いよいよ最終回間近の『海賊戦隊ゴーカイジャー』。45話は、今までの戦いを振り返る総集編のような内容でした。初期の戦隊にも総集編的なエピソードがあったけど、あの頃は、20話台辺りでよく見かけましたね。45、46話は、カクレンジャー回と言う事で、登場したのがニンジャマン。正面からマスクだけジーっと眺めていると、バルイーグルに見えてしまう。体がややぶっといので、戦い辛いそうに見えるが、この回でも結局戦わなかったですね(苦笑)。46話には、またサンバルカンが登場し、三人同時の宙返りシーンが再現されていました。45話のラストには、ニンジャホワイトの鶴姫が登場。演じていた方、まだお若いですが、なんと14歳でこの役を演じていたとか。今年の新戦隊『特命戦隊ゴーバスターズ』でイエローを演じる方も17歳だとか。現代は、高齢化社会ですが、最近の戦隊は、低年齢化が激しいようですね。
ニンジャマンからカクレンジャーの大いなる力を受け取り、次は、残りの5つの大いなる力を取り戻すためバスコと決戦。バスコは、ここに来てかなり卑劣な行動に出ました。バスコ、突然サリーを銃で撃った・・・急に仲間割れ?それを見たマーベラス達は、サリーの傷の手当てをするために、彼をゴーカイガレオンに連れて行くが、実はそれは、サリーをゴーカイガレオンに潜り込ませるためにバスコが仕掛けた罠であった。命令通り、マーベラス達の宝箱を盗んでバスコの元に戻ろうとするサリー。しかし、撃たれたことにより、サリーのバスコに対する忠誠心は揺らいでしまう。サリーが持っていた宝箱は空だった。それが罠だと知っていたマーベラスが宝箱をすり替えていた。サリーを必死で呼び止めるマーベラス。バスコは、サリーの首飾りの爆弾を爆発させ、サリーと目の前にいたマーベラスを吹き飛ばした。いやはやバスコ凶悪過ぎる。バイオマン諸共自分の作ったジューノイド5獣士を爆発で吹き飛ばしたドクターマンに匹敵するくらいの衝撃。バイオマンは、凄惨な雰囲気がありましたが、サリーは、一瞬で消えてしまいました。バスコ、ザンギャックよりも残虐だなあ…。そう言えば、ザンギャックがここに来て全然存在感がない。一体何をしているのだろうか、あの人達は…(苦笑)。
バスコにゴーカイガレオンと歴代34戦隊の大いなる力を奪われてしまったゴーカイジャー。傷ついたマーベラスを残し、他の5人は、命がけでゴーカイガレオンに突入する。バスコの力によって操られるニセゴーカイジャーとジョー達が船内で激しいバトルを展開。初期戦隊にもよくありましたね。怪人が戦隊の基地に侵入したり、戦闘母艦を乗っ取ったり。レンジャーキーを取り戻したジョー達は、ゴーカイジャーに変身し、バスコと対決。ここで五人がオール赤戦士にゴーカイチェンジ。ジョーがデンジレッドにチェンジして、ゴーカイなデンジパンチをニセゴーカイレッドにお見舞いしていました。しかし、このレッド同士の対決、子供達は複雑じゃないでしょうかね…(苦笑)。
そして、復活したゴーカイレッド=マーベラスとバスコの一騎打ち。マーベラスかなりの重傷を負ったものの、爆弾が爆発する直前に、サリーが首飾りを自分の腹の中にしまいこんだおかげで、なんとか命は救われたようです。白熱の二人の闘い。かなりの壮絶さで、最終決戦の緊迫感がみなぎっています。激しくせめぎあった後、対峙した二人。なんとゴーカイレッドは自分の足をバスコの足に乗せて剣で貫き、互いに身動きが取れないようにして、もう一本の剣でバスコにとどめを…しかし、両者相打ちかと思いきや、マーベラスのほうは、サリーの形見であるバナナの首飾りのおかげで助かったようです。サリーに2度命を救われたマーベラス。逆にバスコは、仲間のサリーの力によって命を落とした。んーなんとも皮肉な結果です。それにしてもバスコは、初期戦隊の敵幹部を彷彿とさせる、最近の戦隊では、かなり極ワルな敵でしたね。しかし足刺すとか…もはや戦隊の域を超えている…(苦笑)。
次週の予告を見ると、バルイーグル、チェンジグリフォン、ブルーマスク、ファイブイエロー、グリーンフラッシュが並んで映っていましたが、おやおやおや、中の人達も全員出演するのかな・・・?一瞬しか映らなかったが、わかったのは、二代目バルイーグル=飛羽高之を演じた五代高之さんぐらいだなあ…。西部警察のDVDが出るこのナイスタイミングでなんとも…(苦笑)。
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