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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
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最近、YOUTUBEでたまたま動画を見て、クリスタルキングにどハマり中。CDなども聴きまくっているのですが、クリスタルキングと言えば、やはりなんと言ってもあの超名曲の「大都会」。あの伸びやかな高音と、ドスの効いた低音ボイスのハーモニーが心地良く、歌詞やメロディも素晴らしい。間奏のギターソロがちょっとクイーンっぽい感じなところも良いし、すっかり聴き惚れてしまった。


ところで、この「大都会」という曲のタイトル。高音パートの田中昌之氏があるテレビのバラエティ番組でタイトルの由来について話していましたが、当時テレビで放送されていた刑事ドラマの「大都会」を見て、それを曲のタイトルにしたと言っていた。今まで全く関係ないと思っていたのですが、この2つの「大都会」にこんなつながりがあったとは、ちょっと意外でしたね。



2007年にCS/スカパーの日テレプラスで約30年ぶりに再放送され、つい最近までチャンネル銀河で何度もリピード放送されていた「大都会」シリーズですが、地上波で放送されてから今年でちょうど40周年。それを記念してなのか、なんと今週からBS11で再放送されています。しかも、パートⅠからⅢまでの全132話を完全放送するそうです。


長い間封印され続けたこの作品ですが、ここ数年は、DVD-BOXが発売されたり、西部警察と合わせてネット配信もされるなど、メディア展開が進み、今では、いつでも簡単に見られるようになりました。私は、日テレプラスの放送で全話拝見しましたが、西部警察が誕生するきっかけになったシリーズだけに、それまでの歴史を辿るような感覚で見ていました。


あの大都会シリーズがついにBSで解禁!初放送。そして、この4日には、「大都会シリーズ一挙放送!直前放送特集」なる特別番組が放送され、黒岩団長を演じた渡哲也氏が久々にテレビに登場して、大都会について様々な秘話を話していました。他にも当時石原プロに所属し、このシリーズで弁慶(宮本兵助刑事)役を演じた苅谷俊介氏、犯人役などでシリーズに通算8回もゲスト出演していた八名信夫氏、監督の澤田幸弘氏、小澤啓一氏の4人がスタジオに集結して、撮影現場の舞台裏や当時の思い出を語ったり、「さらばあぶない刑事」を監督した村川透監督も登場して、このドラマのアクションについて熱弁されていました。








番組内容はざっとこんな感じ。


○第1シリーズ「闘いの日々」の内容とキャストの紹介

○1967年に大阪フェスティバルホールで行われた石原裕次郎のリサイタルの映像

○石原プロ設立→大都会シリーズ製作に至るまでの経緯

○渡哲也が第1シリーズ「闘いの日々」について語る

○苅谷俊介、八名信夫ら出演陣と制作陣が「闘いの日々」について語る

○大都会でデビューした神田正輝について

○村川透のインタビュー 松田優作出演秘話を語る

○渡哲也が松田優作について語る(パートⅡの紹介の流れになり、「明日のジョー」にゲスト出演した水谷豊の話→使用銃(レミントンなど)の話など)

○村川透のインタビュー(パートⅡの「白昼の狂騒」の話)

○苅谷俊介が弁慶のことや、撮影中の事故について語る

○八名信夫がゲスト出演したエピソードについて語る

○松田優作のアドリブについて

○裕次郎と渡哲也のプライベート映像

○渡哲也が裕次郎との思い出を語る

○最後に出演陣&制作陣が大都会シリーズについて語る




個人的に注目したのは、村川監督の「白昼の狂騒」の東京タワーロケの話と、弁慶役の苅谷俊介が「密告屋」の撮影中に大怪我をした話。白昼の狂騒については、これまでいろんな文献を見たり、うちのブログでも何度か取り上げたことがありましたが、やはり、このエピソードを監督した村川監督ご本人から話を聞けたのは良かったですね。脚本の段階では、東京タワーではなく、横浜のマリンタワーで撮影される予定だったとか、劇中では、大内刑事(小野武彦)が高所恐怖症だったが、実際には、丸山刑事を演じた高品格氏が高所恐怖症だったとか、犯人(三上寛)のモヒカン狩りは、村川監督の指示だったなど、他にも色々と面白い話が聞けました。


渡さんのインタビューもなかなか興味深い話が多かったですが、とくに松田優作さんとのプライベートの話は、興味深かったですね。CS/スカパーの放送の時は、この手の番組は制作されなかったし、出演者や制作側の人達が出演している今回の特番は、かなり貴重です。放送直前にこのような番組があることを知って、慌ててレコーダーに録画しましたが、もう少しで危うく見逃すところだった(苦笑)。


BS11の「大都会」シリーズの放送は、毎週火・水曜日の夜7時。週2話ずつの放送なので、順調に進めば、今年の8月頃にパートⅡがスタートし、パートⅢの放送は来年になりそうですね。




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「大都会 闘いの日々」HDリマスター版の連日放送は7月3日から!
ガースさん、こんばんは。



>>脚本の段階では、東京タワーではなく横浜のマリンタワーで撮影される予定だったとか、劇中では大内刑事(小野武彦)が高所恐怖症だったが、実際には、丸山刑事を演じた高品格氏が高所恐怖症だったとか犯人(三上寛さん)のモヒカン狩りは、村川監督の指示だったなど、他にも色々と面白い話が聞けました。

>「白昼の狂騒」の裏話ですが、意外と面白い話が多いですね。大内役の小野武彦さんでなく丸さん役の高品格さんが高所恐怖症だったり東京タワーでなく横浜のマリンタワーで撮影予定があったとか初めて知りましたが、もし東京タワーでなく横浜マリンタワーで「白昼の狂騒」のロケがあったら「三上寛さん演じる手塚が丸さんを人質とり、横浜マリンタワーの展望フロアで黒岩たちと戦う展開」があったんだろうなぁ…と思いました。

横浜マリンタワーは僕もかなり前に行きましたが、マリンタワーの高さをネットで調べてみたら106メートルと東京タワーより低いそうで、333mという高さを誇る東京タワーでロケをして正解だったのでは?と感じました。

ところでファミリー劇場の公式ホームページの告知で知りましたが、「石原裕次郎没後30年 太陽は今も輝きつづける」というファミ劇の特別企画の一環で「大都会 闘いの日々」HDリマスター版の連日放送が7月3日からスタートするそうですね。ファミ劇で西部警察以外の石原プロの刑事ドラマが放映されるのは「代表取締役刑事」と「ゴリラ・警視庁捜査第8班」以来4年ぶりになるのではと思いましたが、このままいくとPARTⅡやPARTⅢに加えCS未放送の「愛しの刑事」や「ただいま絶好調」がファミ劇で拝める日が来るのではないかと想像するばかりです。
9人のコリない日本人 2017/07/02(Sun)20:50:12 編集
Re:「大都会 闘いの日々」HDリマスター版の連日放送は7月3日から!
>もし東京タワーでなく横浜マリンタワーで「白昼の狂騒」のロケがあったら「三上寛さん演じる手塚が丸さんを人質とり、横浜マリンタワーの展望フロアで黒岩たちと戦う展開」があったんだろうなぁ…と思いました。

横浜マリンタワーと言えば、あぶない刑事のロケ地になっていましたね。タワーの中で犯人と銃撃戦になる展開はありませんでしたが(笑)。


>106メートルと東京タワーより低いそうで、333mという高さを誇る東京タワーでロケをして正解だったのでは?と感じました。

当時日本一の高さを誇った東京タワーの鉄塔で銃撃戦をやるわけですから、そのインパクトは凄まじいものがありましたよね。そろそろスカイツリーで銃撃戦をやる刑事ドラマが出てきて欲しいものですが(笑)。


>このままいくとPARTⅡやPARTⅢに加えCS未放送の「愛しの刑事」や「ただいま絶好調」がファミ劇で拝める日が来るのではないかと想像するばかりです。

ファミ劇は、「石原プロチャンネル」と言う名に置き換えられるぐらいに石原プロのドラマを放送し続けてますからね(笑)。個人的には、まだ未見の「ただいま絶好調」を放送して欲しいな(苦笑)。
【2017/07/09 12:40】
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