10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
ツッパリ高校生トオル(仲村トオル)&ヒロシ(清水宏次朗)のコンビで1980年代に絶大な人気を誇った青春アクション映画「ビー・バップ・ハイスクール」。当時、不良が活躍する学園モノと言えば、「スクール☆ウォーズ」「スケバン刑事」「セーラー服反逆同盟」など、テレビドラマでもいろんな作品が放送されて人気になりましたね。ビー・バップ・ハイスクールも当初、日本テレビからドラマ化の話があったそうですが作品の方向性が合わず、結局のところ劇場映画化が決まり、1985年から88年までの3年間に全6作公開されたそうです。
トオル&ヒロシに恋する泉今日子役は、「セーラー服反逆同盟」にも出演していた中山美穂。第1作に今日子が観覧車の中で他高校の番長に髪を切られるという強烈なシーンがありましたが、その撮影がトラウマになった中山美穂は、2作目の出演を拒否。しかし、プロデューサーの説得により第2作の「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌」まで出演し降板したそうです。第3作「高校与太郎行進曲」からは、今日子の代わりになるヒロインとして中学生の如月翔子が登場。翔子役は、「少女コマンドーIZUMI」の主人公などで知られる五十嵐いづみが第4作の「高校与太郎狂騒曲」まで演じ、第5作「高校与太郎音頭」からは、「毎度おさわがせしますⅢ」など、当時テレビドラマなどで活躍していた立花理佐が演じた。
テレビで第1作だけは見たことがあるのですが、それから30年ぶりに再見。今では考えられないような恐ろしいくらいの超ド派手なアクションがてんこもりな青春映画だったんですね。とくに凄まじかったアクションの数々を紹介します。
第1作「ビー・バップ・ハイスクール」
伝説の鉄橋ダイブ。トオルに蹴られた不良(スタントマン)が走行する電車から仰向けで川に落ちる壮絶なアクション。橋には、計3本の鉄柱があり、鉄柱と鉄柱の合間をタイミングを見計らって落ちなければならないと言う超難易度のアクションであった。この時代の日本のアクションはホント凄すぎますね(笑。
第2作「高校与太郎哀歌」
新装開店のドライブイン内で不良達が大暴れし店が大崩壊するシーン。ピックアップ車やトラックが不良達を乗せたまま次々にドライブイン際の崖から海に転落するカーアクションも凄まじい画でした。
第3作「高校与太郎行進曲」
大型プレス機にかけられた車の中に閉じ込められた翔子をヒロシとトオルが救い出すシーン。技斗担当の人が安全バーとして、翔子役の五十嵐いづみの四方を囲むように角材を車の中に仕込んだが、本番でプレス機が止まらず、角材がなければあわや大惨事になっていたと思われる曰くつきのアクションだったそうです。
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