特撮ヒーローに出てくる怪人、最近は、あまり怖いのを見かけません。最近のは、なんと言うか、ある意味怪人芸人みたいなのが多い。見た目が少し怖いだけで、心底怖いと言う感じはしません。戦隊も最近は、たまあに不気味な雰囲気を持つデザインの怪人が出てきますが、喋り出したら、コメディアンかと思うぐらい笑いを取ってくるし(笑)。例えば、フォーゼは、作風がコミカルタッチだからああいう感じで良いのかもしれませんが、でも、敵側に不気味な迫力のある怪人や幹部やボスがいないと盛り上がりに欠ける感じがします。今まで見た特撮の中で一番インパクトあったのは、超人バロム・1のドルゲ魔人。体の部位をモチーフにした怪人がとにかく気持ち悪い何の。今見てもかなりインパクトがあります。
思い起こせば、ゴレンジャーに出て来た怪人は、後期からコミカルなキャラの怪人がほとんどでしたね。最近のヒーローものに出てくる怪人のイメージと重なります。デンジマンの頃は、何も喋らないでただ吠えてるだけの怪人がたくさんいました。初めから巨大化した状態で現れて、街で大暴れしていたムササビラーなんかは、リアルタイムで見た当時は、びくびくさせられたものです。見た目と言動の怖さの絶妙なマッチング、これが最強最悪の不気味な怪人を生み出すポイントなんでしょうか。我々の時代は、敵ボスや怪人などの声は、とくに飯塚昭三さんや渡部猛さんの声が強烈に印象に残っていますが、あのいかにも悪魔的なローボイスには、毎度ドキドキさせられました。他に戦隊では、ジャッカー電撃隊のアトミック魔女、バトルフィーバーJの青スジ怪人や口裂け怪人などは、見た目の気味悪さのインパクトが強かった。サンバルカンのダークQ、バイオマンのメカクローン(仮面が割れてメカの顔がむき出しになるところ)、チェンジマンのヒドラー兵など、初期の戦隊は、戦闘員もかなりキモイ系の奴が多かった。敵ボスでは、ダイナマンの帝王アトン、チェンジマンの星王バズーは、今見てもえげつないですね。
宇宙刑事シリーズ出てくる怪人も怖いものがたくさんいましたが、シャリバンやシャイダーのギミックを使った怪人は、当時新鮮でした。穏やかな表の顔と、もう一つの醜くて恐ろしい裏の顔が露になる演出が画期的でしたね。巨体で人間の腕らしきものがついているドン・ホラー、掠れた声が怖かった魔王サイコ、不気味な大きな顔の大帝王クビライなど、巨大なボスのインパクトも凄かった。これらは、実物大セットで表現されているところがまた凄くて、リアルな怖さを出していました。クビライは、口もリアルに動いていましたし。仮面ライダーXのキングダークもアジトで頬杖をついて寝転がってる姿が実物大セットで作られていて、物凄いインパクト。仮面ライダーアマゾンの十面鬼ゴルゴスも実物大セットで作られていたが、不気味なゴルゴスと9人の顔で構成されている赤い人面岩との奇妙なコンビネーションがより不気味さを醸し出していました。何より人面岩から顔だけ出している9人が一体何者なのか、考えただけで不気味過ぎてオチオチ眠れなかった幼少の頃…(苦笑)。
ヒーローものでよく見かけたお馴染みのあの人の顔もありますが…
Wikipediaで分かりました。
ディケイドにも出てましたなあ。多少の違いが有りますが。
印象に残っている悪役は「バイオマン」のモンスターの一人ですね。演じてたストロング金剛さんが怖くて。当時、風雲!たけし城にも出てたので。
後にストロング小林と言う名前でプロレスをしてたと知りました。
ガキの当時は、大野剣友会の存在すらも知らなかったので、どうして人面岩の頭に複数の人間の顔が…と不思議で仕方がなかったですね(苦笑)。確かにディケイドで復活してましたが、デザインが変わりすぎていて、いまいちピンと来ませんでした。JAEの人に人面岩に入ってもらって顔出ししてもらいたかったですね(笑)。
>印象に残っている悪役は「バイオマン」のモンスターの一人ですね。演じてたストロング金剛さんが怖くて。
名前もズバリ「モンスター」でしたね(笑)。確か、プロレスラーを引退して、タレントに転向して活躍されていた頃でした。ストロング金剛さん、確か前年のダイナマンにも人造人間の役で出演されていたのでまたいつか出てくるんだろうなとは思っていましたが、まさか翌年の戦隊にレギュラー出演するとは思っていなかったので、当時は、びっくりしましたね。
>≫その後番組として放送された仮面ライダーアマゾンの十面鬼ゴルゴスも実物大セットで作られていたが、不気味なゴルゴスと9人の顔で構成されている赤い人面岩との奇妙なコンビネーションがより不気味さを醸し出していました。
>アマゾンの十面鬼といえば、赤い人面岩に9つの顔が埋められていたイメージが強いですね。
仮面ライダーアマゾンと言うと、ターザンみたいな主人公や人間に味方するモグラ獣人を思い出しますが、「赤い岩に9つの顔」が埋まった十面鬼も強烈でした。
画像を見ると、「どうやって9つの顔を演じる役者が入っているのか?」と考えますが、「不気味なゲドンのボス」と言う雰囲気を覚えました。
アマゾンといえば、ゼロ大帝を演じた中田博久さんがファミ劇で放送された「太陽にほえろ!」の「顔」と言うエピソードに時代劇俳優(テキサスに「事件当日は仕事があったよ。何なら僕のファンクラブかマネージャーに聞いてごらん」と言う役でした)としてワンシーン出演されたそうですね。
また、この回ではモグラ獣人の声を演じた槐 柳二さんと「超電子バイオマン」のメッサージュウや仮面ライダーシリーズの怪人声優が印象深い八代駿さんも出演されており、槐さんは自動車修理工場の主任(と思う)・八代さんはひき逃げ事故の目撃者役を演じていました。
どうなんでしょうね。人面岩のセットの中で立たされながら顔を出しているのか、はたまた座っているのかしゃがんでいるのか…。まあ、かなり面白い状態になっていることは間違いないでしょうね(笑)。
>ゼロ大帝を演じた中田博久さんがファミ劇で放送された「太陽にほえろ!」の「顔」と言うエピソードに時代劇俳優としてワンシーン出演されたそうですね。
通常は、犯人役で出番が多い中田さんですが、チョイ役で出演されたこともあったんですね。
>また、この回ではモグラ獣人の声を演じた槐柳二さんと「超電子バイオマン」のメッサージュウや仮面ライダーシリーズの怪人声優が印象深い八代駿さんも出演されており、
槐と言えば、個人的には、レレレのおじさんの印象も強いのですが、特撮ではやはり、モグラ獣人を真っ先に思い出しますね。
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