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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
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40年前の日テレ火曜夜9時枠と言えば、大都会、大追跡などのアクションドラマ花盛りの時間帯でした。松田優作主演の「探偵物語」や、「大激闘マッドポリス80」などのアクションドラマもこの枠で生まれたTVシリーズ。しかし、大都会から続いたアクションドラマの系譜も80年代に入ると視聴率が伸び悩んで下火になり、日テレ火9最後のアクションドラマとなったのは、藤竜也、草刈正雄主演の「プロハンター」だった。









当初は、大都会、大追跡のようにタイトルは、大○○になる予定だったそうで、「大冒険」という仮題がつけられていたみたいですが、最終的にプロハンターになったそうです。「大追跡の夢よもう一度」ということで、藤竜也が再起用され、大追跡の水原が刑事をやめて探偵になったというイメージにより、再び役名も「水原」になったそうです。水原の相棒の竜崎役は、最初は沖雅也か柴田恭兵の名が挙がっていたみたいですが、当時両方とも売れっ子でスケジュールが難しく、柴田恭兵は、泥棒の五島役でセミレギュラー出演になり、竜崎役は、当時、映画「復活の日」で注目を集めていた草刈正雄が演じることになった。テンガロンハットをかぶる菊島刑事役に宍戸錠、その部下の刑事を小林稔侍が演じた。


日テレ火9アクションドラマの集大成的な作品ともあって、初回から豪快なカーアクションが炸裂。地方ロケ回もあったり、毎回ハチャメチャで痛快なスト一リーが展開しました。たまに五島が出てきて三人でミッションをこなす話はとくに面白かったですね。
















初回「危険な二人」のカーアクション。水原と竜崎が犯人グループが所属しているスタントマンチームに潜り込み、カースタントを実演。水原達が乗る白パトがルーチェに後ろから子憑かれた後、コントロール不能になり、海へ落下する。ブレーキが利かなくなったり、サイドブレーキのレバーやハンドルが取れてしまうなど、ドリフのコントを彷彿させるようなコミカルなカーアクションが展開していました。
















「逃亡遊戯」のカーアクション。依頼人を乗せて走る水原達の車が犯人らが乗る二台の車に襲撃される。埋立地で激しいカーチェイスになり、三台の車が大ジャンプをした後、体当たり合戦の末、犯人の車は次々と転倒。そして、犯人の狙撃を受けて、水原らの車も激しく転落する。コスモAPを使ったカーアクションと言えば、「太陽を盗んだ男」のカーアクション(トラックの下を潜り抜けた後、屋根がえぐり取られてしまったコスモAP)を思い出しますが、プロハンターでも豪快に破壊されていたんですね。

















「北北西に向かって走れ」のカーアクション。宝石専門の泥棒・ムッシュの連れの女・怜子と一緒に逃亡中の水原と五島が乗るタクシーが蛇行運転を続けた挙句、交差点でトラックと出合い頭に衝突。トラックは、横転し、荷台に積まれていた大量の鶏が道路に散乱する。ダイヤを飲み込んだ鶏が大量の鶏と混ざって大混乱になるなど、そのあとのドタバタ展開も楽しかったですね。


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「ドアがいっぱい落ちとるから、拾っといてね・・・危ないから。」
ガースさん、こんばんは。

>≫恭兵さんは、泥棒の五島役でセミレギュラー出演になり

>プロハンターでの恭兵さんはセミレギュラーでしたね。後に「勝手にしやがれ!ヘイ・ブラザー」で恭兵さんと共演する名取裕子さんも出ていましたが、恭兵さんのファンは毎回かかるオープニングの五島の紹介シーンで「五島・柴田恭兵」のテロップが出るか出ないかと一喜一憂したのか?と想像します。

>≫初回「危険な二人」のカーアクションでは水原と竜崎が犯人グループが所属しているスタントマンのチームに潜り込み、カースタントを実演。水原達が乗る白パトがルーチェに後ろから子憑かれた後、コントロール不能になり海へ落下する・・・

>カーチェイスの撮影?に見せかけて水原と竜崎が殺されかける場面でしたね。劇用車の白パト(ルーチェ・レガートとルーチェとカペラ)が次々とリタイアし、水原と竜崎の乗った白パトが暴走し海へ落ちる…場面は今でも覚えています。「危険な二人」の物語は「映画のフィルムが盗まれる事件が起きた。捜査を開始したM&R探偵社の水原と竜崎はスタントチームが怪しいとにらむ・・・」という内容で「元自衛官・体育大出身・元サーカス団員」が働くスタントマンのチームに潜り込んだ竜崎が一味が犯行に使った索発射銃を手にするもスタントチームの男に見つかり泣きながら「このランチャー銃(と索発射銃を竜崎は呼んでいた)…一度俺、触ってみたかったんですよ・・・」と言い出す場面を覚えています。

また、初回における五島の初登場は「俺たちは天使だ」のダーツのようにディスコで踊っているところを水原に声をかけられM&R探偵社の捜査にしぶしぶ協力する・・・な場面でディスコのBGMがYMOの「テクノポリス」か「ライディーン」だったと記憶していますが、「ブレーキが利かなくなったり、サイドブレーキのレバーやハンドルが取れてしまうなどドリフのコントを彷彿させるようなコミカルなカーアクションが展開していた」という一文で思い出すのは、クライマックスには犯人一味から逃げる水原が「スタント学校の卒業公演と行ってみようか!」と言って竜崎とともに車で逃げる場面がありますが、犯人一味の銃撃でドアやトランクが外れる…と言う笑えるカーアクションも忘れ難いです。

このドラマでの宍戸錠さんは「テンガロンハットをかぶった刑事の菊島さん」という役を演じていますが、NHKで放映されたグレン・A・ラーソンがプロデュースしたデニス・ウィーバー主演の刑事ドラマ「警部マクロード」でデニス・ウィーバーの声優を錠さんが担当していたことが元ネタか?と思いますが、グレン・A・ラーソンはSFテレビドラマに問わず刑事ドラマも作っていたんだなあ・・・と感じました。

9人のコリない日本人 2018/12/21(Fri)22:14:12 編集
Re:「ドアがいっぱい落ちとるから、拾っといてね・・・危ないから。」
>プロハンターでの恭兵さんはセミレギュラーでしたね。後に「勝手にしやがれ!ヘイ・ブラザー」で恭兵さんと共演する名取裕子さんも出ていましたが、恭兵さんのファンは毎回かかるオープニングの五島の紹介シーンで「五島・柴田恭兵」のテロップが出るか出ないかと一喜一憂したのか?と想像します。


セミレギュラーの五島ですが、最終回は、五島メインの回と言っても過言ではなく、刑事ドラマの殉職シーンを彷彿させる衝撃的な最期を見せていましたよね。


>犯人一味の銃撃でドアやトランクが外れる…と言う笑えるカーアクションも忘れ難いです。

「俺たちは天使だ!」のOPのカーアクションも思い出してしまいますね(笑。


>「警部マクロード」でデニス・ウィーバーの声優を錠さんが担当していたことが元ネタか?と思いますが、グレン・A・ラーソンはSFテレビドラマに問わず刑事ドラマも作っていたんだなあ・・・と感じました。でした

その通りですね。自身が声を演じたマクロードを意識してテンガロン・ハットをかぶっていたそうです。グレン・A・ラーソンはいろんなジャンルの作品に関わっていて、本当に天才でしたね。

【2018/12/30 09:56】
IKARETERU HIKARETERU
>>「北北西に向かって走れ」のカーアクションは、宝石専門の泥棒・ムッシュと連れの女・怜子と一緒に逃亡中の水原と五島が乗るタクシーが蛇行運転を続け、交差点で養鶏場のトラックと出合い頭に衝突しトラックは横転し、荷台に積まれていた大量の鶏が道路に散乱する・・・

>「北北西に向かって走れ」のタイトルはレオ・G・キャロルとマーティン・ランド―が共演したアルフレッド・ヒッチコック監督の映画「北北西に進路を取れ」に由来しているでしょうね。「北北西に向かって走れ!」で暴走するタクシーと養鶏場のトラックが事故を起こす…の場面は断片的に覚えていますが、ダイヤを飲み込んだニワトリを五島がレントゲンにかけてダイヤを探す…な場面があったと思いますが、最後は五島と水さんに支えられていた竜崎がビルから落ちる…と思ったらすべては竜崎が見た夢だった?と思いきや、ムッシュからM&R探偵社宛に手紙が来てムッシュからの手紙を読み終えた水さんと竜崎が泣き出すオチだったと記憶しています。

余談ですが、セントラル・アーツはプロハンターと同時期にフジテレビで「探偵同盟」と「愛のホットライン」という加山雄三さん主演のドラマを制作しているそうですね。

探偵同盟には太陽にほえろ!のボンを演じ終えた宮内淳さんがマーロウという役名のキャラを演じ、エンディングテーマを世良公則さん率いるツイストが歌っていて、成田三樹夫さんと山西道広さんが「探偵物語」と同じ役名(服部さんと松本刑事のコンビ)で出演されているので、宮内さんの1周忌をかねてどこかのチャンネルで再放送してほしいものです。
9人のコリない日本人 2021/05/27(Thu)12:42:50 編集
Re:IKARETERU HIKARETERU
>余談ですが、セントラル・アーツはプロハンターと同時期にフジテレビで「探偵同盟」と「愛のホットライン」という加山雄三さん主演のドラマを制作しているそうですね。

愛のホットラインは家庭犯罪や少年非行をテーマにした刑事ドラマのようですね。アクションはなそうですが、一度拝見してみたいです。


>探偵同盟には太陽にほえろ!のボンを演じ終えた宮内淳さんがマーロウという役名のキャラを演じ、エンディングテーマを世良公則さん率いるツイストが歌っていて、成田三樹夫さんと山西道広さんが「探偵物語」と同じ役名(服部さんと松本刑事のコンビ)で出演されているので、宮内さんの1周忌をかねてどこかのチャンネルで再放送してほしいものです。

成田、山西コンビがこのドラマにも出ていたんですね。日本映画専門チャンネル辺りで再放送してもらえないものか(笑。
【2021/06/07 11:19】
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