関東圏で放送中の「ナイトライダーNEXT」は、パイロット版に当たる序章の前後編の放送が終了したようです。ナイト3000のベース車がマスタングだと知った時は、微妙と言うかいまいちしっくりいかなかったと言うのが正直な気持ちでございました。マスタングそのものは、これまでにいろんなカーアクション映画で活躍してきたし、とくに嫌いと言うわけではないのですが、ナイトライダーの車としては、んーどうなのか。見た目がいかつい上に族車のような荒っぽいイメージがあるので、未来的かつ先進的なボディラインが魅力だった3代目トランザムと比べると、やはり違和感が強かった。しかし、シェルビーマスタングのデザインは、昔のマスタングに比べて少し丸みを帯びて随分と柔和と言うか穏やかなイメージになったような気がします。
来週から始まるテレビシリーズのオープニング映像でのスタイリッシュな走りを見ていると、それなりにナイトライダーしているなあと。あのOP映像は中々カッコ良くてお気に入りです。パイロットでは、ボディの色を変えたり、オリジナルのSPMのようにささやかに変形していたナイト3000ですが、テレビシリーズでは、かなり大胆な変形を繰り返します。アタックモードは、いかにも族車のような変形で、いかがなものかと最初は、困惑した(苦笑)。オリジナルのナイト2000も車泥棒を捕まえるためにクラシックカーショーに潜入する目的でケバケバメイクにされたことがありましたが、ナイト3000のアタックモードは、あれ以上にもっと激しい。しかし、慣れてくるとそれなりにカッコ良く見えます。でも、あのシャコタンでは、ターボブーストもやり辛そう(苦笑)。
ナイト2000のベース車だった3代目トランザムは、「キャノンボール2」や「トランザム7000PART3」などのカーアクション映画から日本の特撮ものまで、他作品でも国を超えて幅広く活躍しましたが、今回のシェルビーマスタングGT500KRが活躍する作品は、日本ではまだあまり見かけません。国内では、残念ながら最近は、カーアクションをするような映画やドラマが一つもないのであまり期待できそうにないが、そんな中、最近見つけたのが、『アポカリプス・オブ・ザ・デッド』と言う作品。ウェズリー・スナイプスの『ブレイド』を彷彿とさせるヴァンパイア映画で、最強の兵士だった兄を殺された主人公ショーン・ブラックが復讐の旅に出て、やがて、死の帝王カインとヴァンパイア達の存在に気づき、奴らに戦いを挑んでいくと言う内容になっている。その主人公が乗っている車がスーパースネーク(黒のシェルビーマスタング)なのですが、本編中にカーチェイスをやるのかなあと思ったら、そんなシーンは、全くなし。DVDのパッケージのイラストには、トレーラーに追っかけられて激しいカーチェイスをやっている風なイメージが描かれていたのだが…(苦笑)。ごく普通の走行シーンが冒頭のほうで少し見られる程度ですが、気になった方は、チェックしてみてください。
[0回]
PR