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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
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先月亡くなった小池一夫さんと言えば、「子連れ狼」の原作者として知られていますが、実はアニメや特撮の作詞を数多く手掛けられていました。アニメはマジンガーZやグレートマジンガーのテーマ。そして、戦隊シリーズは、電子戦隊デンジマン、科学戦隊ダイナマンとその前年に放送された「大戦隊ゴーグルファイブ」の主題歌&エンディングの作詞をされたのもこの方だったのですね。



「立ち上がれ、立ち上がれ 平和の使者たちよ」「めざめよ若き獅子たちよ」などの勇ましいフレーズがとても耳に残り、とてもカッコ良く、今でも歌詞を見ずに歌えます。ゴーグルファイブと言えば、新体操をモチーフにした個性的でユニークなアクションと、名乗りのポーズを決めた後に五人全員が高所から綺麗に飛び降りるところが好きでしたね。この戦隊の大きな特色は、戦隊に初めて「黒の戦士」が入ったこと。黒田官平=ゴーグルブラックを演じた春田純一さんのパワフルかつダイナミックなアクションを毎週釘付けになって見ていたことを思い出します。黒田は高所から飛び降りるアクションがとても多かったと思います。

















このムックでは、その春田純一さんのインタビューが掲載されていますが、そのインタビューの中で春田氏が話していた黒田メイン回の一つであり、偽の黒田官平が登場した「二人のブラック!」は、とても印象に残っています。春田氏が本物の黒田とタヌキモズーが化けている偽者の黒田の両方を演じ(黒田の後ろ姿など、所々代役が演じているところもある)、CGがないあの時代にカット編集だけで二人が戦う場面をうまく見せているところが凄いなと、最近見返した時に思いました。そう言えば、宇宙刑事ギャバンでも一条寺烈の偽者が登場した回(魔空都市は男の戦場 赤い生命の砂時計)で大葉さんが本物と偽者両方を演じて二人が戦っているシーンがありましたが、やはり、同じ手法を使っていました。あの時代のJACのアクションの巧みさを改めて感じました。



ゴーグルファイブと言えば、戦隊史上初の三体合体となったゴーグルロボや、後楽園球場がせり上がってその地下から戦闘母艦のゴーグルシーザーが発進する特撮場面の演出も魅力的でした。初回のデスダークのデストピア城が東京の街を襲撃する特撮シーンも迫力のある演出で印象に残っています。ゴーグルロボが巨大化した怪人と戦うのではなく、デスダークの戦闘用巨大ロボと戦うところも面白い演出の1つでした。









  

初回に登場したカイモズー(左)と、巨大戦では、ファンコング(右)と呼ばれる巨大ロボが登場。



デンジマンやサンバルカンでは、一度倒された怪人が巨大化して、戦隊のロボがその巨大化した怪物を倒していましたが、ゴーグルファイブは、デスダークの科学者であるサゾリヤ博士とイガアナ博士がそれぞれ作った巨大ロボをデストピアから発進させて、ゴーグルロボと対決させていたのがとても新鮮でした。しかし、第5話以降は、ゴーグルファイブに倒されたモズーと同じデザインのコングが登場するようになった。モズーとは別のデザインのコングが面白かったのに、またいつものロボ戦になってしまったなあと、見ていた当時は、少し落胆した気がします(苦笑。サゾリヤとイガアナ博士が途中退場して、デスマルク大元帥が登場するまでの間、デスダークのメンバーは、デスギラー将軍とマズルカしか登場しなくなりましたが、その間は、敵側がちょっと弱い感じに見えてしまいました。



このムックでは、トンガリ頭の巨大ロボについても書かれています。戦隊史上初のトンガリ頭のロボは、ゴーグルロボであり、翌年のダイナマンのダイナロボ、そして、チェンジマンのチェンジロボなど、昭和戦隊には、3体のトンガリ頭のロボが登場していました。トンガリ頭のロボは、いかなる装飾や配色で差別化してもそのシルエットの強さゆえどうしても似通ってしまうとのことで、90年代以降、トンガリ頭のデザインはあまり使われなくなったそうです。ゴーグルロボは、インパクトが強いし、唯一玩具を持っていたこともあって、個人的に一番思い入れのあるトンガリ頭の戦隊ロボでしたね。



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ゴーグルVの幻のヒロイン
ゴーグルVの幻のヒロインは早坂あきよさんがなる予定だったのですが、その早坂さんはBIBIというアイドルグループに所属していたのですが、BIBIが表紙に登場している1979年11月2日号の週刊朝日で、その週刊朝日の表紙は早坂さんが白いハイレグのレオタードを着て白いタイツを穿いて、もう一人のBIBIのメンバーである小西直子さんが黒いハイレグのレオタードを着て黒いタイツを穿いているのですが、その同じ1979年11月2日号の週刊朝日の19ページのBIBIの特集ページ(参照ページ)の雑誌の切り抜きの写真をガースさんが持ってらしたら、可能な限り早く、この掲示板に載せてくださいませんか?是非ともお願いします。
岡野啓介 2019/08/09(Fri)21:53:20 編集
Re:ゴーグルVの幻のヒロイン
>ゴーグルVの幻のヒロインは早坂あきよさんがなる予定だったのですが、

早坂あきよさんがゴーグルピンク役でレギュラー出演していたのに途中で降板したのは有名な話ですが、その降板理由はまだはっきりしていませんよね。その翌年(1983年)の宇宙刑事シャリバンにはゲスト出演していたので、イエロー・フォーほどの大きなトラブルではなかったものと思いますが、未だに謎な部分が多いです。
【2019/08/10 10:50】
ゴーグルVの幻のヒロイン
ガースさんお久しぶりです。ゴーグルファイブの幻の
ヒロインは早坂あきよさんがなる予定だったのですが
その早坂さんはBIBIというアイドルグループに所属していたのですがBIBIが表紙に登場している1979年11月2日号の週刊朝日で、その週刊朝日の表紙は早坂さんが白いハイレグのレオタードを着て白いタイツを穿いて、もう一人のBIBIのメンバーである小西直子さんが黒いハイレグのレオタードを着て黒いタイツを穿いているのですが、その同じ1979年11月2日号の週刊朝日の19ページのBIBIの特集ページ(参照ページ)の雑誌の切り抜きの写真をガースさんが持ってらしたら、できるだけ早く、この掲示板に載せてくださいませんか?是非ともお願いします。ちなみに早坂さんがゴーグルファイブのヒロイン役を降板した理由はゴーグルファイブの本放送開始前に雑誌のグラビアでヌードになったからみたいです。
岡野啓介 2019/11/20(Wed)12:41:21 編集
Re:ゴーグルVの幻のヒロイン
>ガースさんお久しぶりです。ゴーグルファイブの幻の
>ヒロインは早坂あきよさんがなる予定だったのですが


この件については以前お答えしましたので、そちらをご覧ください。
【2019/11/23 11:22】
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