10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
この間、久々に「警視庁殺人課」のロープウェイジャックの話を拝見。初見時も驚いたが、何度見てもやはりこの回のアクションは凄いですね。ゴンドラにいる人質を救出するために、ミスター(菅原文太)がロープウェイの支柱の階段を登り、ワイヤロープを綱渡りしてゴンドラに接近するが、それに気づいた犯人に銃撃され、落下してしまう。しかし、ミスターは、ワイヤーロープに括りつけていた命綱でターザンのように大空を飛び回り、空中で振り子状態になりながら必死に勢いをつけて、ゴンドラに飛び移ろうとする。ゴンドラの上でミスターと犯人(寺田農)が格闘するアクションもあり、アップのカットは実際に役者が演じていたが、緊迫するアクションの連続でとても見応えがありました。
当時のアクションドラマでは、このようなロープウェイアクションをよく見かけましたが、特撮ものでも結構ありましたね。とくに、地方ロケ回ではよくやっていた印象がありますが、その代表的なエピソードをいくつかご紹介致します。
仮面ライダーV3
「生きていたダブルライダー」
劇場版と同時進行で撮影された四国・高知ロケエピソード(第20・21話)の後編。初回でカメバズーカと共に爆死した思われていたダブルライダー(1号・2号)が再登場し、V3と共闘する。作戦の拠点を高知に移し、ロープモノレールに乗って偵察活動をするデストロン。その時、風見志郎は、なんとそのゴンドラの上に立ち、デストロンの動きを見張っています。実際に風見志郎役の宮内洋氏自身が移動中のゴンドラの上に乗り、ゴンドラから落ちかけそうになるアクションも全てこなしています。ちなみに撮影に使用された「五台山ロープモノレール」は、1969年に開業。当時はまだ珍しかった自走式索道のロープウェイでしたが、山頂に道路が整備されるなどインフラが充実したことにより、82年に廃止されました。360度見渡せる(足元まで)全面ガラス張りの丸いゴンドラのデザインが中々ユニークでしたね。
科学戦隊ダイナマン
「追え! 天草の太陽」
九州ロケ第3弾。超兵器「太陽砲」の設計図を写したマイクロフィルムを巡り、それを狙うジャシンカとダイナマンが天草を舞台に壮大なバトルを繰り広げる。王女キメラとシッポ兵がロープウェイに乗り込み、星川竜(ダイナブラック)がそのゴンドラの下にロープを引っ掛けて、ゴンドラにぶら下がりながらキメラ達を追う。星川役の春田純一氏が実際に移動中のゴンドラから垂れ下がるロープにぶら下がって派手な動きを見せたり、また、ゴンドラの上でキメラやシッポ兵と激しく立ち回るアクションを披露しています。アップや遠景、俯瞰、仰角、ゴンドラ直下の視点や対向のゴンドラからの視点など、いろんな角度から撮られたアクションショットとカメラワークが圧巻です。ちなみに、このエピソードで使用された「天草海上ロープウェイ」は、天草国際ホテル(現:ホテルアレグリアガーデンズ天草)から海の上を跨いで対岸にある展望台にかかっていたもの。2000年頃まで営業され、ホテルのリニューアルの際に廃止されてしまったそうです。
世界忍者戦ジライヤ
「磁雷矢VS妖魔一族」
ジライヤの記念すべき初回。妖魔一族に拉致されたケイを救出するため、山地闘破が鬼忍毒斎が指定してきた取引場所のロープウェイへ向かう。闘破が乗るロープウェイのゴンドラが途中で止まり、対向のゴンドラから星忍烈牙が姿を現す。闘破と烈牙がケイと粘土板(ボード)の交換交渉をしている間、ケイは、ロープで縛られ、ゴンドラから吊るされた状態にされる。アップの映像では、ケイ役の女優(関口めぐみ)が吊るされているが、実際にゴンドラから吊るされていたかどうかは不明。もし本人がやっているのなら子役でありながら驚異的なプロ根性を見せていますね(汗)。ゴンドラ内やその上で鳥忍カラス天狗達と激しい格闘を見せたり、華麗なターザンアクションをキメるなど、闘破のアクロバットなアクションが迫力満点。ちなみに、撮影に使用された埼玉県秩父郡にある「宝登山(ほどさん)ロープウェイ」は、現在も運行中です。
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最近CMで懐かしいものを見かけました。「一瞬で冴える」をコンセプトに作られたキリンの「スーパーファイア スピードブレイク」のCM。時代劇、映画、アニメなどからパッと目を見開く瞬間の映像計8カットを使用しているもので、その中に、「超新星フラッシュマン」に戦隊史上初の2号ロボとして登場した「タイタンボーイ」がチラッと映っていた。戦隊のロボがCMに出ること自体大変珍しいことなのですが、でもなぜゆえ数ある戦隊ロボの中からタイタンボーイが選ばれたのかが気になるところですね。タイタンボーイって腹ボテで動きがもたもたしていた印象が強かったですが、ニンニンジャーのシノビマルを見ると、似てるわけではないけどなぜかタイタンボーイを思い出してしまいます(苦笑)。
CMで目から光線を出している人を見たら、宇宙刑事ギャバンの「初恋は宝石の輝き さようなら銀河特急」に出ていた女性アンドロイドのことが一瞬過ぎった。

レイク星の物理学者ドクター・バーンズが開発した放射能クリーンシステムを狙うマクーとギャバンの戦いを描いたもので、謎の転校生の雨宮三郎とわかばちゃんが宇宙旅行する場面がとても印象的なエピソードだった。その宇宙旅行の場面や、雨宮三郎が路上で烈とぶつかって水晶体を落とす場面で流れていたBGMもとても印象に残りましたね。ところでこのBGM、放送当時はギャバンのBGMだと思っていたのですが、実はそうではなかったことを最近知りました。そのBGMの出元はどうやらこの作品だったようですね。
レイク星の物理学者ドクター・バーンズが開発した放射能クリーンシステムを狙うマクーとギャバンの戦いを描いたもので、謎の転校生の雨宮三郎とわかばちゃんが宇宙旅行する場面がとても印象的なエピソードだった。その宇宙旅行の場面や、雨宮三郎が路上で烈とぶつかって水晶体を落とす場面で流れていたBGMもとても印象に残りましたね。ところでこのBGM、放送当時はギャバンのBGMだと思っていたのですが、実はそうではなかったことを最近知りました。そのBGMの出元はどうやらこの作品だったようですね。
「透明ドリちゃん」
透明ドリちゃんは、1978年テレビ朝日のゴールデンタイム(土曜夜7時30分)に放送されていた魔法少女ドラマ。

10年前に行方不明になった妖精界・フェアリー国の王女ゼリアンとピピル王子は、人間界で青山ミドリと青山虎男として育てられ小学生になっていた。ある日、二人は、フェアリー国に連行され、大統領のガンバス大王から自分達の本当の正体を告げられるが、二人は、妖精界には戻らず人間界での生活を希望する。ガンバス大王は、ミドリに透明になれる魔法の玉「ドリームボール」と、妖精を呼び出す魔法のベル「フェアリーベル」を与え、「人間達へ夢を与え続けていく」事を条件に二人を青山家に帰した。ミドリは、妖精の特殊な能力を使って、様々な事件を解決していく・・・。
3クールで打ち切られてしまったジャッカー電撃隊の後番組として放送され、テレビ史上初の実写の魔法少女ものということもあって一躍人気を獲得。後の「東映不思議コメディーシリーズ」の原型となったそうです。
ドリちゃん役の柿崎澄子氏は、ドリちゃんの前にもキカイダー01やジャッカー電撃隊などの特撮作品に出演していますが、個人的に印象に残ってるのは、宇宙刑事シャリバンのイガクリスタル親衛隊のリーダー・みゆき役。ドリちゃんは小学生ですが、演じる柿崎さんは当時すでに中学生だったようです。シャリバン出演時は、もう大人になっていましたが、ドリちゃんの頃の面影がありましたね。
現在東映チャンネルで放送中ですが、特撮でお馴染みの出演者が数多いですね。ミドリのボーイフレンド・白川大介のおばあちゃん役が後にデンジマンでヘドリアン女王を演じた曽我町子氏。ミドリの学校の先生役がモモレンジャーの小牧りさ氏。ゲスト出演者も多彩で、ヒーローを演じた俳優さん達が数多く出ていました。ウルトラマンレオの真夏竜氏やゴーグルブラック/ダイナブラックの春田純一氏(当時は春田二三夫)、ミドレンジャー/初代バトルコサックの伊藤幸雄氏、キレンジャーの畠山麦などなど。ゴレンジャーのメンバーの出演が目立ちますね。ガイラー将軍の栗原敏氏や、デスギラー将軍の高橋利道氏、仮面ライダードライブに久しぶりに博士役で顔を見せていた大月ウルフ氏など、当時、特撮で悪役を演じた人たちも数多く見かけました。
第18話の「ミドリは名探偵」には、ギャバンの大葉健二氏(当時は本名の高橋健二)が出演していました。このエピソードは、美術館や展覧会に度々出没する怪盗ルパンを追って、ベテラン刑事と若手の刑事がその捜査に奮闘する話で、大葉さんは若手の刑事・西条五郎を演じていました。ベテラン刑事の大山と西条は、ロボット刑事の芝と新條のコンビを彷彿とさせます。

やはり、大葉さんのゲスト出演回ともあって、トランポリンを使った格闘シーンや、デパートの屋上から綱渡りを見せるなど、通常回では見られない凄まじいアクションの連続でした。ギャバンよりも前に刑事役を演じていたとは。まさにギャバン/一条寺烈の原点を見ているような貴重な回でした。綱渡りと言えば、当時の刑事ドラマや映画の中でもよくやっていましたが、実際に生身でやっているから、今見ても本当にドキドキさせられます。この回だけ別番組を見ているような気分になりましたね(笑)。
やはり、大葉さんのゲスト出演回ともあって、トランポリンを使った格闘シーンや、デパートの屋上から綱渡りを見せるなど、通常回では見られない凄まじいアクションの連続でした。ギャバンよりも前に刑事役を演じていたとは。まさにギャバン/一条寺烈の原点を見ているような貴重な回でした。綱渡りと言えば、当時の刑事ドラマや映画の中でもよくやっていましたが、実際に生身でやっているから、今見ても本当にドキドキさせられます。この回だけ別番組を見ているような気分になりましたね(笑)。
リアルタイム当時、ギャバンからスピルバンまでのこの五作品を宇宙刑事シリーズだと勘違いしていた人が自分の周りもかなりいましたが、メタルヒーローシリーズのイメージをガラッと一新させたのは、やはり、スピルバンの次に放送された「超人機メタルダー」でしたね。
銀、赤、青、白、黒と来て、次はいよいよ緑のメタルヒーローが出てくるのかなと思ったら、予想を遥かに裏切るデザインだったので、当時は、かなり衝撃を受けました。何が衝撃的だったかと言えば、まず、ウルトラマンとキカイダーを合わせた様な悲哀のあるマスクと、キカイダーを意識したような機械の赤と青のツートンボディ。そして、主人公が人間ではなく、戦中に開発されたロボットであると言う設定。一応、仮の姿として剣流星と呼ばれる人間態になれるが、あくまでベースは、ロボットであること。変身時の掛け声が「怒る!」なのも当時、インパクトがありましたね。人間態の剣流星と、メタルダーの声が違うところも驚きでした。
そして、さらに驚いたのは、敵のボスが宇宙からの侵略者ではなく、桐原剛造と言う名の一見普通のビジネスマン(人間)であるところ。しかし裏の顔は、ネロス帝国のボス・ゴッドネロスで、ヨロイ軍団、戦闘ロボット軍団、モンスター軍団、機甲軍団などロボット軍団を指揮する悪の支配者。初回から総勢40体以上にも及ぶ大量の敵ロボット達が登場して、ゴッドネロスの前に集結する場面は壮観でした。あれだけの大量の着ぐるみを一気に製作するのは、やはり大変だったようで、一部のロボットは、スピルバンに登場した怪人の着ぐるみを流用していたという話もあったようです。
桐原剛造がゴッドネロスへ変貌する時の変身場面もかなりインパクトありましたね。桐原剛造役は、東映版スパイダーマンや、デンジマンのヘドラー将軍を演じた藤堂新二さんでしたが、藤堂さんの顔が見る見る得体の知れない不気味な化け物になっていく、その過程の描写が凄まじくて、当時はホントに怖くて、目を背けるほどでした。ゴッドネロスは、僕の中の怖い顔の敵ボスのベスト3に入りますね。イナズマンFのガイゼル総統、ダイナマンの帝王アトンに並ぶ激コワな敵ボスでした。
スピルバンまでの勧善懲悪のフォーマットを打ち破り、初回からメタルダーが敗北したり、あるいは敵のロボットを助けたり、敵のロボットと共闘したりと型破りの活躍を続けたメタルダーですが、このような設定が斬新過ぎたのか、当時の子供の視聴者には受けず視聴率が低迷。ゴールデン枠(月耀の夜7時)から日曜の朝(朝9時30分)に番組が移動させられてしまい、メタルヒーローシリーズがゴールデン枠から撤退するきっかけを作ってしまった。
ゴールデン枠最後の放送となったのが、第24話の「プリンセス天功VSガラドーの魔術合戦」。タイトルの通り、このエピソードには、二代目引田天功ことプリンセス天功がゲスト出演し、ネロスの爆闘士ガラドーというロボットとマジック対決をする内容になっていました。ウィズダムの息子ヘドグロスJr.が登場した15話まで硬派なストーリーが展開したメタルダーですが、3枚目キャラクターの北八荒が登場する16話辺りからやや子供向けにシフトし、20話台以降も、宇宙刑事シリーズでも見られたミステリー風のストーリーや、ネロスのロボット軍団が運動会を繰り広げるなど、わかりやすい路線変更が続いた。
そして、朝枠になって最初のエピソードは、なんと、ギャバンの大葉健二氏やシャリバンの渡洋史氏、マッドギャランの春田純一氏など、JACのスター達が勢ぞろいし、メタルダーと共闘する「とびだせ! ジャック電撃応援団」が放送された。他にもスピルバンでダイアナを演じた澄川真琴氏や、バイオマンの二代目イエローフォーの田中澄子氏なども登場し、二週に渡って、JAC軍団がダイナミックなアクションを披露するという特撮ファンにとっては大変贅沢なストーリーが展開していました。リアルタイム当時、豪華すぎる出演者に度肝を抜いて、画面に釘つけになりましたが、もっと贅沢をいうなら、ギャバンとシャリバン辺りには、ぜひとも変身してもらいたかったなあと(笑)。今なら、きっとそういう展開になりそうですよね。でも、素面のアクションだけでも十分圧倒されたし、できればこのメンバーで新たなメタルヒーロー作品を見てみたかったですね。
メタルダーと言えば、佐々木功氏が歌う主題歌「君の青春は輝いているか」や水木一郎氏が歌うエンディング「タイムリミット」も大変良い曲でした。とくに主題歌の詩の内容は、今聞くと大変耳が痛くなるが(苦笑)、とても心に残りましたね。あと、挿入歌では、シリーズ後半の瞬転シーン時にかかる「瞬転!夢の戦士」も印象的でした。劇伴(BGM)も素晴らしくて、十年ぐらい前に思わずサントラを買ってしまいましたが、とくに予告編や戦闘時に流れていた曲がしびれる程カッコ良くて、ドライブ中にも何度もリピートして聞きましたね(苦笑)。

メタルダーの劇伴は、特警ウインスペクターでも数多く使用されていましたが、そう言えば丁度今東映チャンネルでメタルダーとウインスペクターが放送されているので、この劇伴を頻繁に耳にします。改めて見直すと、ウインスペクターのある場面にメタルダーの主題歌をベースにしたBGMが使われていたり、本当にお構いなしにメタルダーの劇伴を使いまくってたんだなあと(苦笑)。まあでも、作品にマッチするなら、良い曲は何度も再利用されるべきですね。
スカパーでは、懐かしの海外ドラマの放送も減りましたが、懐かしい特撮も最近はめっきり見かけなくなりました。以前は、ファミリー劇場が深夜にレインボーマンやアイアンキング、ダイヤモンドアイなどの70年代特撮を連日放送していたこともあったが、そのファミ劇でさえ最近は、平成の特撮作品しか流さなくなったし、ホームドラマチャンネルの特撮枠は消滅。チャンネルNECOも以前と比べると特撮の放送が少なくなり、今懐かしい特撮が見れるのは、東映チャンネルぐらいしかない。ただ、東映以外の古い特撮作品を見る手段がない現状は未だ続いたままになっておりますが、そんな中、ちょっと気になるものを見かけました。

両目があらぬ方向に向いているこの奇怪なキャラクターは一体何者?「ぐるぐるメダマン」というらしい。幼き頃テレビマガジンやテレビランドなどで写真は見たことがあるが、作品自体は今まで一度も見たことがなかった。リアルタイム放送当時、この作品を放送した東京12チャンネルの系列局がまだなかったし、再放送も一度も見ることができなかったので、記憶の中からすっかり消えていたのですが、なんと東映チャンネルで現在放送中なのです。
パッと見では、がんばれ!!ロボコン系のホームコメディという印象でしたが、実際、ロボコンのヒットを受けて制作したものらしく、メダマンが居候する高坂家の娘・マミ役は、ロボコンにも出演していた佐久間真由美氏が演じています。ロボコンは、ロボット達が活躍するドラマでしたが、では、メダマンはそもそも何者なのか?もしかしてロボット? ・・・ではなく実はオバケだそうです。メダマンの仲間には、アマノジャク、ミーラ男、うみぼうが、マッサラ、そしてアズキアライという女の子がいます。ミーラ男も、青色の指サックみたいな形をしているうみぼうずもオバケというよりは怪物のように見える。メダマンもオバケというより怪物くんに出てくるようなユニークな怪物みたいな印象ですが、あくまでオバケなんですね。
オバケと言っても人間を怖がらせるだけではなく、ペンダントの神様からオバケの魂とも言うべき108個ある水晶玉を返してもらうために、人間に善い行いをします。ロボコンは、善行をしてガンツ先生の採点が100点になるとハートマークがもらえて、そのハートを10個を集めるとA級のロボットになれるという設定がありましたが、メダマンの水晶玉集めは、それとよく似ています。紅一点の女の子のオバケ・アズキアライは、どことなくロボコンのロビンちゃん的な存在に見えますね。あと、マミの同級生にスパナくんと呼ばれる眼鏡をかけた少年がいて、名前の通り、スパナでメダマンを分解しようとするのですが、ロボット8ちゃんのバラバラマンの原点?のように見えました。
メダマンには、飛行能力や変身能力がある他、「キエロ、キエレ、キエリ」と言う呪文で姿を消すこともできます。下向きの三角形の頭を上向きに変えることもできるようです。その姿を見ると、頭を変形させることによって感情の起伏を表していたバッテンロボ丸を思い出しました。アマノジャクは、弱点の呪文を聞くと、ロボコンのロボパーみたいに体がバラバラになってしまいます。赤い体操帽をかぶるミーラ男はくいしん坊でそれ以外にこれと言った能力はなく、マッサラは、皿のオバケで、話の語尾に「サラー」をつける口癖がある。アズキアライは、時々ロビンちゃんのように突然バレエを踊り出します。そして、この作品のオバケの中で一番インパクトがあったのがうみぼうず。転倒すると口から金魚やザリガニを吐き出します。オバケのくせに人間を極端に怖がっている姿も中々面白いです。

「人間こわいなあ~ドボドボドボ・・・」
東映不思議コメディーシリーズの一つと数えてもいいぐらい内容は充実しているし、騒動の描き方も強烈で面白い。とくに印象に残ったのは、「おバケの子守唄だぞ!」と言う話。ひょんなことからメダマンが赤ん坊の面倒を見ることになり、オバケのミルクを飲ませたために、赤ん坊が体だけ大人になってしまってそこから大騒動が巻き起こるのですが、このエピソードだけは子供番組の領域を超えて、かなりのハレンチテイストでしたね(苦笑)。「つげぐちわるくち犬の口」は、メダマンが子供達の口げんかを止めるために、カンニンブクロを使ったり、犬と子供達たちの声を交換して、犬のように口をきけなくしてしまうお話。カンニンブクロってドラえもんの道具にもありましたね。団地のベランダで花火をしている子供達の姿が映っていましたが、当時は、ベランダで花火をする子供が結構いたのでしょうかね・・・。
テレビ放送から31年ぶりにVシネマで新作が公開された『宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION』。宇宙刑事シリーズでは、シャイダーは放送当時に劇場版が2本公開されていましたが、ギャバンとシャリバンは結局劇場版は製作されなかった。しかし、2012年に生誕30周年を記念してギャバンの初の劇場版が公開され、残るはシャリバンのみとなった。今か今かと待ち構えておったのですが、ようやくVシネマで新作が実現。個人的には、やはり主人公は伊賀電で、テレビシリーズのストーリーに沿ったイガ星で活躍するシャリバンのその後の姿を見たかったのですが、30年ぶりの復活ともあってか、どうやらそういうわけにもいかなかったようで、シャリバンは、ギャバンと同じく2代目にバトンタッチされ、テレビシリーズとは異なるオリジナルのストーリーが展開されていました。
シャリバンのスーツのデザインは、2代目ギャバンのように目の色やボディの一部に変更などもなく、テレビシリーズの時と全く同じだったのが逆に驚いた。ただ、スーツ作りの技術の向上で、戦闘時も常にメタリック感のあるテカテカのボディになり、一段とカッコ良くなった。初代シャリバンの伊賀電も登場したので、ギャバンと同じく、初代と2代目のW赤射が見られるか?と思ったが、シャリバンでは残念ながらそれは実現ならず・・・。2代目シャリバンの日向快は、極めてクールな印象で、もう少し初代のような熱さも欲しかったが、初代との違いを出すためあえてクールなキャラに設定されたのでしょうね。ストーリー的には、初代シリーズを踏襲しつつもややサスペンス色が強く、敵がチンピラ風味だったり、クラブが出てきたり、やたら流血シーンが多かったりと、いかにもVシネマのヤクザ作品を彷彿とさせる演出が目立っていた。
やや大人を意識しすぎというか、テレビでシャリバンを見ていた当時のファンが自分も含めてかなり高めの(苦笑)年齢になったので、それに合わせたドラマ作りになったのでしょうが、もう少し子供にも見やすい感じでも良かったのではと思いました。しかし、そもそもシャリバンは初代のシリーズから子供にはやや理解しにくいハードなストーリーが多かったし、心霊、幻覚、念動力、エクトプラズムなどの描写も激しかったので、それらを考えると、今回の新作の内容は理解できるし、スピード感のある打撃系のアクション演出も見応え十分だった。
ところで、クライマックスのクラブのシーンで、大勢いる客の中に、気になる人物を見かけた。どこかで見たことのあるあの仮面・・・もしや???80年代のメタルヒーローに夢中になった方ならすぐにおわかりになったと思いますが、「時空戦士スピルバン」の戦闘員「キンクロン」がなんと客の中に紛れ込んでいたのです。このような遊び心のある演出は、特撮の醍醐味の一つでもありますよね。そう言えば、他の作品でも時々このような事象を見かけます。例えば「特警ウインスペクター」の「哀しみの最強ロボ」と言うエピソードに登場したブライアンの顔は、「巨獣特捜ジャスピオン」の敵幹部だったマッドギャランとそっくり。所謂「着ぐるみ流用」てやつですね。他にも色々見かけましたね。
●特捜ロボジャンパーソン「GG荒野に散る」に登場する殺人ロボットの一体→「星雲仮面マシンマン」の敵怪人・鉄人モンス
ちなみに胴体は、「特救指令ソルブレイン」のソルドーザーの胴体を流用していたとのこと。
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●特捜ロボジャンパーソン「衝撃!! 処刑の街」の回想シーンに登場するロボット→「超電子バイオマン」のピーボ
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ジャンパーソンには赤塗りにされて登場していた。
●ブルースワット「襲来!! 殺人昆虫」に登場したマザーブラハム→「超新星フラッシュマン」の敵兵士・ゾロー
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そう言えば、シャリバンの新作に出ていた宇宙刑事エステバンも、ギャバンブートレグを金色に塗り替えての流用でしたね。
円谷プロと言えば真っ先にウルトラマンシリーズを思い浮かべますが、ウルトラQやウルトラマンが放送されていた半世紀前の1966年にもう一つ有名な特撮作品を製作していました。それは、『怪獣ブースカ』。

「僕、ブースカです!!」
ウルトラQのあるエピソードを元に作られたコメディ作品で、ずんぐりした体型の怪獣ブースカが子供達と共にはちゃめちゃな騒動を巻き起こす。発明好きの少年の屯田大作くんが飼っていたペットのイグアナに「クロパラ」と呼ばれる栄養剤を与えたところ突然変異を起こして怪獣ブースカを誕生させた。愛嬌のあるルックス、舌っ足らずな喋り方をし、「バラサ、バラサ」や「シオシオノパー」など、独特の言葉で感情を表現する。1966年と言うことで、ウルトラQと同じくこの作品もモノクロ撮影(ウルトラQは最近カラー化されたようですが)。一応この作品ギャグ路線の明るい作風なんですが、モノクロ映像のせいか、どことなく不気味さもあって最初見た時はSFホラーっぽい印象を受けた。同じ時代に実写化された忍者ハットリくんもモノクロの薄暗い映像とハットリくんの顔が怖すぎて、ホラーテイストな雰囲気がありましたが(苦笑)、ブースカは怪獣ながらも可愛らしいのでハットリくんほどの不気味さは感じなかったです。
ブースカの舌っ足らずな喋り方はとても愛嬌があって可愛らしいのですが、ブースカの声は、サザエさんの初代カツオの高橋和枝さんが担当されていました。ブースカでは主題歌も歌われていたんですね。「シオシオノパー」って言葉の響きとどことなく似ているのが、「ショックのパー」。ロボコンに出てくるロボパーと言うロボットがこの言葉を発すると、体がバラバラになってしまうというブラックテイストなギャグ描写がありましたが、今やったらうるさいんだろうなあ(苦笑)。
ブースカの大好物はラーメン。ラーメン大好き小池さんもびっくりするほど大量のラーメンを食い上げます。そう言えば、ジェットマンのあるエピソードにカップ麺の姿をした怪人が出ていたが、ブースカならその怪人も食べ尽くしてしまうでしょうね。ブースカの頭には、「ブー冠」と呼ばれる三本の角があり、これを暖めると頭が良くなり、冷やすと幼稚園児レベルに頭が悪くなってしまうそうです。ブー冠には「ブースカニウム」という物質を作る能力があり、これをエネルギー源にブースカは超能力を使っていますが、ブー冠が取れてしまうと超能力が使えなくなります。ウルトラセブンのアイスラッガーみたいですね。

「僕、チャメゴン!!」
シリーズ後半には、「チャメゴン」と言う名のブースカの弟が登場します。チャメゴンは、大作くんが発明した「物体電送構成装置」によってリスと宇宙生物の原子を合成して作られた宇宙快獣。なので、兄弟にも関わらずブースカとは、全く似ていません。クルミを食べるといろんなものに変身できるそうです。苦手ものは、ハットリくんと同じく蛙だそうです。猫やキツネじゃないんですね。ちなみにチャメゴンの声は、ハットリくんの声をやっていた堀絢子さんが担当していました。
東映のロボコンや不思議コメディシリーズ(ロボット8ちゃん、バッテンロボ丸など)の原点のようにも見えるブースカですか、最終回は、ブースカとチャメゴンが人類の未来のため、カミナリ博士が開発したロケットに乗り込んで、宇宙へ旅立ちます。カミナリ博士役は、ロボコンでおまわりさん役をやっていた由利徹氏。冒頭の場面でロケット打ち上げの実況をしているのは、ウルトラクイズの司会者だった福留功男氏。そうか、ブースカは日本テレビで放送されていたのか。日本テレビで特撮と言えば、マシンマン、バイクロッサー、サイバーコップぐらいしか思い浮かばなかったが、この頃から特撮番組を放送していたんですね。
ブースカ達は、20日間の宇宙の旅をするつもりになっていますが、宇宙の一日は地球の一年に相当するらしく、今度ブースカ達が地球に戻ってくる時、地球は20年後の未来になっている。ブースカと一緒に遊んでいた子供達も立派な大人になっているわけで、ブースカ達から見れば、それはもう別世界にいるような気分になるでしょう。当時から数えて20年後と言うと、1986年になりますが、あの頃の子供達はファミコンに夢中になっていたし、60年代の子供達のように、外で自由奔放に遊んでいる子もいたにはいたけど、そういう光景が少しずつ失われ始めていた時代だったかもしれませんね。そして、半世紀近く経った今は、保護者同伴でないと公園でさえまともに遊べなくなっている。ブースカ達がこんな地球の姿を見たらさぞ悲しむことでしょうね。結構深いメッセージ性を持った最終回、色々考えさせられました。
それにしても小学生ながら物体電送構成装置のようなもの発明してしまう大作くん天才過ぎ(苦笑)。ブランドル博士もびっくり。そんな子いたら友達になりたい。こんな装置あるなら、犬か猫の原子でブースカのお母さんも作ってあげれば良かったのにね(苦笑)。
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