10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
「マッドマックス怒りのリローデッド」のトム・ハーディがマーベルのヒーローものに主演したと聞きさっそく拝見。
「ヴェノム」とは、シンビオートと呼ばれるタール状の地球外生命体で、ジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)に寄生してグロテスクな巨大な怪物に変貌する。エイリアンが人間に寄生する映画で思い出したの「ヒドゥン」。ヘビメタ・フェラーリ・女好きのエイリアンが様々な人間達の体を乗っ取り、フェラーリで暴走したり、警察署を襲撃したり、欲望と破壊の限りを尽くす。カイル・マクラクランの無表情なエイリアン役の演技もハマりとても面白い作品でした。
ヴェノムは、人間の体を乗っ取りグロテスクな巨大な怪物になる。人間を食ってしまうところは、なんともホラー然としたところがあり、異色のダークヒーロー?という印象も感じられたが、最初は気持ち悪さのあったその容姿も見慣れてくると怖い印象も消え、エディとの会話も面白く、バディものの刑事ドラマや映画を見ているような気分になった。容姿のグロテスクさならバタリアンのタールマンのほうがもっと気持ちが悪かったし、子供の時に見たのでしばらく夢の中にもあらわれてあれはトラウマになりましたね(苦笑。
最近見た邦画の「亜人」という映画は、何度死んでも蘇る再生能力を持った新人類の亜人が国家転覆をもくろむテロリストの亜人と壮絶な戦いを繰り広げるストーリー。不死身の肉体を持った超人たちが果てしない戦いを続けるSFアクションでしたが、久々に面白い邦画アクションに巡り合えたような気分。佐藤健、玉山鉄二をはじめ、特撮同窓会的なキャスティングに思わずニヤッとした(笑。亜人には、「黒い幽霊」と呼ばれる自分の分身のよう存在がいて、ミイラのような巨体の黒い幽霊同士が戦う場面もあった。黒い幽霊は、ヴェノムのようなグロテスクな怪物ではないし喋りもしないが、見慣れると愛着が沸いてくる。どちらも漫画原作であり、未知なる生命体が活躍するという意味で、自分の中では、この二作品は、わりと似通った同系のイメージで見てしまったが、ぜひともヴェノムvs亜人で「最強不死身バトル」が展開する映画を見てみたいものです(笑。
マッドマックスを見た時も思ったけどトム・ハーディってやはり、昔の刑事ドラマによく犯人役で出ていた成瀬正に似ている。見れば見るほどそう思ってしまいますね。エディの恋人のアニー役を演じていたミシェル・ウィリアムズは、日本語吹替版でアニーの声を担当していたしょこたんに少し似ていましたね。
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