AXNで春からスタートした『HAWAII FIVE-O』シーズン3の放送があっという間に最終回を迎えました。今シーズンも波乱含みの展開でしたが、やはり気になるのは、スティーブ・マクギャレットと彼の宿敵ウォー・ファットの対決の行方。初回で護送中にデラーノの手助けによって逃亡を図り、しばらく姿を見せなかったウォー・ファットですが、意外なエピソードでまた顔を見ることになりました。その意外なエピソードとは、第21話「密着!ファイブ・オー」。
フォイブオーのメンバーがテレビの人気密着ドキュメント番組「サバンナ・ウォーカーショー」の取材を受けながら事件の捜査を進めるというもの。撮り方も今回は、取材クルーのテレビカメラの視点で撮られ、ファイブオーの活動をドキュメンタリー風に映し出していたのが面白かった。日本だと差し詰めなんとか警察24時みたいな感じの番組になるんでしょうが、それよりも突っ込んだ取材をするし、ショッキングな映像が続きます。そのリアルな演出がユニークでした。
腕を切断された惨殺体が発見され、テレビカメラはその現場の生々しい様子を映す。現場を行き交う捜査関係者の中に、なんと警官に成りすましたウォー・ファットの姿が。それに気づいたスティーブ達とウォー・ファットが突然銃撃戦を始め、取材のテレビカメラが少しパニクりながらその様子を撮り続けている・・・といった感じで捜査が延々と続いていきます。しかし、こんな特殊なエピソードにウォー・ファットを絡ませてくるなんて、大胆と言うか、さすが番組スタッフと言うべきか。
知事の命令で嫌々取材を受けているファイブオーのメンバーに対し、番組のファンである検視官のマックスだけがノリノリで取材を受けているのが笑えます。しかし、捜査が進むうちに、スティーブ達も慣れてきたのか、移動中の車内で馴れ合いの喧嘩を始めたり、カメラの前に突然現れた犯人をスティーブが追い、犯人がマンションの5階のベランダから下のプールに飛び込むと、スティーブもそこから飛び降りて、プールの中で見事犯人を捕まえると言ったいつも通りの過激な行動を見せるところが良いですね。
やがて、被害者は、財務省の関係者であることが判明。どうやら紙幣印刷の原盤のコピーを、ウォー・ファットやロシアのマフィアが狙っているらしい。その犯人については、さておき、クライマックスは、山の中でファイブオーと、ヘリで逃走しようとしていたウォー・ファットが対決。そこでまたもや激しい銃撃戦を繰り広げます。その時、チンが撃たれるアクシデントも起こるが、防弾チョッキを着ていたので何とかセーフ。ファイブオーが一斉射撃をしたところ、ヘリは墜落し、なんとファットが半身焼け爛れた姿で倒れているところを発見される。
ファットってもしかして今シーズンで出番終わり?とこれを見た瞬間思ったが、病院に運ばれて、とりあえず命には別状ない模様。最終回のラスト、収監所でスティーブと対面する時にも、あの悲惨な姿で登場していたが、その最終回がまたとてつもなく尾を引く感じで終わってしまうんですね…。ファット、シーズン4以降も登場となるとずっとあのメイクで登場しなきゃならないから、役者さんが大変そうですね…(苦笑)。
コノと恋人のアダムのその後も気になりますが、来シーズンもスティーブとウォー・ファットとの対決が見逃せない。
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