2011年も残り僅かとなりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。今年も海外ドラマから日本の刑事ドラマ、特撮、映画まで古今東西の作品の話題を書き綴って参りましたが、最後にそれぞれのジャンルから今年一番個人的に印象に残った作品をあげていこうと思います。
★海外ドラマ
『HAWAII FIVE-O』…アメドラの懐かしいアクション刑事ものが帰ってきた!と言う感じで今年一番注目した海外ドラマでした。ハワイを舞台に活躍する特殊チームファイブオーのフレッシュな面々の体の張ったアクションがやはり最高。ハワイのトロピカルな街や海岸、あるいは、森林や入り組んだ山奥で展開される銃撃戦、カーアクション、ヘリを使ったアクションまで7、80年代のアクションものと匹敵するくらい熱いものが伝わってきた。ハワイの特性を活かしたストーリーが展開したり、敵方が日本のヤクザであったり、これまでになかった要素もありと見応え十分。テーマ曲もカッコ良い。シーズン2にも期待したい。カマロのカーアクションがもっと見たいぞ(苦笑)。
★日本ドラマ
残念なから刑事ドラマでは、とくに印象に残ったものはなし。今期放送された『ランナウェイ~愛する君のために』は、脱獄もののドラマだったが、ここ最近のドラマの中では、もっとも印象に残った。『プリズンブレイク』を意識したようなビジュアルと、脱獄した4人の若者+家出した女の子と言う珍妙なメンバー達が逃亡の旅を始めて、九州、四国、大阪、京都、山梨、東京とそれぞれが目的を持って故郷に立ち寄り、それぞれのドラマを展開させる構成がとても面白かった。主人公のアタルに殺人の濡れ衣を着せた真犯人を追う元刑事の柳川が登場する場面だけは、まるで別世界のようで、昔のハードな刑事ドラマを見ているような感覚になり(笑)、別の意味で楽しめた。キャスティングもバランスがとれていて良かったし、ゴセイレッドが意外な活躍を見せていたのも良かったが、アクション演出が雑な印象を受けた。もう少し丁寧に描かれていたら、もっと素晴らしい作品になっていたかもしれない。
★特撮
『仮面ライダーオーズ』のフォームチェンジのバリエーションの多さに圧倒されたが、中でもタジャドルとプトティラのデザインは、平成ライダーの中では、屈指の素晴らしいデザインだと思った。しかし、内容のほうがいまいち頭に残らなかった。大人でも中々小難しいテーマだったが、果たしてお子さんには、理解できたのであろうか(苦笑)。そして、お祭り作品となった『海賊戦隊ゴーカイジャー』。『秘密戦隊ゴレンジャー』から『天装戦隊ゴセイジャー』まで歴代の34戦隊が次々と登場して、ザンギャックと熱い戦いを見せた。クリスマス回には、来年の『ゴーカイジャーvsギャバン』にも登場する大葉さんがサンタクロースの被り物(実は、バトルケニア/曙四郎役)を着てゲスト出演していたが、あれは、一応バトルフィーバーJのレジェンド回と見なしていいのであろうか…。まだ数回放送が残ってはいるが、80年代戦隊のレジェンド回は、結局のところ『スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』に集約され、テレビシリーズでは、ライブマンのみだったか…。まあでも、今後これほど壮大で大掛かりなお祭り企画はないかもしれないですしね。一番好きなバトルフィーバーJからフラッシュマン辺りまでの戦隊の動く姿が見れただけでも満足でございます。さて一体どんな最終回を迎えるのか、幕引きの展開に注目しています。
ところで来年は、
『ナイトライダー』誕生30周年
『西部警察PARTⅡ』誕生30周年
『宇宙刑事ギャバン』誕生30周年
30年前は、ハイスケールなアクション作品がいくつも放送されていたのだなあと改めてあの時代の凄さに圧倒されつつ、今年はこれにて最後の書き込みとさせて頂きます。来年も引き続きよろしくお願いいたします。それでは、良いお年を・・・。
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