慶役の苅谷俊介が「密告屋」の撮影中に大怪我をした話。白昼の狂騒については、これまでいろんな文献を見たり、うちのブログでも何度か取り上げたことがありましたが、やはり、このエピソードを監督した村川監督ご本人から話を聞けたのは良かったですね。脚本の段階では、東京タワーではなく、横浜のマリンタワーで撮影される予定だったとか、劇中では、大内刑事(小野武彦)が高所恐怖症だったが、実際には、丸山刑事を演じた高品格氏が高所恐怖症だったとか、犯人(三上寛)のモヒカン狩りは、村川監督の指示だったなど、他にも色々と面白い話が聞けました。
渡さんのインタビューもなかなか興味深い話が多かったですが、とくに松田優作さんとのプライベートの話は、興味深かったですね。CS/スカパーの放送の時は、この手の番組は制作されなかったし、出演者や制作側の人達が出演している今回の特番は、かなり貴重です。放送直前にこのような番組があることを知って、慌ててレコーダーに録画しましたが、もう少しで危うく見逃すところだった(苦笑)。
BS11の「大都会」シリーズの放送は、毎週火・水曜日の夜7時。週2話ずつの放送なので、順調に進めば、今年の8月頃にパートⅡがスタートし、パートⅢの放送は来年になりそうですね。
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チャンネルNECOで放送中のハングマンシリーズ、今週から「ザ・ハングマンⅤ」がスタートしておりますが、その前に先月最終回を迎えた「ザ・ハングマン4」についてラストレビュー。
地上波の再放送以来、約30年ぶりに再見しましたが、放送当時となんら変わらず、最後まで楽しく見ることができました。30年経ったから、多少は、色褪せて見えるのではないかと思っていましたが、最近ハングマンのような暗躍する悪人達を社会的にこらしめる風のアクションドラマが地上波では全くと言って作られることがなくなってしまったし、ハングマンの後を継ぐドラマも見当たらないので、余計に新鮮に受け入れられるというか、まさしく今の時代にこそマッチングするドラマなのではないかと改めて再認識しました。
とりわけこのハングマン4では、表家業がタクシー会社と言うことで、サファリが乗る赤いソアラやクレイの黒いカローラ、オショウたちのシルバーのクラウンによるカーアクションが目立っていましたね。サファリの特殊弾を使った派手な銃撃シーン、クレイのフットワーク抜群のボクシングアクション、オショウの睡眠ガス攻撃、ジャッキーの陽気でコミカルな立ち振る舞い、さらに過激なお色気、カメレオンおばさんのコスプレと、以前のシリーズの特色を残しつつ、やや軽いタッチになったものの、さらにバラエティ豊富な内容になっていて面白かった。とくに印象に残ったエピソードは、エンディングで派手に踊る零心会のメンバーと、「ありがたや節」を歌うKAJAがゲスト出演した「エリートの父親が隠し子の命を狙う!」、クレイ版「探偵物語」の「ストリッパーが刑事のバケの皮をはぐ!」、倉田保昭氏が殺し屋役で登場した「美人秘書の(秘)情報が連続殺人を生む!」、そして2時間SPで放送された最終回の「痛快ダブルハンギング!! さようなら ありがたや節」。
痛快ダブルハンギング!! さようなら ありがたや節!!
「ニューライフクラブ」と呼ばれる会員制の物品販売会社を運営し、高価な商品が半値で買える「夢の流通システム」をうたい文句に、会員からネズミ講方式で多額の入会金を集めて百数十億円もの暴利を貪っていた隆友ジャーナル社長の横江が行方をくらます。ゴッドの指令により、横江の人脈を洗い出し、事件の黒幕を暴き出すことになったハングマン。クレイは、ニュースキャスターの倉野まち子が横江の女だったことを突き止めるが、その矢先、倉野まち子のマネージャーが謎の転落死を遂げる。
ハングマンシリーズ史上初の2時間スペシャルで放送されたエピソード。小林克也氏が案内役を担当し、オープニングにも小林氏のナレーションが追加され、いつもとは違う感じになっていた。小林克也氏と言えば、「ザ・ハングマン6」のナレーション担当でしたが、このエピソードが最初のナレーションだったんですね。全然覚えていなかった(苦笑)。ゴッド役のフランキー堺氏が久々に登場し、ドラマの後半は、ゴッドが女の罠にハマり黒幕の組織に拉致され、ハングマンがゴッドを助け出すストーリーになっていました。ハングマンのゴッドと、政界の闇のフィクサーとのまさに「闇対決」が展開し、誘引合戦を繰り広げていたところが面白かった。
最終回ともあってゲストも当時のお馴染みの悪役俳優の方々が勢ぞろいしていましたね。浜崎源三郎役の内田朝雄、永池役の田口計、殺し屋の森口役の山西道広。「機動戦士ガンダム」の主題歌を歌った池田鴻氏も横江社長の部下役でゲスト出演していたが、この人は、当時の刑事ドラマや特撮でもよく見かけしました。ニュースキャスターの倉野まち子役の城戸真亜子氏は、この数年後にTBSの「3時にあいましょう」の司会を担当するなど、実際に報道番組で活躍されていましたね。
サブタイトル通り、ハンギングが2度行われていましたが、1度目は、銀座公園で電気ドリルを使ったハンギング、2度目は、ハングマンの解散式も兼ねて、富士山の麓で酒樽を転がすハンギングシーンがありました。ハングマンでは、白昼に堂々と歌舞伎町とか有名な公園を借り切ってハンギングシーンを撮影してますよね。今やったらえらいことになりそうですが、またこういうの見てみたい(苦笑)。富士山麓で酒樽を転がすハンギングは、お笑いウルトラクイズを見ているような感覚になった(笑)。
ラストは、やはり東京の街並みに消えていくハングマンのメンバー。サファリだけは、派手なタクシー用の装備をはずしたノーマルの赤いソアラに乗ってどこかへ行ってしまいました。1の後半から連続でハングマンに出演してきた名高達郎氏もこれで一旦幕を引きます。タイガーキャブの本部はその後どうなったかは描かれていませんでしたが、あの本部のセットは、なかなかゴージャスに作られていましたね。歴代シリーズの秘密本部の中でも一番オシャレでカッコ良かった。
いつものようにエンディングのありがたや節が流れて、零心会が派手に踊っている途中に、また小林氏のナレーションが入り、小林氏が「サンキュー、サンキュー、ベリーマッチ」というナレーションで締めくくると、続けて歌のほうでも「サンキュー、ベリーマッチ」を繰り返すという、最後に視聴者に感謝をあらわす粋な演出を見せてくれていました。はあ、ついに終わったと思い息を抜いていたら、なんと「ザ・ハングマンV」の新番組が予告が。いきなり西部警察のようなド派手な爆発映像で始まり、車が崖から転落したり、オートジャイロで飛び回ったり・・・。えっⅤってこんなにアクション派手だったっけ?(苦笑)。これはまた期待が高まってしまうな(笑)。
1月にスタートしたNHKBSプレミアムの「ナイトライダー シーズン1」の放送、早くも今週で最終回。二話連続なのであっという間でしたね。テレビ朝日でナイトライダーのテレビシリーズが放送されてから来年で30周年を迎えますが、今回は、そのテレビ朝日で放送されなかった9本のエピソードと共に、佐々木さんたちオリジナルキャストの吹替えつきで見ることができたのは良かったですね。10数年前に発売されたシーズン1DVD-BOXで初めて未放映エピソードを見た時は、とても感動しましたが、字幕しかなかったので、日本語吹替えではもう見られないと諦めていましたが、待ってみるものですね(苦笑)。
日本で放送されなかったエピソードは、計10本ありましたが、そのうちの9本は、全てシーズン1のもので、残りの1本は、現在FOXクラシックで放送されているナイトライダー シーズン2の「危険なクリスマス! 強盗犯を目撃した少年を救え!(SILENT KNIGHT)」というエピソードです。NHKBSプレミアムでシーズン2が放送されるのかどうかは、現段階ではわかりませんが、またいつか放送してもらいたいですね。
と言うことで、今回は、「盗まれたナイト2000・知能戦!天才マイコン少年vs.キット(SOUL SURVIVOR)と、「壮絶ジャングル戦!絶体絶命!ナイト2000底なし沼脱出不能!!(RING OF FIRE)」について。
盗まれたナイト2000・知能戦!天才マイコン少年vs.キット
SOUL SURVIVOR
マイケルは、ナイト2000で走行中に故障車と遭遇する。その車を直した後、ドライバーのアンジェラと名乗る女性に誘われて、彼女の別荘に向かう。しかし、そこでマイケルは、催眠作用がある不思議な音楽を聴かされ、眠っている間にナイト2000のボディを盗まれてしまう。後日、マイケルは、デボンと共に改めてアンジェラの別荘に行くが、そこは売却されもぬけの殻になっていた。そして二人は、ガレージでダンボールの中に捨てられていたキットの電子回路(CPU)を発見する。
地上波放送時第8話として放送されたエピソード。コンピュータの天才少年ランディによってナイト2000のボディが奪われ、ボディと切り離されてしまったキットは、持ち運びに便利なポーダブルテレビに取り付けられてマイケルと犯人探しをする。キット不在のナイト2000が遠隔操作されて、マイケルとキットを襲ったり、犯罪に利用されるなど、頭脳を失った高性能マシーンの暴走が描かれる。
ポーダブルテレビになったキットの姿は、かなり衝撃的でしたが、通常回ではありえないマイケルとキットのユニークなやりとりが新鮮で面白い。小さなテレビに閉じ込められ僻み続けるキットや、マイケルが自分の目の前でナイト2000にターボジャンプをやられて驚いたり(この時の土煙を上げながらのターボジャンプは高さもありかなり迫力がある)、車の交換交渉で田舎親父に苦戦するなどコミカルな描写も多く、また、シンセサイザーを使った独特なBGMも魅力的。ランディ少年がジョイスティックでナイト2000を遠隔操縦しているシーンがありましたが、自分もあのレバーを使ってキットをコントロールしてみたいなって思いましたね(笑)。
マイケルやランディなど様々な男を誘惑し、自分の欲望のためにナイト2000を利用しようとする冷酷非情な女・アンジェラ。このアンジェラ役の女優(アン・ターケル)は、ナイトライダーではよく見かけましたが、実は、このアンジェラと、「ナイトライダー3/替え玉博士略奪作戦(GOLIATH RETURNS)」に登場したアドリエンヌ(同じくアン・ターケルが演じた)は、アメリカでは、同一のキャラクターとして描かれていて、共に「エイドリアン・マーゴ」という名で呼ばれていた。日本の放送では、残念ながら先に「ナイトライダー3/替え玉博士略奪作戦」を放送してしまったためにその整合性が無視され、アンジェラとアドリエンヌと言う名でそれぞれ別々のキャラクターに改変されてしまったようです。
「ナイトライダー3」のアドリエンヌ(アンジェラ)は、吹替版だと単にガースの手下、もしくはサポート役のようにしか見えませんでしたが、実は、アドリエンヌもマイケルに復讐をするために、ガースを脱走させ、ゴライアスの復活に力を貸したわけです。アドリエンヌは、キットをもう一度自分のものにして、キットのCPUをゴライアスに取り付ける計画を持っていたらしいですが、その展開ぜひとも見たかったなあ(苦笑)。
気になる吹替えの新録部分。
①ランディの自宅でマイケルとランディの母・デニスが話すシーン。
②オープンカーで移動中、マイケルとキットがランディの部屋について話しているシーン。
③ステップバンで襲撃現場へ向かっている時のランディとアンジェラの会話。
壮絶ジャングル戦!絶体絶命!ナイト2000底なし沼脱出不能!!
RING OF FIRE
刑務作業中に殺人犯のクレイ・キャランが脱走した。マイケルは、クレイに命を狙われている彼の妻のレイラを救うため、ルイジアナ州の湿地帯に向かう。キャランの一族が支配する町に辿り着いてまもなく、マイケルは、町を牛耳るオリバー・キャランの大邸宅に招かれ、息子のクレイとレイラのことを探るなと警告される。その後、レイラのことを知る牧師がクレイに撃たれ、それを目撃したマイケルは、キャランが運転するパトカーをナイト2000で追跡するが、沼地に飛び込んでしまい、キットのシステムに不具合が発生する。
地上波放送時第7話として放送されたエピソード。脱獄犯を追跡中に森の中に迷い込み、沼地に浸かって動けなくなってしまうナイト2000。キットのシステムは、深刻なダメージを受け、エイプリルとの通信も不可能になり修理が進まない。マイケルもハンター達の犬に襲われて負傷する。悪条件が重なる湿地帯の自然の中で、マイケルは、泥だらけになったキットと共に、クレイとルクロア(クレイの手下の狩猟達)からレイラを守らなければならなくなる。
これまで犬嫌いを公言してきたキットが、今回は、ハンターの犬達と友達になる一面を見せていますが、何度も犬達にまとわりつかれて、うんざりしている姿が笑えます。キットの特殊耐熱皮膜の実験の時に、マイケルにも防火服を着せて、実験を強行しようとするドSなエイプリルが魅力的(苦笑)。アクション的には、クレイのパトカーとナイト2000のカーチェイスや、クライマックスのナイト2000が炎の中を突っ走るシーンが特に印象に残りました。
気になる吹替えの新録部分。
①オリバー・キャランの大邸宅で、オリバーとクレイが食事をしながら話すシーン。オリバーの「なあ、クレイ」のセリフから切り替わる。
②森の中で、クレイがライフルの弾を込めた後、ルクロアと話すシーン。
FOXクラシックの放送中のシーズン2、今週の放送は、キットが華麗なバックジャンプを見せる「ナイト2000地中大突入!地図に隠された秘宝の謎を追え!!(A KNIGHT IN SHINING ARMOR)」を放送→詳しくはこちらのページへ。
NHKBSプレミアムで放送中のシーズン1、最終回は、「コンピュータ泥棒を追え!ナイト2000大追跡ジャンプ!!(NOBODY DOES IT BETTER)」と、日本未放映の「死の銃撃戦!マイケル・ナイト2000(SHORT NOTICE)」を放送→詳しくは、こちら「ナイト2000vsRX-7」へ。
「動物戦隊ジュウオウジャー」にゴリラのジューマンが登場。ゴリラのジューマンパワーを与えられたジュウオウイーグルがジュウオウゴリラに変身。筋肉モリモリのマッチョマンのへん・・・ではなく(苦笑)、超人ハルクのようなカッチョ良いキン肉戦士になっていました。第6話では、ジュウオウゴリラのまま名乗りを上げていましたが、しばらくゴリラの出番が続くのでしょうかね。個人的にキン肉戦士のレッドと言えば、このレッドを思い出します(笑)。
第5話でデスガリアンの敵幹部のアザルドがジュウオウジャーに倒されて、早くも退場かと思われたが、6話であっさりと復活していました。ゴリラのジューマンのラリーは、英語とスペイン語混じりで喋りますが、ジューマンの世界にも人間世界みたいにいろんな言語を使う人達がいるのでしょうね。ジュウオウジャーのジューマンと同じように、ラリーの人間態も見てみたいですね。
ところで、ラリーの声を演じている石塚運昇氏と言えば、今からちょうど30年前に放送された「超新星フラッシュマン」の敵ボスの「大帝ラー・デウス」の声を担当していましたね。アザルドの声を担当している中田譲治氏もフラッシュマンにサー・カウラー役で顔出し出演していました。フラッシュマンの敵同士が30年ぶりに共演しているわけですね。デスガリアンの敵幹部の中でもう一人気になっているのが「クバル」。顔の真ん中に、ブルーの光が縦方向にヒュンヒュンと動いていて、ギャラクティカのサイロン兵を彷彿とさせるのですが、あれって何か意味があるのでしょうかね。キットみたいに電子機器を妨害したり、金庫の鍵を開けたり、タイヤをパンクさせたりはしないでしょうが(苦笑)、何か強大なパワーを秘めていそうな気がします。
現在の戦隊シリーズの敵は、ボスも幹部も着ぐるみで構成されたメンバーになっていますが、初期の戦隊シリーズは、人間の姿をした敵ボスや幹部が中心で、演じる俳優さんのどぎつい顔のメイクも見所の一つでしたね。デンジマンのヘドリアン女王やバイオマンのドクターマン、チェンジマンのアハメスなどなど、強烈なインパクトを残した人間態のボスや幹部が数多くいました。もちろん、初期の戦隊にも着ぐるみのボスや敵幹部が結構いましたが、とくに印象に残っているのは、この三人。
ヘルサターン総統
太陽戦隊サンバルカンに登場した機械帝国ブラックマグマのリーダー。右手の爪から破壊光線を発射する「サターン鉄の爪」、眼から光線を放つ「サターン眼力光」、杖から渦巻状の熱線を出す「地獄の剣」などの攻撃技を持つ。デザインは、やはり、当時日本でも大流行していた「スターウォーズ」のダースベーダーを参考にしたそうです。でも改めて比較すると、確かに雰囲気は似ているけど、顔の作りや、体のデザインもそれほど似ていない。ジャスピオンに出ていたサタンゴースのほうがベーダー卿に近いデザインでしたね。
帝王アトン
科学戦隊ダイナマンに登場したジャシンカ帝国の支配者。不老不死で超魔力を得られる伝説の10本尻尾になることを夢見て、尻尾の数を増やすことができるレトロ遺伝子を集めている。強大な妖力を出すことができる帝王剣を武器に持つ。テレビマガジンで初めてこの帝王アトンの写真を見た時は、かなり怖い顔をしていたので思わず身震いしましたね(苦笑)。見開いたままの左目がとくに怖かった。特撮の敵ボスの中では、メタルダーのゴッドネロスや、チェンジマンの星王バズーに並ぶ恐怖顔の敵ボスとして、私の頭の中に鮮明に記憶されています(笑)。
ガードノイド・ガッシュ
超獣戦隊ライブマンに登場した武装頭脳軍ボルトのアンドロイド。大教授ビアスによって生み出され、ビアスの警護を使命とする。目からカオスファントムエネルギーを放射して頭脳獣を誕生させ、大型エネルギー砲「ギガファントム」で頭脳獣を再生し巨大化させる。ガッシュガンと長剣を武器に持つ。戦隊シリーズと言えば、敵怪人が巨大化して巨大ロボと戦うのが定番。その怪人の巨大化に力を貸すキャラと言えば、チェンジマンのギョダーイや、マスクマンのオケランパなど、それ以前は、生物的なキャラが担当していたが、ライブマンでは、このアンドロイドが怪人を巨大化させていました。
毎回巨大化の時だけ必ず登場し、全体的には出番が少なかったですが、ガッシュのメイン回の時は、凄まじい戦闘能力を使ってライブマンを追いつめていたのが印象に残っています。口数の少ないクールな戦闘兵と言う雰囲気やデザインもカッコ良く、ジェットマンに出ていたグレイと並んで好きな敵幹部でしたね。
FOXクラシックで2月からスタートした「白バイ野郎ジョン&パンチ シーズン2」。ディスコ調にリニューアルされたオープニングテーマはリズム感が良く、アクションはさらに派手になり、ますますパワーアップして面白くなっています。もちろん、ジョンとパンチのコンビネーションも絶好調。初回の「パトカー直撃銃弾の嵐」では、当時ヒットした映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のジョン・トラボルタのごとく、パンチが華やかなダンスを披露していたのが印象的でした。6話まで拝見しましたが、他にも面白いエピソードがたくさんありましたね。
塩素ガス輸送作戦
The Volunteers
The Volunteers
ジョンとパンチたちが追っていた強盗犯の車が化学薬品倉庫に逃げ込み、そこで激しく衝突し炎上した。近くには、危険な塩素ガスを満載したタンカートラックが複数台止まっており、爆発する恐れがあるため、ジョンとパンチ、そしてジェーンの3人がタンカー輸送の警護にあたることになった。200km先にある工場に向かって、タンカーの車列は走り始めるが、まもなく、その進路で大事故が発生し、タンカーの車列は、足止めを食らう。
まさにジョン&パンチ版「恐怖の報酬」と言う感じのエピソードで、パニック映画さながらの迫力のあるシーンが数多く見られた。冒頭から強盗犯の車とジョン&パンチの派手なカーチェイスが展開し、化学薬品倉庫で車が横転し、大きな炎をあげて大爆発する。危険な塩素ガスを積んだタンカーの車列が進む先で大事故が起こり、囚人を捕まえたり、檻から逃げ出して、マーケットに入り込んだトラの捕獲にあたるなど、ジョン&パンチが様々なトラブルを解決していくところが面白い。パンチが店の売り出し中の生肉を放り投げてトラを誘い出し、見事トラを檻に戻すことに成功するが、ステーキ用のロースを使ったために、店主に叱られてしまうところは、ちょっと理不尽でかわいそうでしたね(苦笑)。
さらに、他の町の警察と市会議員に進路妨害されたり、落石で道が塞がれ、落ちてきた岩石がロビーのトラックのバルブに当たって塩素ガスが漏れ出すなど、幾度となくトラブルが続出し、ジョン&パンチが忙しなく対応に当たる姿がとても印象に残った。最後は、怪我したロビーの代わりにジョンがタンカーを運転し、まさに白バイならぬ、「トラック野郎ジョン&パンチ」になっていましたね(笑)。
愛の手錠
Family Crisis
渋滞の処理中に、ジョンは偶然にも甥のウェス・ミラーと出会う。ウェスは、友人を車に乗せ高校に向かう途中だったが、ジョンは、ウェスが高級車を運転していることに疑問を持つ。パトロール中に、窃盗犯の男を目撃したジョンとパンチは、バイクで逃走した男を追跡するが、そこへ突然、女が乗るバイクがあらわれる。女は、ハイウェイパトロール・ロサンゼルス本部のパトカー要員、シンディ・ケーヒルだった。シンディは白バイ警官に憧れていて、自分のバイクで窃盗犯を捕まえようとしたのだが・・・。
シーズン2の新レギュラーのシンディ・ケーヒル(ブリアン・リーリィ)が初登場するエピソードでもありますが、なんといっても今回の注目は、スパイアクション映画撮影用に作られた特殊な黒いスーパーカーがダイヤ強盗に利用されてしまうところ。スーパーカーのボディは、特別に頑丈に作られていて、機関銃(音だけ)、火炎放射器、煙幕装置、オイル噴射装置などを装備。ベースは、おそらくコルベットC3で、ボディには黄色と緑のラインが描かれおり、ボディの後部も大胆にカスタムされていました。
シンディのパトカーとのカーチェイス時に、スーパーカーがボタンを押して煙幕を出し、さらにオイルをばら撒くシーンが見られますが、黒のスーパーカーであるところや、古いコンテナから発進したり、ラストにはシートイジェクト(座席射出)するなど、カーアクションの部分だけは、ナイトライダーのように見えた(苦笑)。とは言っても、このエピソードが放送されたのは、1978年なので、ナイトライダーよりもずっと前なのですが。街の中を豪快に突っ走り、鮮やかにターンをきめるスーパーカーがカッコ良く、ジョンとパンチ、そしてギトレア部長の白バイが連携してスーパーカーを追いつめるクライマックスのアクションシーンも見応えがありました。ジョンの「犯人は高飛びしました」というセリフには思わず大笑いしましたね。
前々回は、懐かしのゲームで振り返った1986年ですが、今回は、映画で振り返ってみます。1986年と言うと、本格的にテレビで映画を見始めた年で、映画ではないですが「ナイトライダー」を見出したのもちょうどこの年からでした。当時活躍していた映画俳優で印象に残っているのは、やはり、スタローン、シュワちゃん、ジャッキーの3大アクションスターをはじめ、「トップガン」で一気にスターダムに伸し上がったトム・クルーズや、「プラトーン」で有名になったチャーリー・シーンなどを思い出します。「マチェーテ・キルズ」で久しぶりにチャーリーを見たけど、最近は、トム・クルーズのように映画での露出が少ないのが残念。あの頃は、「ノーマンズ・ランド」や「ヤングガン」など、いろんなアクション映画に出ていましたが、この作品もその一つでしたね。
処刑ライダー
この作品を初めて知ったのは、ナイトライダーの放送中に流れたCMでしたね。ナイトライダーと同じくドリームカーもの?と、最初は思いましたが、見てみると、確かに未来を思わせるカッコいいデザインの黒いカスタムターボ(ベースは、Dodge M4S)が登場しますが、そのマシーンが暴走族どもを次々と殺戮していくファンタスティックなSFホラーで、ナイトライダーとは、全くの別ものでした(苦笑)。
チャーリー・シーンとジョン・カサベテスの息子ニック・カサベテスの二世スター同士の共演が話題を呼びましたが、ニックのほうは、この後作品に恵まれず、チャーリーのような活躍がなかったのが残念だった。チャーリーは、フルフェイスのヘルメットをかぶり、全身黒ずくめの「破壊の死神」で、ニックは、暴走族のリーダーという、二世スターがめまぐるしく激突するところが面白かった。
山道やアリゾナの砂漠を通る道路で繰り広げられるカーチェイスは、今見ても十分に迫力があり、カスタムターボの走りっぷりも爽快で見応えがあります。最近は、ニコラス・ケイジの「ゴーストライダー」なんてのもありましたが、この作品や「ザ・カー」「クリスティーン」などの系統のマシーン映画は、めっぽう見かけなくなりました。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」がアカデミー賞で6冠を獲得したニュースは驚きましたが、処刑ライダーも今なら高い評価になるかもしれませんね(苦笑)。日本にも、当時の戦隊やメタルヒーローなどで無人車の恐怖を描いたエピソードがいくつかありましたが、またこういう路線のアクション映画を見てみたいものです。
ブラックライダー
処刑ライダーが「ザ・カー」などから続くマシーンホラーものの系譜とするならば、こちらは、正統派のドリームカーもの・・・と言いたいところですが、ジョン・カーペンターの原作だけに、普通の未来カーものとはいかなかったようですね。
元CIAエージェントのクイントがFBIの極秘任務を受けて、悪徳会社の脱税の証拠となるデータを盗み出し、そのデータの入ったテープを「ブラックムーン」と呼ばれるハイテクマシーンに隠す。だが、何者かにブラックムーンを盗まれてしまい、クイントは、72時間以内にその車を見つけ出さなければならなくなる。ブラックムーンは、燃料は水素で、ブースターを作動させることによって最高速度330マイル以上のスピードを出すことができる。平べったいデザインも当時とてもインパクトがありました。都会の道路でクイントが乗るダッジ・デイトナが激しいカーチェイスを繰り広げたり、長いトンネルの中をハイスピードで駆け抜けたり、ラストのビルから隣のビルへ飛び移る(ワイルドスピード・スカイミッションでそのパロディとも思わしきアクションシーンがあった)ナイトライダー張りの派手なアクションも見応えがあったが、期待していたよりもブラックムーンの見せ場が少なかったのが残念でしたね。
主演は、当時まだ脇役が多く、日本では、無名に近かったトミー・リー・ジョーンズ。ヒロインは、「ターミネーター」で有名になったリンダ・ハミルトン。他にも名優のロバート・ヴォーンや、「ポリスアカデミー」シリーズに出演していたババ・スミスなど、今からするとキャスティングは、中々豪華で見所があります。ストーリーは面白いし、「ダーティハリー」や「燃えよドラゴン」などで知られる作曲家のラロ・シフリンが作ったテーマ曲も味わいがあり印象深い。ブラックムーンの見せ場がもっと多ければ、名作になっていたかもしれない惜しいアクション作品でしたね。
ショート・サーキット
今何かと話題に上がるロボットですが、80年代の映画の世界には、こんなロボットがいましたね。「ジョニーファイブ(ナンバーファイブ)」と呼ばれる軍事用に開発されたロボットが雷のショックを受けて自我を持ち、人間達と感情豊かに交流を深めていく。 眉の板の動きだけで様々な表情を見せるジョニーファイブのデザインが中々素晴らしかったです。全体的には、コメディタッチで描かれていましたが、戦闘用のロボットが人間と触れ合ううちに、命の大切さや生きる喜びを知り、破壊を嫌い、人間以上に人間らしくなっていくところや、ピンチを切り抜けていく姿が感動を呼びました。
軍用ロボットと言えば、「ターミネーター」があまりにも有名になってしまって、ジョニーファイブは、記憶から薄れがちですが、ガンタンクみたいだけど骨組みだけのターミネーターよりは愛嬌があるし、自我を持ったジョニーファイブは、キットと同様にユーモアに溢れていて最高に面白いやつなので、たまには思い出してやってほしいですね(苦笑)。
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